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第三部 異世界建築士と思い出の家
第188話:怪しい勧誘
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結局、依頼者はあくまでもシヴィーさんであることを踏まえ、リフォームの話は、ばあさんにはしなかった。
そのかわり、家に招いていただきお茶をごちそうになりながら、テラスについての話をたっぷり聞くことになった。
マレットさんの話の通り、テラスはホプラウスさんが二年がかりで作ったのだそうだ。
きっかけは、ゴーティアスさんが、庭を眺めながらお茶を飲みたいと言ったこと。
ちょうどそのころ、ホプラウスさんはある事情によって門衛騎士でありながら門外街の巡視に回されてしまっていたという。
ある事情とやらの内容を聞くことはできなかったが、落ち込んでいたらしいし、左遷されたのだろう。
それにしても、このばあさん、シヴィーさんに対して辛辣なのかと思ったら、思い出話を聞くに、そうでもないような感じだった。必ず思い出の中に、ホプラウスさんとシヴィーさん、そしてばあさんの三人がセットで出てくる。
口ではあれこれ言っていても、本音のところでは、たいして悪く思っていないのかもしれない。
「とってもかわいらしいおばあちゃんでしたね」
お土産に大量の焼き菓子やらドライフルーツやらを持たされ、にこにこ顔のリトリィである。この世界でも、ばあちゃんというものは菓子を山のように寄こすらしい。
「可愛らしいかどうかはともかく、シヴィーさんに対する感情がよくわからないな。口では不出来な嫁、とけなしてばかりだったけど、話を聞く分には、楽しい思い出には必ずシヴィーさんのことも交えて話していた」
「おばあちゃんも、ほんとうはシヴィーさんのことが大好きなんですよ」
そんな単純な話だったらどれだけいいか。
──そんな話をしているうちに、城門前広場に出る。今日も屋台からは、いい香りが漂ってくる。
「夕食のおかずの一品は、屋台の揚げ肉あたりにしてみようか」
買ってまいります、と言うリトリィを制止し、ベンチを指さす。
「いや、買い物のやりとりくらいなら、ある程度覚えたんだ。ちょっと試してみたいから、そこのベンチで待っていてくれるかい?」
「……大丈夫、ですか?」
「どうしようもなくなったら、翻訳首輪を使うだけだよ」
「ふふ、はいはい。いってらっしゃいませ」
リトリィが、まるで母親か年の離れた姉のような穏やかな笑顔で、手のひらを見せてくる。
……まあ、いい。
結論。
発音が難しい。
舌がうまく回らない。
練習では造作もなかったのだが、発音するにはなじみのない言葉だから、うっかりすると舌を噛みそうになる。
やはり練習と実践は違うということか。
残念、結局最後には翻訳首輪を使う羽目になった。
「兄ちゃん、聞いたこともないひどい訛りだったなあ。どこの田舎出身なんだい?」
俺の異世界言語デビューは、悔しさの涙をかみしめるようにして幕を閉じたのだった。
「だから、おネエさん。君のその美しい毛並みを生かす、ステキなシゴトがあるんだって! 俺と一緒に来なよ、そんな地味なワンピースなんかじゃなくて、キレイなドレスがよりどりみどりだよ?」
なんとか揚げ肉を手に入れてベンチに戻った俺の目に、耳に飛び込んできたのは、困惑するリトリィと、そのリトリィにやたら軽薄な声を掛ける男の姿だった。
「こ、困ります。わたしには心に決めた方が──」
「大丈夫だって! ちょっと足を見せて、お酒の酌をするだけだから! 好きな人がいるなら、ますますイイ話だよ! 君の魅力でラク~に稼いで、旦那さんになる人に楽をさせてあげようよ!」
……ああ、見たことがある。日本でも。夜の街で。要するに、夜の店の勧誘の奴らだ。そいつらと、見た目もやり口もそっくりだ。どの世界でも、こういう連中というのは存在するらしい。
だが、驚いた。
ここは、獣人族に対する風当たりの強い「城内街」だぞ?
それなのに、リトリィに対して、おそらく夜の店への勧誘。
アレか、どんな世界にもフェチというものはあるのか。蔑まれるはずの獣人族にも、一定の需要があるということなのか。
──などと感心している場合か!
「リトリィ、待たせたね。行こうか」
男を押しのけるようにして、声をかける。
「あ? ンだテメェ。ここはゥチのシマだぞコラ、あン?」
途端にガラの悪くなる男に背筋が寒くなりながら、それでも素知らぬ顔で、笑顔を作る。
「彼女は俺の妻ですが、なにか?」
「……妻ァ!?」
首を傾げ目を見開き口を捻じ曲げるように半開きにして、ものすごい形相になる男に、俺はもう少しで吹き出しそうになるが、必死にこらえる。
「オイ、速攻でバレる嘘つくンじゃネェよオッサン!」
「リトリィ、行くよ?」
男を無視して、再度リトリィに声をかける。
もう背筋がぞわぞわきてしょうがない。いつ殴り掛かってくるか、ひやひやしながら、しかし表面上は冷静であるかのように必死で取り繕いながら、リトリィに手を伸ばす。
ためらいながらも立ち上がったリトリィをそっと抱き寄せ、その髪を撫でてやる。
それに応えるように身を寄せてきた彼女を見せつけるように振り返ると、相変わらずものすごい顔をしている男に微笑みかける。
「妻には、仕事など必要ありません。他に御用も無いようですので、これにて失礼」
踵を返すと、背後から肩をつかまれた。
「待てやコラァ! 横からしゃしゃり出てきて女をかっさらおうなんざ、いい度胸してるじゃネェかテメエ!」
──きた、やっぱりきた!!
あああ! 俺、一人っ子だったからケンカなんてまともにしたこともないっていうのに!
先日もマレットさんの胸倉をつかみ上げようとして、簡単に払いのけられたほど、俺はモヤシ野郎なんだぞ! リトリィの方がはるかに体力筋力持久力に優れてるんだからな!!
「オラ、オッサン! ナメたマネしてっと骨の四、五本は覚悟してもらうゾ、オイ!」
肩を引っ張られ、バランスを崩しそうになり、無我夢中で、手にぶら下げていた紙袋を押し付ける。
──揚げたての、熱々の、揚げ肉の入った、香辛料をたっぷり利かせたソースが漏れ出していた、それを。
そいつの、顔面に。
「うぎょろぉおあああッッ!?」
男が、顔の左半分を押さえて転げまわる。
思わず手についたソースをなめてみると、ピリリとした刺激が舌を刺す。
──ああ、これはひどい。思ったよりも辛かった。
熱かったのと、香辛料の刺激のダブルパンチなのだろう。
目を押さえながら愉快な悲鳴を上げて七転八倒している男を尻目に、俺はリトリィの手を引き、門まで必死に走ったのだった。
いまやすっかり顔パスになった門衛騎士の男から、荒い息を不審がられた俺は、先ほど絡んできた男の話をした。
「……いかがわしい店で働くように勧誘する男だと? リトラエイティル様を?」
門衛騎士は、不快そうに顔をゆがめた。
「けしからん奴だ。リトラエイティル様を何だと思っているのだ、そいつは」
俺にも分かるわけがない。
ただ、「足を見せて酒を飲ませる」ような店が、まともな店なわけがないことだけは分かる。
あとは、獣人族を顧客に絞った店なのか、獣人族相手に酒が飲める、その手の属性を持つヒトを顧客に絞った店なのかで、ずいぶん雰囲気が変わるだろう。
ところが、門衛騎士は俺の言葉を、真顔で否定した。
「馬鹿な。獣人族を相手にするための店など、この城内街にあるわけがないだろう」
確かにそうだ。城内街にはほとんど獣人が住んでいないんだった。だが、実は獣人族フェチな連中を相手にする店、というコンセプトならどうだろう。
しかし、それも即座に否定された。
「ありえんな。そんな店、自分の特殊な性癖を大っぴらにさらすようなものではないか」
言ってから、急にしどろもどろになって咳払いをする。
ああ、その、特殊な性癖とやらを持つ男に、面と向かってそう言ってしまったことに対する決まりの悪さを覚えたか。
いや、俺はリトリィを愛している、そのことを誇りに思っているから、別に気にしないんだけどな。
門衛騎士は、決まりの悪さをごまかすように、咳ばらいをしながら続けた。
「あ~……、うむ、しかし我々の代の門衛騎士の中に、獣人族の女性に、ことさらどうこう思う奴はいないぞ。なにしろ、ホプラウス様のお世話になった者たちばかりだからな」
