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書くためのモチベーションの源はどこからくるのか

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これ2日前に書くつもりでした。
頭の中でも、完璧に書くつもりの文章も考えてました。

しかし、ブラウザの調子が悪くて違うブラウザに変えなきゃならないというアクシデントだけで書く気が失せて2日もあとの今ようやく書いているわけです。
書かなきゃ、とりあえずなにか書かなきゃいけないって思いながら寝ていましたね。

これは、俺だけの話じゃなくて書こうと思ってる人のほとんどがそうだと思ってますし
バリバリ書けた人だってやがてスランプに陥るでしょう。

この無気力ってなんだと思いますか?
やる気がないとか、動機がないとか、モチベーションがないとか。

いろんな言葉を使っても、結局書けないと意味がないなと思います。
こういう時、俺は自分の無気力をゆっくり見つめることにします。

俺はこのエッセイのなかで、小説はお金が稼げますよって金の話ばかりしている気がします。
とりあえず、お金は誰でも欲しいものなので、そう言っとけば動機づけになるんじゃないかと思うからです。

でも、そうじゃないよね。
お金が儲かるから仕事ができる人なら、もうバリバリ仕事しているはずです。

俺だって別に明日金が尽きて死ぬわけではないから、こんな動機では動けませんよ。
生きるためには金がいると言っても、それに危機感を感じられるほど鋭くないのです。

おそらくこれを読んでる人も、そうなんじゃないだろうか。金では動けない。
では、もっと崇高な理由ではどうでしょう?

俺は自分が失職してボロボロになって入院しているどん底で、ライトノベルに救われた経験があります。
ゼロの使い魔という作品でした。

くだらないラブコメファンタジーラノベと多くの人は言うでしょうし、正直俺も以前はそう思ってました。
でも絶望の床にあって、何気なく続きを読んでなかったなと思って読んでいると不思議と生きる希望が湧いてきました。

これで生きられると思いました。
自分も小説で人を救いたい、そう思いました。

それは綺麗事などではなく、あの日のどん底だった自分を救いたいんです。
ビジネスとしてお金を稼ごうといいながら、自分の心の根底には純粋な魂が燃えています。

だから、俺はモチベーションが失せた今、初心を取り戻そうという話をするつもりでした。
でも何か、違うような気もするな。

現金な動機に、純粋な動機。
これらはどちらも正直な自分の思いです。

でもまだ、何かが足りない。
人を本当に突き動かすのは、こうあったらいいなという思いとか、願望どころの話ではないのではないでしょうか。

それはきっと飢えのようなものです。
猛烈に書ける天才を自分は見てきているから知っているんです。

おそらく、足りないのは飢えなのだ。
喉が渇いて死にそうになったとき、お腹が空いて死にそうになったとき、人は鋭くなります。

脳は創造的になり、あらゆる手段を考え出します。
嗅覚は、すこぶる敏感になり水や食べ物の匂いを嗅ぎ取ります。

そんなふうに、書くことへの飢えを自分は持っているだろうか。
そんな根源的な飢えを呼び覚ませたときに、自分は本当に書くことができるような気がします。
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