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第三部 異世界建築士と思い出の家
第195話:異世界建築士誕生!
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「……おい、お前、これはいったい、どういうことだ?」
くしゃくしゃに渋い顔をしたリファルが、ぼそりとつぶやいた。
「ノコギリはまっすぐ押せない、釘打ちは自分の指を殴る、カンナがけは信じられんほどガタガタ、ほぞに至ってはまともにノミを使いこなすこともできてねえ」
天を仰ぎ、手を投げ捨てる。
「あんた、大工をナメてんのか?」
「だから! 俺は図面引きであって、大工じゃないんだって!」
「だったら大工ギルドの戸をくぐるんじゃねえよ」
「そっちが俺を拉致したんだろうが!」
いや、弁解させてもらうとだな!
さっきお前らの手下に突撃しようとしたとき、リトリィに左腕にしがみつかれてコケて、左の腕や肩が痛いんだよ!
いや、言っとくがリトリィのせいじゃないからな! お前らが悪いんだからな!!
あと、一応これでも大学は工学部出身、そこそこはできるんだよ! 職人レベルじゃないだけで!
いや、押しノコギリなんて使い慣れてないだけだし、カンナだって一応できてるし、だけど金槌とノミがちょっとだけ使いこなせてないだけで――
「分かった分かった。素人に毛が生えた程度にはできるのは分かったがな。そんな程度で大工を名乗られちゃ、俺たちギルド員全員が迷惑なんだよ。徒弟――見習いならともかく、ギルドは、こんな出来損ないを職人に認定したのか、とな」
「俺の故郷はな! 図面引きは図面引き、大工は大工で分かれてたんだよ! 図面引きは大工仕事について理解できてさえいれば、実際には職人級までできなくてもよかったし、大工は図面が読めればよくて、図面を引けなくても問題なかったんだよ!」
俺の言葉に、リファルは眉をひそめ、心底見下げ果てるような目で、吐き捨てるように言った。
「いくら図面を引けたって、実際に家を建てられねえ大工なんざ、いてたまるか」
「だ・か・ら!! 俺は大工じゃなくて、図面引き!!」
「だったら大工ギルドの戸をくぐるんじゃねえよ」
「だからそっちが俺を拉致したんだろうが!!」
その時、部屋のドアが開いて、ギルド長が、側近の女と共に入って来た。
「どうだリファル。そいつは使えそうか?」
「だめです、全く使い物になりません」
「即答するなよっ!」
思わず突っ込むが、瞬時に返される。
「素人よりマシな程度です。しかも自分を図面引きと言い張って、大工じゃないとすら主張しています。自分で大工でないと言っていることですし、職人として認める必要などありません」
「俺だって大工をやりたいわけじゃないが、この街で家造りをやりたかったら大工ギルドしかないって聞いたから来てるんだよ!」
「道具もまともに使いこなせない奴が家造りとか抜かすな!」
ああもう、こいつらは!
山の工房でもそうだったが、頭脳労働者に対してなんでこうも理解ってものがないんだよ!
「だから俺は建築士――図面引き! 家の図面を作るのを仕事にするんだよ!!」
「図面なんかいるか! 台所、居間、寝室、家事部屋! それだけあれば十分だろうが!」
「人の求めるものは千差万別、予算の範囲内で出来ることを提案して顧客満足度を追求するのが職人の心意気ってものじゃないのか!!」
「知るか! 俺らは大工、雨漏りせず長持ちする家を建てるのが仕事だろうが! 大工の作る家が気に入らねえ奴は、後で勝手に自分で弄ればいいんだよ!」
「そんな雑な仕事でいいわけがあるかっ!!」
思わず叫び返したが、そこにいた面々が、だれもリファルの物言いにツッコミを入れない。まさかこれがスタンダードの考え方だっていうのか? 大工の仕事が気に入らなければあとは勝手にしろって、それでいいのか大工ギルド。
「いいに決まってんだろうが! 貴族ならともかく、平民だぞ!」
「平民だって、希望の一つや二つ、あるだろう!」
「家のことは大工が一番分かってるんだから、大工に任せるのが一番いいに決まってんだろうが!」
駄目だこの野郎、仕事は顧客との二人三脚、じゃなくて、大工のためにあると固く信じている。というか、こいつに誰もツッコミを入れないということは、つまり、それがギルドの考え方なのかもしれない。
……どうすればいい!?
