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第一部 異世界建築士と獣人の少女
第43話:くさび(2/7)
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「ずっと見てたんです。上から」
リトリィの部屋は、この家の屋根裏部屋。たまたまだったのだろうが、俺が外にしゃがみ込んで、そのままじっと動かない様子を、彼女なりに心配して見ていたのだという。
「ニホン、という国から来られたんですよね。でも、お父さまはその国がどこにあるか知らないって言ってましたし、そんな、どこにあるかもわからない国からやってきた人が、川から引き上げられて――
きっと、いろいろあったんですよね?」
改めて俺の顔を胸の間に埋めさせ、彼女が俺の背中に手を伸ばす。
「アイネ兄さまとけんかされていたとき、それからお父さまとお話しされていたとき、お話を聞いていて、きっと、すごくお仕事に誇りを持ってらっしゃるんだろうなって思ったんです。でも――」
俺の背中に回された腕に、力がこもる。
抱き寄せられるように俺は身を起こすと、リトリィに体を寄せる。
「でも、どこか、泣きそうな顔でした。ムラタさんにとって、この国に来たことは、本意ではなかったんですよね」
ややあってから、ためらいつつも、俺は、彼女の胸の中で、うなずく。
「見ず知らずの土地で、見ず知らずの人から、自分が誇りにしていることをけがされる理不尽さを、私が本当に分かるわけじゃないですが、つらかったんだろうな、というのは分かります。
まして、ムラタさんにとっては少なくとも、この家には知っている人が一人もいなくて、ひとりぼっちなのですから」
ひとりぼっち。
言われてみると、あらためて自覚してしまう。
俺は、この世界に、きっと独りぼっちの日本人なのだろうと。
目の端が熱い。
胸が苦しい、締め付けられるように、えぐられるように。
決して答えの返ってくることのない自問が頭の中を駆け巡る。
どうしておれなんだ。
どうしておれだけが。
おれがなにをした。
おれのなにがわるかった。
吠えるような俺の嗚咽に、リトリィはただ、だまって背中をなで続ける。
幼子にそうするように。
「つらかった、ですよね。きっと、相談したいこともあったんだと思います。でも、わたし、自分のことばっかり考えていて、今の今まで、あなたの気持ち、考えたこともなかった」
そんなわけがない。
リトリィが人の気持ちを思いやらないなんて、そんなことがあるわけがない!
俺だ、俺の方だ。
自分のことばかり考えていたのは。
「わたし、ずっと浮かれてたんです。あなたを温めながら、どんなひとなんだろうって。
わたしを見て、びっくりはしても、嫌ったりしなかったあなたを見て、ひょっとして、この人はわたしのことを分かってくれる人なんじゃないかって。
あなたに避けられはじめたときだって、わたしのわがままから始まってたのに、嫌われたって、勝手に落ち込んで。
――あなたが、どれだけ苦しんでいて、悩んでいて、怖がっていたか、気づかなくて」
ちがう。
ちがうちがうちがう!
俺こそ自分のことしか考えていなかった。
俺にできることを、と始めた濾過装置のことだって、単に問題を棚上げして考えないようにしていただけだ。
リトリィに始めて拒絶されたとき……。
今から思えば、あの冗談のようなやり取りに、俺は拗ねていただけだ。リトリィは、俺に対しては素直であるべきだ――などと。
リトリィに八つ当たりするように、俺の勝手な思い込みで拗ねて、勝手にこじつけて気持ちを曲解して、そして傷つけ続けた……俺なんかのために、純粋に心配して、世話をしてくれた、君のことを!!
「ムラタさん。わたし、そんなにいい子じゃないです。
わたしも、この家に来たばかりのとき、どうしてみんな、こんなに親切なのに、だけどわたしに関心が無いのかなって、すごく怖くなったことがあったんです」
「……親切なのに、関心がない?」
親切なら、関心があるはずだ。関心があるから、親切にする。
彼女の言葉の意味がよくわからず、特に考えもせずに聞き返してしまった俺は、彼女の返事の、あまりの衝撃の大きさに絶望した。
――すなわち。
「アイネ兄さまからお聞きになられてますよね?
