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第三部 異世界建築士と思い出の家
第180話:ムラタさんのお嫁さんは
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「ムラタさん、見つけました!」
夕飯の食材の買い出しに来ると、こうして、マイセルと出会うことがある。
出会うというより、向こうが突撃してきて飛びついてくるのだが。
出会うたびに、嬉しそうに、マレットさんから教えてもらった技や、新しく知った道具の使い方などを報告してくる。最近は、釘を使わない継ぎ手について、色々教えてもらっているらしい。
「早くムラタさんのもとに嫁げるように、頑張ってるんですよ!」
なるほど、俺のために。
そいつは嬉しい、女性から好意を向けられるのは実に結構なことだ。
――だが。
うしろから、無言の笑顔で圧を放っているのを、ものすごく感じますので、リトリィさん、頼むから尻尾でばさっと音をたてたりしないでください。
そしてマイセルちゃん、それ以上しがみつかないでもらえますか。マイセルちゃんと会った夜は、リトリィが荒ぶるのです。昨日も昼間からあれだけ搾り取られて、そのうえで今夜も、というのは、さすがに本気で長生きできそうにない気がするのです。
――などと言えるかっ!
「マイセル、行くぞ。ムラタ……さんが困ってるだろ」
「じゃあ、お兄ちゃんが先に帰ればいいじゃない」
微妙に、俺の名と敬称の間に奇妙な間があったのは気のせいではないだろう。だが許すハマーよ、そのままマイセルちゃんを連れて帰ってやってくれ頼むホントに。
「……しょうがない奴だな。早めに帰って来いよ、夕飯の準備があるんだからな」
「はぁい」
No! NoooOOOOO!!
待て! 俺を見捨てて帰るなハマー!!
「……だからお姉さまは、髪を編みこまないんですね」
意外に仲良く話が盛り上がるリトリィとマイセルが座るベンチの端で、俺は心を無にしていた。いつ俺に飛び火してくるか分からないこの状況で、口を開けるなんてできるものか。
「ええ。ムラタさんは、このままの髪を好まれますから」
「でも、そんなに長いと、家事の邪魔になったりしませんか?」
「わたしは、ムラタさんが好きな姿でいたいですから」
自身の、ややくせっけのある、ふわふわした金の髪をひと房、手に取ると、ふふ、と笑うリトリィ。
「ムラタさんって、わたしの髪を手櫛ですくのがお好きみたいで。だから、それがわたしの、最近の楽しみなんです。髪を編んでいたら、それもしていただけませんから」
聞いてマイセルが、頬を染めてうつむく。
男性が、女性の髪をすく。
それは、結婚のための三儀式の一つ、『櫛流し』の一つに数えられる行為だ。
つまり、マイセルが頬を染めたのは、女性の髪をすくという行為が、夫婦か、将来が確定した恋人同士でなければ、行われないはずのものだからだろう。
……いや、そんなに俺、手櫛なんかやってるか?
たしかに彼女とベッドにいる間はいつもしているが、それ以外になんて……
……彼女とのすれちがいざまとか、彼女がキッチンに立っているときとか、彼女が洗い物を干しているときとか、図書館で調べもの中……は、ずっとか……。
……あ、ほんとだ、いつもリトリィの髪をいじっている気がする。
ヤバい、いつのまにか俺、リトリィへの依存度がやたら高いぞ?
「ですから、わたしは髪を編まないんです。ムラタさんが欲しいと思ってくださる、そんなわたしでありたいですから」
そう言って、改めてマイセルに向けて微笑みかけるリトリィ。
……うん、どこからどう見ても妹を見守る姉だ。いや、天使だ。というか聖母さまだ。
でも本当は、そうやって「ムラタさんに愛されるのはわたし」を、マイセルに一生懸命アピールしているのではないだろうか。
そう見えないのは、結局は彼女の、手の内を全部さらけ出してしまう、誠実な人柄ゆえだろう。
そんなリトリィをしばらく見上げていたマイセルは、真剣な表情でうつむき、そして真剣な顔のまま、再びリトリィを見上げた。
「わ、私もお姉さまみたいに髪を下ろしたら、ムラタさんは、もう少し私を大人扱いしてくれるでしょうか!」
「……はい?」
「この三つ編みを下ろしたら、ムラタさんはもう少し大人扱いしてくれますか?」
リトリィが、笑顔のまま固まる。
「お姉さまは、ムラタさんのために、髪を編まないんですよね? ムラタさんは、そんなお姉さまの髪を、いつも手櫛ですいてくださるんですよね?」
固まったままのリトリィに、マイセルは、さらに詰め寄った。
「だったら……私も髪を下ろしたら、ムラタさんは私の髪も、触りたくなってくれますか!?」
……いや、その、あの、マイセルよ。
あまりその……リトリィを困らせないでやってくれるかな?
ていうかですね、その「ムラタさん」本人が、この俺が、リトリィを挟んですぐ隣にいるって、忘れてない?
「ムラタさん、私を前にすると、いつも笑ってごまかすんです。でもお姉さまになら、そんなこと、ないでしょう? 教えてください。私もお姉さまみたいに、ムラタさんに愛される女の子になりたいんです!」
ぐふぅっ!?
つまり笑ってごまかすヘタレだと、本人を目の前に突きつけられた!?
――っておい、リトリィ! 真剣に同情するような表情で――ちょっと! 「可哀想に」じゃないよ! そんなでっかいため息つきながら「ムラタさんを好きになってしまった女同士、しかたないですけれど」って、おい!
俺か!? 俺のせいなのか!?
これでも君に対してはヘタレじゃなくなっただろう!?
「……マイセルちゃんが可哀想です」
マイセルをマレットさんの家まで送ったあと、リトリィがため息をつきながら、ぽつりとつぶやいた。
――おい。
そこは同意しないからな?
俺はリトリィ、君のために誠実であろうとしてだな……!
「前にも言ってしまいましたけれど、ムラタさんのそれは誠実なのではなくて、ただの先延ばしです」
ぐぼぁァッ!!
今の一撃、……効いたぜ、鳩尾へのパンチの如く……!!
「……どうせ、二人目のお嫁さんとしてお迎えするのが決まっている子なんです。せめて、もうすこしはっきりと、歓迎している態度をとってあげてください」
「だ、だから、俺はリトリィのことを愛していて……」
しかしその続きを、リトリィは言わせてくれなかった。
「それは十分にわかっています。ムラタさん、あなたがわたしのことを一番に考えてくださるのはうれしいです。けれど、でも、マイセルちゃんの気持ちも、もうすこし、考えてあげてください」
「俺がそこまで器用な男じゃないの、分かってるだろう?」
「そんなの、わたしだって同じです」
彼女の澄んだ瞳が、透明な青紫の瞳が、――揺れている。
「わたしだって、あなたを独り占めしたい、あなたに独り占めされたい――そんなの、分かってくださっているでしょう?
ムラタさんのお嫁さんはわたしなの――そう言いたかった!」
怒っているのか、悲しんでいるのか。どちらとも言い切れない複雑な目で。
「でも……それでも、同じひとを好きになった女どうし、なんとか気持ちに折り合いをつけて、仲良くやっていきたいんです。それなのに、だんなさまになるあなたがしっかりしてくださらないと、わたしだって……!」
やや非難めいた物言いに、俺は居心地の悪さを感じ、つい、売り言葉に買い言葉、口をついて出てしまった。
「だったら、リトリィは気にしないっていうのか? 俺がマイセルを抱いても――」
言ってしまってから、気づいた。
――言ってはならないことだった、それだけは。
大きく目を見開いたリトリィの、その目から、ついにぼろぼろと、大粒の雫があふれ、零れ落ちていくさまを見て。
往来の真ん中で、また、彼女を泣かせて。
……俺は、愛するひとを、傷つけてからやっと気づくような、いまだに特大級の阿呆だった。
夕飯の食材の買い出しに来ると、こうして、マイセルと出会うことがある。
出会うというより、向こうが突撃してきて飛びついてくるのだが。
出会うたびに、嬉しそうに、マレットさんから教えてもらった技や、新しく知った道具の使い方などを報告してくる。最近は、釘を使わない継ぎ手について、色々教えてもらっているらしい。
「早くムラタさんのもとに嫁げるように、頑張ってるんですよ!」
なるほど、俺のために。
そいつは嬉しい、女性から好意を向けられるのは実に結構なことだ。
――だが。
うしろから、無言の笑顔で圧を放っているのを、ものすごく感じますので、リトリィさん、頼むから尻尾でばさっと音をたてたりしないでください。
そしてマイセルちゃん、それ以上しがみつかないでもらえますか。マイセルちゃんと会った夜は、リトリィが荒ぶるのです。昨日も昼間からあれだけ搾り取られて、そのうえで今夜も、というのは、さすがに本気で長生きできそうにない気がするのです。
――などと言えるかっ!
「マイセル、行くぞ。ムラタ……さんが困ってるだろ」
「じゃあ、お兄ちゃんが先に帰ればいいじゃない」
微妙に、俺の名と敬称の間に奇妙な間があったのは気のせいではないだろう。だが許すハマーよ、そのままマイセルちゃんを連れて帰ってやってくれ頼むホントに。
「……しょうがない奴だな。早めに帰って来いよ、夕飯の準備があるんだからな」
「はぁい」
No! NoooOOOOO!!
待て! 俺を見捨てて帰るなハマー!!
「……だからお姉さまは、髪を編みこまないんですね」
意外に仲良く話が盛り上がるリトリィとマイセルが座るベンチの端で、俺は心を無にしていた。いつ俺に飛び火してくるか分からないこの状況で、口を開けるなんてできるものか。
「ええ。ムラタさんは、このままの髪を好まれますから」
「でも、そんなに長いと、家事の邪魔になったりしませんか?」
「わたしは、ムラタさんが好きな姿でいたいですから」
自身の、ややくせっけのある、ふわふわした金の髪をひと房、手に取ると、ふふ、と笑うリトリィ。
「ムラタさんって、わたしの髪を手櫛ですくのがお好きみたいで。だから、それがわたしの、最近の楽しみなんです。髪を編んでいたら、それもしていただけませんから」
聞いてマイセルが、頬を染めてうつむく。
男性が、女性の髪をすく。
それは、結婚のための三儀式の一つ、『櫛流し』の一つに数えられる行為だ。
つまり、マイセルが頬を染めたのは、女性の髪をすくという行為が、夫婦か、将来が確定した恋人同士でなければ、行われないはずのものだからだろう。
……いや、そんなに俺、手櫛なんかやってるか?
たしかに彼女とベッドにいる間はいつもしているが、それ以外になんて……
……彼女とのすれちがいざまとか、彼女がキッチンに立っているときとか、彼女が洗い物を干しているときとか、図書館で調べもの中……は、ずっとか……。
……あ、ほんとだ、いつもリトリィの髪をいじっている気がする。
ヤバい、いつのまにか俺、リトリィへの依存度がやたら高いぞ?
