上 下
12 / 26
第二章 グラビアアイドル 北欧の聖女 フィーナ・デリカ・ゼーリア(18歳)編

「北欧のグラビアアイドルにドッキリ企画! どすけべチャレンジ 4」

しおりを挟む
 温泉に入って、驚いた顔をしたフィーナが言った。

「実は、私冷え性なんでございます」

 いきなりなんだと言う感じだが、おじさんだけは納得した様子で「うんうん」とうなずいた。

「こんなに手足が芯まで温まったのは、始めてでございます。しかも、この肌に感じる、気持ちいいシュワシュワはいったい?」

 皆さんそうおっしゃいますと、おじさんは笑っていう。

「桃川温泉は、天然の炭酸泉なんですよ。そのきめ細かい泡が血行を促進し肌をケアして美容にも怪我の治療にも効くとされています。
「まさに神の恵みでございますね」

 奇しくも、新人アナウンサー雨宮涙子が、おじさんに邪魔されてさせてもらえなかった温泉のレポートを、フィーナがやってしまった形となる。
 涙子がこれを見ていたら、なんということだろう。

 しきりに温泉を褒めるフィーナに、そっと寄り添っておじさんは、酒の入ったお盆を差し出す。

「これは、お酒? 私、お酒は飲んだことがございませんので」
「お神酒ですのでみんなに飲んでもらっております。一気にやってください!」

 有無を言わせぬ勢い。
 日本酒の大吟醸。

 口当たりのフルーティーな、地元の銘酒である。
 じゃあ一口だけと、口を付けたフィーナも驚く。

「これは……。たいへん美味しいでございますね」
「でしょう、どんどんやってください」

 番組の経費で高級酒が飲めるということで、酒に目がないおじさんもパカパカ飲んでいる。
 フィーナもそれをみて、ついクイクイッと飲んでしまった。

 この手の日本酒は口当たりよいが、結構度数が高いのだ。
 強い酒などほとんど口にしたこともないフィーナは、だんだんと紺碧の瞳が座ってきて、とろんとしてきた。

「ふぁぁ……」
「おっと、大丈夫ですか」

 温泉でふらついたフィーナを、おじさんは後ろから支える。
 さりげなく、たわわどころかボイーンボイーンとした下乳をもみもみと揉み上げている。

 桃色の温泉に浮かぶ、マスクメロンくらいの大きさの乳。
 まさに桃源郷である。

「すみません。お酒はなれないもので、ございましてね。あ、あの……ふぇ?」

 湯に浸かりながらの飲酒は、かなり早く酔いが回るものだ。

「こうして女性の胸を揉み上げるのも、儀式としての意味があるのです。女性の胸は、豊穣を象徴するものですから。その点フィーナさんの胸は大きくていいですね」
「豊穣……。私くらいの大きな胸の女は、故郷にたくさんおりますです。はわわぁ、そんなにたくさん揉まなくてもござそうろう」

 執拗におっぱいを揉みしだくおじさんが、ピーチクにまでふれてくるからくすぐったくてしかたがない。
 温泉の美容効果のおかげか、肌がツルンツルンで、触れるたびにキュッキュッキュッキュッする。

「ほう、フィーナさんと同じくらいでかい! それは凄いですね!」

 フィーナの祖国とやらは、そんなに巨乳ばかりなのか。

「あ、いえ、ちょっと言い過ぎました。やはり私は人よりちょっと大きいかもしれません」

 そう言う間も、おじさんは胸を揉む手を休めない。

「胸だけに、話を盛ったと……ははははっ」
「ふふふふふっ」

 フィーナとおじさんは、変なテンションで笑い合う。
 もう胸をお餅のようにこね回しても何もいわなくなったし、すっかり酔っ払ってきたようだ。

 ここまで抵抗が薄まれば十分だろう。

「それでは、フィーナさんにはお神酒の次はこれを飲んでいただきましょう」
「それは、『名前も知らないおじさん』様!」

「様はいりません。この先っぽの棒を、お珍宝といいます。先程みていただいた通り、刺激すると聖液が分泌されます」
「これを、飲むのですか……」

 さすがに美味しそうには見えないのか。
 それどころか、飲んでしまって良いものかもわからないのか。

 躊躇を見せるフィーナ。

「ああ、飲んでも平気ですから。おいそこのADちょっとこい」

 フィーナのおっぱいを眺めてデレデレと鼻を伸ばしてぼんやりしていたADを、おじさんはガッチリ捕まえる。

「えっ、俺? んんぐぐっ」
「いいからそのまま咥えて、聖液を飲み込め。卵白と小麦粉で出来てるから、身体に害はない」

 天狗の鼻から飛び出ている、バイブを思いっきり口に差し込まれて。
 びゅぶるるるっ! と、喉奥に疑似精液を流し込まれるAD。

 いくら害がないといっても、男のアレのかたちをしたバイブを口に突っ込まれるのはたまらない。
 うげーうげーいいながら、無理やり飲み込ませた。

「ほら、この通り美味しく食べられるものです。タンパク質が豊富で、栄養もあります。神よりくだされし聖液ですから、当然です」

 フィーナは、ADを哀れんだ瞳で見つめて言った。

「とりあえず飲んでも良いものであることは、わかったでございます」

 いつの間にだしたのか、新しいバイブ付きの天狗を取り出したおじさん。
 そろそろ、交換しないと中の疑似精液も尽きかけてたのでちょうどよかったのだ。

「では、そうですね。フィーナさんは、せっかく立派な胸があるのですから。それに挟んでお珍宝を、刺激してもらいましょう」

 103センチHカップの爆乳である。
 バイブを差し込んでも、その乳の谷間に飲み込んでしまった。

「おおう! これはお珍宝がすごく暴れるでございますね」
「乳圧で思いっきり挟んで、刺激して聖液を出させてください。おっといい忘れてました。儀式の最中は、お珍宝を見ないようにしてくださいね」

 後のいたずらのために、おじさんはかなり難しい注文をする。

「え、見ないで聖液を飲むでございますか?」
「はい、一切みないでお願いします」

 それは、いつ疑似精液が発射されるかわからないので、かなり難しい注文だ。

「目をつぶって、お口を開けて待てばいいですか」
「それでもいいですが、いっそのこと竿の先を咥えちゃってください」

 下からお珍宝をぐっと押し上げる。
 巨大な乳の谷間をグイングインッ暴れ回って上下するお珍宝を、フィーナは自身のおっぱいを使って抑えこみ。

 目をつぶったまま口を開くと、勢いよくエイヤと咥え込んだ。
 その瞬間。

 びゅぶるるるっ! びゅぶるるるっ!

 新しいバイブを使ったせいか、勢いよく疑似精液がフィーナの口内にぶちまけられる。

「うごごごっ……ゴクンッ。ジュルッ、ジュルル……」

 なんとか、フィーナは自分の谷間を器用に使って飲み干すのであった。

「お見事でした」

 おじさんは、するりと谷間からバイブを取り除くと、パチパチと拍手するのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

処理中です...