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第四部 異世界建築士と幸せの鐘塔
第334話:知らないところで
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家に戻った俺たちを、一足先に戻っていたリトリィは出迎え、そして、わずかに鼻を動かしたが、すぐに笑顔を作った。
「おかえりなさいませ、お二人とも」
ひどく緊張して、俺の右腕にしがみつくようにしていたマイセルは、あからさまにほっとした顔で、「ただいま、お姉さま」と笑顔で返礼する。
俺は俺で、リトリィが特になにも追及してこないことに、ひどく安堵してしまっていた。
考えてみれば、あの休憩時間――リトリィのいない、マイセルとの二人きりの夫婦の営みというのは、これが初めてだった気がする。
まして、リトリィの知らぬところで。
いや、決して不貞行為をしていたわけではないんだ。マイセルだって、俺の妻なんだから。けれど、やっぱり、一番はリトリィという思いがあるせいだろう。
マイセルとは夫婦なんだから、愛し合うのは当たり前――それはたしかにそうなのだ、間違いない。
けれど、リトリィと違って控えめなマイセルが、日の高いうちから、珍しく愛を求めてくるなんて。
そのせいか、より一層背徳的なものを感じてしまって、かえっていつも以上に興奮してしまっていた自分を自覚していた。
だからこそ、こうしてごく自然に笑顔で出迎えられてしまったことに、ひどく後ろめたさを感じてしまう。彼女の知らないところで、俺は、マイセルと二人きりの時を過ごしてしまった。
……そのぶん、今夜は特にたっぷり可愛がってあげよう――そんなことを考えてしまう自分が、ひどく傲慢に思える。
「はい、お姉さま、お土産! ちょっと冷めちゃったけど、温めればいいですから」
「ふふ、ありがとうございます」
袋を受け取ったリトリィは、マイセルに、もう少しで夕飯が出来上がること、仕上げを手伝ってほしい旨を伝えた。すぐさまマイセルはエプロンをつける。
「はあい。オーブンは、いつごろ開ければいいですか?」
「もうじきですから、匂いで判断してくださいね」
元気よくキッチンに向かうマイセルに微笑みかけたリトリィに、俺は求められるまま鞄を渡した。
「街のかたがたから、おはなしはいただけましたか?」
「ああ。いろいろとね。また、食事の後に話すよ」
「はい」
鞄を棚にしまいながら――俺に背を向けながら、リトリィが、つぶやいた。
「お誘いになられたのは、どちらですか?」
――ぞわりと、背筋に冷たいものが走る。
「……ええと、その……」
「濁すということは、マイセルちゃんですね?」
――なんという、的確な判断力なのだろう!
彼女には、誤魔化しも虚勢も、全く通じないということか。……今さらだけど。
「……悪かった」
「悪いことではないですよ? マイセルちゃんも、あなたのお嫁さんなのですから。夫婦として、あたりまえのことですから」
そう言うと、リトリィは俺の懐に、ふわりと、身を預けた。
「……でも、わたしも、あなたの、お嫁さんなんですよ……?」
そう言って俺を見上げ、そして目を潤ませた彼女があまりにも愛おしくて。
君も、じゃない、君こそが――。
彼女を差し置いての先刻の行為を恥じ、詫びる意味も込めて、俺は彼女を抱きしめると、そっと唇を重ねた。
「そう、ですか。いろいろなかたがいらっしゃるんですね」
食後のお茶を飲みながら、リトリィはうなずいた。
「うん。でも、お菓子を買ったあの屋台の夫婦の二人、とくにおじさんの方。口では『壊しちゃえ』って言ってたけど、きっとおじさんも壊したくないんだと思う」
マイセルの言葉に、俺も同意する。
「あのおっちゃん、鐘塔のことを『アイツ』と呼んでいた。きっとおっちゃんにも、塔に対していろんな思い入れがあったんだろう。壊してしまえっていうのも、多分本音じゃなくて、ただの強がりなんじゃないかな」