「ですから、わたしは髪を編まないんです。ムラタさんが欲しいと思ってくださる、そんなわたしでありたいですから」
そう言って、改めてマイセルに向けて微笑みかけるリトリィ。
……うん、どこからどう見ても妹を見守る姉だ。いや、天使だ。というか聖母さまだ。
でも本当は、そうやって「ムラタさんに愛されるのはわたし」を、マイセルに一生懸命アピールしているのではないだろうか。
そう見えないのは、結局は彼女の、手の内を全部さらけ出してしまう、誠実な人柄ゆえだろう。
そんなリトリィをしばらく見上げていたマイセルは、真剣な表情でうつむき、そして真剣な顔のまま、再びリトリィを見上げた。
「わ、私もお姉さまみたいに髪を下ろしたら、ムラタさんは、もう少し私を大人扱いしてくれるでしょうか!」
「……はい?」
「この三つ編みを下ろしたら、ムラタさんはもう少し大人扱いしてくれますか?」
リトリィが、笑顔のまま固まる。
「お姉さまは、ムラタさんのために、髪を編まないんですよね? ムラタさんは、そんなお姉さまの髪を、いつも手櫛ですいてくださるんですよね?」
固まったままのリトリィに、マイセルは、さらに詰め寄った。
「だったら……私も髪を下ろしたら、ムラタさんは私の髪も、触りたくなってくれますか!?」
……いや、その、あの、マイセルよ。
あまりその……リトリィを困らせないでやってくれるかな?
ていうかですね、その「ムラタさん」本人が、この俺が、リトリィを挟んですぐ隣にいるって、忘れてない?
「ムラタさん、私を前にすると、いつも笑ってごまかすんです。でもお姉さまになら、そんなこと、ないでしょう? 教えてください。私もお姉さまみたいに、ムラタさんに愛される女の子になりたいんです!」
ぐふぅっ!?
つまり笑ってごまかすヘタレだと、本人を目の前に突きつけられた!?
――っておい、リトリィ! 真剣に同情するような表情で――ちょっと! 「可哀想に」じゃないよ! そんなでっかいため息つきながら「ムラタさんを好きになってしまった女同士、しかたないですけれど」って、おい!
俺か!? 俺のせいなのか!?
これでも君に対してはヘタレじゃなくなっただろう!?
「……マイセルちゃんが可哀想です」
マイセルをマレットさんの家まで送ったあと、リトリィがため息をつきながら、ぽつりとつぶやいた。
――おい。
そこは同意しないからな?
俺はリトリィ、君のために誠実であろうとしてだな……!
「前にも言ってしまいましたけれど、ムラタさんのそれは誠実なのではなくて、ただの先延ばしです」
ぐぼぁァッ!!
今の一撃、……効いたぜ、鳩尾へのパンチの如く……!!
「……どうせ、二人目のお嫁さんとしてお迎えするのが決まっている子なんです。せめて、もうすこしはっきりと、歓迎している態度をとってあげてください」
「だ、だから、俺はリトリィのことを愛していて……」
しかしその続きを、リトリィは言わせてくれなかった。
「それは十分にわかっています。ムラタさん、あなたがわたしのことを一番に考えてくださるのはうれしいです。けれど、でも、マイセルちゃんの気持ちも、もうすこし、考えてあげてください」
「俺がそこまで器用な男じゃないの、分かってるだろう?」
「そんなの、わたしだって同じです」
彼女の澄んだ瞳が、透明な青紫の瞳が、――揺れている。
「わたしだって、あなたを独り占めしたい、あなたに独り占めされたい――そんなの、分かってくださっているでしょう?
ムラタさんのお嫁さんはわたしなの――そう言いたかった!」
怒っているのか、悲しんでいるのか。どちらとも言い切れない複雑な目で。
「でも……それでも、同じひとを好きになった女どうし、なんとか気持ちに折り合いをつけて、仲良くやっていきたいんです。それなのに、だんなさまになるあなたがしっかりしてくださらないと、わたしだって……!」
やや非難めいた物言いに、俺は居心地の悪さを感じ、つい、売り言葉に買い言葉、口をついて出てしまった。
「だったら、リトリィは気にしないっていうのか? 俺がマイセルを抱いても――」
言ってしまってから、気づいた。
――言ってはならないことだった、それだけは。
大きく目を見開いたリトリィの、その目から、ついにぼろぼろと、大粒の雫があふれ、零れ落ちていくさまを見て。
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