16 / 438
第一部 異世界建築士と獣人の少女
第16話:取引(3/3)
しおりを挟む
「……だってよ。おめぇの目は確かだな。鉄に限らず」
――!?
気づかなかった! 親方の突然の挑発は、まさか、それを分かっていて!?
見上げると、リトリィの目が、妙に赤い。鼻をすんすん鳴らし、木のカップを載せたトレイを持つ手は震えている。
何も言えずに口をぱくぱくさせていると、リトリィはぎこちないながらもにっこりと微笑み、親方と、俺の前に、カップと、炒った豆を盛った皿をそれぞれ置く。
そのまま俺にだけ会釈をして、くるりと身をひるがえした。
しっぽは――やたらと力強く揺れているように見えるのだが。
「あいつ、客にだけ頭を下げて、当主のオレには下げ忘れてやがる」
笑いながら皿の豆をわしづかみにして口に放り込むと、バリボリとすごい音を立てながらかみ砕き、カップを一気にあおる親方。ちょっと待って、どう聞いても豆の音に聞こえない。石でもかみ砕いているかのようだ。
「なんだ、しゃべってる間に冷めちまったか? こりゃ白湯じゃねえ、ただの水だ」
笑いながらカップをテーブルに戻す。
俺も、どう反応していいか分からず、とりあえずカップを手に取って啜る。
ぬるくなっている、という話だったが、決してそんなことはない。むしろ熱い。
――こんな熱い湯を、親方は一気に飲み干したのか? 鍛冶で熱いところにいるから、舌も熱いのが平気になったとか?
ついでに豆を一粒、恐る恐るかじってみる。
サク、というような音を立てて、案外、軽い力でかみ砕くことができた。さくさく、と、少し硬めのクッキーか何かのように食べることができる。ほんのり感じられる塩味だけのシンプルな炒り豆だが、悪くない。
あれだろうか。親方は、一気に口に放り込んだから、あんな石でもかみ砕くかのような音がするのだろうか。
白湯をもう一口すする。
「親方はよく、こんな熱い湯を一気に飲むことができましたね。私には、体を芯から温めるのにちょうどよい温度です。一気に飲むなんて、とても」
「はぁ? 水よりぬるい程度じゃねえか。おめぇの舌はどんだけお貴族様なんだよ。今日のスープ、よく食えたな」
「ええ、ほどよい熱さでしたから」
「あ? だったらその湯なんか、一息じゃねぇか。なにもったいぶってやがる、貸せ」
そう言って親方は俺の手からカップをむしり取る。
「どれ、まったく体だけじゃなくて舌までヒョロヒョロかよ――て、熱ッちッッ!!」
……!?
親方は先ほど、あんなに一気にあおったのに?
「おい、リトリィ! おめぇ、俺のはあんな冷めた湯を出しやがって! いくらコイツが客だからって、差をつけすぎだろうが!」
「ええ、だって、親方様にとっては、わたしは獣なのでしょう? 獣は、加減が分かりません」
キッチンの奥から、すました声が聞こえてくる。
ああ、コレ本当に逆らったらダメなパターンだ。家政をつかさどる彼女を怒らせたら、ただじゃすまないということだな。
「まったく、男の前だからってカッコつけやがって、あいつは……」
親方が膨れる様子が面白い。このいかつい男が、彼女にかかると子供のようだ。
「……まあいい。あんなやつだ。それでも、あいつのこと、魅力的だと思うか?」
この質問には、苦笑するしかない。
「ええ、とっても」
臨機応変にあんな仕込みをしてくる彼女が、魅力的でないはずがない。
「……そうか。そうか、つまりおめぇは、そういうやつなんだな」
「どういう、意味ですか?」
「なんでもねえよ。こっちの話だ」
親方は薄く笑うと、話をつづけた。
「――話を戻すがよ。オレも“ニホン”とやらがどこにあるかはさっぱり分からねぇ。だから、おめぇが帰るっつったって、どっちを向いて歩きだせばいいかすら、助言してやれねえときたもんだ。
まあ、とんだ災難だと思って、なにか手がかりがつかめるまではここで暮らすといい。ウチの周りにゃ鉱床以外、目ぼしいものなんてなんにもねぇが、慣れれば悪いところでもねぇ」
――「手がかりがつかめるまでは」ということは、弟子になる必要がないということか? いつでも出ていくことができる身分を保障してくれる、ということだろうか。意外に優しいぞ、親方!
