4 / 53
第1章
第4話:幼い子
しおりを挟む
1年目の春
金猿娘が戻ってきた。
家族と来ると言っていたから、両親を連れて来ると思っていた。
それなのに、一緒に来たのは同年齢の少女と4人の幼い子供たちだった。
その少女と幼子たちが、モモとリンゴが鈴なりになった樹を見て驚いている。
モモを知っている金猿娘もリンゴを見て驚いている。
「なんだよ、1時間もたっていないのに、リンゴがなっている?!」
「いや、神様からギフトをもらったと言っただろう?」
「いや、いや、いや、たった1時間で、何もない所に実らせるなんてありえない!
それも、よく見たらモモの樹でもリンゴの樹でもないじゃないか!
実が生らないはずの別の樹にモモやリンゴを実らせるなんて!
こんな凄いギフトなんて聞いた事も無い!」
「そうか、神様が大盤振る舞いしてくださったんだな」
「大盤振る舞いのひと言で片付けるな!」
「神様に文句があるのか?」
「……この件に関してはないが、結構ある」
この子たち、何か事情がありそうだな。
「やめなさい、神様にもご都合があるのです」
ギリギリ少女と言える見た目のシスターが間に入ってくれる。
ひと目で神に仕えていると分かるシスター服だ。
この世界のシスターが、十字架ではなく鉄製のモーニングスターを使って祈るのには、もの凄く驚いた。
戦うのか、この世界のシスターはモーニングスターを振り回して戦うのか?
来訪神様、俺は殺伐とした世界は苦手なんだ、やり直しを強く願う!
「リねえちゃん、モモ取らないの?」
幼い子が物欲しそうに言った。
「そうだな、他人のもらったギフトをうらやんでも腹を立ててもしかたがない。
なあ、あんた、約束通りモモをとっても良いか?」
「ダメよ、サ・リ。
大人の人、それも食べ物を分けてくださる親切な方をあんた呼ばわりしたら。
失礼な事を言って申しわけありません。
私は戦いの神に仕えるセイント・ジャンヌと申します。
この子は金猿獣人族のサ・リと申します。
このたびは貴重な食べ物を分けてくださり、心から感謝いたします」
ただのシスターではなかったのか!
セイントを名乗ると言う事は、神々から聖女のギフトを授かっている。
……知らないはずの知識がある、これも神様のギフトか?
産業や商売の成功に必要だから下さったのか?
本当にとんでもない大盤振る舞いだな。
「いえ、いえ、どうせ私では取れませんでした。
それと、呼び方は何でもいいじゃないですか。
約束していたのはモモですが、リンゴも取ってもらえますか?
モモは痛むのが早いですが、リンゴなら長持ちします。
ああ、手間はかかりますが、クルミもどうですか?
俺は高い所が苦手なんで取れないんです。
取って頂けると助かるのです」
「そういう事でしたら、よろこんで取らせていただきます」
「話は決まったな、だったら取るぞ、お前たちも手伝え」
「「「「「はい」」」」」
サ・リと同じ金猿族だと思える小さい子たちが、スルスルと巨木に登る。
籠一杯にモモを取り、片手と足だけで下りてくる。
俺の足元にモモを置いては、また直ぐに樹に登ってモモをとる。
セイント・ジャンヌだけは樹に登らず俺の側にいる。
そのセイント・ジャンヌがモモを2つの山に分ける。
俺の渡す分と自分たちが持って帰る分だろう。
幼い金猿の子が食べたそうにしているのが気になる。
「先に食べてしまっていいぞ。
持って帰った分だけだと足らなかったのだろう?」
俺の言葉に、幼い子たちが近くにいるセイント・ジャンヌを見る。
サ・リに聞いたら先にモモとリンゴを取れと言うのだろう。
セイント・ジャンヌの方が食べて良いと言うのだな。
「お言葉に甘えて食べさせていただきなさい。
サ・リは先にお腹一杯食べさせてもらっていますから、だいじょうぶですよ」
セイント・ジャンヌの言葉を聞いて、何か言いかけていたサ・リが黙った。
幼い子たちがお腹を空かせているのに、自分だけ先に食べたからだろう。
だが、俺はサ・リに悪気がなかったのを知っている。
自分がここでお腹一杯食べたら、持ち帰ったモモは全部幼い子に食べさせられる。
そういう優しい気持ちで先にお腹一杯食べたのだ。
たぶんだが、セイント・ジャンヌがサ・リの言葉を疑ったのだ。
取ったモモの半分をもらえる話が信じられなくて、明日の為に全部食べさせなかったのだろう。
いや、それだと幼い子たちがセイント・ジャンヌを見るのはおかしい。
セイント・ジャンヌが食べる量を制限しているなら、いつも食べて良いと言ってくれているサ・リの方を見るはずだ。
そうか、サ・リが良いと言っても、セイント・ジャンヌがダメと言ったら食べさせてもらえないから、決定権のある方を見たのか。
この子たちの指導者はセイント・ジャンヌなのだな。
幼い子たちが皮のままモモを食べている。
サ・リもそうだったが、金猿獣人族はモモの皮を気にしないようだ。
美味しそうに、幸せそうに食べる幼い子を見ていると父性本能がくすぐられる。
幼い子たちが食べている間も、サ・リは果物を集め続けている。
1度モモの樹から下りたサ・リが、リンゴの樹に登って取ってきた。
何も言わずに、持ち帰ったリンゴの半分を幼い子の前に置いてモモの樹に登った。
ぶっきらぼうだが、とても優しい子だ。
こんな良い子は幸せに暮らして欲しい。
俺に手伝える事は何でもしてあげよう。
セイント・ジャンヌと幼い子たちだけでここに来たのだ。
何か事情があるのは間違いない。
俺には武力が無いから、やってあげられるのは美味しい果物を作る事だけだ。
猿が1番好きな食べ物は何だった?