「ホプラウスさんと知り合いなのか?」
「当たり前だ。我々の代は、ホプラウス様の従士だった者、世話になった者が多いのだ」
そのかわり、家に招いていただきお茶をごちそうになりながら、テラスについての話をたっぷり聞くことになった。
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きっかけは、ゴーティアスさんが、庭を眺めながらお茶を飲みたいと言ったこと。
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ある事情とやらの内容を聞くことはできなかったが、落ち込んでいたらしいし、左遷されたのだろう。
それにしても、このばあさん、シヴィーさんに対して辛辣なのかと思ったら、思い出話を聞くに、そうでもないような感じだった。必ず思い出の中に、ホプラウスさんとシヴィーさん、そしてばあさんの三人がセットで出てくる。
口ではあれこれ言っていても、本音のところでは、たいして悪く思っていないのかもしれない。
「とってもかわいらしいおばあちゃんでしたね」
お土産に大量の焼き菓子やらドライフルーツやらを持たされ、にこにこ顔のリトリィである。この世界でも、ばあちゃんというものは菓子を山のように寄こすらしい。
「可愛らしいかどうかはともかく、シヴィーさんに対する感情がよくわからないな。口では不出来な嫁、とけなしてばかりだったけど、話を聞く分には、楽しい思い出には必ずシヴィーさんのことも交えて話していた」
「おばあちゃんも、ほんとうはシヴィーさんのことが大好きなんですよ」
そんな単純な話だったらどれだけいいか。
──そんな話をしているうちに、城門前広場に出る。今日も屋台からは、いい香りが漂ってくる。
「夕食のおかずの一品は、屋台の揚げ肉あたりにしてみようか」
買ってまいります、と言うリトリィを制止し、ベンチを指さす。
「いや、買い物のやりとりくらいなら、ある程度覚えたんだ。ちょっと試してみたいから、そこのベンチで待っていてくれるかい?」
「……大丈夫、ですか?」
「どうしようもなくなったら、翻訳首輪を使うだけだよ」
「ふふ、はいはい。いってらっしゃいませ」
リトリィが、まるで母親か年の離れた姉のような穏やかな笑顔で、手のひらを見せてくる。
……まあ、いい。
結論。
発音が難しい。
舌がうまく回らない。
練習では造作もなかったのだが、発音するにはなじみのない言葉だから、うっかりすると舌を噛みそうになる。
やはり練習と実践は違うということか。
残念、結局最後には翻訳首輪を使う羽目になった。
「兄ちゃん、聞いたこともないひどい訛りだったなあ。どこの田舎出身なんだい?」
俺の異世界言語デビューは、悔しさの涙をかみしめるようにして幕を閉じたのだった。
「だから、おネエさん。君のその美しい毛並みを生かす、ステキなシゴトがあるんだって! 俺と一緒に来なよ、そんな地味なワンピースなんかじゃなくて、キレイなドレスがよりどりみどりだよ?」
なんとか揚げ肉を手に入れてベンチに戻った俺の目に、耳に飛び込んできたのは、困惑するリトリィと、そのリトリィにやたら軽薄な声を掛ける男の姿だった。
「こ、困ります。わたしには心に決めた方が──」
「大丈夫だって! ちょっと足を見せて、お酒の酌をするだけだから! 好きな人がいるなら、ますますイイ話だよ! 君の魅力でラク~に稼いで、旦那さんになる人に楽をさせてあげようよ!」
……ああ、見たことがある。日本でも。夜の街で。要するに、夜の店の勧誘の奴らだ。そいつらと、見た目もやり口もそっくりだ。どの世界でも、こういう連中というのは存在するらしい。
だが、驚いた。
ここは、獣人族に対する風当たりの強い「城内街」だぞ?
それなのに、リトリィに対して、おそらく夜の店への勧誘。
アレか、どんな世界にもフェチというものはあるのか。蔑まれるはずの獣人族にも、一定の需要があるということなのか。
──などと感心している場合か!
「リトリィ、待たせたね。行こうか」
男を押しのけるようにして、声をかける。
「あ? ンだテメェ。ここはゥチのシマだぞコラ、あン?」
途端にガラの悪くなる男に背筋が寒くなりながら、それでも素知らぬ顔で、笑顔を作る。
「彼女は俺の妻ですが、なにか?」
「……妻ァ!?」
首を傾げ目を見開き口を捻じ曲げるように半開きにして、ものすごい形相になる男に、俺はもう少しで吹き出しそうになるが、必死にこらえる。
「オイ、速攻でバレる嘘つくンじゃネェよオッサン!」
「リトリィ、行くよ?」
男を無視して、再度リトリィに声をかける。
もう背筋がぞわぞわきてしょうがない。いつ殴り掛かってくるか、ひやひやしながら、しかし表面上は冷静であるかのように必死で取り繕いながら、リトリィに手を伸ばす。
ためらいながらも立ち上がったリトリィをそっと抱き寄せ、その髪を撫でてやる。
それに応えるように身を寄せてきた彼女を見せつけるように振り返ると、相変わらずものすごい顔をしている男に微笑みかける。
「妻には、仕事など必要ありません。他に御用も無いようですので、これにて失礼」
踵を返すと、背後から肩をつかまれた。
「待てやコラァ! 横からしゃしゃり出てきて女をかっさらおうなんざ、いい度胸してるじゃネェかテメエ!」
──きた、やっぱりきた!!
あああ! 俺、一人っ子だったからケンカなんてまともにしたこともないっていうのに!
先日もマレットさんの胸倉をつかみ上げようとして、簡単に払いのけられたほど、俺はモヤシ野郎なんだぞ! リトリィの方がはるかに体力筋力持久力に優れてるんだからな!!
「オラ、オッサン! ナメたマネしてっと骨の四、五本は覚悟してもらうゾ、オイ!」
肩を引っ張られ、バランスを崩しそうになり、無我夢中で、手にぶら下げていた紙袋を押し付ける。
──揚げたての、熱々の、揚げ肉の入った、香辛料をたっぷり利かせたソースが漏れ出していた、それを。
そいつの、顔面に。
「うぎょろぉおあああッッ!?」
男が、顔の左半分を押さえて転げまわる。
思わず手についたソースをなめてみると、ピリリとした刺激が舌を刺す。
──ああ、これはひどい。思ったよりも辛かった。
熱かったのと、香辛料の刺激のダブルパンチなのだろう。
目を押さえながら愉快な悲鳴を上げて七転八倒している男を尻目に、俺はリトリィの手を引き、門まで必死に走ったのだった。
いまやすっかり顔パスになった門衛騎士の男から、荒い息を不審がられた俺は、先ほど絡んできた男の話をした。
「……いかがわしい店で働くように勧誘する男だと? リトラエイティル様を?」
門衛騎士は、不快そうに顔をゆがめた。
「けしからん奴だ。リトラエイティル様を何だと思っているのだ、そいつは」
俺にも分かるわけがない。
ただ、「足を見せて酒を飲ませる」ような店が、まともな店なわけがないことだけは分かる。
あとは、獣人族を顧客に絞った店なのか、獣人族相手に酒が飲める、その手の属性を持つヒトを顧客に絞った店なのかで、ずいぶん雰囲気が変わるだろう。
ところが、門衛騎士は俺の言葉を、真顔で否定した。
「馬鹿な。獣人族を相手にするための店など、この城内街にあるわけがないだろう」
確かにそうだ。城内街にはほとんど獣人が住んでいないんだった。だが、実は獣人族フェチな連中を相手にする店、というコンセプトならどうだろう。
しかし、それも即座に否定された。
「ありえんな。そんな店、自分の特殊な性癖を大っぴらにさらすようなものではないか」
言ってから、急にしどろもどろになって咳払いをする。
ああ、その、特殊な性癖とやらを持つ男に、面と向かってそう言ってしまったことに対する決まりの悪さを覚えたか。
いや、俺はリトリィを愛している、そのことを誇りに思っているから、別に気にしないんだけどな。
門衛騎士は、決まりの悪さをごまかすように、咳ばらいをしながら続けた。
「あ~……、うむ、しかし我々の代の門衛騎士の中に、獣人族の女性に、ことさらどうこう思う奴はいないぞ。なにしろ、ホプラウス様のお世話になった者たちばかりだからな」
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