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1-4 魔法、使っちゃいました☆
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「ではまず、なぜ君たち2人を召喚したのかを説明するために、この世界で最近起きていることを話そう。半年ほど前、いきなり次元に穴を開けて魔王と自称する奴がこの世界に攻めてきた。そして、そいつが現れたのと同じ穴から次々と魔物が出てきて、近くにいた民衆をさらっていったんだ。そしてその魔王という奴がこう言ってきたんだ、
まだだ、まだ足りない。しかし、征服の時は近い。準備ができたらまた来てやろう。
そう言ってすぐに次元の穴に入って消えてしまった。それ以降、同じような次元の穴が各地で見られるようになってな、そこから魔物が出てきてどんどん人々を攫っていって奴らの巣へ連れて行かれたんじゃ。もちろん我々も抵抗したんじゃが私を含めた領主達以外全く歯が立たなかったのだ…。そこでじゃ、魔王が他の次元から来たというなら、我々も他の次元から助けを呼ぼうでは無いかと、思い研究を始め、やっとの事で召喚できたのが君たち2人と言う訳だ。」
どうやら俺たち2人はこの王様にとっては唯一の希望らしい。それに、魔王による人攫いが起きたのが半年前というのが、神隠しの起きた時期と同じらしく、どうも引っかかる。
俺もクレハも悩みながら話を聞く
「そして奴らは次元の穴を囲むように巣を作り、そこから無限に魔物が湧いてくる事から、我々はそれをダンジョンと呼んでいる。そして、我々は近々、攫われてしまった人々を救いにダンジョンを攻略しに行こうと考えておる。どうじゃ?君たち2人も共にこの世界で戦わないか?もちろん無防備で、とは言わない。ある程度の武器や防具などはこちらから出そう。どうだ?いい話では無いか?」
いきなり戦えと言われても、俺たちにできる訳が無い。しかし、日本に帰る方法もない。
俺は今、何をすることが正解なのだろうか……
そう思ってクレハの方を見ると、真面目な顔でこっちを見ている。こういう時のクレハはすでに答えが決まっている時だ。
俺からは答えは出ない。ならばクレハに任せよう。そう思い俺はクレハに「頼むぞ」と合図する。
クレハからは「了解」の合図が送られた。
するとクレハは大きく息を吸い込んで冷静モードへ以降。そして喋り出す
「私達はここで戦う事を嫌だとは思いません。しかし、私たちは今までに戦う訓練もしたことありませんし、特別な力を持っている訳ではありません。なので、足を引っ張ってしまう可能性があります。」
すると四季王がニヤッと笑い、待っていたと言わんばかりに話しだす
「ほっほっ案ずるな。君たちの世界の住人はどうやらこの世界の人々よりもあらゆる能力が優れているようでな、きっと、それぞれの国の領主達と同じくらいの力を持っているだろう。」
「領主ですか?」
初めて聞く言葉に俺たち2人は戸惑い質問した
「そうだな……その前に、この世界の国について説明する。
この世界には、春の国、夏の国、秋の国、冬の国、四季の国
この5つの国があり、それぞれの国ごとに領主がいて、その国の人はそれぞれ得意な属性魔法が使える。春の国は大地。夏の国は水。秋の国は火、冬の国は風。四季の国には様々な国の者が集まってくる故、特に決まった属性は無いが、それぞれの魔法を使える者がいる。
先代の四季王や、私は複数持ちと言って、複数の属性の魔法が使えるんじゃが、その能力が珍しすぎたからなのか、あまり快く思わない者もいてな、先代はよく災いの元やら悪魔の子やらと罵声を浴びせられたそうじゃ。
挙げ句の果てには自分の産んだ子供でさえ複数持ちと分かったらその場で殺してしまうという輩も増えてしまってな。今では魔法を使える子供も減ってしまったのじゃ……。
魔法とは別に、能力と呼ばれる物もあってだな。これは能力を所持している人と所持していない人がいる。また、能力の内容もバラバラで、人それぞれで能力が変わり、戦い方や魔法の癖などもこれで決まってくるんじゃ。
そして、領主について。春の国の領主はアースメル。夏の国の領主はミネライド。秋の国の領主はファイラス。冬の国の領主はウィンジャー。それぞれ、なかなかの属性魔法の使い手だ。
きっと君たち2人は彼らと同じほどの魔法を扱えて、能力にも恵まれていることだろう。試しに目を閉じて意識を集中させてみたら分かるさ」
そう言われて俺とクレハは目を閉じて意識を集中させる。
「自分の意識の中にどんなイメージが生まれたのか、そしてそのイメージこそが君たちの属性のはずじゃ」
俺は目を閉じて集中する。そして自分の中にあるはずのイメージを探る。
「あっ!」
となりでクレハが驚きの声を上げる。
目を開き見てみると、クレハの開いた手の上に小さいながらも赤い炎が強く燃えていた
「これが、私の魔法!レイ!見て見て!すっごい綺麗だよ!」
「さすが転移者。飲み込みがとても早い様で安心したよ。最近はこれすらも出来ない人が居るからな。ところで青年はどうじゃ?」
クレハの炎に見とれていたが、俺には全くできなかった。目を閉じて集中しても何をしても何も感じない。俺には才能がないのだろうか
「俺は……どうやら魔法には向いてないようだ」
「ほっほっまだこの世界に慣れていないだけかもしれないな、毎日練習すればいつかは出来るようになるさ」
俺が珍しくしょんぼりしているとクレハが俺の手を握ってきた
「何言ってるのよ!ここであきらめるなんてレイらしくないぞ。ほら私も一緒にやってあげるから!」
そう言われクレハに手を握られながらもう一度集中する。
すると!