バナナのイメージが強いが、本当はサツマイモが1番好きだったはずだ。
果物は個体で好みが違ったはずだ。
できればサツマイモを作ってやりたいが、無からサツマイモを作れるか?
これまでの事を考えれば、どんな無理でもやれそうだ。
よく考えると、受粉を無視して果物が実り急成長している。
こんな非常識な事が現実になっているから大丈夫だろう。
「サツマイモだ、とても甘くておいしいサツマイモを今直ぐ作れ」
俺は地面に生えている雑草に手をつけて命じた。
イモでも何でもない、ただの雑草だ。
モモでもリンゴでもクルミでもない巨木に、命じたモノが実ったのだ。
雑草だって根性でサツマイモを作るだろう。
金猿娘が戻ってきた。
家族と来ると言っていたから、両親を連れて来ると思っていた。
それなのに、一緒に来たのは同年齢の少女と4人の幼い子供たちだった。
その少女と幼子たちが、モモとリンゴが鈴なりになった樹を見て驚いている。
モモを知っている金猿娘もリンゴを見て驚いている。
「なんだよ、1時間もたっていないのに、リンゴがなっている?!」
「いや、神様からギフトをもらったと言っただろう?」
「いや、いや、いや、たった1時間で、何もない所に実らせるなんてありえない!
それも、よく見たらモモの樹でもリンゴの樹でもないじゃないか!
実が生らないはずの別の樹にモモやリンゴを実らせるなんて!
こんな凄いギフトなんて聞いた事も無い!」
「そうか、神様が大盤振る舞いしてくださったんだな」
「大盤振る舞いのひと言で片付けるな!」
「神様に文句があるのか?」
「……この件に関してはないが、結構ある」
この子たち、何か事情がありそうだな。
「やめなさい、神様にもご都合があるのです」
ギリギリ少女と言える見た目のシスターが間に入ってくれる。
ひと目で神に仕えていると分かるシスター服だ。
この世界のシスターが、十字架ではなく鉄製のモーニングスターを使って祈るのには、もの凄く驚いた。
戦うのか、この世界のシスターはモーニングスターを振り回して戦うのか?
来訪神様、俺は殺伐とした世界は苦手なんだ、やり直しを強く願う!
「リねえちゃん、モモ取らないの?」
幼い子が物欲しそうに言った。
「そうだな、他人のもらったギフトをうらやんでも腹を立ててもしかたがない。
なあ、あんた、約束通りモモをとっても良いか?」
「ダメよ、サ・リ。
大人の人、それも食べ物を分けてくださる親切な方をあんた呼ばわりしたら。
失礼な事を言って申しわけありません。
私は戦いの神に仕えるセイント・ジャンヌと申します。
この子は金猿獣人族のサ・リと申します。
このたびは貴重な食べ物を分けてくださり、心から感謝いたします」
ただのシスターではなかったのか!
セイントを名乗ると言う事は、神々から聖女のギフトを授かっている。
……知らないはずの知識がある、これも神様のギフトか?
産業や商売の成功に必要だから下さったのか?
本当にとんでもない大盤振る舞いだな。
「いえ、いえ、どうせ私では取れませんでした。
それと、呼び方は何でもいいじゃないですか。
約束していたのはモモですが、リンゴも取ってもらえますか?
モモは痛むのが早いですが、リンゴなら長持ちします。
ああ、手間はかかりますが、クルミもどうですか?