「では、私はその手がかりを得られるまで、この家では具体的にどのようなことをしていればよろしいでしょうか」
「そうだな……その体格じゃあ、力仕事は難しそうだ。設計をやっていたってことは、頭を使う方の職人なんだろ? だから、もっぱらおめぇには、畑を頼みてぇ。リトリィと一緒に、畑の世話をしてくれねぇか。
あと、今日はアイネのヤツと水汲みをしたようだが、明日からはリトリィをつける。水汲みと畑、それを二人でやってくれ。フラフィーもアイネも、明日からは工房に缶詰めにするからよ」
……ん? 親方の言葉に違和感を覚える。工房に野郎二人を缶詰にする、それは分かる。
だったら、リトリィも投入した方が、より作業が早くなるのではないだろうか。
「……私が畑を担当する分、リトリィも工房を手伝う。そういう話ではなかったのですか?」
「おめぇ、畑、できんのかよ?」
「……水やり、くらいは」
「ほらみろ。収穫も順次やってかなくちゃならねぇんだ。そのへん、リトリィに聞きながらやってくれ」
「はあ……まあ、やれとおっしゃられるのでしたら」
俺には鍛冶なんて分からないし、この世界の貨幣も持ち合わせていない。この家にしばらく置いてもらえる交換条件で畑の世話、というなら、それでかまわない。
でも、リトリィを巻き込んでしまっては、申し訳ない気がする。
「親方様、わたしは、工房に入れてもらえないんですか?」
キッチンの方から、リトリィの、力のない声が聞こえてきた。
ああ、やっぱりか。彼女も鍛冶見習いとして優秀だと、アイネが言っていた。工房から締め出されるのは不本意なのだろう。
「おめぇには、畑や水汲み、木炭づくりの方を頼む。ムラタと一緒にやれ。ムラタに仕事を教えるつもりでな」
「……ムラタさんと、いっしょに?」
「ああ。そんなら、悪くねぇだろ?」
「――――!!」
なにやら飛び跳ねる音が聞こえてくる。ゴキブリか何かでもいたのだろうか。
「……でも、ムラタさんは、お国に帰らなきゃいけなんじゃ……」
「帰り方が分からねんだとよ。分かるのは明日か、明後日か、それとも十日後か……。ま、それまで、うちで手伝いだ」
ふたたび飛び跳ねる音と、ばさばさと何かがこすれる音。キッチンで何が起こっているのだろう。さっきの親方への処置のこともあって、気になるが、少々怖い。
「だからリトリィ。おめぇはしばらく、工房には顔を出さなくていい。そのかわり、それ以外のこと、しっかり頼むぞ。――ムラタと一緒にな」
「はい! はいはい! がんばります! ムラタさん、いっしょに畑、がんばりましょうね!」
――妙にテンションが高い。あれか。昼のアイネと一緒で、つらい労働をシェアリングできる相手が見つかった喜びというやつか。
まあ、こちらも手がかりが見つかるまでの、当面の拠点を確保できた、という取引だと考えれば悪くない。ここは鍛冶屋、取引に来る人間も多少はいるはずだ。その時、話を聞いてみれば、もしかしたら何かしらの情報を持つ人がいるかもしれない。
それに高級な道具を作っているということは、それなりに資産のある人間が来るはずだ。情報網も、それなりに広いものを持っているだろう。
「――じゃあ、お互い交渉成立だな。ムラタ、リトリィ。明日からそのように動いてくれ。
それと、ムラタ。畑仕事やら水汲みやらのほかに、ときどきオレに知恵を貸してくれ。なに、お前が分かることだけでいい」
「知恵……ですか? 鍛冶仕事でお貸しできる知恵など、私には――」
「ああ、気にするな。あくまでも、お前が分かることだけでいいんだ。じゃあ、しばらくは客人として、ゆっくりしていってくれ」
リトリィが、キッチンカウンターの奥から出てくる。カップを回収がてら、そっとこちらの耳に口を寄せる。
「ムラタさん、明日からいっしょにおしごと、楽しみですね」
こちらの返事を待たず、彼女は、相も変わらず尻尾をぶんぶん振り回すようにキッチンの奥に消えていく。親方は、そんな楽しそうなリトリィを見届けると、席を立った。
「まあ、期待しているぞ、ムラタ」
――!?
気づかなかった! 親方の突然の挑発は、まさか、それを分かっていて!?