「ですよね!」
マイセルとうなずき合っていると、リトリィはカップを両手で包むようにしながら、そっと、口を開いた。
「わたし……そのかたのおっしゃること、少し、わかる気がします」
「塔を壊してしまえと言っていたことが、か?」
小さくうなずくリトリィ。マイセルが、首を傾げながら聞き返した。
「でも、さっきムラタさんが言ったみたいに、塔のことを友達みたいに呼んでたんですよ? 強がりじゃないんですか?」
「強がり、それはあると思うんです。でも……」
リトリィは、じっとカップの中を見つめながら、答えた。
「……今のまま、直す見込みがないなら、こわしてしまったほうがいい……そういうことですよね?」
リトリィは、どこか言葉を選ぶように続けた。
「こわれたまま……ううん、このまま悪くなっていくくらいなら、昔の思い出をきずつけないために、いっそ、壊してしまったほうがいい……。
わたし、なんとなく、そのお気持ちが分かるんです」
「でも、でも大切な思い出の場所ですよ? 少しくらい傷んだって、残ってたほうが良くないですか? その、建て直しのお仕事がなくなっちゃうのは、大工として残念ですけど……」
マイセルの言う「仕事がなくなる」についてはともかく、俺もリトリィの考え方には、同調しかねた。思い出の場は、消えてなくなってしまうよりも、どんな形にせよ、あった方がいいと思ってしまうんだが。
「だって、その……すきだったものが、どんどん、すきでなくなっていくんですよ?」
「そりゃ、傷めば多少は見た目も悪くなるだろうけど、思い入れだってあるはずだろう? それを、無造作に壊してしまえなんて、本気で言うはずが……」
俺の反論に、リトリィは微笑んだだけだった。
寂しげに。
「大切な存在が、ある日突然、誰かを傷つけるようになるの……。本人も、そんなつもりなんてないのに……」
「本人……?」
かすかな違和感を覚えて聞き返したが、彼女は答えなかった。
「……塔からの落石で、けが人が出ているのでしょう? それは、これからもきっと増えます」
「そうとは限らないんじゃないか?」
「ムラタさんも見たでしょう? あの、粉々に砕けた屋根を」
言われて一瞬、答えに詰まる。たしかにそうだ。なにせ俺自身が、落下した石材は壁ではなく、破損した屋根に由来するものだと考えたのだから。
「こわれたものを、いつまでも残しておくからだ――そう言われて、みんなにきらわれて、それでこわされるくらいなら、思い出がきれいな今のうちに、みんなに惜しまれながらなくなってほしい……
おみせのご主人のお言葉は、そんな意味だったんじゃないでしょうか」
リトリィはそう言うと、「お片付け、しますね」と席を立った。
「……お姉さま、どうしちゃったんですか?」
マイセルが、不思議そうに俺に話を振る。いや、俺だって分からない。
「だって、ムラタさんって、どっちかっていうと、壊すよりも、直す方を考えてましたよね? だって、レルバートさんに『古いものは、本当に壊さないといけないのか』って聞いてましたし」
「うん、まあ、それも選択肢の一つに考えてはいるんだよ」
マイセルが、例の『眠れる猫』の透かし彫りに興奮していた様子を思い出す。
壊して新しいものを造るのもありだけれど、今あるものを活かすというのも、ありだと思うのだ。
俺の言葉に、マイセルが勢い込んでうなずく。
「お姉さまだって、それは分かってると思うんです。でもそうしたら、どうしてあんなことを言ったのかな」
「……そう、だな」
マイセルの言葉に、俺はあいまいにうなずきながら、自分の不出来っぷりを噛み締めるようにして、洗い物をするリトリィを眺めた。
『すきだったものが、どんどん、すきでなくなっていくんですよ?』
彼女は、どういう意味で、ああ言ったのだろう。
だが、俺の知らないところで、苦労してきた彼女だ。
その、知らないところで体験してきた何かが、彼女に、ああ言わせたのかもしれない。