俺は高い所が苦手なんで取れないんです。
取って頂けると助かるのです」
「そういう事でしたら、よろこんで取らせていただきます」
「話は決まったな、だったら取るぞ、お前たちも手伝え」
「「「「「はい」」」」」
サ・リと同じ金猿族だと思える小さい子たちが、スルスルと巨木に登る。
籠一杯にモモを取り、片手と足だけで下りてくる。
俺の足元にモモを置いては、また直ぐに樹に登ってモモをとる。
セイント・ジャンヌだけは樹に登らず俺の側にいる。
そのセイント・ジャンヌがモモを2つの山に分ける。
俺の渡す分と自分たちが持って帰る分だろう。
幼い金猿の子が食べたそうにしているのが気になる。
「先に食べてしまっていいぞ。
持って帰った分だけだと足らなかったのだろう?」
俺の言葉に、幼い子たちが近くにいるセイント・ジャンヌを見る。
サ・リに聞いたら先にモモとリンゴを取れと言うのだろう。
セイント・ジャンヌの方が食べて良いと言うのだな。
「お言葉に甘えて食べさせていただきなさい。
サ・リは先にお腹一杯食べさせてもらっていますから、だいじょうぶですよ」
セイント・ジャンヌの言葉を聞いて、何か言いかけていたサ・リが黙った。
幼い子たちがお腹を空かせているのに、自分だけ先に食べたからだろう。
だが、俺はサ・リに悪気がなかったのを知っている。
自分がここでお腹一杯食べたら、持ち帰ったモモは全部幼い子に食べさせられる。
そういう優しい気持ちで先にお腹一杯食べたのだ。
たぶんだが、セイント・ジャンヌがサ・リの言葉を疑ったのだ。
取ったモモの半分をもらえる話が信じられなくて、明日の為に全部食べさせなかったのだろう。
いや、それだと幼い子たちがセイント・ジャンヌを見るのはおかしい。
セイント・ジャンヌが食べる量を制限しているなら、いつも食べて良いと言ってくれているサ・リの方を見るはずだ。
そうか、サ・リが良いと言っても、セイント・ジャンヌがダメと言ったら食べさせてもらえないから、決定権のある方を見たのか。
この子たちの指導者はセイント・ジャンヌなのだな。
幼い子たちが皮のままモモを食べている。
サ・リもそうだったが、金猿獣人族はモモの皮を気にしないようだ。
美味しそうに、幸せそうに食べる幼い子を見ていると父性本能がくすぐられる。
幼い子たちが食べている間も、サ・リは果物を集め続けている。
1度モモの樹から下りたサ・リが、リンゴの樹に登って取ってきた。
何も言わずに、持ち帰ったリンゴの半分を幼い子の前に置いてモモの樹に登った。
ぶっきらぼうだが、とても優しい子だ。
こんな良い子は幸せに暮らして欲しい。
俺に手伝える事は何でもしてあげよう。
セイント・ジャンヌと幼い子たちだけでここに来たのだ。
何か事情があるのは間違いない。
俺には武力が無いから、やってあげられるのは美味しい果物を作る事だけだ。
猿が1番好きな食べ物は何だった?
バナナのイメージが強いが、本当はサツマイモが1番好きだったはずだ。
果物は個体で好みが違ったはずだ。
できればサツマイモを作ってやりたいが、無からサツマイモを作れるか?
これまでの事を考えれば、どんな無理でもやれそうだ。
よく考えると、受粉を無視して果物が実り急成長している。
こんな非常識な事が現実になっているから大丈夫だろう。
「サツマイモだ、とても甘くておいしいサツマイモを今直ぐ作れ」
俺は地面に生えている雑草に手をつけて命じた。
イモでも何でもない、ただの雑草だ。
モモでもリンゴでもクルミでもない巨木に、命じたモノが実ったのだ。
雑草だって根性でサツマイモを作るだろう。
77
お気に入りに追加
198
あなたにおすすめの小説
放逐された転生貴族は、自由にやらせてもらいます
長尾 隆生
ファンタジー
旧題:放逐された転生貴族は冒険者として生きることにしました
★第2回次世代ファンタジーカップ『痛快大逆転賞』受賞★
★現在三巻まで絶賛発売中!★
「穀潰しをこのまま養う気は無い。お前には家名も名乗らせるつもりはない。とっとと出て行け!」
苦労の末、突然死の果てに異世界の貴族家に転生した山崎翔亜は、そこでも危険な辺境へ幼くして送られてしまう。それから十年。久しぶりに会った兄に貴族家を放逐されたトーアだったが、十年間の命をかけた修行によって誰にも負けない最強の力を手に入れていた。
トーアは貴族家に自分から三行半を突きつけると憧れの冒険者になるためギルドへ向かう。しかしそこで待ち受けていたのはギルドに潜む暗殺者たちだった。かるく暗殺者を一蹴したトーアは、その裏事情を知り更に貴族社会への失望を覚えることになる。そんな彼の前に冒険者ギルド会員試験の前に出会った少女ニッカが現れ、成り行きで彼女の親友を助けに新しく発見されたというダンジョンに向かうことになったのだが――
俺に暗殺者なんて送っても意味ないよ?
※22/02/21 ファンタジーランキング1位 HOTランキング1位 ありがとうございます!
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
異世界で神様になってたらしい私のズボラライフ
トール
恋愛
会社帰り、駅までの道程を歩いていたはずの北野 雅(36)は、いつの間にか森の中に佇んでいた。困惑して家に帰りたいと願った雅の前に現れたのはなんと実家を模した家で!?
自身が願った事が現実になる能力を手に入れた雅が望んだのは冒険ではなく、“森に引きこもって生きる! ”だった。
果たして雅は独りで生きていけるのか!?
実は神様になっていたズボラ女と、それに巻き込まれる人々(神々)とのドタバタラブ? コメディ。
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる