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達人になっている自分の姿を考える

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どうも、昨日からWi-Fiルーターが壊れてどうしても治らず、眠れなくて心身ともにあんまり良くない状態で書きます。
どうやらルーターって、回線と相性があるみたいですね。

ちゃんと回線業者が何を使ってるか確認してから買ったほうがいいよって、教えてもらいました。
もっと早く知っていれば……。

そんな余談はこのくらいにして。

何事にも良いことがあるようで、多少スマホ中毒が良くなったように思います。
それで執筆しているかといえば、そちらのほうはあんまり調子はでず、ずっとAmazonプライムの映画を見ていました。

そんなこんなで睡眠不足なんですが、睡眠不足の状態にも良いことはあります。
余計なことを考えなくなるので集中力が出てくるんですね。

ハングリー精神のようなものもでてくる。
そんなちょっと研ぎ澄まされた状態で、執筆に向かう姿勢について書いてみます。

大事なのは、無理に書こうとしないことです。
なんて、今日のタイトルにした達人みたいなことを言ってみます。

俺もほんとに体感的に達人になってるわけではないですよ、安心してください。
でもね、やはり答えは達人みたいな言葉にあるって知ってるんですね。

書こうとせずに書く。
こういうの、剣術だったら無刀取りみたいなことをやる達人が言ってるの聞いたことあるでしょう。

なんでこういう言い方になるのか、俺は作家なのでちゃんと説明できます。
これはね、脳の「無意識領域を使う」ということなんですよ。

書こうとして書くというのは、書こうと意図している。
あるいはもっとこだわりが強いと、素晴らしい小説を書こうと強く願望している。

意識領域だけで、必死にやろうとしてるってことなんですね。
こうやって肩をこわばらせると、いよいよよくありません。

うーって唸って、まるで流れに逆らって泳いでるみたいに、全然いいものが流れてこないですよね。
ちょっと思い出してほしいんですが、書く時ってみんなどうしてます?

一字一句こう書こうと思って書いてますか?
そんな人は多くないはずですが、まあ一字一句思い浮かべているのでも、漠然としたイメージが浮かんでるのでもなんでもいいんです。

問題は、「それがどこからきてるか?」ということなんですよ。
ぜんぶ意識で計画的に発生させてますか?

そんなわけないんですよね。
もちろん、漠然とした地図であるプロットというのはあります。

でも、一字一句意識的に自分が編み出してるわけじゃなく、それはどこかからやってきてるはずですよ。
でもどこからやってくるの?

これを、流れ星が落ちてくるって表現する人もいます。
まあとにかく、頭の何処かからはくるんですが、これは無意識領域からやってきてるのだと今の心理学では言われています。

始めて知った人もいるかもしれません。
人間の脳には、意識領域と無意識領域があるんです。

無意識だから、気が付かない人は一生気が付きませんからね。
これを他のことに例えると、とてもわかり易くなります。

昔の人は、馬に例えました。
意識(人間)が、無意識(馬)を走らせてるんだと。

人間はたずなをにぎるだけで、走るのは馬です。
これを、人間が馬を引っ張って自分で歩き出したら、それはとても動きにくくなるはずです。

だって馬は自由に走りたいんだから。
でもあんまり野放図に走り回られても困るので、人間があそこに行きたい! とか向かうところだけは決めてやるんです。

馬の例えでわかりにくいなら、自転車や自動車の運転はどうでしょうか。
最初はぎこちない運転ですが、慣れてくると運転は自動化しますよね。

車を走らせていて、気がついたら目的地についているはずです。
途中に何があったかとか、言われなきゃ全く思い出さないときもあります。

これが無意識的に動いてるということです。
執筆がこんな風になれば便利ですよね。

神がかり的に、お筆先とかいって無意識に任せて書く人もいるそうです。
多分にそれはオカルトっぽくになってきますが、フィクションでお金を稼ぐ実力は宗教家は我々作家以上の実力ですよね(などといってると、さすがに怒られるのでやめておくかなw)。

ともかくも、明確に目的地を定めてやれば、無意識はかなり有能に働いてくれます。
俺がAmazonプライムの映画を見すぎて睡眠不足なのも、もしかしたら無意識の働きかもしれません。

「こういうの書いて欲しい」って意識が無意識に言うと、情報が足りないときは「これ見なきゃダメだよ」とか「この情報が足りないよ」とか言ってくるんです。
もしかすると、スマホを見すぎて時間を無駄にしているのをとめるために、無意識がWi-Fiルーターの調子まで悪くしてる可能性だってあります。

そんなことを言い出すと、ちょっとオカルトっぽくなるんですが
それくらい無意識は有能なんです。

執筆の達人になって、苦労せずどんどん最高の作品を書きたいですよね?
だったら、そっちに向かっていけって明確にイメージして無意識を走らせてみましょう。

その時、大事なのは無意識に逆らわないことです。
無意識は「あーそれなら、こういう苦労しなきゃだめだよ。とりあえず、Wi-Fiルーター破壊するからスマホ見るなよ!」とかやってくるかもしれないです。

その時は、諦めましょう。
苦労したくないって言ってるのに、苦労させてくるのほんとむかつくんですが、それしかルートがないならしゃーないじゃないですか。

無意識の流れに乗るのが一番馬力があるんだから、とりあえずこのビッグウエーブに乗るしかないんです!
目的を決めるのは意識。走るのは無意識です!

俺は自分の書いた小説を見ると、書いた時の苦労は忘れてるので、この作者天才じゃね? と毎回思うんです。
俺は自意識では凡才なんだけど、無意識は天才なのかもしれません。

みんな無意識があるので、もしかすると無意識ではみんな天才なんじゃないでしょうか。
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