リトリィのことを、俺はずいぶんと理解できたと思っていたけれど、やっぱりまだまだ、彼女のことを分かっていなかったなんて。
身近な人なのに、まだ、知らないことがある。これからもひとつひとつ、理解していかないとな……。
「おかえりなさいませ、お二人とも」
ひどく緊張して、俺の右腕にしがみつくようにしていたマイセルは、あからさまにほっとした顔で、「ただいま、お姉さま」と笑顔で返礼する。
俺は俺で、リトリィが特になにも追及してこないことに、ひどく安堵してしまっていた。
考えてみれば、あの休憩時間――リトリィのいない、マイセルとの二人きりの夫婦の営みというのは、これが初めてだった気がする。
まして、リトリィの知らぬところで。
いや、決して不貞行為をしていたわけではないんだ。マイセルだって、俺の妻なんだから。けれど、やっぱり、一番はリトリィという思いがあるせいだろう。
マイセルとは夫婦なんだから、愛し合うのは当たり前――それはたしかにそうなのだ、間違いない。
けれど、リトリィと違って控えめなマイセルが、日の高いうちから、珍しく愛を求めてくるなんて。
そのせいか、より一層背徳的なものを感じてしまって、かえっていつも以上に興奮してしまっていた自分を自覚していた。
だからこそ、こうしてごく自然に笑顔で出迎えられてしまったことに、ひどく後ろめたさを感じてしまう。彼女の知らないところで、俺は、マイセルと二人きりの時を過ごしてしまった。
……そのぶん、今夜は特にたっぷり可愛がってあげよう――そんなことを考えてしまう自分が、ひどく傲慢に思える。
「はい、お姉さま、お土産! ちょっと冷めちゃったけど、温めればいいですから」
「ふふ、ありがとうございます」
袋を受け取ったリトリィは、マイセルに、もう少しで夕飯が出来上がること、仕上げを手伝ってほしい旨を伝えた。すぐさまマイセルはエプロンをつける。
「はあい。オーブンは、いつごろ開ければいいですか?」
「もうじきですから、匂いで判断してくださいね」
元気よくキッチンに向かうマイセルに微笑みかけたリトリィに、俺は求められるまま鞄を渡した。
「街のかたがたから、おはなしはいただけましたか?」
「ああ。いろいろとね。また、食事の後に話すよ」
「はい」
鞄を棚にしまいながら――俺に背を向けながら、リトリィが、つぶやいた。
「お誘いになられたのは、どちらですか?」
――ぞわりと、背筋に冷たいものが走る。
「……ええと、その……」
「濁すということは、マイセルちゃんですね?」
――なんという、的確な判断力なのだろう!
彼女には、誤魔化しも虚勢も、全く通じないということか。……今さらだけど。
「……悪かった」
「悪いことではないですよ? マイセルちゃんも、あなたのお嫁さんなのですから。夫婦として、あたりまえのことですから」
そう言うと、リトリィは俺の懐に、ふわりと、身を預けた。
「……でも、わたしも、あなたの、お嫁さんなんですよ……?」
そう言って俺を見上げ、そして目を潤ませた彼女があまりにも愛おしくて。
君も、じゃない、君こそが――。
彼女を差し置いての先刻の行為を恥じ、詫びる意味も込めて、俺は彼女を抱きしめると、そっと唇を重ねた。
「そう、ですか。いろいろなかたがいらっしゃるんですね」
食後のお茶を飲みながら、リトリィはうなずいた。
「うん。でも、お菓子を買ったあの屋台の夫婦の二人、とくにおじさんの方。口では『壊しちゃえ』って言ってたけど、きっとおじさんも壊したくないんだと思う」
マイセルの言葉に、俺も同意する。
「あのおっちゃん、鐘塔のことを『アイツ』と呼んでいた。きっとおっちゃんにも、塔に対していろんな思い入れがあったんだろう。壊してしまえっていうのも、多分本音じゃなくて、ただの強がりなんじゃないかな」
「ですよね!」
マイセルとうなずき合っていると、リトリィはカップを両手で包むようにしながら、そっと、口を開いた。
「わたし……そのかたのおっしゃること、少し、わかる気がします」