見上げると、リトリィの目が、妙に赤い。鼻をすんすん鳴らし、木のカップを載せたトレイを持つ手は震えている。
何も言えずに口をぱくぱくさせていると、リトリィはぎこちないながらもにっこりと微笑み、親方と、俺の前に、カップと、炒った豆を盛った皿をそれぞれ置く。
そのまま俺にだけ会釈をして、くるりと身をひるがえした。
しっぽは――やたらと力強く揺れているように見えるのだが。
「あいつ、客にだけ頭を下げて、当主のオレには下げ忘れてやがる」
笑いながら皿の豆をわしづかみにして口に放り込むと、バリボリとすごい音を立てながらかみ砕き、カップを一気にあおる親方。ちょっと待って、どう聞いても豆の音に聞こえない。石でもかみ砕いているかのようだ。
「なんだ、しゃべってる間に冷めちまったか? こりゃ白湯じゃねえ、ただの水だ」
笑いながらカップをテーブルに戻す。
俺も、どう反応していいか分からず、とりあえずカップを手に取って啜る。
ぬるくなっている、という話だったが、決してそんなことはない。むしろ熱い。
――こんな熱い湯を、親方は一気に飲み干したのか? 鍛冶で熱いところにいるから、舌も熱いのが平気になったとか?
ついでに豆を一粒、恐る恐るかじってみる。
サク、というような音を立てて、案外、軽い力でかみ砕くことができた。さくさく、と、少し硬めのクッキーか何かのように食べることができる。ほんのり感じられる塩味だけのシンプルな炒り豆だが、悪くない。
あれだろうか。親方は、一気に口に放り込んだから、あんな石でもかみ砕くかのような音がするのだろうか。
白湯をもう一口すする。
「親方はよく、こんな熱い湯を一気に飲むことができましたね。私には、体を芯から温めるのにちょうどよい温度です。一気に飲むなんて、とても」
「はぁ? 水よりぬるい程度じゃねえか。おめぇの舌はどんだけお貴族様なんだよ。今日のスープ、よく食えたな」
「ええ、ほどよい熱さでしたから」
「あ? だったらその湯なんか、一息じゃねぇか。なにもったいぶってやがる、貸せ」
そう言って親方は俺の手からカップをむしり取る。
「どれ、まったく体だけじゃなくて舌までヒョロヒョロかよ――て、熱ッちッッ!!」
……!?
親方は先ほど、あんなに一気にあおったのに?
「おい、リトリィ! おめぇ、俺のはあんな冷めた湯を出しやがって! いくらコイツが客だからって、差をつけすぎだろうが!」
「ええ、だって、親方様にとっては、わたしは獣なのでしょう? 獣は、加減が分かりません」
キッチンの奥から、すました声が聞こえてくる。
ああ、コレ本当に逆らったらダメなパターンだ。家政をつかさどる彼女を怒らせたら、ただじゃすまないということだな。
「まったく、男の前だからってカッコつけやがって、あいつは……」
親方が膨れる様子が面白い。このいかつい男が、彼女にかかると子供のようだ。
「……まあいい。あんなやつだ。それでも、あいつのこと、魅力的だと思うか?」
この質問には、苦笑するしかない。
「ええ、とっても」
臨機応変にあんな仕込みをしてくる彼女が、魅力的でないはずがない。
「……そうか。そうか、つまりおめぇは、そういうやつなんだな」
「どういう、意味ですか?」
「なんでもねえよ。こっちの話だ」
親方は薄く笑うと、話をつづけた。
「――話を戻すがよ。オレも“ニホン”とやらがどこにあるかはさっぱり分からねぇ。だから、おめぇが帰るっつったって、どっちを向いて歩きだせばいいかすら、助言してやれねえときたもんだ。
まあ、とんだ災難だと思って、なにか手がかりがつかめるまではここで暮らすといい。ウチの周りにゃ鉱床以外、目ぼしいものなんてなんにもねぇが、慣れれば悪いところでもねぇ」
――「手がかりがつかめるまでは」ということは、弟子になる必要がないということか? いつでも出ていくことができる身分を保障してくれる、ということだろうか。意外に優しいぞ、親方!