幼かったわたしが、街で、なにをして生きてきたか」
リトリィが、幼いころ、街で、してきたこと。
「――――!!」
アイネの、あの話。
あれ以来考えないようにしていたが。
いま、こうして俺を、子供か何かのように抱きしめている、慈母のような彼女は。
かつてここに来る前、すでに、数多くの男の手に、抱かれて、いた――!?
心臓が、早鐘を打ち始める。
顔が痛くなるようなほてりを覚え、嫌な汗が噴き出してくる――
――考えちゃだめだ、考えちゃだめだ! これ以上考えるな、考えちゃだめだ!
穢れなど知らぬように見える、この女性は――
――考えちゃだめだ、人には人の人生がある、大事なのは今!
しかし、今まで、数限りない男たちの手で――
――考えちゃだめだ! 彼女の人柄は、これまでで十分に分かってるはずだ!
すでに何度も、何度も穢されて――
――あぁ、ああぁ……ぁああぁぁぁああああッッ!!
「……落ち着きました?」
気が付いたら、彼女を、土の上に押し倒していた。
その胸元にむしゃぶりつくようにして、俺は彼女にしがみつき、押し倒していた。
そんな俺の頭を、幼子の頭をなでるように、彼女は、何度もなでていた。
「びっくりしました。ムラタさん、急に飛びついてくるから」
そういって微笑む。
――彼女の表情を、俺は、いつのまにか、確かに読み取ることができるようになっていた。
それほどに、いつのまにか彼女に心を奪われ、時あらば彼女のことを見つめているようになっていた。
「……俺、何をした?」
気が付いたら、こうなっていた。
それしか言えない。
……ちがう、それ以上は俺の心が醜すぎて、言えないのだ。
過去、幾人もの男が彼女を抱いたというのなら、その遍歴に、俺がもう一人くらい、加わったっていいじゃないか――
そんな、彼女の人格を無視した、己の排泄欲だけを満たそうとした、吐き気を催す醜い心……。
言えるはずがない。
「急に飛びついてこられましたから、私、そのまま後ろに倒れてしまいました」
――ちがう。絶対に違う。そんなわけがない、それだけじゃないはずだ。
俺の両手は、彼女の体を、辱めるように掴んでいた。
彼女の薄い唇をこじ開けるようにして、俺は――
「ふふ、赤ちゃんみたいだった――そう言ったら、怒りますか?」
「……俺、二十七だぞ」
「そうでした、じゃあ私より八つ年上の赤ちゃんですね」
――さすがに恥ずかしくなって、体を起こ――そうとして、しかし、さらに腕に力を込められ、動けなくなる。
「だめですよ? 赤ちゃんは、こうしているのが一番です」
そう言って、彼女は俺の頭を、なで続ける。
青く輝く月が傾くころまで、俺はリトリィの膝枕で月を見上げていた。
この世界には月が三つある。
一番最初に上がる金色の、俺にとっては見慣れた月。ただ、ウサギは住んでいないようだ。
二番目に上がるのが、小さな赤い月。赤いと言っても、元の世界でもたまに見られた、地表に近い位置でのみ見られた、オレンジ色に近い赤の月だ。あまり高くまで上がらない。
そして、三番目の青い月。時間にして、午前零時ごろに中天に上る。最も大きく、明るい月だ。
ただ、この位置関係は、季節によって変わるらしい。
三つの月を見上げるたびに、自分は異世界に来てしまっている、ということを実感させられる。
もちろんリトリィという存在も、異世界を実感させるひとつのはずなのだが、今となっては、彼女は俺にとって当たり前の存在になってしまっていた。
出会ってそれほど経っていないのに、彼女は俺にとって、かけがえのない存在になりつつある。
最初に違和感を覚えたこと自体に違和感を覚えてしまうほどに。
なぜ、彼女は、俺の中にこんなにも溶け込んでしまっているのだろう。
やっぱり、いわゆる「吊り橋効果」が俺にも適用されているということなのだろうか。
困難を共に乗り越えた相手は、そうでない相手よりも好ましく思えるようになるという、アレだ。
この異世界での生活が「困難を共に乗り越えた」生活なのかと聞かれたら、必ずしもそうだと答える自信はないのだが。
だが、少なくとも命を救ってくれた女性で、なにくれとなく世話を焼いてくれる女性なのだ。
好ましく思えるのは必然だろう。
