慈愛の聖女と聖玉の守護者【R18】

人面石発見器

文字の大きさ
上 下
5 / 13
第1章

ルノウ・ティスケル(5)

しおりを挟む
 絶頂のあと、ルノウくんの方から結合が解かれた。

「えへへ……気持ちよかったね♡」

 あたしの感想に、彼が微笑みをくれる。
 なんだか満足したお顔。かわいいな~。

 あたしの中から、彼のプレゼントが溢れていくのを感じた。
 守護者くんたちが出してくれるものを、あたしが体内に取り込まないといけないわけじゃなくて、溢れちゃってもいいんだけど、なんだかもったいないなって思っちゃう。せっかく、ルノウくんがくれたものなのに。

 ちなみにあたし、「神託しんたくの人」以外にどれだけ中出しされても、「赤ちゃんできない」んだって。
 聖女には、「慈愛じあい」「光輪こうりん」「絶夜ぜつや」「空夢くうむ」「名喰なくい」の5種類? がいて、その全員、それぞれの「神託の人」との交わりでしか「子を授かることができない」……ということらしい。

 そして「子を授かった聖女」は、「聖女の資格を失う」んだって。
 よくわかんないけど、大神官さんがそういってた。

「5人の守護者くんたちの中に、あたしの神託の人がいるかもしれないでしょ?」

 と思って聞いてみたけど、

「そのように曖昧なのでしたら、いません」

 っていわれちゃった。
 なんでも、「聖女には神託の人が誰なのか、一目でわかる」んだって。

「この人だあぁーっ!」

 って感じるみたい。
 そういうことなら、守護者くんたちに「この人だあぁーっ!」は、いないなー。

「みんなかーいくて、だいしゅき♡」

 って感じだし。


     ◇


 短い間での2連続射精でふんにゃりなった、ルノウくんのおちんぽをなでまわすあたし。

「や、やめてくださいっ!」

「えー、なんで~?」

 あたしはなにもわかってない素振りで、愛らしい(と自分では思っている)顔を作って小首を傾げる。
 わかってるよー?
 また、おっきくなっちゃうんでしょ?

 ルノウくん……というか、「守護者」の子たちは、あたしと触れ合っていると「いろいろと回復していく」らしい。
 体力とか、精力とか、魔術や神術を使うのに必要な精神力MPも。

 だから守護者くんたちとの「プレイ」は、あたしが止めない限り続いちゃう感じかな。

「つぎは、ルノウくんのしたいことしよ?」

 泣かせちゃったし、サービスしちゃうよ♡

「は、はい? しましたけど……きもちよかった、ですよ?」

 そうなんだけど、まぁ……そーなんですけど。どっぴゅんしたしね♡
 でもね、あたし知ってるよ? ルノウくんが、「おしり」に興味深々なの。

 いっつも、あたしのおしり見てるよね?
 触りたそうにしてるけど、触ってくれないよね?

 ルノウくんにとって、おしりは特別なのかな?
 特別、エッチに思えちゃう場所なのかな~?

 だから、恥ずかしくて触れないのかな~?
 ルノウくん恥ずかしがりだもんねー。

 くすっ……かっわいい~のっ♡

「ほんとに~?」

「ほんとうです」

 そういう遠慮、して欲しくないなー。
 あたしも遠慮しないし。

「うーん……ルノウくん、あたしのどこが一番かわいい?」

 はっ!? かわいいってなに? あたしなにさま!?
 自分でいっておいて、自分を殴りたくなった。

「キョウカさまは、すべてがかわいいです」

 え? なんでそんなマジ顔なの? ちょいこわいんだけど。

「そ、そう? 嬉しいな~……」

 これ、墓穴ぼけつ掘った?
 な、なんとか方向転換しないとっ!

「で、でもルノウくん……おしり、かわいがってくれない……でしょ? いやなのかなーって」

 突如、お顔を真っ赤にして固まるルノウくん。
 いや、もう……わかりやすいな、この子。

「おしり……きらい? かわいくない?」

 あたしの問いかけに、激しく震えるルノウくんの唇。
 彼はギクシャクと首横に動かしてから、あたしを見ているようで見ていない視線で、音もなく口をパクパクさせる。

 うん。思ってた以上の反応だ、これ。

 でも、なんか嬉しいな♡
 この子、こんな反応しちゃうほど、あたし(のおしり)が好きなのかな?

「ルノウくん、あたしのおし」

 言葉の途中、

「好きです大好きですかわいいですっ! キョウカさまのおしりはとってもステキでさわっていいのですか!?」

 ……う、うん。
 なんか……ごめんね?

 ルノウくん、見たこともない過剰な反応だな。
 この子……やっぱり、おしりが好きなんだ?

 あたしは無言で彼に背中を向け、そこにうつ伏せ立膝でおしりを突き上げる。
 恥ずかしい格好だけど、ルノウくん喜んでくれるよね?

「どうぞ? ルノウくんの好きにしていいよ」

 楽しみと少しの不安。他の子とはおしりでの経験もあるから、できないことはない。

(ルノウくんのこどもおちんぽなら余裕でしょ?)

 と、思ってたけど、

「ひゃうぅンっ!」

 あたし、奇声あげちゃったよ。
 ルノウくんのおしりへの初手が、想像とは違ってたから。

(おしり肉を優しくなでなでからかな?)

 みたいに思ってたんだけど、

 ちゅくちゅぴくちゅうぅ~っ

 ルノウくん、しょっぱなからおしりの穴にキスしてきたっ!

 それも結構激しくっ!

 え!? なにそれ!?
 そこにそんな激しいことされたの、初めてなんですけどぉ~!?

 っていうか、おしりの穴にベロちゅ~って!?
 そ、そんなの想像もしてなかったぁ~っ!

 ピチャピチャと音を立てながら、あたしのおしり穴をなめまわすルノウくん。
 くすぐったいやら気持ちいいやらなんだけど、これ……めっちゃ恥ずかしいっ!

「キョウカっ、クチュ♡ ちゅぅっ……さ、さま」

 ルノウくんはあたしの腰に両手を置いて、おしりにお顔を押しつけて穴にしゃぶりついてくる。

 な、なめるだけでなくて、きゃあぁ~っ!
 だ、ダメだよっ! そんなのダメえぇ~っ!

 ぐにぐにぐぬう~ぅっ

 穴をほじるように舌を練りこんでくるルノウくん。

 ど、どうしよう!?
 これ、どうしたらいい!?

「好きにしていいよ」

 といったのはあたしで、ルノウくんを煽っちゃったのもあたしだ。

 うん、これ……あたしが悪いわ。

 激しくしゃぶられ、びちゃびちゃヌチョヌチョな感触のおしり。

「ぷはっ……おいしいれしゅ、キョウカしゃまぁ、くちゅぅ♡」

 ルノウくん、呂律(ろれつ)が回っていない。
 どんだけおしり好きなの、この子!?

 あぁ……でも、これまでガマンしてたのかも。
 一番したいこと、できなかったのかも。

 まぁ、確かに「おしり」だもん。違う場所だもんねー。
 ふれちゃダメ、求めちゃダメって思ってたのかもな。

 だったら、かわいそうなことしたな。
 他の子には、おしり許してたし。

 そして他の子は、おしり、そこまで興味ある感じなかったし……。

「ル、ルノウ……くん。ぁっ、ぁん♡」

 ちょい演技を挟みつつ、

「してぇ……おちんぽ。おしりに、ルノウくんのおちんぽほしぃ~♡」

 彼を導いてあげる。

 だって、したいでしょ? ルノウくん。
 そ、それに……おしりなめなめ、はじゅかちい……し。

 身体を起こし、おしりから顔を離した様子のルノウくん(バックの体勢だから見えない)。

「おしりに……そ、そのようなステキなこと、よろしいのですか!?」

 あ、はい。
 ごめんなさい。ステキですか?

 すっごい声を張っての確認。ルノウくんのこんな声、初めて聞いたよ……。
 っていうかルノウくん、おしりでのプレイ知らなかったの?

「うん、いいよ? いれて……ください♡」

 ルノウくんの体格に合わせて、おしりの角度を調節する。さっきみたいに突き上げたままだと、挿入しにくいのは他の子とのおしりプレイで知ってたから。

 このくらい……かな?

「おねがい、ルノウくん」

 位置を調節して、軽くおしりを上下させると、ルノウくんが近づいてくるのを感じた。

 おしりに近い部分の腰が、彼の両手で支えられる。
 そして、

 ぴくっ……

 彼の先端が、あたしのおしり穴に押しつけられ、

「キョウカさま、ぼ、ぼく……もう、やめませんよ? こんなの、幸せすぎます」

 あ、あー……そこまで?
 これ、他の子はもうあたしのおしり穴経験済みだって、いわない方がいい……よね?

「やめないで、ルノウくん……入ってきて」

 ぐいっと、強く押しつけられる彼の先っぽ。
 たくさんキスしてもらって緩みぎみの穴が、彼のおちんぽを「ぱくっ」とするかのように、自分から広がっていくみたいになる。

「ん……ぅんっ」

 ルノウくんの声と一緒に、彼の先っぽがおしりの中へと入ってきた。

「キョウカ、さま……」

 おしりに感じる、ぐにゅっとした感触。多少の息苦しさと、心臓に響くドキドキ感。

「うれしい……です。キョウカさま」

 彼の腰があたしを押し、さらに奥へと進んでくる。

 前に、後ろに。
 小刻みな前後運動を繰り返しながら、奥へと進んでくるルノウくん。

「ぁっ……ぁん♡」

 ルノウくんのおちんちんのサイズは、おしりにちょうどいいのかな?
 あたし、初めておしりで感じちゃってる……かも♡

 おしりって、こんなに気持ちいいんだぁ~?
 他の子とのプレイでは知ることができなかった快感。

 たくさんなめてもらったから?
 それとも、こんなに情熱的に求められてるから?

「もっ、もっと奥まで……いいよ?」

「はぁ、はぁ、も、もう……ぜんぶ入ってますっ」

 そ、そうなの?
 これで全部なの?

 なんだか物足りないけど、それはそれでかわいいな。
 そっか……これがルノウくんの「全部」なんだぁ~♡

 そして、激しくぶつかってくるルノウくんの腰。

「キョ、キョウカさまっ、キョウカさまっ!」

「ぁっ、あっ、ぁん♡」

 勢いのあるルノウくんの突きに押し出されるように、喘ぎが溢れちゃう。
 ぐちゅぐちゅとおしりが鳴いている。ルノウくんに、鳴かされちゃってる♡

「き、きもちい? ルノ……くっ、くん♡」

 ルノウくん、言葉にならないのかな? あたしの腰を強くつかんで、おしりに腰を打ちつけてくる。
 こ、こんな激しいルノウくん、初めて♡

 彼は紳士的な子だから、自分勝手に振るまうことはない。
 だけど今は、ルノウくん本能むき出しって感じで、ちょっとカッコイイな♡

 あたしのおしりの中で暴れんぼうな、ルノウくんの10さいおちんぽ。
 全部入っても、そんなに苦しくないところが萌える。

「ルノウくんのがんばりおちんぽ、ステキ♡」

 思わず口に出しちゃった。

「キョウカさ、さま……ぼ、ぼくっ」

 限界かな?
 初めてのおしりにおちんぽ、楽しんでくれた?

「いいよ、だして♡ おしりにどっぴゅんして♡」

 あたしの言葉を最後まで待つことなく、

 びゅくっ、びゅくっ、びゅくんっ!

 ルノウくんのおちんぽが弾けた。

(ふぅ~……)

 ルノウくんの果汁が溢れ出る感覚を、あたしはおしりの穴で感じる。

 だけどルノウくん……あれ?
 また動き出した!?

 それに彼のおちんぽは元気なまま、あたしのおしりの中に収まっている。

(でて……ない?)

 いや……でも、お腹の中に彼の果汁があふれてる感覚はあるんだよな……。
 再開したルノウくんの動きに、あたしは再び揺らされる。

「ごめんなさい、キョウカさま。ぼく、まだ……もう一回、キョウカさまのおしり、したいです」

 もう一回っていうことは、やっぱり「どっぴゅん」はしてるんだ。

 でも、硬いままなの? おちんぽ、元気げんきなの?

 そんなにあたしのおしりで、興奮しちゃってるの!?

 結局ルノウくん、抜かずにおしりへ2連発してくれちゃった♡


     ◇


 おしりへの2連発のあと、結局あたしはおしりではイケなかったけど、ルノウくんはすっごく満足そうなお顔でベッドに横たわっている。

「おしり、気持ちよかった?」

 頭をなでてあげると、ルノウくんはお顔を真っ赤にして、

「や、やっぱりキョウカさまは……世界でいちばん、かわいいです」

 囁くようにしていった。

 うん? きみの方がかわいいよ?
 そう思ったけど、

「ありがと。嬉しいな」

 あたしはにっこりと微笑んで、幼い表情で瞼を閉じる彼の頭をなでる。
 ルノウくん、今日は4回もがんばってくれたね。嬉しっ♡

 また、「仲良し」になれたね?
 これからも、もっともっと、「仲良し」になっていこうね。

 それがこの世界の、「平和」につながっているんだからっ!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜

ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉 転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!? のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました…… イケメン山盛りの逆ハーです 前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります 小説家になろう、カクヨムに転載しています

【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件

三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。 ※アルファポリスのみの公開です。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

タジタジ騎士公爵様は妖精を溺愛する

雨香
恋愛
美醜の感覚のズレた異世界に落ちたリリがスパダリイケメン達に溺愛されていく。最終話まで書き終わったので7:00と19:00の1日2回に戻します! ヒーロー大好きな主人公と、どう受け止めていいかわからないヒーローのもだもだ話です。  逆ハーレム風の過保護な溺愛を楽しんで頂ければ。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

眺めるだけならよいでしょうか?〜美醜逆転世界に飛ばされた私〜

波間柏
恋愛
美醜逆転の世界に飛ばされた。普通ならウハウハである。だけど。 ✻読んで下さり、ありがとうございました。✻

私の愛する夫たちへ

エトカ
恋愛
日高真希(ひだかまき)は、両親の墓参りの帰りに見知らぬ世界に迷い込んでしまう。そこは女児ばかりが命を落とす病が蔓延する世界だった。そのため男女の比率は崩壊し、生き残った女性たちは複数の夫を持たねばならなかった。真希は一妻多夫制度に戸惑いを隠せない。そんな彼女が男たちに愛され、幸せになっていく物語。 *Rシーンは予告なく入ります。 よろしくお願いします!

おばさんは、ひっそり暮らしたい

波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。 たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。 さて、生きるには働かなければならない。 「仕方がない、ご飯屋にするか」 栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。 「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」 意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。 騎士サイド追加しました。2023/05/23

処理中です...