Fantiaみたいなクリエイター支援サイトを使って小説で稼げるのか？

図書館に行こう（過去の本はわりとアイデアの宝庫だったりします）

とにかく俺は本をたくさん読むことを推奨します。
検討するのに１冊っていうのはやめましょう。

しかし、そうは言っても最近本は高いですよね。
だから図書館に行く習慣をつけたほうがいいなと思うわけです。

まあこれは雑談なんですが
俺はなるべく多方面の本を読もうとしてます。

そうすると、気まぐれに全く関係ない本を読んだりもします。
この前なんか古い書庫に降りていってトマス・アクィナスの神学大全をパラパラめくってましたが

この手の全集みたいな本は、読んでみると図書館に入荷した状態のままだってわかるんですね。
まあ専門の研究者以外トマス・アクィナスなんて読む人はいないでしょう。

すると、この本はおそらく自分が読んでみただけで
おそらくこの図書館が消滅するときまで誰にも読まれることなく消えるんだなと寂しい気持ちになったりします。

歴史の教科書に出てくるような人物ですらそうなのですから
俺の本なんかおそらく死後は消えて跡形もないということになるでしょう。

それでも、人が書き残そうとする意思とは一体何なんだろうと考えてたりもします。
まあこれは結論が出ない話なので飛ばすとして

書庫で柘植 久慶（つげよしひさ）先生の『Nobunaga 信長欧州遠征記』（中央公論社 1997）という本を見つけました。
今の人に柘植先生といっても、知らないでしょうね。

なんなら俺も知りませんｗ
俺の好きな桜玉吉という漫画家が、当時流行っていた柘植先生のことをネタにしていたので間接的にかろうじて知ってるくらいです。

しかし、１９９７年の本です。
この当時は、信長が欧州に攻め込んだらという仮想戦記とかが流行ってたんですね。

こういう本がほんとにいっぱいあったわけです。
読んでみると、これがなかなか面白い。

特に軍事評論家だけあって、軍事技術や歴史考察の部分がかなり使えるものだったりします。
例えば、こういうのをそのまんまなろう小説の設定にしても、ぜんぜん行けると思いますよ。

なんならこの本を今の時代で読んでる人は俺以外一人もいないと断言できるので、まんまパクったところで誰にもわかりません。
そう考えると、こういう過去の流行本というのはもしかすると宝の山ではないかと思ったりもします。

WEB小説で資料あさりをする人ってあんまいないって印象なんですが、やってみるとそれで上手くいく人もいるんじゃないかなと思いますね。