俺が年齢=彼女いない歴、という経験のなさも、大きく影響してはいるのだろうが。
そんな益体もないことを、ぐるぐる頭の中で巡らせ続けていた俺の頭を、彼女は何も言わず、ただ黙ってなで続けていた。
リトリィの部屋は、この家の屋根裏部屋。たまたまだったのだろうが、俺が外にしゃがみ込んで、そのままじっと動かない様子を、彼女なりに心配して見ていたのだという。
「ニホン、という国から来られたんですよね。でも、お父さまはその国がどこにあるか知らないって言ってましたし、そんな、どこにあるかもわからない国からやってきた人が、川から引き上げられて――
きっと、いろいろあったんですよね?」
改めて俺の顔を胸の間に埋めさせ、彼女が俺の背中に手を伸ばす。
「アイネ兄さまとけんかされていたとき、それからお父さまとお話しされていたとき、お話を聞いていて、きっと、すごくお仕事に誇りを持ってらっしゃるんだろうなって思ったんです。でも――」
俺の背中に回された腕に、力がこもる。
抱き寄せられるように俺は身を起こすと、リトリィに体を寄せる。
「でも、どこか、泣きそうな顔でした。ムラタさんにとって、この国に来たことは、本意ではなかったんですよね」
ややあってから、ためらいつつも、俺は、彼女の胸の中で、うなずく。
「見ず知らずの土地で、見ず知らずの人から、自分が誇りにしていることをけがされる理不尽さを、私が本当に分かるわけじゃないですが、つらかったんだろうな、というのは分かります。
まして、ムラタさんにとっては少なくとも、この家には知っている人が一人もいなくて、ひとりぼっちなのですから」
ひとりぼっち。
言われてみると、あらためて自覚してしまう。
俺は、この世界に、きっと独りぼっちの日本人なのだろうと。
目の端が熱い。
胸が苦しい、締め付けられるように、えぐられるように。
決して答えの返ってくることのない自問が頭の中を駆け巡る。
どうしておれなんだ。
どうしておれだけが。
おれがなにをした。
おれのなにがわるかった。
吠えるような俺の嗚咽に、リトリィはただ、だまって背中をなで続ける。
幼子にそうするように。
「つらかった、ですよね。きっと、相談したいこともあったんだと思います。でも、わたし、自分のことばっかり考えていて、今の今まで、あなたの気持ち、考えたこともなかった」
そんなわけがない。
リトリィが人の気持ちを思いやらないなんて、そんなことがあるわけがない!
俺だ、俺の方だ。
自分のことばかり考えていたのは。
「わたし、ずっと浮かれてたんです。あなたを温めながら、どんなひとなんだろうって。
わたしを見て、びっくりはしても、嫌ったりしなかったあなたを見て、ひょっとして、この人はわたしのことを分かってくれる人なんじゃないかって。
あなたに避けられはじめたときだって、わたしのわがままから始まってたのに、嫌われたって、勝手に落ち込んで。
――あなたが、どれだけ苦しんでいて、悩んでいて、怖がっていたか、気づかなくて」
ちがう。
ちがうちがうちがう!
俺こそ自分のことしか考えていなかった。
俺にできることを、と始めた濾過装置のことだって、単に問題を棚上げして考えないようにしていただけだ。
リトリィに始めて拒絶されたとき……。
今から思えば、あの冗談のようなやり取りに、俺は拗ねていただけだ。リトリィは、俺に対しては素直であるべきだ――などと。
リトリィに八つ当たりするように、俺の勝手な思い込みで拗ねて、勝手にこじつけて気持ちを曲解して、そして傷つけ続けた……俺なんかのために、純粋に心配して、世話をしてくれた、君のことを!!
「ムラタさん。わたし、そんなにいい子じゃないです。
わたしも、この家に来たばかりのとき、どうしてみんな、こんなに親切なのに、だけどわたしに関心が無いのかなって、すごく怖くなったことがあったんです」
「……親切なのに、関心がない?」
親切なら、関心があるはずだ。関心があるから、親切にする。
彼女の言葉の意味がよくわからず、特に考えもせずに聞き返してしまった俺は、彼女の返事の、あまりの衝撃の大きさに絶望した。
――すなわち。
「アイネ兄さまからお聞きになられてますよね?