そのとき、それまで不安そうに、だが黙って見ていたリトリィが、後ろに駆け寄ると、そっと耳打ちしてきた。
「ムラタさん、落ち着いてください。ムラタさんは、ここに、お仕事のやり方を議論しに来たんですか?」
「いや、だがあいつの――」
「ムラタさん」
リトリィにも思わず反発しかけた俺の手を、リトリィが握る。
「ムラタさんが譲りたくないことは、ムラタさんが変えてしまえばいいんですよ」
「……変える? 俺が?」
「はい。ギルドに入って、みんなにあなたを認めさせて、そして、変えていけばいいんです」
リトリィの言葉に、俺は絶句する。
俺が変える。
ギルドを――業界を?
「ムラタさんが、お客さんを大事にしたい人だっていうのは、山にいるときから伺っていましたから」
ふふ、と微笑んでみせると、リトリィはそっと俺の肩に、その頬を乗せるようにして続ける。
「ムラタさんの想いは、大工さんの一員としておうちを作る時に、お客さんに向ければいいんです。こんなところで、けんかをするためのものではないはずですよ?」
ハッとする。
――そうだ。俺はここで、家造りに携わる資格を得なければならないのだ。こんな奴と不毛な議論をして、ギルドに後ろ足で砂をかけるような真似をして、それで、俺が家づくりに携われるようになるのか。
いつの間にか、目的を見失っていた。まったく、俺はいつまでたっても変なところで負けず嫌いだ。リトリィと結ばれるまで、自分というものに自信が持てなかったくせに。
落ち着いて周りを見てみると、俺に対して胡散臭げな視線を向けている者もいるが、あからさまにリファルに不快そうな目を向けている者もいる。
なるほど、今この場では口にしないだけで、リファルのような考え方に不満を持つ者もいるというわけか。少し、救われた気がする。
それにしても、またリトリィに救われてしまった。本当に、彼女には助けられてばかりだ。
俺は自分の頬をぴしゃりと叩くと、ギルド長に向き直った。
「失礼しました、少々自分の主義と相容れぬところがありましたもので」
「主義ねぇ……?」
若干冷ややかな目を返されるが仕方がない。
暴走していたのは事実なのだから。
改めて深呼吸をする。
「おい! なにが自分の主義と相容れないだ! 話は終わってねえぞ半端者!」
リファルの罵りが横から聞こえてくるが、しかしもう、それに答えるつもりはない。俺の目的は、ギルドの職人として認められること。職人として認められれば、大手を振って仕事ができるというのなら、多少の不満はあろうともここはこらえるのが一番だ。
「確かに未熟な部分がある点については認めます。ただ、先ほども見ていただいたように、私は図面を主に提供する方法で、ギルドに貢献したいと考えております。ギルド長、お認めいただけませんか?」
「未熟な点って、お前、職人として足りてねえことばかりだろうが!」
ああもう、外野がうるさい。
ギルド長も、思案顔のままだ。
……ええい、あまり頼りたくなかったが、仕方がない。
「そうそう、マレット親方から、推薦状を預かっておりました。お納めください」
そう言って、懐から封書を取り出し、うやうやしく捧げる。
途端に、ギルド長が飛びすさった。
「ま、マレットの奴から推薦状だと!?」
「はい、理由は伺っておりませんが、直接渡すことができる機会があればそうしろと。また、どのように受け取ったかを報告するようにとも伺いました」
マレットさんの名を出した途端、なにやら顔色が悪くなったような気がする。
しぶしぶ、本当にしぶしぶと言った様子で俺の手から封書を受け取ると、ギルド長は封蝋を取り、中身を取り出す。
草皮紙から透けて見える文字は、真ん中のあたりに、わずか一行。
……おい、マレットさんよ。
やけに早く書き上げたと思ったら、一行はないだろう一行は。
その一枚に俺の将来がかかっているんだぞ、一行ってなんだ。
後ろから、リトリィもいぶかし気に覗き込むようにしている。
ギルド長はしばらく、ほんとうにしばらく、ぶるぶるとかすかに震える手で手紙を見つめていたが、やがてあきらめたように嘆息し、手紙をくしゃくしゃに丸めて秘書に渡した。
「おい、書類を準備しろ。こいつの身分は『建築士』、図面専門の職人として、認める」
くしゃくしゃに渋い顔をしたリファルが、ぼそりとつぶやいた。
「ノコギリはまっすぐ押せない、釘打ちは自分の指を殴る、カンナがけは信じられんほどガタガタ、ほぞに至ってはまともにノミを使いこなすこともできてねえ」
天を仰ぎ、手を投げ捨てる。
「あんた、大工をナメてんのか?」
「だから! 俺は図面引きであって、大工じゃないんだって!」
「だったら大工ギルドの戸をくぐるんじゃねえよ」
「そっちが俺を拉致したんだろうが!」
いや、弁解させてもらうとだな!
