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第1章
ルノウ・ティスケル(5)
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絶頂のあと、ルノウくんの方から結合が解かれた。
「えへへ……気持ちよかったね♡」
あたしの感想に、彼が微笑みをくれる。
なんだか満足したお顔。かわいいな~。
あたしの中から、彼のプレゼントが溢れていくのを感じた。
守護者くんたちが出してくれるものを、あたしが体内に取り込まないといけないわけじゃなくて、溢れちゃってもいいんだけど、なんだかもったいないなって思っちゃう。せっかく、ルノウくんがくれたものなのに。
ちなみにあたし、「神託の人」以外にどれだけ中出しされても、「赤ちゃんできない」んだって。
聖女には、「慈愛」「光輪」「絶夜」「空夢」「名喰」の5種類? がいて、その全員、それぞれの「神託の人」との交わりでしか「子を授かることができない」……ということらしい。
そして「子を授かった聖女」は、「聖女の資格を失う」んだって。
よくわかんないけど、大神官さんがそういってた。
「5人の守護者くんたちの中に、あたしの神託の人がいるかもしれないでしょ?」
と思って聞いてみたけど、
「そのように曖昧なのでしたら、いません」
っていわれちゃった。
なんでも、「聖女には神託の人が誰なのか、一目でわかる」んだって。
「この人だあぁーっ!」
って感じるみたい。
そういうことなら、守護者くんたちに「この人だあぁーっ!」は、いないなー。
「みんなかーいくて、だいしゅき♡」
って感じだし。
◇
短い間での2連続射精でふんにゃりなった、ルノウくんのおちんぽをなでまわすあたし。
「や、やめてくださいっ!」
「えー、なんで~?」
あたしはなにもわかってない素振りで、愛らしい(と自分では思っている)顔を作って小首を傾げる。
わかってるよー?
また、おっきくなっちゃうんでしょ?
ルノウくん……というか、「守護者」の子たちは、あたしと触れ合っていると「いろいろと回復していく」らしい。
体力とか、精力とか、魔術や神術を使うのに必要な精神力も。
だから守護者くんたちとの「プレイ」は、あたしが止めない限り続いちゃう感じかな。
「つぎは、ルノウくんのしたいことしよ?」
泣かせちゃったし、サービスしちゃうよ♡
「は、はい? しましたけど……きもちよかった、ですよ?」
そうなんだけど、まぁ……そーなんですけど。どっぴゅんしたしね♡
でもね、あたし知ってるよ? ルノウくんが、「おしり」に興味深々なの。
いっつも、あたしのおしり見てるよね?
触りたそうにしてるけど、触ってくれないよね?
ルノウくんにとって、おしりは特別なのかな?
特別、エッチに思えちゃう場所なのかな~?
だから、恥ずかしくて触れないのかな~?
ルノウくん恥ずかしがりだもんねー。
くすっ……かっわいい~のっ♡
「ほんとに~?」
「ほんとうです」
そういう遠慮、して欲しくないなー。
あたしも遠慮しないし。
「うーん……ルノウくん、あたしのどこが一番かわいい?」
はっ!? かわいいってなに? あたしなにさま!?
自分でいっておいて、自分を殴りたくなった。
「キョウカさまは、すべてがかわいいです」
え? なんでそんなマジ顔なの? ちょいこわいんだけど。
「そ、そう? 嬉しいな~……」
これ、墓穴掘った?
な、なんとか方向転換しないとっ!
「で、でもルノウくん……おしり、かわいがってくれない……でしょ? いやなのかなーって」
突如、お顔を真っ赤にして固まるルノウくん。
いや、もう……わかりやすいな、この子。
「おしり……きらい? かわいくない?」
あたしの問いかけに、激しく震えるルノウくんの唇。
彼はギクシャクと首横に動かしてから、あたしを見ているようで見ていない視線で、音もなく口をパクパクさせる。
うん。思ってた以上の反応だ、これ。
でも、なんか嬉しいな♡
この子、こんな反応しちゃうほど、あたし(のおしり)が好きなのかな?
「ルノウくん、あたしのおし」
言葉の途中、
「好きです大好きですかわいいですっ! キョウカさまのおしりはとってもステキでさわっていいのですか!?」
……う、うん。
なんか……ごめんね?
