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第一部 異世界建築士と獣人の少女
第39話:程度が大事
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「で? 屋根は直せたけどリトリィと貼り付いて、でもって今度は剥がそうとしてうまくいったと思ったら自分の腕を自分で削いだって?
なんでも程々にできりゃあそれでいいってのに、おめぇは程々にもできねぇっつうか、本当に頭ばっかりの不器用な奴だな」
親方に笑われる。
だが、これだけは譲れない理由があったのだ。すなわち。
「いや、リトリィを、あれ以上辱めるわけにはいきませんから」
あれ以上、とは、リトリィの右の腰だ。一部の毛が極端に短く刈られたうえ、周囲の体毛は色が抜け落ち、白っぽくなっている。溶剤によって色が抜けてしまったのだ。左の腰は一部が短く刈られているだけに比べると、白くなっているぶん、余計に目立つ。側面のない貫頭衣なだけに、覆い隠すこともできないのがまた痛い。
一応、毛足の長いリトリィだから、多少刈り取ったところが薄く感じられるだけで、ぱっと見はそれほど違和感などない。だが、見慣れている俺達だからこそ、色の抜けた部分が余計に目についてしまい、その結果、短く刈られ薄くなってしまった部分に気づいてしまうのだ。可哀想なことをした。
だが、当のリトリィは、妙に機嫌よさげだ。
あれやこれやと、やたらと世話を焼きたがる。
責任を感じるなりして落ち込まれるよりよっぽどましだからとそのままにしているが。
自分でできるから、と言っても、リトリィは意に介さない。トイレにまで入ってこようとしたときには、さすがになんとか断ったのだが。
「……まあ、いいや。そんなことよりムラタよ、歯車はさすがに難しくてな。これでなんとかならねぇか?」
親方が示したのは、傘歯車ではなく、ピン歯車による機構だった。なるほど、確かに歯車の歯を正確に刻むというのは、ただの鍛冶工房では難しいかもしれない。その中で工夫して、同じような機構を考案してくれた親方には感謝だ。
「では、これと同じものをあと三つ作れば、風車からの動力を、撹拌機に伝達するための最低限度の歯車が得られます。大きさを変えれば、動きはゆっくりになりますが、小さな力でより重いものを動かせるような機構も作れます。どうでしょうか」
「……要は、いろんな大きさのヤツを余分に作れって言いたいんだろ? 人使いの荒い奴め」
「ご理解いただけて幸いです」
「まったく、街の人間てのは、人を顎で使いやがる」
憎まれ口をたたきながらも、親方自身も楽しそうだ。いつもとは違うものを作ってみるというのは、職人魂に火をつけるのかもしれない。
「リトリィ。おめぇも、いるかどうかも分からん世話なんぞ焼いてねぇで、こっちを手伝いに来い。ムラタの注文は少々、面倒くさくてな」
親方の言葉に、リトリィはつんと澄まして答えた。
「ご自身が任されたお仕事は、ご自身で最後までするものなんでしょう? ムラタさんのお仕事ぶりも知らずにそうおっしゃったんですから、親方様も範を示してくださいな」
……いや確かに親方はそう言ったが、それをそのまま返す度胸は俺にはない。この家で一番強いのは、やっぱりリトリィかもしれない。
親方は目を点にし、ついで豪快に笑う。
「おめぇも死んだかぁちゃんにそっくりになっちまったな! あれも昔はしおらしかったのに、嫁にきたら途端に気が強くなりやがったもんだ。やっぱ女は変わるってことか!」
なぜか俺をチラチラ見ながら言う親方。リトリィも、澄まして答える。
「ええ、だって娘ですから」
「……そう、だな。ああ、オレたちの自慢の娘だよ、おめぇはよ……!」
親方は、再び豪快な笑い声を上げながら、工房に向かいかけて、振り返る。
「リトリィ、畑の水やり草むしりが全部おわったらよ、フラフィーらを手伝ってやれ。これは、親方としての命令だ」
「え、でもわたし、ムラタさんのお世話が――」
「馬鹿言え。腕をちっとばかり怪我しただけだろうが。骨が折れたわけでもねぇんだ、馬鹿面下げて新妻を気取ってんじゃねぇ」
馬鹿面下げた新妻気取り。
なんとも厳しい表現だ。途端に見る影もなくしおれるリトリィが、流石に気の毒になる。親方も、あんな言い方をしなくてもいいだろうに。
だがまあ、親方の言い分は分かることは分かる。今は忙しい時だ。親方は好意で風車を作ってくれているが、それだって、自分が一番手っ取り早くできるから――というより、弟子どもには任せておけぬという自負心からだろう。
畑の水やり草むしりが終わったら、鎌づくりに回れというのも、理解できる。今年は注文が多いそうだからな。あの広大な畑すべての世話を終わらせてから鎌づくり、というのも大変だと思うが。
あの、広大な畑の世話を終わらせて――
……ん?
自分で口ずさんだ言葉に違和感を覚える。
あの広い畑の世話を終わらせて?
今から始めて夕飯の準備の時間までに終わらせる?
――さすがに無理がすぎるだろう、親方も無茶なことを言う。
そう思って、気が付いた。
……ああ、なるほど。そういうことか。
「親方様、ムラタさんは利き腕がいま、使えなくて――」
「だからなぁ、オイ……」
泣き出しそうな様子で食い下がろうとするリトリィに、面倒臭そうに答えている親方。思わず吹き出しそうになる。
「親方。水やりと草むしりが終わってから、リトリィを工房に向かわせればいいんですね? 水やり、草むしりががすべて終わったら」
「む、ムラタさん――!?」
……あ、ついに泣きだした。
胸が痛むが、しかたない。タネ明かしは後回しだ、今は親方から確約を得るための交渉中だ。
「あ? ……おう、分かってんな、おめぇのほうは。そうだ、水やり、草むしりが全部終わったらだ」
「分かりました、作業がすべて終わりましたら、必ず向かわせます」
親方は俺の返答に満足そうに笑うと、今度こそ工房に向かう。
「……ムラタさんも、わたしはお邪魔だと、思っているんですか……?」
親方が工房に入っていくのを見届けて、リトリィが、鼻を鳴らしながら、か細い声でつぶやく。
別にお互いどこかに行ってしまうわけでもないのに、なぜそこまで辛そうなのだろう。
「わたしは、お役に立てないんですか? いらない子ですか……?」
「ないない、そんなわけがない」
「じゃあ、どうして……」
うつむき、声を震わせるリトリィを、俺は、そっと抱きしめる。
流石にやりすぎたか。泣かせるつもりなんて、欠片もなかったのに。程々のところでちゃんと説明してやればよかった。
親方も俺も通じていたが、彼女だけ分かっていなかったのだから。
……ああ、もう! 彼女自身はうまいこと機転を利かせてウイットに富んだやり取りができるというのに、どうして自分に投げかけられたことになると、こんなことにも気づけないほど純真なんだろう!
