265 / 438
第三部 異世界建築士と思い出の家
第244話:ものは言いよう
しおりを挟む
ギルド長は、冒険者ギルドに個人の暗殺の依頼はしない方がいいと忠告をくれたが、では、いつか襲ってくるかもしれないガルフへの対抗策は、どうすればいいのだろう。
「……そうだ、冒険者の護衛を雇う事って、できるのですか?」
「なんだ、襲われる心当たりがあるのか?」
「はあ……まあ、一応」
ギルド長は目を丸くし、次いで、笑った。
「大工のくせに何をやらかした。まあ、依頼があれば受け付けるが……期間にもよるが、個人の護衛をやりたがる奴はいないぞ?」
「それはどうしてですか?」
「いつ来るか分からない襲撃者を待って、常に神経を張り巡らしておかねばならん仕事は、疲れるんだ」
「ですが、隊商護衛のような仕事もありますよね?」
「期間もルートも決まっていて、パーティの中で交代し合うからできるんだ」
ギルド長は、再び運ばれてきた麦酒を受け取ると、またしても一息で飲み干した。ついでに俺の皿から、つまみ代わりに芋をかっさらう。
「護衛ってのは大変な仕事なんだ。相手は狙った奴の動きを見張っているだけでいいが、護衛はどこにいるか分からん敵を探して守り続けなきゃならんのだぞ?
コツコツやるより一攫千金、こらえ性がないから冒険者をやっている連中に、ほれ仕事だ、買い物だ、洗濯だと、好き勝手に動く個人の護衛なんて、務まると思うか?」
こらえ性がないから冒険者をやっている!
なんという指摘!
なるほど、納得!
「護衛を雇ったところで、命を狙われている自覚を持った生活を、依頼者本人がしなきゃ、何の意味もないからな。ま、本気で命を狙われてるってんなら、冒険者じゃなくて、もっと別のところ――それこそ、ナリクァン商会にでも駆け込んだ方がいい」
コネがあるんだろう? そう笑うと、ギルド長は席を立つ。
「冒険者も傭兵も、たとえ仕事の先で殺し合ったとしても、一度仕事を終えればただの個人だ。同席したいとは思わんだろうが、依頼の外でお互いを殺し合うようなことはしない。それは俺たちの、最低限の、倫理だ」
それができんやつは、ギルドが粛清する。
ギルド長は、そう言ってリトリィを見る。
「なんにせよ、せっかく恋人が手元に戻って来たんだ。復讐だのなんだの考えず、地に足をつけた生活をまず第一に考えな」
薄く笑いながら、彼はぐるりと食堂を見回した。
「誰もが、自分で手一杯なんだ。こう言っちゃ悪いが、死んだ奴のことまで抱えて生きていくのはしんどい。思い出は美しいが腹は膨れねえ。だからオレたちは皆、逝っちまった奴の思い出を肴に酒をかっ食らっておしまいにして、また明日を生きる。
――それが、生きるってこった」
このギルドがいつできたかは知らないが、この館から多くの冒険者たちが旅立ち、そして、その何割かは帰ってこれなかったはずだ。ギルド長は、そのたびに、酒を浴びて忘れてきたというのだろうか。
「だから、シケたツラをするなって。どうせインティのヤツは、おまえさんにずいぶんと生意気な口を叩いていたんだろう? そいつを思い出して腹を立てておくくらいがちょうどいいのさ」
「い、いや、――まあ、そう、でしたね」
「だろう? 腹が立ってきたらその勢いを、あとはほれ、子作りにでも回してこい。減った分だけ補充する。その方がよっぽど健全だ!」
豪快に笑ってみせたあと、ギルド長はカウンターのほうに引っ込んでいった。
最後にセクハラをかましていくとは、まあ、さすが男中心所帯の長だ。
苦笑いしてリトリィを見ると、真っ赤になってもじもじとしていた。
今さら赤くなるほどのことでもあるまいに。馬車の中でのこととか。
そう言うとリトリィは、「ひとに言われるのと自分からというのは、違うんです」と、さらに顔を赤くしてすねてみせた。
「お姉さま! ムラタさん! 探したんですよ!」
マイセルが駆けこんできたのは、そろそろテーブルを立とうとしたときだった。
「お父さんたらひどいんですよ! お姉さまの様子だけみたら、無事が分かったんだからいいだろって、木組みの練習させるんですよ! お姉さまのあとを追っかけたかったのに!」
相変わらず手厳しいマレットさんだ。ぷりぷりしているマイセルには悪いが、思わず笑みがこぼれてしまう。
「お姉さまが帰ってきて、ほんとによかった! ムラタさんから聞いて、心配してたんですよ! お怪我はないですか?」
「ふふ、ありがとう、マイセルちゃん。ムラタさんが助けてくださいましたから、たいしたことはありませんでしたよ」
「え、む、ムラタさんが!?」
信じられないといった様子で、マイセルが俺とリトリィを何度も見比べる。
「え、冒険者さんたちですよね? お姉さまを助けたの」
「違いますよ? ムラタさんが来てくださったんです。わたしのところへ」
「で、でも、その、……悪い人も、いっぱい、いたんでしょう? 牢屋に入れられたりとか、してたんでしょう?」
「はい。でも、ムラタさんが悪い方をやっつけて、助け出してくれました。わたしたちのだんなさまになる方は、とってもすごいかたなんですよ?」
リトリィの言葉に、マイセルの目がきらっきらに輝く。
「えっと、ムラタさんって、そんなにお強かったんですか!?」
「ええと――」
「はい。すっごく、かっこよかったんですから。そんなかたにお仕えできることを、喜びましょうね?」
「は、はい!」
そっと、リトリィが俺に微笑んでみせる。
そういうことにしておけ、ということか?