4色の炎が俺達を中心に回り始めた。
赤、青、黄色、緑。まるで、地水火風すべての属性を俺たちに見せるように回っていた。
そして俺が腕を伸ばして手を開くとすべての炎が俺の手に集まってきて虹色の光を放つ
そして俺が光を握る様に手を閉じると同時にまばゆい光が辺りを包み込むが、俺は光に耐え切れず目を閉じた。
光が収まったことを確認して目を開くと四季王が驚いた顔でこっちを見ていた
「ま、まさか君は!複数持ちなのか!しかも今の4色の炎に最後の光!ハッハッハ!さすがは転移者という事か!」
気がつけば周りで食事をしていた人たちは俺たちを中心に円を囲むように並んでいて、何故か拍手を送っていた。しかもその拍手の対象は俺たちだ。
状況が理解できずにクレハと目を合わせる
「クレハ、一体何が起こったんだ?」
「私にも分かんないけど私の中にレイの力が流れ込んできたみたいで……あ、あと綺麗だった!」
俺が不思議な顔で困惑していると、四季王は若返ったかのような笑顔で笑っていた
「四季王、これはどういう事ですか?」
「ハッハッハ!今君が使った魔法は大地、水、火、風のこの4つと、すべての属性が混ざってできる光魔法なんだ。つまり君は私と同じ力を持った複数持ちという事だ!」
周りの人達は歓喜の声を上げているが、俺たちにとってはそれが何を意味するのかがわからない。
それに、クレハの力を借りなければ俺には魔法すらも使えないという事だ。
「レイ!やったね!わたし炎出しただけなのに綺麗な光まで出しちゃうなんてびっくり!」
「よく言うよ。俺はクレハの力を借りるまでは何もできなかったんだ。つまりそれは今の光を出したのはクレハと言っても違わないという事だ」
俺は自分だけだと何もできなかった事に不貞腐れている。そこに四季王が話しかけてきた
「転移者レイ!素晴らしいぞ!先代四季王の血が混ざっていないというのに、すべての属性とそれを合わせた光魔法まで発動させるとは!」
そう言うと四季王はマントに隠れていた右腕を宙に振るう。
すると、先ほど見たものと同じような4色が浮かんでいた。しかし、それは炎ではなく宝石のように見えた。赤の宝石、青の宝石、黄色の宝石、緑の宝石。それぞれが煌びやかに宙に浮いている。
「これは、先代四季王から伝えられた能力。すべての属性を操る能力だ。君たちが使ったのは不完全だが、いずれこの形の魔法が出せるようになるだろう。しかしレイよ。何故1人の時に発動しなかったんじゃ?」
隣でクレハも四季王と同じように首を傾げている。
俺はクレハがいない時に集中しても全くと言っていいほど力を感じなかった。しかし、今ならさっきつかんだ感覚を思い出しながら出来るかもしれない。
俺は再び目を閉じて意識を集中させる。
「集中…集中……集中…………」
「レイ?」
「魔法が発動しない?それに、さっきと比べて全くと言っていいほど力を感じない。どうしたんじゃ?」
俺は疲れ切って目を開く。
「ダメだ……やっぱり優秀なのはクレハなんだ……俺は1人だと何もできないんだよ。つまり、さっきの光を出したのもクレハだっていう事だ」
ふと頭に過ぎったこの言葉「無能力者」。ふふ…そうか。俺は無能力者なのか…。次第に目の前が真っ暗になり、前が見えなくなってだんだんと体の力が抜けていく。
「ちょっ!レイ!レイ!起きて!レイ」
やがて聴覚も薄れていってクレハの声も聞こえなくなった。
まだだ、まだ足りない。しかし、征服の時は近い。準備ができたらまた来てやろう。
そう言ってすぐに次元の穴に入って消えてしまった。それ以降、同じような次元の穴が各地で見られるようになってな、そこから魔物が出てきてどんどん人々を攫っていって奴らの巣へ連れて行かれたんじゃ。もちろん我々も抵抗したんじゃが私を含めた領主達以外全く歯が立たなかったのだ…。そこでじゃ、魔王が他の次元から来たというなら、我々も他の次元から助けを呼ぼうでは無いかと、思い研究を始め、やっとの事で召喚できたのが君たち2人と言う訳だ。」
どうやら俺たち2人はこの王様にとっては唯一の希望らしい。それに、魔王による人攫いが起きたのが半年前というのが、神隠しの起きた時期と同じらしく、どうも引っかかる。
俺もクレハも悩みながら話を聞く
