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久々にアドレナリン全開です! 書くことができる脳の状態にもっていく。

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もうどうやったら集中できるかなと思って、ガンガンにアニソンかけてやってます。
こういうときは、後先考えず興奮のままやってしまうことです。

直しはあとからでもできるからね。
たまには、興奮を活かしてやるというのも良いのかもしれません。

高速で書き上げると、とても気持ちが良いです。
さて、あと半分。締切をやっつけてしまいましょう!

とりあえずやってしまうんです。
俺は後輩に指導する時に言ってるんですが、いついつまでが締め切りだってなったら、どんなクソでもいいから一旦仕上げて絶対に出してください。

どんなクソでも最後まで書いて出してくれれば、編集さんもじゃあこれはここがクソだから直してくださいって話ができるじゃないですか。
編集側は、ちゃんと直しの時間も計算に入れてスケジュールを立てているんですね。

どんなに素晴らしいものでも、締め切りぶっちぎってから持ってこられても困るし、それでは信用がなくなるというものです。
だから、締切は守りましょうという話です。

でも、それでもどうしても書けないときってありますね。昨日の自分がそうでした。
作家が書けないというのはとても恥ずかしいことなので、どうやったら執筆できるのかというのを聞くのはとても難しいことなんですよね。

でも、スランプだのイップスだの、みんな本当はあるでしょう。
俺の仮説としては、脳内物質の分泌量なのではないかと思います。

ちょっと前に、脳は現実と創作の区別がつかない。
想起させることによって、読者をその心理状態に持っていけるという話をしました。

これは常にそうなるということではなく。
細かく言うと、変性意識状態(リラックス状態といってもいいかもしれません)に浸させてから、読者の意識を主人公とリンクさせることで起きる。

つまり、読者の意識を創作の中に沈み込むこませるということができるわけですね。
これは作家側の脳も同じではないかと思うんです。

たとえば、執筆するときに執筆儀式というのをやる人がいます。
執筆する場所を決めてるという人もいます。

脳を条件つけて、執筆する状態に持っていこうとしているわけです。
近年の精神医学でわかったことは、人間の気分はお薬で簡単に変わるということです。

ADHDの多動性を抑えるお薬を飲んだら、書けなくなったって作家の話も聞いたことがあるんですが、やはり脳内物質が人間の気分を決定していて
その気分によって書けたり書けなかったりするわけです。

ドーパミンにしろアドレナリンにしろ。
書きやすい状態になる、脳内物質の分泌量が存在するんです。

たいてい書けないという状態になったときにそれが足りない状態にあって、出してやるしかないんですね。
そのために、書ける状態の状況や気分を覚えておいて、それを想起することで同じ状態に持っていくしかないんじゃないかと思います。

これが、現状での俺の書けないから書ける状態へと自分を持っていく方法です。
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