ルノウくん、見たこともない過剰な反応だな。
この子……やっぱり、おしりが好きなんだ?
あたしは無言で彼に背中を向け、そこにうつ伏せ立膝でおしりを突き上げる。
恥ずかしい格好だけど、ルノウくん喜んでくれるよね?
「どうぞ? ルノウくんの好きにしていいよ」
楽しみと少しの不安。他の子とはおしりでの経験もあるから、できないことはない。
(ルノウくんのこどもおちんぽなら余裕でしょ?)
と、思ってたけど、
「ひゃうぅンっ!」
あたし、奇声あげちゃったよ。
ルノウくんのおしりへの初手が、想像とは違ってたから。
(おしり肉を優しくなでなでからかな?)
みたいに思ってたんだけど、
ちゅくちゅぴくちゅうぅ~っ
ルノウくん、しょっぱなからおしりの穴にキスしてきたっ!
それも結構激しくっ!
え!? なにそれ!?
そこにそんな激しいことされたの、初めてなんですけどぉ~!?
っていうか、おしりの穴にベロちゅ~って!?
そ、そんなの想像もしてなかったぁ~っ!
ピチャピチャと音を立てながら、あたしのおしり穴をなめまわすルノウくん。
くすぐったいやら気持ちいいやらなんだけど、これ……めっちゃ恥ずかしいっ!
「キョウカっ、クチュ♡ ちゅぅっ……さ、さま」
ルノウくんはあたしの腰に両手を置いて、おしりにお顔を押しつけて穴にしゃぶりついてくる。
な、なめるだけでなくて、きゃあぁ~っ!
だ、ダメだよっ! そんなのダメえぇ~っ!
ぐにぐにぐぬう~ぅっ
穴をほじるように舌を練りこんでくるルノウくん。
ど、どうしよう!?
これ、どうしたらいい!?
「好きにしていいよ」
といったのはあたしで、ルノウくんを煽っちゃったのもあたしだ。
うん、これ……あたしが悪いわ。
激しくしゃぶられ、びちゃびちゃヌチョヌチョな感触のおしり。
「ぷはっ……おいしいれしゅ、キョウカしゃまぁ、くちゅぅ♡」
ルノウくん、呂律(ろれつ)が回っていない。
どんだけおしり好きなの、この子!?
あぁ……でも、これまでガマンしてたのかも。
一番したいこと、できなかったのかも。
まぁ、確かに「おしり」だもん。違う場所だもんねー。
ふれちゃダメ、求めちゃダメって思ってたのかもな。
だったら、かわいそうなことしたな。
他の子には、おしり許してたし。
そして他の子は、おしり、そこまで興味ある感じなかったし……。
「ル、ルノウ……くん。ぁっ、ぁん♡」
ちょい演技を挟みつつ、
「してぇ……おちんぽ。おしりに、ルノウくんのおちんぽほしぃ~♡」
彼を導いてあげる。
だって、したいでしょ? ルノウくん。
そ、それに……おしりなめなめ、はじゅかちい……し。
身体を起こし、おしりから顔を離した様子のルノウくん(バックの体勢だから見えない)。
「おしりに……そ、そのようなステキなこと、よろしいのですか!?」
あ、はい。
ごめんなさい。ステキですか?
すっごい声を張っての確認。ルノウくんのこんな声、初めて聞いたよ……。
っていうかルノウくん、おしりでのプレイ知らなかったの?
「うん、いいよ? いれて……ください♡」
ルノウくんの体格に合わせて、おしりの角度を調節する。さっきみたいに突き上げたままだと、挿入しにくいのは他の子とのおしりプレイで知ってたから。
このくらい……かな?
「おねがい、ルノウくん」
位置を調節して、軽くおしりを上下させると、ルノウくんが近づいてくるのを感じた。
おしりに近い部分の腰が、彼の両手で支えられる。
そして、
ぴくっ……
彼の先端が、あたしのおしり穴に押しつけられ、
「キョウカさま、ぼ、ぼく……もう、やめませんよ? こんなの、幸せすぎます」
あ、あー……そこまで?
これ、他の子はもうあたしのおしり穴経験済みだって、いわない方がいい……よね?