「塔を壊してしまえと言っていたことが、か?」
小さくうなずくリトリィ。マイセルが、首を傾げながら聞き返した。
「でも、さっきムラタさんが言ったみたいに、塔のことを友達みたいに呼んでたんですよ? 強がりじゃないんですか?」
「強がり、それはあると思うんです。でも……」
リトリィは、じっとカップの中を見つめながら、答えた。
「……今のまま、直す見込みがないなら、こわしてしまったほうがいい……そういうことですよね?」
リトリィは、どこか言葉を選ぶように続けた。
「こわれたまま……ううん、このまま悪くなっていくくらいなら、昔の思い出をきずつけないために、いっそ、壊してしまったほうがいい……。
わたし、なんとなく、そのお気持ちが分かるんです」
「でも、でも大切な思い出の場所ですよ? 少しくらい傷んだって、残ってたほうが良くないですか? その、建て直しのお仕事がなくなっちゃうのは、大工として残念ですけど……」
マイセルの言う「仕事がなくなる」についてはともかく、俺もリトリィの考え方には、同調しかねた。思い出の場は、消えてなくなってしまうよりも、どんな形にせよ、あった方がいいと思ってしまうんだが。
「だって、その……すきだったものが、どんどん、すきでなくなっていくんですよ?」
「そりゃ、傷めば多少は見た目も悪くなるだろうけど、思い入れだってあるはずだろう? それを、無造作に壊してしまえなんて、本気で言うはずが……」
俺の反論に、リトリィは微笑んだだけだった。
寂しげに。
「大切な存在が、ある日突然、誰かを傷つけるようになるの……。本人も、そんなつもりなんてないのに……」
「本人……?」
かすかな違和感を覚えて聞き返したが、彼女は答えなかった。
「……塔からの落石で、けが人が出ているのでしょう? それは、これからもきっと増えます」
「そうとは限らないんじゃないか?」
「ムラタさんも見たでしょう? あの、粉々に砕けた屋根を」
言われて一瞬、答えに詰まる。たしかにそうだ。なにせ俺自身が、落下した石材は壁ではなく、破損した屋根に由来するものだと考えたのだから。
「こわれたものを、いつまでも残しておくからだ――そう言われて、みんなにきらわれて、それでこわされるくらいなら、思い出がきれいな今のうちに、みんなに惜しまれながらなくなってほしい……
おみせのご主人のお言葉は、そんな意味だったんじゃないでしょうか」
リトリィはそう言うと、「お片付け、しますね」と席を立った。
「……お姉さま、どうしちゃったんですか?」
マイセルが、不思議そうに俺に話を振る。いや、俺だって分からない。
「だって、ムラタさんって、どっちかっていうと、壊すよりも、直す方を考えてましたよね? だって、レルバートさんに『古いものは、本当に壊さないといけないのか』って聞いてましたし」
「うん、まあ、それも選択肢の一つに考えてはいるんだよ」
マイセルが、例の『眠れる猫』の透かし彫りに興奮していた様子を思い出す。
壊して新しいものを造るのもありだけれど、今あるものを活かすというのも、ありだと思うのだ。
俺の言葉に、マイセルが勢い込んでうなずく。
「お姉さまだって、それは分かってると思うんです。でもそうしたら、どうしてあんなことを言ったのかな」
「……そう、だな」
マイセルの言葉に、俺はあいまいにうなずきながら、自分の不出来っぷりを噛み締めるようにして、洗い物をするリトリィを眺めた。
『すきだったものが、どんどん、すきでなくなっていくんですよ?』
彼女は、どういう意味で、ああ言ったのだろう。
だが、俺の知らないところで、苦労してきた彼女だ。
その、知らないところで体験してきた何かが、彼女に、ああ言わせたのかもしれない。
リトリィのことを、俺はずいぶんと理解できたと思っていたけれど、やっぱりまだまだ、彼女のことを分かっていなかったなんて。
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