「では、私はその手がかりを得られるまで、この家では具体的にどのようなことをしていればよろしいでしょうか」
「そうだな……その体格じゃあ、力仕事は難しそうだ。設計をやっていたってことは、頭を使う方の職人なんだろ? だから、もっぱらおめぇには、畑を頼みてぇ。リトリィと一緒に、畑の世話をしてくれねぇか。
あと、今日はアイネのヤツと水汲みをしたようだが、明日からはリトリィをつける。水汲みと畑、それを二人でやってくれ。フラフィーもアイネも、明日からは工房に缶詰めにするからよ」
……ん? 親方の言葉に違和感を覚える。工房に野郎二人を缶詰にする、それは分かる。
だったら、リトリィも投入した方が、より作業が早くなるのではないだろうか。
「……私が畑を担当する分、リトリィも工房を手伝う。そういう話ではなかったのですか?」
「おめぇ、畑、できんのかよ?」
「……水やり、くらいは」
「ほらみろ。収穫も順次やってかなくちゃならねぇんだ。そのへん、リトリィに聞きながらやってくれ」
「はあ……まあ、やれとおっしゃられるのでしたら」
俺には鍛冶なんて分からないし、この世界の貨幣も持ち合わせていない。この家にしばらく置いてもらえる交換条件で畑の世話、というなら、それでかまわない。
でも、リトリィを巻き込んでしまっては、申し訳ない気がする。
「親方様、わたしは、工房に入れてもらえないんですか?」
キッチンの方から、リトリィの、力のない声が聞こえてきた。
ああ、やっぱりか。彼女も鍛冶見習いとして優秀だと、アイネが言っていた。工房から締め出されるのは不本意なのだろう。
「おめぇには、畑や水汲み、木炭づくりの方を頼む。ムラタと一緒にやれ。ムラタに仕事を教えるつもりでな」
「……ムラタさんと、いっしょに?」
「ああ。そんなら、悪くねぇだろ?」
「――――!!」
なにやら飛び跳ねる音が聞こえてくる。ゴキブリか何かでもいたのだろうか。
「……でも、ムラタさんは、お国に帰らなきゃいけなんじゃ……」
「帰り方が分からねんだとよ。分かるのは明日か、明後日か、それとも十日後か……。ま、それまで、うちで手伝いだ」
ふたたび飛び跳ねる音と、ばさばさと何かがこすれる音。キッチンで何が起こっているのだろう。さっきの親方への処置のこともあって、気になるが、少々怖い。
「だからリトリィ。おめぇはしばらく、工房には顔を出さなくていい。そのかわり、それ以外のこと、しっかり頼むぞ。――ムラタと一緒にな」
「はい! はいはい! がんばります! ムラタさん、いっしょに畑、がんばりましょうね!」
――妙にテンションが高い。あれか。昼のアイネと一緒で、つらい労働をシェアリングできる相手が見つかった喜びというやつか。
まあ、こちらも手がかりが見つかるまでの、当面の拠点を確保できた、という取引だと考えれば悪くない。ここは鍛冶屋、取引に来る人間も多少はいるはずだ。その時、話を聞いてみれば、もしかしたら何かしらの情報を持つ人がいるかもしれない。
それに高級な道具を作っているということは、それなりに資産のある人間が来るはずだ。情報網も、それなりに広いものを持っているだろう。
「――じゃあ、お互い交渉成立だな。ムラタ、リトリィ。明日からそのように動いてくれ。
それと、ムラタ。畑仕事やら水汲みやらのほかに、ときどきオレに知恵を貸してくれ。なに、お前が分かることだけでいい」
「知恵……ですか? 鍛冶仕事でお貸しできる知恵など、私には――」
「ああ、気にするな。あくまでも、お前が分かることだけでいいんだ。じゃあ、しばらくは客人として、ゆっくりしていってくれ」
リトリィが、キッチンカウンターの奥から出てくる。カップを回収がてら、そっとこちらの耳に口を寄せる。
「ムラタさん、明日からいっしょにおしごと、楽しみですね」
こちらの返事を待たず、彼女は、相も変わらず尻尾をぶんぶん振り回すようにキッチンの奥に消えていく。親方は、そんな楽しそうなリトリィを見届けると、席を立った。
「まあ、期待しているぞ、ムラタ」
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
番から逃げる事にしました
みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。
前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。
彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。
❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。
❋独自設定有りです。
❋他視点の話もあります。
❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。
新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、
【完結】番(つがい)でした ~美しき竜人の王様の元を去った番の私が、再び彼に囚われるまでのお話~
tea
恋愛
かつて私を妻として番として乞い願ってくれたのは、宝石の様に美しい青い目をし冒険者に扮した、美しき竜人の王様でした。
番に選ばれたものの、一度は辛くて彼の元を去ったレーアが、番であるエーヴェルトラーシュと再び結ばれるまでのお話です。
ヒーローは普段穏やかですが、スイッチ入るとややドS。
そして安定のヤンデレさん☆
ちょっぴり切ない、でもちょっとした剣と魔法の冒険ありの(私とヒロイン的には)ハッピーエンド(執着心むき出しのヒーローに囚われてしまったので、見ようによってはメリバ?)のお話です。
別サイトに公開済の小説を編集し直して掲載しています。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる