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第二部 異世界建築士と大工の娘
第168話:ムラタの棟上げっ!(5/9)
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「……ごめん、誤解させたなら謝る。……その、とても、綺麗だから」
知らず知らずのうちに口から滑り落ちた言葉を自分の耳で受け止めて、そしてまた愕然とし、目をそらして地面とにらめっこする俺。
また月並み――いや、月並み以下の形容詞を!
なんでこう、俺はもう少し気の利いた修辞句を並べ立てることができないのだろう! これじゃ、やる気のない社交辞令そのものだろうが!
頭を抱えたくなるが、飛び出してしまった言葉はもう、取り返しがつかない。
ああもう、とっさに気の利いた言葉の一つも言えないようでは、今後この世界で建築士として事務所開いても、客を取りこぼすだけだろうに――と自己嫌悪に陥る。
いやいや、俺の本命はリトリィなんだから、味もそっけもない言葉でお引き取り願うことにした、そーいうことにしておこう、もうそれしかないと、脳内で言い訳をぐるぐるさせている時点でもうだめだと、俺はため息をつき、彼女の顔色をそっと窺った。
――泣いていた。
ぽつ、ぽつと涙をこぼし、声を立てずに、泣いていた。
なんでこう、俺は、褒めたつもりで女の子を泣かせてしまうのだろう。
リトリィもそうだった、そして今また、マイセルもそう。己の残念過ぎる不器用ぶりに絶望する。
「うれしい……なあ。昨日、私、あんなに嫌な子だったのに……」
涙をこぼしながら、マイセルはつぶやいた。
「ムラタさんが、リトリィさんのこと好きだって……リトリィさんのこと、大切にしてるって、分かってるのに……分かってるのに、私……あんな、いじわるなことしか言えなかった、……あんなに優しい人に」
昨日、いじわる――
あの一言、か。
……たしかに、リトリィには、あの一言がかなり効いていた、なあ……。
俺にとって「役に立つ」存在、という立ち位置を得ることは、リトリィにとってよほど大切なことらしい。だから昨日、宿に戻ってからの不安定っぷりは、本当に大変だった。落ち着かせるために、どれほどなだめ、可愛がってやったことか。
というか最近、ベッドで「愛してる」を大安売りしている気がしてならない。愛のボキャブラリーの無さを痛感する。喜んでくれてはいるのだが。
「――なのに、ムラタさん、私のこと、可愛いって……、綺麗って……。いじわるを言って追い払うこともできたのに……。こんな私に、優しくしてくれる……なんて……!」
ぽろぽろと零れ続ける雫が、彼女のドレスにしみを作っていく。
ああ、この子は、やはり、本当に心優しい子なのだ。
心優しくて、真っ直ぐなのだ。
不器用なほどに。
恋に不器用、その一点においてだけは、俺と似ているのかもしれない。
『マイセルさんは、ムラタさんのことが本当に好きなんだと思います』
「ごめんなさい……
ごめん、なさい…………」
『わたしに、取られたくなかったんだと思います。その気持ち、分かるんです』
ぽん。
かつて姪っ子によくやっていたように、彼女の頭を撫でる。
「あ、頭――髪……!」
「昨日も触ってしまった。妹背食みももう、済ませてしまった。……何を今さら、だろ?」
そう。今さらだ。
もうすでに例のことを二つ、済ませてしまっている仲なのだ、俺たちは。
「で、でも、公式には、まだ……! だから、私たち、まだ……!」
「頭くらい、黙って撫でられてろ。いい女っていうのは、年上男の、くだらない優越感情くらい満たさせるもんだ」
でたらめを言いながら、戸惑う彼女の頭を、くしゃくしゃっとやってやる。
「え、あ、やあっ……ムラタさん、やめ――」
さすがに後頭部のリボンを結び直すのは難しそうなので、そこが乱れない程度に。
料理はあらかた片付いたようだった。
ヒヨッコたちの中には、酔いつぶれて寝てしまっている奴もいるようだ。熟練の職人たちはちびちびと飲みながら談笑しているのに対して、若い連中はペース配分というものの加減が分からないらしい。
まあ、大学生のコンパみたいなものだと思えば、納得か。
そんな連中を見ながら、俺はマイセルの髪を、手櫛で整えてやりながら話しかけた。
「マイセルちゃん。――俺は、マイセルちゃんのことを、いい子だと思っている」
「……いい子、ですか?」
ためらいがちに聞きなおす彼女に、俺はうなずいて見せる。
「俺は、君の夢を応援したい。そのために、いずれはいろいろと便宜を図ってやろうと思っている。といっても、俺自身、今はまだ、君のお父さんに支えらえている身なんだけどな」
「い、いえ、私はその……!」
俺の言葉に戸惑いながらフォローを入れようとして、しかし口をぱくぱくするだけで言葉が続かないマイセルの様子に、おもわず苦笑する。
そりゃそうだ、俺がどういう人間かはともかくとして、マイセルを支援できるような社会的・経済的基盤のない人間に支援を約束されたって、空の貯金箱を渡されるようなものだ。
「で、正直に言うと、俺は家を作るための頭はあっても、手がないようなものなんだ。口ばっかりで技術が伴わないことは、この数日の現場の様子で、分かっただろう?
――だから、優秀な大工の伝手がどうしても必要なんだ」
まっすぐマイセルを見つめながら続ける。
「だから、俺に、その手を貸してくれると嬉しい」
『あなたは誠実なかたですから、きっと、わたしとマイセルさんを天秤にかけて、どちらかしか取れない、そう思っているのだと思います。――でも』
「わ、私、なんかの、手を……ですか?」
うつむき、自分の手をじっと見つめる。
握ったり、開いたり――けれど、震えるその手を握りしめた彼女は、眉根を寄せたまま、こちらを見上げた。
『――あなたを、わたしは、信じます。ずっとずっと、愛してくださることを。だから、わたし――』
「いずれマレットさんの跡を継ぐのは――ジンメルマンの名を継ぐのは、ハマーのヤツかもしれない。けれど、君だって、大工として独立するつもりなんだろう?」
「え、えっと……」
「違うのか?」
「……は、はい! 大工として、独立出来たら――ううん、独立、したいです!」
リトリィが言ったのだ、『自分は大丈夫です』と。
ならばあとは、俺次第だ。
はっきり言って、こんな状況が俺に訪れる日が来るなんて、今、マイセルを前にしていても信じられないが。
「じゃあ、俺と契約して、専属大工になってよ」
「は、はい! ――え?」
返事をしてからきょとんとするマイセルが可愛らしい。
まあ、まだ大工になってもいないのに専属契約である。耳を疑う方が正しい反応だろう。
「まあ、先行投資ってやつだ。君の将来性を、俺は買うことにする」
「え? ……え?」
「ただし、専属契約を結ぶ以上、いずれ大工のマイスターとしてギルドに登録して、独立の機会が巡ってきても、どこか働きたい場所が見つかっても、まずは俺のもとで就職してもらう。いわゆる“縛り”ってやつだ。
――意地悪だろう?」
自分のできる限りの、厭味ったらしく口の端を曲げる笑い方をしてみせる。
「え……? いじわる? ――え?」
「ああ。リトリィは昨夜、散々泣いたんだ。君の一言を気にしてな。――だから俺は、君の将来を買って、君を縛る。意地悪な仕返しだろう?」
俺の表情を見て、不安げな様子を見せるマイセルに思わずほだされそうになるが、ぐっとこらえる。
「もちろん、そんな条件は飲めないというなら、この話は無かったことにしてくれていい。以後、二度と同じことは言わないし、二度と同じ条件を出すつもりはない。これは、個人的な仕返しを含んでいるから、だけどね?」
さあ、食いついてくるか。それとも躊躇するか。
「……マイスターになれたら専属、ということは、それまでは……?」
「マレットさんのもとで修行するなり、あるいは別の棟梁のところに修行に出るなり、とにかく大工としての資質を磨けばいいんじゃないかな?
――マイスターになる前にうちに来てもいいけど、俺は大工仕事を何一つ教えることができないから、結局はどこかの棟梁に師事して、そこに通うことになるだろうけどね?」
「む、ムラタさんのお家に、ご一緒できるって……あの、それ……!」
ふむ。なにやらオタオタしている。
頬を染めて、俺の顔を見てはうつむいて、そしてまた俺を見てうつむいて。聞きたいことはあるけれど聞きづらい、といった様子だ。……補足が必要か?
「残念ながら、俺自身は今のところ宿暮らしだから、万が一俺のところに来ると、当分は狭っ苦しい思いをすることになるけどね?」
さあ、この意味を理解できるだろうか。精一杯、意地の悪い笑顔を浮かべ続ける。
……いい加減、顔が疲れてきた。
「え、えっと、リトリィさんも、一緒のお部屋……なんですか?」
「当然だ」
「……む、ムラタさんも、リトリィさんも、大人ですから、その、あの……」
「何を想像しているのかはあえて聞かないが、大人の男女二人が、一つの部屋で、ベッドを共にして暮らしている、となったら、つまりどういう生活をしているかは、言う必要なんてないよな?」
目を真ん丸に、大きく見開く。
たちまち、顔どころか首筋まで真っ赤に染めると、うつむいてしまった。
……本当に分かりやすいな、この子は。
知らず知らずのうちに口から滑り落ちた言葉を自分の耳で受け止めて、そしてまた愕然とし、目をそらして地面とにらめっこする俺。
また月並み――いや、月並み以下の形容詞を!
なんでこう、俺はもう少し気の利いた修辞句を並べ立てることができないのだろう! これじゃ、やる気のない社交辞令そのものだろうが!
頭を抱えたくなるが、飛び出してしまった言葉はもう、取り返しがつかない。
ああもう、とっさに気の利いた言葉の一つも言えないようでは、今後この世界で建築士として事務所開いても、客を取りこぼすだけだろうに――と自己嫌悪に陥る。
いやいや、俺の本命はリトリィなんだから、味もそっけもない言葉でお引き取り願うことにした、そーいうことにしておこう、もうそれしかないと、脳内で言い訳をぐるぐるさせている時点でもうだめだと、俺はため息をつき、彼女の顔色をそっと窺った。
――泣いていた。
ぽつ、ぽつと涙をこぼし、声を立てずに、泣いていた。
なんでこう、俺は、褒めたつもりで女の子を泣かせてしまうのだろう。
リトリィもそうだった、そして今また、マイセルもそう。己の残念過ぎる不器用ぶりに絶望する。
「うれしい……なあ。昨日、私、あんなに嫌な子だったのに……」
涙をこぼしながら、マイセルはつぶやいた。
「ムラタさんが、リトリィさんのこと好きだって……リトリィさんのこと、大切にしてるって、分かってるのに……分かってるのに、私……あんな、いじわるなことしか言えなかった、……あんなに優しい人に」
昨日、いじわる――
あの一言、か。
……たしかに、リトリィには、あの一言がかなり効いていた、なあ……。
俺にとって「役に立つ」存在、という立ち位置を得ることは、リトリィにとってよほど大切なことらしい。だから昨日、宿に戻ってからの不安定っぷりは、本当に大変だった。落ち着かせるために、どれほどなだめ、可愛がってやったことか。
というか最近、ベッドで「愛してる」を大安売りしている気がしてならない。愛のボキャブラリーの無さを痛感する。喜んでくれてはいるのだが。
「――なのに、ムラタさん、私のこと、可愛いって……、綺麗って……。いじわるを言って追い払うこともできたのに……。こんな私に、優しくしてくれる……なんて……!」
ぽろぽろと零れ続ける雫が、彼女のドレスにしみを作っていく。
ああ、この子は、やはり、本当に心優しい子なのだ。
心優しくて、真っ直ぐなのだ。
不器用なほどに。
恋に不器用、その一点においてだけは、俺と似ているのかもしれない。
『マイセルさんは、ムラタさんのことが本当に好きなんだと思います』
「ごめんなさい……
ごめん、なさい…………」
『わたしに、取られたくなかったんだと思います。その気持ち、分かるんです』
ぽん。
かつて姪っ子によくやっていたように、彼女の頭を撫でる。
「あ、頭――髪……!」
「昨日も触ってしまった。妹背食みももう、済ませてしまった。……何を今さら、だろ?」
そう。今さらだ。
もうすでに例のことを二つ、済ませてしまっている仲なのだ、俺たちは。
「で、でも、公式には、まだ……! だから、私たち、まだ……!」
「頭くらい、黙って撫でられてろ。いい女っていうのは、年上男の、くだらない優越感情くらい満たさせるもんだ」
でたらめを言いながら、戸惑う彼女の頭を、くしゃくしゃっとやってやる。
「え、あ、やあっ……ムラタさん、やめ――」
さすがに後頭部のリボンを結び直すのは難しそうなので、そこが乱れない程度に。
料理はあらかた片付いたようだった。
ヒヨッコたちの中には、酔いつぶれて寝てしまっている奴もいるようだ。熟練の職人たちはちびちびと飲みながら談笑しているのに対して、若い連中はペース配分というものの加減が分からないらしい。
まあ、大学生のコンパみたいなものだと思えば、納得か。
そんな連中を見ながら、俺はマイセルの髪を、手櫛で整えてやりながら話しかけた。
「マイセルちゃん。――俺は、マイセルちゃんのことを、いい子だと思っている」
「……いい子、ですか?」
ためらいがちに聞きなおす彼女に、俺はうなずいて見せる。
「俺は、君の夢を応援したい。そのために、いずれはいろいろと便宜を図ってやろうと思っている。といっても、俺自身、今はまだ、君のお父さんに支えらえている身なんだけどな」
「い、いえ、私はその……!」
俺の言葉に戸惑いながらフォローを入れようとして、しかし口をぱくぱくするだけで言葉が続かないマイセルの様子に、おもわず苦笑する。
そりゃそうだ、俺がどういう人間かはともかくとして、マイセルを支援できるような社会的・経済的基盤のない人間に支援を約束されたって、空の貯金箱を渡されるようなものだ。
「で、正直に言うと、俺は家を作るための頭はあっても、手がないようなものなんだ。口ばっかりで技術が伴わないことは、この数日の現場の様子で、分かっただろう?
――だから、優秀な大工の伝手がどうしても必要なんだ」
まっすぐマイセルを見つめながら続ける。
「だから、俺に、その手を貸してくれると嬉しい」
『あなたは誠実なかたですから、きっと、わたしとマイセルさんを天秤にかけて、どちらかしか取れない、そう思っているのだと思います。――でも』
「わ、私、なんかの、手を……ですか?」
うつむき、自分の手をじっと見つめる。
握ったり、開いたり――けれど、震えるその手を握りしめた彼女は、眉根を寄せたまま、こちらを見上げた。
『――あなたを、わたしは、信じます。ずっとずっと、愛してくださることを。だから、わたし――』
「いずれマレットさんの跡を継ぐのは――ジンメルマンの名を継ぐのは、ハマーのヤツかもしれない。けれど、君だって、大工として独立するつもりなんだろう?」
「え、えっと……」
「違うのか?」
「……は、はい! 大工として、独立出来たら――ううん、独立、したいです!」
リトリィが言ったのだ、『自分は大丈夫です』と。
ならばあとは、俺次第だ。
はっきり言って、こんな状況が俺に訪れる日が来るなんて、今、マイセルを前にしていても信じられないが。
「じゃあ、俺と契約して、専属大工になってよ」
「は、はい! ――え?」
返事をしてからきょとんとするマイセルが可愛らしい。
まあ、まだ大工になってもいないのに専属契約である。耳を疑う方が正しい反応だろう。
「まあ、先行投資ってやつだ。君の将来性を、俺は買うことにする」
「え? ……え?」
「ただし、専属契約を結ぶ以上、いずれ大工のマイスターとしてギルドに登録して、独立の機会が巡ってきても、どこか働きたい場所が見つかっても、まずは俺のもとで就職してもらう。いわゆる“縛り”ってやつだ。
――意地悪だろう?」
自分のできる限りの、厭味ったらしく口の端を曲げる笑い方をしてみせる。
「え……? いじわる? ――え?」
「ああ。リトリィは昨夜、散々泣いたんだ。君の一言を気にしてな。――だから俺は、君の将来を買って、君を縛る。意地悪な仕返しだろう?」
俺の表情を見て、不安げな様子を見せるマイセルに思わずほだされそうになるが、ぐっとこらえる。
「もちろん、そんな条件は飲めないというなら、この話は無かったことにしてくれていい。以後、二度と同じことは言わないし、二度と同じ条件を出すつもりはない。これは、個人的な仕返しを含んでいるから、だけどね?」
さあ、食いついてくるか。それとも躊躇するか。
「……マイスターになれたら専属、ということは、それまでは……?」
「マレットさんのもとで修行するなり、あるいは別の棟梁のところに修行に出るなり、とにかく大工としての資質を磨けばいいんじゃないかな?
――マイスターになる前にうちに来てもいいけど、俺は大工仕事を何一つ教えることができないから、結局はどこかの棟梁に師事して、そこに通うことになるだろうけどね?」
「む、ムラタさんのお家に、ご一緒できるって……あの、それ……!」
ふむ。なにやらオタオタしている。
頬を染めて、俺の顔を見てはうつむいて、そしてまた俺を見てうつむいて。聞きたいことはあるけれど聞きづらい、といった様子だ。……補足が必要か?
「残念ながら、俺自身は今のところ宿暮らしだから、万が一俺のところに来ると、当分は狭っ苦しい思いをすることになるけどね?」
さあ、この意味を理解できるだろうか。精一杯、意地の悪い笑顔を浮かべ続ける。
……いい加減、顔が疲れてきた。
「え、えっと、リトリィさんも、一緒のお部屋……なんですか?」
「当然だ」
「……む、ムラタさんも、リトリィさんも、大人ですから、その、あの……」
「何を想像しているのかはあえて聞かないが、大人の男女二人が、一つの部屋で、ベッドを共にして暮らしている、となったら、つまりどういう生活をしているかは、言う必要なんてないよな?」
目を真ん丸に、大きく見開く。
たちまち、顔どころか首筋まで真っ赤に染めると、うつむいてしまった。
……本当に分かりやすいな、この子は。
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