いや……まあ、たしかに、嘘は言ってないな、リトリィは。
リトリィの第一発見者は俺だ。
彼女を牢に縛り付けていた鎖は俺が壊したし、連れ出したのも俺。
ガルフがぶっ倒れたのも、俺が投げた帽子を奴が引き裂いた結果だ。
奴が起きそうになった時、鼻先に帽子の切れ端を巻き付けて、昏倒のお代わりを食らわせたのも俺。
確かに嘘は言っていない。
嘘は言ってないが、ビビッてなかなか突入できなかったとか一瞬でぶちのめされたとか、そういうところは話してないから、なんだかものすっごく後ろめたい思いにとらわれる。
そういえばリトリィは、時には皮肉を言ってジルンディール親方をやりこめてたりもしたっけ。
普段はおとなしくて控えめな彼女だけど、本当はすごく頭が回る切れ者なのかもしれない。そんな女性が、俺の元に来てくれるなんて。やはり、何かの間違いなんじゃなかろうか――つい、以前のような自虐的な思考が頭をよぎる。
「ムラタさん。マイセルちゃん、おつかいの途中だったんですって。わたしたちも、お夕餉のお買い物にいっしょに行きませんか?」
そうなのだ。彼女は聡いのに、決定権を俺に委ねようとする。わざわざ俺を立ててくれるんだ。些細なことであっても。
それが彼女なりの、俺に対する忠義の心なんだろう。
「……そうだな、じゃあ、一緒に行くか」
マイセルが、リトリィに飛びついて喜んでいる。
一緒に買い物をする、そんなことくらいでこんなに喜ぶ少女が、その少女に飛びつかれて慈母のごとき笑顔を浮かべる女性が、二人とも、数か月後には俺の妻になる。
なんとも不思議な感覚だった。
俺たちが死ぬような思いをしてきたことなどかけらも感じさせず、今日も市場は盛況だった。
耳を澄ませると、話の端々に、午前中のパレードのことが話題に上っていた。やはり街の共通の娯楽として、この話題はしばらく、人々をにぎわせるのだろう。
まあ、俺だって、自分が、自分の恋人が事件の当事者になったわけでなかったのなら、同じようにしていたに違いないのだが。
買い物を終えて、揚げパンのようなものを三人でほおばりながら、ベンチでくつろいでいたときだった。
「お姉さま、ご無事で何よりでしたけど、本当にお怪我などはなかったんですか? ひどいことをされたり、しませんでしたか?」
マイセルはきっと、リトリィのことを、純粋に気遣ってくれたのだろう。
その心もちは分かるし、聞いてみたくなった気持ちもわかる。
リトリィも、笑顔で「大丈夫でしたよ」と、答えていた。
でも、その笑顔が曇っていたのは、俺の目の錯覚ではあるまい。
「……そうだ、冒険者の護衛を雇う事って、できるのですか?」
「なんだ、襲われる心当たりがあるのか?」
「はあ……まあ、一応」
ギルド長は目を丸くし、次いで、笑った。
「大工のくせに何をやらかした。まあ、依頼があれば受け付けるが……期間にもよるが、個人の護衛をやりたがる奴はいないぞ?」
「それはどうしてですか?」
「いつ来るか分からない襲撃者を待って、常に神経を張り巡らしておかねばならん仕事は、疲れるんだ」
「ですが、隊商護衛のような仕事もありますよね?」
「期間もルートも決まっていて、パーティの中で交代し合うからできるんだ」
ギルド長は、再び運ばれてきた麦酒を受け取ると、またしても一息で飲み干した。ついでに俺の皿から、つまみ代わりに芋をかっさらう。
「護衛ってのは大変な仕事なんだ。相手は狙った奴の動きを見張っているだけでいいが、護衛はどこにいるか分からん敵を探して守り続けなきゃならんのだぞ?
コツコツやるより一攫千金、こらえ性がないから冒険者をやっている連中に、ほれ仕事だ、買い物だ、洗濯だと、好き勝手に動く個人の護衛なんて、務まると思うか?」
こらえ性がないから冒険者をやっている!
なんという指摘!
なるほど、納得!
「護衛を雇ったところで、命を狙われている自覚を持った生活を、依頼者本人がしなきゃ、何の意味もないからな。ま、本気で命を狙われてるってんなら、冒険者じゃなくて、もっと別のところ――それこそ、ナリクァン商会にでも駆け込んだ方がいい」
コネがあるんだろう? そう笑うと、ギルド長は席を立つ。
「冒険者も傭兵も、たとえ仕事の先で殺し合ったとしても、一度仕事を終えればただの個人だ。同席したいとは思わんだろうが、依頼の外でお互いを殺し合うようなことはしない。それは俺たちの、最低限の、倫理だ」
それができんやつは、ギルドが粛清する。
ギルド長は、そう言ってリトリィを見る。
「なんにせよ、せっかく恋人が手元に戻って来たんだ。復讐だのなんだの考えず、地に足をつけた生活をまず第一に考えな」
薄く笑いながら、彼はぐるりと食堂を見回した。
「誰もが、自分で手一杯なんだ。こう言っちゃ悪いが、死んだ奴のことまで抱えて生きていくのはしんどい。思い出は美しいが腹は膨れねえ。だからオレたちは皆、逝っちまった奴の思い出を肴に酒をかっ食らっておしまいにして、また明日を生きる。
――それが、生きるってこった」
このギルドがいつできたかは知らないが、この館から多くの冒険者たちが旅立ち、そして、その何割かは帰ってこれなかったはずだ。ギルド長は、そのたびに、酒を浴びて忘れてきたというのだろうか。
「だから、シケたツラをするなって。どうせインティのヤツは、おまえさんにずいぶんと生意気な口を叩いていたんだろう? そいつを思い出して腹を立てておくくらいがちょうどいいのさ」
「い、いや、――まあ、そう、でしたね」
「だろう? 腹が立ってきたらその勢いを、あとはほれ、子作りにでも回してこい。減った分だけ補充する。その方がよっぽど健全だ!」
豪快に笑ってみせたあと、ギルド長はカウンターのほうに引っ込んでいった。
最後にセクハラをかましていくとは、まあ、さすが男中心所帯の長だ。
苦笑いしてリトリィを見ると、真っ赤になってもじもじとしていた。
今さら赤くなるほどのことでもあるまいに。馬車の中でのこととか。
そう言うとリトリィは、「ひとに言われるのと自分からというのは、違うんです」と、さらに顔を赤くしてすねてみせた。
「お姉さま! ムラタさん! 探したんですよ!」
マイセルが駆けこんできたのは、そろそろテーブルを立とうとしたときだった。
「お父さんたらひどいんですよ! お姉さまの様子だけみたら、無事が分かったんだからいいだろって、木組みの練習させるんですよ! お姉さまのあとを追っかけたかったのに!」
相変わらず手厳しいマレットさんだ。ぷりぷりしているマイセルには悪いが、思わず笑みがこぼれてしまう。
「お姉さまが帰ってきて、ほんとによかった! ムラタさんから聞いて、心配してたんですよ! お怪我はないですか?」
「ふふ、ありがとう、マイセルちゃん。ムラタさんが助けてくださいましたから、たいしたことはありませんでしたよ」
「え、む、ムラタさんが!?」
信じられないといった様子で、マイセルが俺とリトリィを何度も見比べる。
「え、冒険者さんたちですよね? お姉さまを助けたの」
「違いますよ? ムラタさんが来てくださったんです。わたしのところへ」
「で、でも、その、……悪い人も、いっぱい、いたんでしょう? 牢屋に入れられたりとか、してたんでしょう?」
「はい。でも、ムラタさんが悪い方をやっつけて、助け出してくれました。わたしたちのだんなさまになる方は、とってもすごいかたなんですよ?」
リトリィの言葉に、マイセルの目がきらっきらに輝く。
「えっと、ムラタさんって、そんなにお強かったんですか!?」
「ええと――」
「はい。すっごく、かっこよかったんですから。そんなかたにお仕えできることを、喜びましょうね?」
「は、はい!」
そっと、リトリィが俺に微笑んでみせる。
そういうことにしておけ、ということか?
いや……まあ、たしかに、嘘は言ってないな、リトリィは。
リトリィの第一発見者は俺だ。
彼女を牢に縛り付けていた鎖は俺が壊したし、連れ出したのも俺。
ガルフがぶっ倒れたのも、俺が投げた帽子を奴が引き裂いた結果だ。
奴が起きそうになった時、鼻先に帽子の切れ端を巻き付けて、昏倒のお代わりを食らわせたのも俺。
確かに嘘は言っていない。
嘘は言ってないが、ビビッてなかなか突入できなかったとか一瞬でぶちのめされたとか、そういうところは話してないから、なんだかものすっごく後ろめたい思いにとらわれる。
そういえばリトリィは、時には皮肉を言ってジルンディール親方をやりこめてたりもしたっけ。
普段はおとなしくて控えめな彼女だけど、本当はすごく頭が回る切れ者なのかもしれない。そんな女性が、俺の元に来てくれるなんて。やはり、何かの間違いなんじゃなかろうか――つい、以前のような自虐的な思考が頭をよぎる。
「ムラタさん。マイセルちゃん、おつかいの途中だったんですって。わたしたちも、お夕餉のお買い物にいっしょに行きませんか?」
そうなのだ。彼女は聡いのに、決定権を俺に委ねようとする。わざわざ俺を立ててくれるんだ。些細なことであっても。
それが彼女なりの、俺に対する忠義の心なんだろう。
「……そうだな、じゃあ、一緒に行くか」
マイセルが、リトリィに飛びついて喜んでいる。
一緒に買い物をする、そんなことくらいでこんなに喜ぶ少女が、その少女に飛びつかれて慈母のごとき笑顔を浮かべる女性が、二人とも、数か月後には俺の妻になる。
なんとも不思議な感覚だった。
俺たちが死ぬような思いをしてきたことなどかけらも感じさせず、今日も市場は盛況だった。
耳を澄ませると、話の端々に、午前中のパレードのことが話題に上っていた。やはり街の共通の娯楽として、この話題はしばらく、人々をにぎわせるのだろう。
まあ、俺だって、自分が、自分の恋人が事件の当事者になったわけでなかったのなら、同じようにしていたに違いないのだが。
買い物を終えて、揚げパンのようなものを三人でほおばりながら、ベンチでくつろいでいたときだった。
「お姉さま、ご無事で何よりでしたけど、本当にお怪我などはなかったんですか? ひどいことをされたり、しませんでしたか?」
マイセルはきっと、リトリィのことを、純粋に気遣ってくれたのだろう。
その心もちは分かるし、聞いてみたくなった気持ちもわかる。
リトリィも、笑顔で「大丈夫でしたよ」と、答えていた。
でも、その笑顔が曇っていたのは、俺の目の錯覚ではあるまい。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
番から逃げる事にしました
みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。
前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。
彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。
❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。
❋独自設定有りです。
❋他視点の話もあります。
❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。
新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、
【完結】番(つがい)でした ~美しき竜人の王様の元を去った番の私が、再び彼に囚われるまでのお話~
tea
恋愛
かつて私を妻として番として乞い願ってくれたのは、宝石の様に美しい青い目をし冒険者に扮した、美しき竜人の王様でした。
番に選ばれたものの、一度は辛くて彼の元を去ったレーアが、番であるエーヴェルトラーシュと再び結ばれるまでのお話です。
ヒーローは普段穏やかですが、スイッチ入るとややドS。
そして安定のヤンデレさん☆
ちょっぴり切ない、でもちょっとした剣と魔法の冒険ありの(私とヒロイン的には)ハッピーエンド(執着心むき出しのヒーローに囚われてしまったので、見ようによってはメリバ?)のお話です。
別サイトに公開済の小説を編集し直して掲載しています。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる