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第十一話
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ミナミが転生してもうすぐ一ヶ月が経とうとしていた。
出獄の期限が刻々と迫り、ミナミはソワソワ落ち着かないでいた。
普通の囚人ならここは喜ぶべきところかも知れないが、ここはミナミにとって異世界。
出たら学生の年齢であるミナミは休む間もなく子作りさせられることが決まっている。
(フェリックスまだかな……)
あれからフェリックスは時々ミナミに会いに来てくれたが、国外脱出の手がかりとなる有効な情報は話してはくれなかった。
少子化が進むこの国から貴重な人材を手放すのはやはり難しいのだろうし、国外脱出はイコール頼りになるフェリックスとの別れでもある。
そう考えると、今や逃げたいのか逃げたくないのか、ミナミは自分でも分からなくなってきた。
だが、理想とする生活はあった。
ミナミはフェリックスを待ちわびながら、それを妄想した。
広いのどかな田舎町で、小麦が黄金色に輝いているの。
周りには短く整えらた草原が広がっていて、木と木の間に張られた弦。
それに吊るされた真っ白な洗濯物は、春の風に優雅にたなびいて空に舞うのよ。
パンが焼き上がると子どもたちが寄ってきて、旦那様が帰ってきて、「うわー! おいしそうー!」って顔を綻ばせて……
「どうした? いいことあったか?」
「ぎゃー!! だ、旦那様!」
「旦那様?」
ここのところ、フェリックスは夕方にいつもミナミに会いに来てくれている。
今日もまた、女の子に貰ったという菓子をポケットに忍ばせている。
二人は夕食前の僅な時間に話をするのが定番となっていた。
「何の想像してたんだ? メイドとご主人様か?」
「ち、違うよ、そんなんじゃないって」
フェリックスは柵越しにミナミに話かける。
フェリックスがもらったものをミナミが頂くのはほんの少し罪悪感があるが、菓子をはんぶんこして食べるこの時間が好きで、いつしか楽しみになっていた。
フェリックスは小袋を観音開きし、ポケットの中で砕けてしまった焼き菓子を、トントンと角を叩き一ヵ所に寄せ集めた。
「あぁ、粉々になっちゃったかな。あーんして」
フェリックスは粉薬を飲ませるようにミナミの口元にそれを近づける。
ポロポロになった破片が、少しずつ口の中へ注がれて舌上に甘味が広がっていく。
こんなときだが、ミナミは外部の人間から無理矢理男性器を咥えさせられたことを思い出した。
あのときは気持ち悪いだけだったのに、今日はなんだか淫らなことをしているような気がする。
見られちゃ恥ずかしいことなんてしてないのに、恥ずかしいことしてるときより恥ずかしい。
「子どもじゃないんですから」
ミナミが照れ隠しにそう言うと、フェリックスは目を細めた。
「ミナミが小さいからだろう。子どもみたいじゃないか」
「それはそっちが大きいだけです! 私の国だったら私みたいな子はざらにいます! そりゃあ、大きい方じゃないですけど、百六十四センチくらい欲しかったですけど」
「やっぱり小さいんじゃないか」
二人は笑い声を響かせて語りあった。
この世界のこと、ミナミの世界の常識では考えられないことがたくさんだった。
本に書かれていることはやはり事実で、精液信仰による男尊女卑の考えは根強そうだったが、お年寄りをはじめミナミの価値観のような人も多いという。
「ミナミはあなたとのセッ……で、何故妊娠しなかったと思います?」
「それは俺に問題があるからだろう?」
「それも一理あるんですけど、あの場合は相手が誰でも妊娠できなかったんですよ」
「どういうことだ?」
この国は精液に重きを置いている割に、卵子とかホルモンとか、女性に関しての知識がまるで足りていないのである。
女性の身体の外側、胸や外性器の大きさなんかは測るそうだが、肝心な部分が欠けている。
妊娠しやすい期間があって、そこを狙えば現状のように乱交のようなことしなくてもいいのに、研究が進んでないのか、する気がないのか。
どちらにせよ無駄に子種を出しすぎなのは確かである。
「生理はなんの為にあるか分かりますか?」
「あぁ、あの出血。リセットする為だろう?」
(おや? いいぞ? )
「子孫を残す為に待っていることしかできない女側は、神様が罰として出血させるんだ。"早く妊娠しないと出血させるぞ、腹痛も起こさせる。嫌ならば子を宿すべきだ"って。その間隔が一ヶ月。罰を与えると怒りが鎮まって神の怒りがリセットされる」
「……」
ここまでいくと怪しい新興宗教そのもので、ミナミは苦笑いした。
大の大人が真剣に信じているのだから、洗脳というのは恐ろしい。
まずは身近な人から解いてあげるべきか……洗脳を解くのは親や子でもとても難しいけれど。
「生理のとき女の子はどうしてるんですか? 小屋みたいなところに集まって祈りを捧げたり?」
「いや、基本的にはホールで公開自慰をする。手で掻き出して出血を一秒でも早く終わらせ、早く子を宿せるようにする為だ。ミナミは……嫌がりそうだな」
「当たり前ですよ! だいたい見られる必要がどこにあるんですか!」
男の眼差しは神の御加護作用があるから、などとのたわりそうで恐ろしい。
何かを言い出す前に、ミナミはフェリックスの口を手で塞いだ。
知れば知るほどこの世界が恐ろしくなってくるけれど、牢を出る日はすぐそこまで迫っている。
ミナミはうつむいた。
手のひらに、フェリックスの柔らかい唇が当たっている。
「ミナミ……ごめんな……力になれなくて」
蚊の鳴く声でフェリックスは呟いた。
彼なりに努力してくれているのは知っているが、何分この世界では子無しの出来損ないと呼ばれている男だ。
様々な雑用や補習で、ミナミに割ける時間は限られているのだろう。
それでも自分のことを思っていてくれることに、嬉しさや申し訳なさが募る。
「フェリックスさん……」
フェリックスの頬に、手を当てた。
瞬間、静まり返った室内に、何人かの話し声が聞こえてきた。
フェリックスはビクッと肩を震わせ、咄嗟にミナミの影になった。
「しっ! 静かに!」
出獄の期限が刻々と迫り、ミナミはソワソワ落ち着かないでいた。
普通の囚人ならここは喜ぶべきところかも知れないが、ここはミナミにとって異世界。
出たら学生の年齢であるミナミは休む間もなく子作りさせられることが決まっている。
(フェリックスまだかな……)
あれからフェリックスは時々ミナミに会いに来てくれたが、国外脱出の手がかりとなる有効な情報は話してはくれなかった。
少子化が進むこの国から貴重な人材を手放すのはやはり難しいのだろうし、国外脱出はイコール頼りになるフェリックスとの別れでもある。
そう考えると、今や逃げたいのか逃げたくないのか、ミナミは自分でも分からなくなってきた。
だが、理想とする生活はあった。
ミナミはフェリックスを待ちわびながら、それを妄想した。
広いのどかな田舎町で、小麦が黄金色に輝いているの。
周りには短く整えらた草原が広がっていて、木と木の間に張られた弦。
それに吊るされた真っ白な洗濯物は、春の風に優雅にたなびいて空に舞うのよ。
パンが焼き上がると子どもたちが寄ってきて、旦那様が帰ってきて、「うわー! おいしそうー!」って顔を綻ばせて……
「どうした? いいことあったか?」
「ぎゃー!! だ、旦那様!」
「旦那様?」
ここのところ、フェリックスは夕方にいつもミナミに会いに来てくれている。
今日もまた、女の子に貰ったという菓子をポケットに忍ばせている。
二人は夕食前の僅な時間に話をするのが定番となっていた。
「何の想像してたんだ? メイドとご主人様か?」
「ち、違うよ、そんなんじゃないって」
フェリックスは柵越しにミナミに話かける。
フェリックスがもらったものをミナミが頂くのはほんの少し罪悪感があるが、菓子をはんぶんこして食べるこの時間が好きで、いつしか楽しみになっていた。
フェリックスは小袋を観音開きし、ポケットの中で砕けてしまった焼き菓子を、トントンと角を叩き一ヵ所に寄せ集めた。
「あぁ、粉々になっちゃったかな。あーんして」
フェリックスは粉薬を飲ませるようにミナミの口元にそれを近づける。
ポロポロになった破片が、少しずつ口の中へ注がれて舌上に甘味が広がっていく。
こんなときだが、ミナミは外部の人間から無理矢理男性器を咥えさせられたことを思い出した。
あのときは気持ち悪いだけだったのに、今日はなんだか淫らなことをしているような気がする。
見られちゃ恥ずかしいことなんてしてないのに、恥ずかしいことしてるときより恥ずかしい。
「子どもじゃないんですから」
ミナミが照れ隠しにそう言うと、フェリックスは目を細めた。
「ミナミが小さいからだろう。子どもみたいじゃないか」
「それはそっちが大きいだけです! 私の国だったら私みたいな子はざらにいます! そりゃあ、大きい方じゃないですけど、百六十四センチくらい欲しかったですけど」
「やっぱり小さいんじゃないか」
二人は笑い声を響かせて語りあった。
この世界のこと、ミナミの世界の常識では考えられないことがたくさんだった。
本に書かれていることはやはり事実で、精液信仰による男尊女卑の考えは根強そうだったが、お年寄りをはじめミナミの価値観のような人も多いという。
「ミナミはあなたとのセッ……で、何故妊娠しなかったと思います?」
「それは俺に問題があるからだろう?」
「それも一理あるんですけど、あの場合は相手が誰でも妊娠できなかったんですよ」
「どういうことだ?」
この国は精液に重きを置いている割に、卵子とかホルモンとか、女性に関しての知識がまるで足りていないのである。
女性の身体の外側、胸や外性器の大きさなんかは測るそうだが、肝心な部分が欠けている。
妊娠しやすい期間があって、そこを狙えば現状のように乱交のようなことしなくてもいいのに、研究が進んでないのか、する気がないのか。
どちらにせよ無駄に子種を出しすぎなのは確かである。
「生理はなんの為にあるか分かりますか?」
「あぁ、あの出血。リセットする為だろう?」
(おや? いいぞ? )
「子孫を残す為に待っていることしかできない女側は、神様が罰として出血させるんだ。"早く妊娠しないと出血させるぞ、腹痛も起こさせる。嫌ならば子を宿すべきだ"って。その間隔が一ヶ月。罰を与えると怒りが鎮まって神の怒りがリセットされる」
「……」
ここまでいくと怪しい新興宗教そのもので、ミナミは苦笑いした。
大の大人が真剣に信じているのだから、洗脳というのは恐ろしい。
まずは身近な人から解いてあげるべきか……洗脳を解くのは親や子でもとても難しいけれど。
「生理のとき女の子はどうしてるんですか? 小屋みたいなところに集まって祈りを捧げたり?」
「いや、基本的にはホールで公開自慰をする。手で掻き出して出血を一秒でも早く終わらせ、早く子を宿せるようにする為だ。ミナミは……嫌がりそうだな」
「当たり前ですよ! だいたい見られる必要がどこにあるんですか!」
男の眼差しは神の御加護作用があるから、などとのたわりそうで恐ろしい。
何かを言い出す前に、ミナミはフェリックスの口を手で塞いだ。
知れば知るほどこの世界が恐ろしくなってくるけれど、牢を出る日はすぐそこまで迫っている。
ミナミはうつむいた。
手のひらに、フェリックスの柔らかい唇が当たっている。
「ミナミ……ごめんな……力になれなくて」
蚊の鳴く声でフェリックスは呟いた。
彼なりに努力してくれているのは知っているが、何分この世界では子無しの出来損ないと呼ばれている男だ。
様々な雑用や補習で、ミナミに割ける時間は限られているのだろう。
それでも自分のことを思っていてくれることに、嬉しさや申し訳なさが募る。
「フェリックスさん……」
フェリックスの頬に、手を当てた。
瞬間、静まり返った室内に、何人かの話し声が聞こえてきた。
フェリックスはビクッと肩を震わせ、咄嗟にミナミの影になった。
「しっ! 静かに!」
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