「そして奴らは次元の穴を囲むように巣を作り、そこから無限に魔物が湧いてくる事から、我々はそれをダンジョンと呼んでいる。そして、我々は近々、攫われてしまった人々を救いにダンジョンを攻略しに行こうと考えておる。どうじゃ?君たち2人も共にこの世界で戦わないか?もちろん無防備で、とは言わない。ある程度の武器や防具などはこちらから出そう。どうだ?いい話では無いか?」
いきなり戦えと言われても、俺たちにできる訳が無い。しかし、日本に帰る方法もない。
俺は今、何をすることが正解なのだろうか……
そう思ってクレハの方を見ると、真面目な顔でこっちを見ている。こういう時のクレハはすでに答えが決まっている時だ。
俺からは答えは出ない。ならばクレハに任せよう。そう思い俺はクレハに「頼むぞ」と合図する。
クレハからは「了解」の合図が送られた。
するとクレハは大きく息を吸い込んで冷静モードへ以降。そして喋り出す
「私達はここで戦う事を嫌だとは思いません。しかし、私たちは今までに戦う訓練もしたことありませんし、特別な力を持っている訳ではありません。なので、足を引っ張ってしまう可能性があります。」
すると四季王がニヤッと笑い、待っていたと言わんばかりに話しだす
「ほっほっ案ずるな。君たちの世界の住人はどうやらこの世界の人々よりもあらゆる能力が優れているようでな、きっと、それぞれの国の領主達と同じくらいの力を持っているだろう。」
「領主ですか?」
初めて聞く言葉に俺たち2人は戸惑い質問した
「そうだな……その前に、この世界の国について説明する。
この世界には、春の国、夏の国、秋の国、冬の国、四季の国
この5つの国があり、それぞれの国ごとに領主がいて、その国の人はそれぞれ得意な属性魔法が使える。春の国は大地。夏の国は水。秋の国は火、冬の国は風。四季の国には様々な国の者が集まってくる故、特に決まった属性は無いが、それぞれの魔法を使える者がいる。
先代の四季王や、私は複数持ちと言って、複数の属性の魔法が使えるんじゃが、その能力が珍しすぎたからなのか、あまり快く思わない者もいてな、先代はよく災いの元やら悪魔の子やらと罵声を浴びせられたそうじゃ。
挙げ句の果てには自分の産んだ子供でさえ複数持ちと分かったらその場で殺してしまうという輩も増えてしまってな。今では魔法を使える子供も減ってしまったのじゃ……。
魔法とは別に、能力と呼ばれる物もあってだな。これは能力を所持している人と所持していない人がいる。また、能力の内容もバラバラで、人それぞれで能力が変わり、戦い方や魔法の癖などもこれで決まってくるんじゃ。
そして、領主について。春の国の領主はアースメル。夏の国の領主はミネライド。秋の国の領主はファイラス。冬の国の領主はウィンジャー。それぞれ、なかなかの属性魔法の使い手だ。
きっと君たち2人は彼らと同じほどの魔法を扱えて、能力にも恵まれていることだろう。試しに目を閉じて意識を集中させてみたら分かるさ」
そう言われて俺とクレハは目を閉じて意識を集中させる。
「自分の意識の中にどんなイメージが生まれたのか、そしてそのイメージこそが君たちの属性のはずじゃ」
俺は目を閉じて集中する。そして自分の中にあるはずのイメージを探る。
「あっ!」
となりでクレハが驚きの声を上げる。
目を開き見てみると、クレハの開いた手の上に小さいながらも赤い炎が強く燃えていた
「これが、私の魔法!レイ!見て見て!すっごい綺麗だよ!」
「さすが転移者。飲み込みがとても早い様で安心したよ。最近はこれすらも出来ない人が居るからな。ところで青年はどうじゃ?」
クレハの炎に見とれていたが、俺には全くできなかった。目を閉じて集中しても何をしても何も感じない。俺には才能がないのだろうか
「俺は……どうやら魔法には向いてないようだ」
「ほっほっまだこの世界に慣れていないだけかもしれないな、毎日練習すればいつかは出来るようになるさ」
俺が珍しくしょんぼりしているとクレハが俺の手を握ってきた
「何言ってるのよ!ここであきらめるなんてレイらしくないぞ。ほら私も一緒にやってあげるから!」
そう言われクレハに手を握られながらもう一度集中する。
すると!
4色の炎が俺達を中心に回り始めた。
赤、青、黄色、緑。まるで、地水火風すべての属性を俺たちに見せるように回っていた。
そして俺が腕を伸ばして手を開くとすべての炎が俺の手に集まってきて虹色の光を放つ
そして俺が光を握る様に手を閉じると同時にまばゆい光が辺りを包み込むが、俺は光に耐え切れず目を閉じた。
光が収まったことを確認して目を開くと四季王が驚いた顔でこっちを見ていた
「ま、まさか君は!複数持ちなのか!しかも今の4色の炎に最後の光!ハッハッハ!さすがは転移者という事か!」
気がつけば周りで食事をしていた人たちは俺たちを中心に円を囲むように並んでいて、何故か拍手を送っていた。しかもその拍手の対象は俺たちだ。
状況が理解できずにクレハと目を合わせる
「クレハ、一体何が起こったんだ?」
「私にも分かんないけど私の中にレイの力が流れ込んできたみたいで……あ、あと綺麗だった!」
俺が不思議な顔で困惑していると、四季王は若返ったかのような笑顔で笑っていた
「四季王、これはどういう事ですか?」
「ハッハッハ!今君が使った魔法は大地、水、火、風のこの4つと、すべての属性が混ざってできる光魔法なんだ。つまり君は私と同じ力を持った複数持ちという事だ!」
周りの人達は歓喜の声を上げているが、俺たちにとってはそれが何を意味するのかがわからない。
それに、クレハの力を借りなければ俺には魔法すらも使えないという事だ。
「レイ!やったね!わたし炎出しただけなのに綺麗な光まで出しちゃうなんてびっくり!」
「よく言うよ。俺はクレハの力を借りるまでは何もできなかったんだ。つまりそれは今の光を出したのはクレハと言っても違わないという事だ」
俺は自分だけだと何もできなかった事に不貞腐れている。そこに四季王が話しかけてきた
「転移者レイ!素晴らしいぞ!先代四季王の血が混ざっていないというのに、すべての属性とそれを合わせた光魔法まで発動させるとは!」
そう言うと四季王はマントに隠れていた右腕を宙に振るう。
すると、先ほど見たものと同じような4色が浮かんでいた。しかし、それは炎ではなく宝石のように見えた。赤の宝石、青の宝石、黄色の宝石、緑の宝石。それぞれが煌びやかに宙に浮いている。
「これは、先代四季王から伝えられた能力。すべての属性を操る能力だ。君たちが使ったのは不完全だが、いずれこの形の魔法が出せるようになるだろう。しかしレイよ。何故1人の時に発動しなかったんじゃ?」
隣でクレハも四季王と同じように首を傾げている。
俺はクレハがいない時に集中しても全くと言っていいほど力を感じなかった。しかし、今ならさっきつかんだ感覚を思い出しながら出来るかもしれない。
俺は再び目を閉じて意識を集中させる。
「集中…集中……集中…………」
「レイ?」
「魔法が発動しない?それに、さっきと比べて全くと言っていいほど力を感じない。どうしたんじゃ?」
俺は疲れ切って目を開く。
「ダメだ……やっぱり優秀なのはクレハなんだ……俺は1人だと何もできないんだよ。つまり、さっきの光を出したのもクレハだっていう事だ」
ふと頭に過ぎったこの言葉「無能力者」。ふふ…そうか。俺は無能力者なのか…。次第に目の前が真っ暗になり、前が見えなくなってだんだんと体の力が抜けていく。
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