さっきお前らの手下に突撃しようとしたとき、リトリィに左腕にしがみつかれてコケて、左の腕や肩が痛いんだよ!
いや、言っとくがリトリィのせいじゃないからな! お前らが悪いんだからな!!
あと、一応これでも大学は工学部出身、そこそこはできるんだよ! 職人レベルじゃないだけで!
いや、押しノコギリなんて使い慣れてないだけだし、カンナだって一応できてるし、だけど金槌とノミがちょっとだけ使いこなせてないだけで――
「分かった分かった。素人に毛が生えた程度にはできるのは分かったがな。そんな程度で大工を名乗られちゃ、俺たちギルド員全員が迷惑なんだよ。徒弟――見習いならともかく、ギルドは、こんな出来損ないを職人に認定したのか、とな」
「俺の故郷はな! 図面引きは図面引き、大工は大工で分かれてたんだよ! 図面引きは大工仕事について理解できてさえいれば、実際には職人級までできなくてもよかったし、大工は図面が読めればよくて、図面を引けなくても問題なかったんだよ!」
俺の言葉に、リファルは眉をひそめ、心底見下げ果てるような目で、吐き捨てるように言った。
「いくら図面を引けたって、実際に家を建てられねえ大工なんざ、いてたまるか」
「だ・か・ら!! 俺は大工じゃなくて、図面引き!!」
「だったら大工ギルドの戸をくぐるんじゃねえよ」
「だからそっちが俺を拉致したんだろうが!!」
その時、部屋のドアが開いて、ギルド長が、側近の女と共に入って来た。
「どうだリファル。そいつは使えそうか?」
「だめです、全く使い物になりません」
「即答するなよっ!」
思わず突っ込むが、瞬時に返される。
「素人よりマシな程度です。しかも自分を図面引きと言い張って、大工じゃないとすら主張しています。自分で大工でないと言っていることですし、職人として認める必要などありません」
「俺だって大工をやりたいわけじゃないが、この街で家造りをやりたかったら大工ギルドしかないって聞いたから来てるんだよ!」
「道具もまともに使いこなせない奴が家造りとか抜かすな!」
ああもう、こいつらは!
山の工房でもそうだったが、頭脳労働者に対してなんでこうも理解ってものがないんだよ!
「だから俺は建築士――図面引き! 家の図面を作るのを仕事にするんだよ!!」
「図面なんかいるか! 台所、居間、寝室、家事部屋! それだけあれば十分だろうが!」
「人の求めるものは千差万別、予算の範囲内で出来ることを提案して顧客満足度を追求するのが職人の心意気ってものじゃないのか!!」
「知るか! 俺らは大工、雨漏りせず長持ちする家を建てるのが仕事だろうが! 大工の作る家が気に入らねえ奴は、後で勝手に自分で弄ればいいんだよ!」
「そんな雑な仕事でいいわけがあるかっ!!」
思わず叫び返したが、そこにいた面々が、だれもリファルの物言いにツッコミを入れない。まさかこれがスタンダードの考え方だっていうのか? 大工の仕事が気に入らなければあとは勝手にしろって、それでいいのか大工ギルド。
「いいに決まってんだろうが! 貴族ならともかく、平民だぞ!」
「平民だって、希望の一つや二つ、あるだろう!」
「家のことは大工が一番分かってるんだから、大工に任せるのが一番いいに決まってんだろうが!」
駄目だこの野郎、仕事は顧客との二人三脚、じゃなくて、大工のためにあると固く信じている。というか、こいつに誰もツッコミを入れないということは、つまり、それがギルドの考え方なのかもしれない。
……どうすればいい!?
そのとき、それまで不安そうに、だが黙って見ていたリトリィが、後ろに駆け寄ると、そっと耳打ちしてきた。
「ムラタさん、落ち着いてください。ムラタさんは、ここに、お仕事のやり方を議論しに来たんですか?」
「いや、だがあいつの――」
「ムラタさん」
リトリィにも思わず反発しかけた俺の手を、リトリィが握る。
「ムラタさんが譲りたくないことは、ムラタさんが変えてしまえばいいんですよ」
「……変える? 俺が?」
「はい。ギルドに入って、みんなにあなたを認めさせて、そして、変えていけばいいんです」
リトリィの言葉に、俺は絶句する。
俺が変える。
ギルドを――業界を?
「ムラタさんが、お客さんを大事にしたい人だっていうのは、山にいるときから伺っていましたから」
ふふ、と微笑んでみせると、リトリィはそっと俺の肩に、その頬を乗せるようにして続ける。
「ムラタさんの想いは、大工さんの一員としておうちを作る時に、お客さんに向ければいいんです。こんなところで、けんかをするためのものではないはずですよ?」
ハッとする。
――そうだ。俺はここで、家造りに携わる資格を得なければならないのだ。こんな奴と不毛な議論をして、ギルドに後ろ足で砂をかけるような真似をして、それで、俺が家づくりに携われるようになるのか。
いつの間にか、目的を見失っていた。まったく、俺はいつまでたっても変なところで負けず嫌いだ。リトリィと結ばれるまで、自分というものに自信が持てなかったくせに。
落ち着いて周りを見てみると、俺に対して胡散臭げな視線を向けている者もいるが、あからさまにリファルに不快そうな目を向けている者もいる。
なるほど、今この場では口にしないだけで、リファルのような考え方に不満を持つ者もいるというわけか。少し、救われた気がする。
それにしても、またリトリィに救われてしまった。本当に、彼女には助けられてばかりだ。
俺は自分の頬をぴしゃりと叩くと、ギルド長に向き直った。
「失礼しました、少々自分の主義と相容れぬところがありましたもので」
「主義ねぇ……?」
若干冷ややかな目を返されるが仕方がない。
暴走していたのは事実なのだから。
改めて深呼吸をする。
「おい! なにが自分の主義と相容れないだ! 話は終わってねえぞ半端者!」
リファルの罵りが横から聞こえてくるが、しかしもう、それに答えるつもりはない。俺の目的は、ギルドの職人として認められること。職人として認められれば、大手を振って仕事ができるというのなら、多少の不満はあろうともここはこらえるのが一番だ。
「確かに未熟な部分がある点については認めます。ただ、先ほども見ていただいたように、私は図面を主に提供する方法で、ギルドに貢献したいと考えております。ギルド長、お認めいただけませんか?」
「未熟な点って、お前、職人として足りてねえことばかりだろうが!」
ああもう、外野がうるさい。
ギルド長も、思案顔のままだ。
……ええい、あまり頼りたくなかったが、仕方がない。
「そうそう、マレット親方から、推薦状を預かっておりました。お納めください」
そう言って、懐から封書を取り出し、うやうやしく捧げる。
途端に、ギルド長が飛びすさった。
「ま、マレットの奴から推薦状だと!?」
「はい、理由は伺っておりませんが、直接渡すことができる機会があればそうしろと。また、どのように受け取ったかを報告するようにとも伺いました」
マレットさんの名を出した途端、なにやら顔色が悪くなったような気がする。
しぶしぶ、本当にしぶしぶと言った様子で俺の手から封書を受け取ると、ギルド長は封蝋を取り、中身を取り出す。
草皮紙から透けて見える文字は、真ん中のあたりに、わずか一行。
……おい、マレットさんよ。
やけに早く書き上げたと思ったら、一行はないだろう一行は。
その一枚に俺の将来がかかっているんだぞ、一行ってなんだ。
後ろから、リトリィもいぶかし気に覗き込むようにしている。
ギルド長はしばらく、ほんとうにしばらく、ぶるぶるとかすかに震える手で手紙を見つめていたが、やがてあきらめたように嘆息し、手紙をくしゃくしゃに丸めて秘書に渡した。
「おい、書類を準備しろ。こいつの身分は『建築士』、図面専門の職人として、認める」
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