「やめないで、ルノウくん……入ってきて」
ぐいっと、強く押しつけられる彼の先っぽ。
たくさんキスしてもらって緩みぎみの穴が、彼のおちんぽを「ぱくっ」とするかのように、自分から広がっていくみたいになる。
「ん……ぅんっ」
ルノウくんの声と一緒に、彼の先っぽがおしりの中へと入ってきた。
「キョウカ、さま……」
おしりに感じる、ぐにゅっとした感触。多少の息苦しさと、心臓に響くドキドキ感。
「うれしい……です。キョウカさま」
彼の腰があたしを押し、さらに奥へと進んでくる。
前に、後ろに。
小刻みな前後運動を繰り返しながら、奥へと進んでくるルノウくん。
「ぁっ……ぁん♡」
ルノウくんのおちんちんのサイズは、おしりにちょうどいいのかな?
あたし、初めておしりで感じちゃってる……かも♡
おしりって、こんなに気持ちいいんだぁ~?
他の子とのプレイでは知ることができなかった快感。
たくさんなめてもらったから?
それとも、こんなに情熱的に求められてるから?
「もっ、もっと奥まで……いいよ?」
「はぁ、はぁ、も、もう……ぜんぶ入ってますっ」
そ、そうなの?
これで全部なの?
なんだか物足りないけど、それはそれでかわいいな。
そっか……これがルノウくんの「全部」なんだぁ~♡
そして、激しくぶつかってくるルノウくんの腰。
「キョ、キョウカさまっ、キョウカさまっ!」
「ぁっ、あっ、ぁん♡」
勢いのあるルノウくんの突きに押し出されるように、喘ぎが溢れちゃう。
ぐちゅぐちゅとおしりが鳴いている。ルノウくんに、鳴かされちゃってる♡
「き、きもちい? ルノ……くっ、くん♡」
ルノウくん、言葉にならないのかな? あたしの腰を強くつかんで、おしりに腰を打ちつけてくる。
こ、こんな激しいルノウくん、初めて♡
彼は紳士的な子だから、自分勝手に振るまうことはない。
だけど今は、ルノウくん本能むき出しって感じで、ちょっとカッコイイな♡
あたしのおしりの中で暴れんぼうな、ルノウくんの10さいおちんぽ。
全部入っても、そんなに苦しくないところが萌える。
「ルノウくんのがんばりおちんぽ、ステキ♡」
思わず口に出しちゃった。
「キョウカさ、さま……ぼ、ぼくっ」
限界かな?
初めてのおしりにおちんぽ、楽しんでくれた?
「いいよ、だして♡ おしりにどっぴゅんして♡」
あたしの言葉を最後まで待つことなく、
びゅくっ、びゅくっ、びゅくんっ!
ルノウくんのおちんぽが弾けた。
(ふぅ~……)
ルノウくんの果汁が溢れ出る感覚を、あたしはおしりの穴で感じる。
だけどルノウくん……あれ?
また動き出した!?
それに彼のおちんぽは元気なまま、あたしのおしりの中に収まっている。
(でて……ない?)
いや……でも、お腹の中に彼の果汁があふれてる感覚はあるんだよな……。
再開したルノウくんの動きに、あたしは再び揺らされる。
「ごめんなさい、キョウカさま。ぼく、まだ……もう一回、キョウカさまのおしり、したいです」
もう一回っていうことは、やっぱり「どっぴゅん」はしてるんだ。
でも、硬いままなの? おちんぽ、元気げんきなの?
そんなにあたしのおしりで、興奮しちゃってるの!?
結局ルノウくん、抜かずにおしりへ2連発してくれちゃった♡
◇
おしりへの2連発のあと、結局あたしはおしりではイケなかったけど、ルノウくんはすっごく満足そうなお顔でベッドに横たわっている。
「おしり、気持ちよかった?」
頭をなでてあげると、ルノウくんはお顔を真っ赤にして、
「や、やっぱりキョウカさまは……世界でいちばん、かわいいです」
囁くようにしていった。
うん? きみの方がかわいいよ?
そう思ったけど、
「ありがと。嬉しいな」
あたしはにっこりと微笑んで、幼い表情で瞼を閉じる彼の頭をなでる。
ルノウくん、今日は4回もがんばってくれたね。嬉しっ♡
また、「仲良し」になれたね?
これからも、もっともっと、「仲良し」になっていこうね。
それがこの世界の、「平和」につながっているんだからっ!
「えへへ……気持ちよかったね♡」
あたしの感想に、彼が微笑みをくれる。
なんだか満足したお顔。かわいいな~。
あたしの中から、彼のプレゼントが溢れていくのを感じた。
守護者くんたちが出してくれるものを、あたしが体内に取り込まないといけないわけじゃなくて、溢れちゃってもいいんだけど、なんだかもったいないなって思っちゃう。せっかく、ルノウくんがくれたものなのに。
ちなみにあたし、「神託の人」以外にどれだけ中出しされても、「赤ちゃんできない」んだって。
聖女には、「慈愛」「光輪」「絶夜」「空夢」「名喰」の5種類? がいて、その全員、それぞれの「神託の人」との交わりでしか「子を授かることができない」……ということらしい。
そして「子を授かった聖女」は、「聖女の資格を失う」んだって。
よくわかんないけど、大神官さんがそういってた。
「5人の守護者くんたちの中に、あたしの神託の人がいるかもしれないでしょ?」
と思って聞いてみたけど、
「そのように曖昧なのでしたら、いません」
っていわれちゃった。
なんでも、「聖女には神託の人が誰なのか、一目でわかる」んだって。
「この人だあぁーっ!」
って感じるみたい。
そういうことなら、守護者くんたちに「この人だあぁーっ!」は、いないなー。
「みんなかーいくて、だいしゅき♡」
って感じだし。
◇
短い間での2連続射精でふんにゃりなった、ルノウくんのおちんぽをなでまわすあたし。
「や、やめてくださいっ!」
「えー、なんで~?」
あたしはなにもわかってない素振りで、愛らしい(と自分では思っている)顔を作って小首を傾げる。
わかってるよー?
また、おっきくなっちゃうんでしょ?
ルノウくん……というか、「守護者」の子たちは、あたしと触れ合っていると「いろいろと回復していく」らしい。
体力とか、精力とか、魔術や神術を使うのに必要な精神力も。
だから守護者くんたちとの「プレイ」は、あたしが止めない限り続いちゃう感じかな。
「つぎは、ルノウくんのしたいことしよ?」
泣かせちゃったし、サービスしちゃうよ♡
「は、はい? しましたけど……きもちよかった、ですよ?」
そうなんだけど、まぁ……そーなんですけど。どっぴゅんしたしね♡
でもね、あたし知ってるよ? ルノウくんが、「おしり」に興味深々なの。
いっつも、あたしのおしり見てるよね?
触りたそうにしてるけど、触ってくれないよね?
ルノウくんにとって、おしりは特別なのかな?
特別、エッチに思えちゃう場所なのかな~?
だから、恥ずかしくて触れないのかな~?
ルノウくん恥ずかしがりだもんねー。
くすっ……かっわいい~のっ♡
「ほんとに~?」
「ほんとうです」
そういう遠慮、して欲しくないなー。
あたしも遠慮しないし。
「うーん……ルノウくん、あたしのどこが一番かわいい?」
はっ!? かわいいってなに? あたしなにさま!?
自分でいっておいて、自分を殴りたくなった。
「キョウカさまは、すべてがかわいいです」
え? なんでそんなマジ顔なの? ちょいこわいんだけど。
「そ、そう? 嬉しいな~……」
これ、墓穴掘った?
な、なんとか方向転換しないとっ!
「で、でもルノウくん……おしり、かわいがってくれない……でしょ? いやなのかなーって」
突如、お顔を真っ赤にして固まるルノウくん。
いや、もう……わかりやすいな、この子。
「おしり……きらい? かわいくない?」
あたしの問いかけに、激しく震えるルノウくんの唇。
彼はギクシャクと首横に動かしてから、あたしを見ているようで見ていない視線で、音もなく口をパクパクさせる。
うん。思ってた以上の反応だ、これ。
でも、なんか嬉しいな♡
この子、こんな反応しちゃうほど、あたし(のおしり)が好きなのかな?
「ルノウくん、あたしのおし」
言葉の途中、
「好きです大好きですかわいいですっ! キョウカさまのおしりはとってもステキでさわっていいのですか!?」
……う、うん。
なんか……ごめんね?
ルノウくん、見たこともない過剰な反応だな。
この子……やっぱり、おしりが好きなんだ?
あたしは無言で彼に背中を向け、そこにうつ伏せ立膝でおしりを突き上げる。
恥ずかしい格好だけど、ルノウくん喜んでくれるよね?
「どうぞ? ルノウくんの好きにしていいよ」
楽しみと少しの不安。他の子とはおしりでの経験もあるから、できないことはない。
(ルノウくんのこどもおちんぽなら余裕でしょ?)
と、思ってたけど、
「ひゃうぅンっ!」
あたし、奇声あげちゃったよ。
ルノウくんのおしりへの初手が、想像とは違ってたから。
(おしり肉を優しくなでなでからかな?)
みたいに思ってたんだけど、
ちゅくちゅぴくちゅうぅ~っ
ルノウくん、しょっぱなからおしりの穴にキスしてきたっ!
それも結構激しくっ!
え!? なにそれ!?
そこにそんな激しいことされたの、初めてなんですけどぉ~!?
っていうか、おしりの穴にベロちゅ~って!?
そ、そんなの想像もしてなかったぁ~っ!
ピチャピチャと音を立てながら、あたしのおしり穴をなめまわすルノウくん。
くすぐったいやら気持ちいいやらなんだけど、これ……めっちゃ恥ずかしいっ!
「キョウカっ、クチュ♡ ちゅぅっ……さ、さま」
ルノウくんはあたしの腰に両手を置いて、おしりにお顔を押しつけて穴にしゃぶりついてくる。
な、なめるだけでなくて、きゃあぁ~っ!
だ、ダメだよっ! そんなのダメえぇ~っ!
ぐにぐにぐぬう~ぅっ
穴をほじるように舌を練りこんでくるルノウくん。
ど、どうしよう!?
これ、どうしたらいい!?
「好きにしていいよ」
といったのはあたしで、ルノウくんを煽っちゃったのもあたしだ。
うん、これ……あたしが悪いわ。
激しくしゃぶられ、びちゃびちゃヌチョヌチョな感触のおしり。
「ぷはっ……おいしいれしゅ、キョウカしゃまぁ、くちゅぅ♡」
ルノウくん、呂律(ろれつ)が回っていない。
どんだけおしり好きなの、この子!?
あぁ……でも、これまでガマンしてたのかも。
一番したいこと、できなかったのかも。
まぁ、確かに「おしり」だもん。違う場所だもんねー。
ふれちゃダメ、求めちゃダメって思ってたのかもな。
だったら、かわいそうなことしたな。
他の子には、おしり許してたし。
そして他の子は、おしり、そこまで興味ある感じなかったし……。
「ル、ルノウ……くん。ぁっ、ぁん♡」
ちょい演技を挟みつつ、
「してぇ……おちんぽ。おしりに、ルノウくんのおちんぽほしぃ~♡」
彼を導いてあげる。
だって、したいでしょ? ルノウくん。
そ、それに……おしりなめなめ、はじゅかちい……し。
身体を起こし、おしりから顔を離した様子のルノウくん(バックの体勢だから見えない)。
「おしりに……そ、そのようなステキなこと、よろしいのですか!?」
あ、はい。
ごめんなさい。ステキですか?
すっごい声を張っての確認。ルノウくんのこんな声、初めて聞いたよ……。
っていうかルノウくん、おしりでのプレイ知らなかったの?
「うん、いいよ? いれて……ください♡」
ルノウくんの体格に合わせて、おしりの角度を調節する。さっきみたいに突き上げたままだと、挿入しにくいのは他の子とのおしりプレイで知ってたから。
このくらい……かな?
「おねがい、ルノウくん」
位置を調節して、軽くおしりを上下させると、ルノウくんが近づいてくるのを感じた。
おしりに近い部分の腰が、彼の両手で支えられる。
そして、
ぴくっ……
彼の先端が、あたしのおしり穴に押しつけられ、
「キョウカさま、ぼ、ぼく……もう、やめませんよ? こんなの、幸せすぎます」
あ、あー……そこまで?
これ、他の子はもうあたしのおしり穴経験済みだって、いわない方がいい……よね?
「やめないで、ルノウくん……入ってきて」
ぐいっと、強く押しつけられる彼の先っぽ。
たくさんキスしてもらって緩みぎみの穴が、彼のおちんぽを「ぱくっ」とするかのように、自分から広がっていくみたいになる。
「ん……ぅんっ」
ルノウくんの声と一緒に、彼の先っぽがおしりの中へと入ってきた。
「キョウカ、さま……」
おしりに感じる、ぐにゅっとした感触。多少の息苦しさと、心臓に響くドキドキ感。
「うれしい……です。キョウカさま」
彼の腰があたしを押し、さらに奥へと進んでくる。
前に、後ろに。
小刻みな前後運動を繰り返しながら、奥へと進んでくるルノウくん。
「ぁっ……ぁん♡」
ルノウくんのおちんちんのサイズは、おしりにちょうどいいのかな?
あたし、初めておしりで感じちゃってる……かも♡
おしりって、こんなに気持ちいいんだぁ~?
他の子とのプレイでは知ることができなかった快感。
たくさんなめてもらったから?
それとも、こんなに情熱的に求められてるから?
「もっ、もっと奥まで……いいよ?」
「はぁ、はぁ、も、もう……ぜんぶ入ってますっ」
そ、そうなの?
これで全部なの?
なんだか物足りないけど、それはそれでかわいいな。
そっか……これがルノウくんの「全部」なんだぁ~♡
そして、激しくぶつかってくるルノウくんの腰。
「キョ、キョウカさまっ、キョウカさまっ!」
「ぁっ、あっ、ぁん♡」
勢いのあるルノウくんの突きに押し出されるように、喘ぎが溢れちゃう。
ぐちゅぐちゅとおしりが鳴いている。ルノウくんに、鳴かされちゃってる♡
「き、きもちい? ルノ……くっ、くん♡」
ルノウくん、言葉にならないのかな? あたしの腰を強くつかんで、おしりに腰を打ちつけてくる。
こ、こんな激しいルノウくん、初めて♡
彼は紳士的な子だから、自分勝手に振るまうことはない。
だけど今は、ルノウくん本能むき出しって感じで、ちょっとカッコイイな♡
あたしのおしりの中で暴れんぼうな、ルノウくんの10さいおちんぽ。
全部入っても、そんなに苦しくないところが萌える。
「ルノウくんのがんばりおちんぽ、ステキ♡」
思わず口に出しちゃった。
「キョウカさ、さま……ぼ、ぼくっ」
限界かな?
初めてのおしりにおちんぽ、楽しんでくれた?
「いいよ、だして♡ おしりにどっぴゅんして♡」
あたしの言葉を最後まで待つことなく、
びゅくっ、びゅくっ、びゅくんっ!
ルノウくんのおちんぽが弾けた。
(ふぅ~……)
ルノウくんの果汁が溢れ出る感覚を、あたしはおしりの穴で感じる。
だけどルノウくん……あれ?
また動き出した!?
それに彼のおちんぽは元気なまま、あたしのおしりの中に収まっている。
(でて……ない?)
いや……でも、お腹の中に彼の果汁があふれてる感覚はあるんだよな……。
再開したルノウくんの動きに、あたしは再び揺らされる。
「ごめんなさい、キョウカさま。ぼく、まだ……もう一回、キョウカさまのおしり、したいです」
もう一回っていうことは、やっぱり「どっぴゅん」はしてるんだ。
でも、硬いままなの? おちんぽ、元気げんきなの?
そんなにあたしのおしりで、興奮しちゃってるの!?
結局ルノウくん、抜かずにおしりへ2連発してくれちゃった♡
◇
おしりへの2連発のあと、結局あたしはおしりではイケなかったけど、ルノウくんはすっごく満足そうなお顔でベッドに横たわっている。
「おしり、気持ちよかった?」
頭をなでてあげると、ルノウくんはお顔を真っ赤にして、
「や、やっぱりキョウカさまは……世界でいちばん、かわいいです」
囁くようにしていった。
うん? きみの方がかわいいよ?
そう思ったけど、
「ありがと。嬉しいな」
あたしはにっこりと微笑んで、幼い表情で瞼を閉じる彼の頭をなでる。
ルノウくん、今日は4回もがんばってくれたね。嬉しっ♡
また、「仲良し」になれたね?
これからも、もっともっと、「仲良し」になっていこうね。
それがこの世界の、「平和」につながっているんだからっ!
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