幼かったわたしが、街で、なにをして生きてきたか」
リトリィが、幼いころ、街で、してきたこと。
「――――!!」
アイネの、あの話。
あれ以来考えないようにしていたが。
いま、こうして俺を、子供か何かのように抱きしめている、慈母のような彼女は。
かつてここに来る前、すでに、数多くの男の手に、抱かれて、いた――!?
心臓が、早鐘を打ち始める。
顔が痛くなるようなほてりを覚え、嫌な汗が噴き出してくる――
――考えちゃだめだ、考えちゃだめだ! これ以上考えるな、考えちゃだめだ!
穢れなど知らぬように見える、この女性は――
――考えちゃだめだ、人には人の人生がある、大事なのは今!
しかし、今まで、数限りない男たちの手で――
――考えちゃだめだ! 彼女の人柄は、これまでで十分に分かってるはずだ!
すでに何度も、何度も穢されて――
――あぁ、ああぁ……ぁああぁぁぁああああッッ!!
「……落ち着きました?」
気が付いたら、彼女を、土の上に押し倒していた。
その胸元にむしゃぶりつくようにして、俺は彼女にしがみつき、押し倒していた。
そんな俺の頭を、幼子の頭をなでるように、彼女は、何度もなでていた。
「びっくりしました。ムラタさん、急に飛びついてくるから」
そういって微笑む。
――彼女の表情を、俺は、いつのまにか、確かに読み取ることができるようになっていた。
それほどに、いつのまにか彼女に心を奪われ、時あらば彼女のことを見つめているようになっていた。
「……俺、何をした?」
気が付いたら、こうなっていた。
それしか言えない。
……ちがう、それ以上は俺の心が醜すぎて、言えないのだ。
過去、幾人もの男が彼女を抱いたというのなら、その遍歴に、俺がもう一人くらい、加わったっていいじゃないか――
そんな、彼女の人格を無視した、己の排泄欲だけを満たそうとした、吐き気を催す醜い心……。
言えるはずがない。
「急に飛びついてこられましたから、私、そのまま後ろに倒れてしまいました」
――ちがう。絶対に違う。そんなわけがない、それだけじゃないはずだ。
俺の両手は、彼女の体を、辱めるように掴んでいた。
彼女の薄い唇をこじ開けるようにして、俺は――
「ふふ、赤ちゃんみたいだった――そう言ったら、怒りますか?」
「……俺、二十七だぞ」
「そうでした、じゃあ私より八つ年上の赤ちゃんですね」
――さすがに恥ずかしくなって、体を起こ――そうとして、しかし、さらに腕に力を込められ、動けなくなる。
「だめですよ? 赤ちゃんは、こうしているのが一番です」
そう言って、彼女は俺の頭を、なで続ける。
青く輝く月が傾くころまで、俺はリトリィの膝枕で月を見上げていた。
この世界には月が三つある。
一番最初に上がる金色の、俺にとっては見慣れた月。ただ、ウサギは住んでいないようだ。
二番目に上がるのが、小さな赤い月。赤いと言っても、元の世界でもたまに見られた、地表に近い位置でのみ見られた、オレンジ色に近い赤の月だ。あまり高くまで上がらない。
そして、三番目の青い月。時間にして、午前零時ごろに中天に上る。最も大きく、明るい月だ。
ただ、この位置関係は、季節によって変わるらしい。
三つの月を見上げるたびに、自分は異世界に来てしまっている、ということを実感させられる。
もちろんリトリィという存在も、異世界を実感させるひとつのはずなのだが、今となっては、彼女は俺にとって当たり前の存在になってしまっていた。
出会ってそれほど経っていないのに、彼女は俺にとって、かけがえのない存在になりつつある。
最初に違和感を覚えたこと自体に違和感を覚えてしまうほどに。
なぜ、彼女は、俺の中にこんなにも溶け込んでしまっているのだろう。
やっぱり、いわゆる「吊り橋効果」が俺にも適用されているということなのだろうか。
困難を共に乗り越えた相手は、そうでない相手よりも好ましく思えるようになるという、アレだ。
この異世界での生活が「困難を共に乗り越えた」生活なのかと聞かれたら、必ずしもそうだと答える自信はないのだが。
だが、少なくとも命を救ってくれた女性で、なにくれとなく世話を焼いてくれる女性なのだ。
好ましく思えるのは必然だろう。
俺が年齢=彼女いない歴、という経験のなさも、大きく影響してはいるのだろうが。
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