「だって、水やりと草むしりだろう? 畑は広い、すぐには終わらないからな」
「……え?」
ぽかんとした表情で見上げてくる。
何を言われたのか、理解できなかったようだ。
「今からすぐ始めても、夕飯の準備までには到底間に合わないだろ?」
「……え? あの……? だから、急げということですか……?」
「親方は、リトリィの世話焼きぶりに、釘を刺したかっただけなんだよ。俺への世話焼きの程度が、まるで新婚さんみたいだから」
リトリィはぽかんとしたまま目を丸くし、しばらくして意味が理解できたのか頬を染め、うつむき、両の頬を押さえて首を振り始める。
「そんな、新婚さんみたいって――わたし、えっと……!?」
「そう見えるってことだよ、リトリィの様子を見てると」
「……そ、そんなに、……分かりやすかった、ですか?」
「ああ、とっても」
何が分かりやすく出ていたと思ったのか。あえて聞く気はないが、つまりそういう自覚はあったようだ。
俺の懐に顔を埋めていやいやをする様子が、なんとも可愛らしい。
「ま、親方もわざわざこうやって口実を作ってくれたんだ、程度が大事って言いたいだけなんだろう。とにかく早いとこ、畑に行こうか」
なんでも程々にできりゃあそれでいいってのに、おめぇは程々にもできねぇっつうか、本当に頭ばっかりの不器用な奴だな」
親方に笑われる。
だが、これだけは譲れない理由があったのだ。すなわち。
「いや、リトリィを、あれ以上辱めるわけにはいきませんから」
あれ以上、とは、リトリィの右の腰だ。一部の毛が極端に短く刈られたうえ、周囲の体毛は色が抜け落ち、白っぽくなっている。溶剤によって色が抜けてしまったのだ。左の腰は一部が短く刈られているだけに比べると、白くなっているぶん、余計に目立つ。側面のない貫頭衣なだけに、覆い隠すこともできないのがまた痛い。
一応、毛足の長いリトリィだから、多少刈り取ったところが薄く感じられるだけで、ぱっと見はそれほど違和感などない。だが、見慣れている俺達だからこそ、色の抜けた部分が余計に目についてしまい、その結果、短く刈られ薄くなってしまった部分に気づいてしまうのだ。可哀想なことをした。
だが、当のリトリィは、妙に機嫌よさげだ。
あれやこれやと、やたらと世話を焼きたがる。
責任を感じるなりして落ち込まれるよりよっぽどましだからとそのままにしているが。
自分でできるから、と言っても、リトリィは意に介さない。トイレにまで入ってこようとしたときには、さすがになんとか断ったのだが。
「……まあ、いいや。そんなことよりムラタよ、歯車はさすがに難しくてな。これでなんとかならねぇか?」
親方が示したのは、傘歯車ではなく、ピン歯車による機構だった。なるほど、確かに歯車の歯を正確に刻むというのは、ただの鍛冶工房では難しいかもしれない。その中で工夫して、同じような機構を考案してくれた親方には感謝だ。
「では、これと同じものをあと三つ作れば、風車からの動力を、撹拌機に伝達するための最低限度の歯車が得られます。大きさを変えれば、動きはゆっくりになりますが、小さな力でより重いものを動かせるような機構も作れます。どうでしょうか」
「……要は、いろんな大きさのヤツを余分に作れって言いたいんだろ? 人使いの荒い奴め」
「ご理解いただけて幸いです」
「まったく、街の人間てのは、人を顎で使いやがる」
憎まれ口をたたきながらも、親方自身も楽しそうだ。いつもとは違うものを作ってみるというのは、職人魂に火をつけるのかもしれない。
「リトリィ。おめぇも、いるかどうかも分からん世話なんぞ焼いてねぇで、こっちを手伝いに来い。ムラタの注文は少々、面倒くさくてな」
親方の言葉に、リトリィはつんと澄まして答えた。
「ご自身が任されたお仕事は、ご自身で最後までするものなんでしょう? ムラタさんのお仕事ぶりも知らずにそうおっしゃったんですから、親方様も範を示してくださいな」
……いや確かに親方はそう言ったが、それをそのまま返す度胸は俺にはない。この家で一番強いのは、やっぱりリトリィかもしれない。
親方は目を点にし、ついで豪快に笑う。
「おめぇも死んだかぁちゃんにそっくりになっちまったな! あれも昔はしおらしかったのに、嫁にきたら途端に気が強くなりやがったもんだ。やっぱ女は変わるってことか!」
なぜか俺をチラチラ見ながら言う親方。リトリィも、澄まして答える。
「ええ、だって娘ですから」
「……そう、だな。ああ、オレたちの自慢の娘だよ、おめぇはよ……!」
親方は、再び豪快な笑い声を上げながら、工房に向かいかけて、振り返る。
「リトリィ、畑の水やり草むしりが全部おわったらよ、フラフィーらを手伝ってやれ。これは、親方としての命令だ」
「え、でもわたし、ムラタさんのお世話が――」
「馬鹿言え。腕をちっとばかり怪我しただけだろうが。骨が折れたわけでもねぇんだ、馬鹿面下げて新妻を気取ってんじゃねぇ」
馬鹿面下げた新妻気取り。
なんとも厳しい表現だ。途端に見る影もなくしおれるリトリィが、流石に気の毒になる。親方も、あんな言い方をしなくてもいいだろうに。
だがまあ、親方の言い分は分かることは分かる。今は忙しい時だ。親方は好意で風車を作ってくれているが、それだって、自分が一番手っ取り早くできるから――というより、弟子どもには任せておけぬという自負心からだろう。
畑の水やり草むしりが終わったら、鎌づくりに回れというのも、理解できる。今年は注文が多いそうだからな。あの広大な畑すべての世話を終わらせてから鎌づくり、というのも大変だと思うが。
あの、広大な畑の世話を終わらせて――
……ん?
自分で口ずさんだ言葉に違和感を覚える。
あの広い畑の世話を終わらせて?
今から始めて夕飯の準備の時間までに終わらせる?
――さすがに無理がすぎるだろう、親方も無茶なことを言う。
そう思って、気が付いた。
……ああ、なるほど。そういうことか。
「親方様、ムラタさんは利き腕がいま、使えなくて――」
「だからなぁ、オイ……」
泣き出しそうな様子で食い下がろうとするリトリィに、面倒臭そうに答えている親方。思わず吹き出しそうになる。
「親方。水やりと草むしりが終わってから、リトリィを工房に向かわせればいいんですね? 水やり、草むしりががすべて終わったら」
「む、ムラタさん――!?」
……あ、ついに泣きだした。
胸が痛むが、しかたない。タネ明かしは後回しだ、今は親方から確約を得るための交渉中だ。
「あ? ……おう、分かってんな、おめぇのほうは。そうだ、水やり、草むしりが全部終わったらだ」
「分かりました、作業がすべて終わりましたら、必ず向かわせます」
親方は俺の返答に満足そうに笑うと、今度こそ工房に向かう。
「……ムラタさんも、わたしはお邪魔だと、思っているんですか……?」
親方が工房に入っていくのを見届けて、リトリィが、鼻を鳴らしながら、か細い声でつぶやく。
別にお互いどこかに行ってしまうわけでもないのに、なぜそこまで辛そうなのだろう。
「わたしは、お役に立てないんですか? いらない子ですか……?」
「ないない、そんなわけがない」
「じゃあ、どうして……」
うつむき、声を震わせるリトリィを、俺は、そっと抱きしめる。
流石にやりすぎたか。泣かせるつもりなんて、欠片もなかったのに。程々のところでちゃんと説明してやればよかった。
親方も俺も通じていたが、彼女だけ分かっていなかったのだから。
……ああ、もう! 彼女自身はうまいこと機転を利かせてウイットに富んだやり取りができるというのに、どうして自分に投げかけられたことになると、こんなことにも気づけないほど純真なんだろう!
「だって、水やりと草むしりだろう? 畑は広い、すぐには終わらないからな」
「……え?」
ぽかんとした表情で見上げてくる。
何を言われたのか、理解できなかったようだ。
「今からすぐ始めても、夕飯の準備までには到底間に合わないだろ?」
「……え? あの……? だから、急げということですか……?」
「親方は、リトリィの世話焼きぶりに、釘を刺したかっただけなんだよ。俺への世話焼きの程度が、まるで新婚さんみたいだから」
リトリィはぽかんとしたまま目を丸くし、しばらくして意味が理解できたのか頬を染め、うつむき、両の頬を押さえて首を振り始める。
「そんな、新婚さんみたいって――わたし、えっと……!?」
「そう見えるってことだよ、リトリィの様子を見てると」
「……そ、そんなに、……分かりやすかった、ですか?」
「ああ、とっても」
何が分かりやすく出ていたと思ったのか。あえて聞く気はないが、つまりそういう自覚はあったようだ。
俺の懐に顔を埋めていやいやをする様子が、なんとも可愛らしい。
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