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第一章
第36話:総本家檜垣屋
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「お嬢様、古市遊郭の備前屋から座敷の依頼が来ております」
60以上の御師宿を束ねる、総本家檜垣屋の筆頭番頭を務め、自らの御師宿角屋は番頭に任せている角兵衛が、優子にたずねる。
「体の不自由な者達が変な事をされないように、しっかりした者を護りにつけて送ってやってください」
「お任せください、そのように手配させていただきます」
家治将軍が神罰による神隠しに会うのを恐れた幕閣は、優子の願いを最優先として、日本六十余州から恵まれない体の不自由な者達を伊勢山田に送った。
それだけの人々を受け入れるのは並大抵の事ではなかったが、誰よりもお伊勢様の神罰の身近にいたのは伊勢山田の人々だ。
外宮内宮に関係なく、神職達はもちろん、山田三方も宇治も古市も、総力を挙げて受け入れ態勢を整えた。
御神託と神罰と神隠しの噂が広まる中で、それでもお伊勢様に参詣するような信心深い者達も、体の不自由な者達を手助けした。
伊勢山田に到着すると、首にしめ縄をした犬や馬が、体の不自由な人達の目や耳の代わりになって働いている。
身動きすら不自由な人は、馬車に乗って移動している。
お金に余裕のある参詣者は、座敷に伊勢山田勧進座の芸人を呼んだり、門前で芸を披露している者に投げ銭をしたりする。
御大尽と呼ばれるような富豪は、御師宿とお伊勢様の往復に馬車を使い、伊勢山田勧進座の運営資金の足しにする。
体の不自由な者達も、ただ伊勢山田勧進座の恩恵を受けるだけでなく、後から助けを求める者のために、一生懸命芸を磨く。
何時何があっても銭金が稼げるように、たゆまぬ努力を重ねる。
そんな伊勢山田勧進座の座元となっている総本家檜垣屋は、幕府の後ろ盾もあり、とんでもない権力と財力を持っている。
それどころか、お伊勢様の別宮とされ、女ながら優子が別宮の祭主となり、あいが禰宜兼巫女頭となっていた。
60年周期で来ると言われる「お陰参り」の時は、年間200万人から300万人の参詣者があるお伊勢様だが、御神託と神罰と神隠しの噂の影響で、檀廻手代が十分な手配をしても、毎年200万人が参詣する状態になっていた。
200万人の参詣者全員が、何らかの形で優子とあいのいる総本家檜垣屋か、伊勢山田勧進座と関係を持ちたいと思っている。
馬車に乗ったり座敷に呼んだりするのは御大尽や金に余裕のある者だけだが、庶民も総本家檜垣屋から御守りを買ったり破魔矢を買ったりする。
200万人が1人銀1匁を総本家檜垣屋に落とせば、年間銀200匁で、小判に両替すれば3万両以上となる。
大名家の収入で考えれば、7万5千石の財力に匹敵する。
いや、1人平均銀1匁では少なすぎる。
1人1両とまではいわないが、お伊勢参りで財布のひもが緩み、1人銀10匁は総本家檜垣屋に落としていく。
1年間に30万両以上の金を落としていくのだ。
その財力は、尾張徳川家や紀州徳川家を凌ぎ、加賀前田家に迫る。
何万人という家臣とその家族を養わなくてもいいぶん余裕がある。
その豊かな財力と幕府の後ろ盾に加え、伊勢講の情報収集能力がある。
それを活用して、体の不自由な者達に役立つ物を集めた。
特に犬と馬の収集には力を入れていた。
犬は主人への忠誠心や愛情が深く、時に命懸けで護ってくれる犬種が集められた。
柴犬、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、三河犬、四国犬などが集められ、主人となる体の不自由な者との相性を確認したうえで、共に生きる訓練をさせた。
財力と幕府の後ろ盾で優秀な犬を集めるが、矢張りどうしても集めやすい近在の犬の数が多くなってしまう。
なので中心は紀州犬、三河犬となっていた。
馬に関しては、犬以上に注意深く集められた。
軍馬として乗るのではなく、輓馬として馬車を引く事が大前提だ。
次に体の不自由な者が扱っても従順でなければいけない。
通常の場合は、馬の轡を持つ健康な人間が馬を扱う。
だが何かあった場合には、体の不自由な者でも扱えなくてはならない。
それくらい大人しく従順な馬でなければいけない。
優子はそんな馬を日本中探し回った。
無数の檀廻手代達から情報を集めるだけでなく、式神まで放って情報を集め、最も適した馬を探し回った。
優子の努力は報われた。
対馬に最適な馬がいたのだ。
女子供でも扱える大人しくて従順な馬がいたのだ。
対馬の男は海に出て漁をする。
急斜面の痩せた土地での畑作は女の仕事だった。
そんな馬が対馬では育っていたのだ。
俗に対州馬と呼ばれる馬は、体質剛健で肢蹄が強く急峻な山路を歩くのが上手い。
その山路に適した側対歩を親の歩き方を見ておぼえる賢さがある。
蹄が強靱で農耕をさせるだけなら蹄鉄を打たなくていい。
体高110から130cmで、130から150kgの荷物が運べる。
日本六十余州を探しても、対州馬ほど適した馬はいなかった。
優子は早速対馬府中藩主の宗家に定期的な対州馬の購入を持ち掛けた。
親の教育が終わった、人に従順で側対歩を覚えた若駒の定期購入だ。
幕府が金銀の国外流出を抑えようと朝鮮との交易を制限した事と、木綿や朝鮮人参の国産化が進んだ事で、対馬府中藩の勝手向きは徐々に厳しくなっていた。
それでなくても、家格10万石に対して、肥前国内1万石と対馬本国の米4500石、麦1万5000石の取れ高しかないのだ。
朝鮮との貿易高が激減してしまい、密貿易に手を出すかどうかの瀬戸際だった。
優子の持ちかけた対州馬の定期購入は干天の慈雨であった。
朝鮮同様に伊勢山田に館を設けて対州馬の世話を買って出るほどの熱の入れようだったが、これには対馬府中藩ならではの事情があった。
離島が本拠地の対馬府中藩では、藩士や領民の厄介者、次男以下の行き場がない。
日朝貿易が華やかだった時には、朝鮮にある倭館に送ることができた。
だが日朝貿易が下火になっている現状では、町人として江戸大阪に送るしかない。
それが、対州馬の世話役として伊勢山田に送ることができれば、最低でも轡持ちの中間として神職扱いしてもらえる。
槍や剣の腕が立つ者は、お伊勢様の別宮侍として抱席が与えられるのだ。
対馬府中藩の厄介者達は目の色を変えて武芸を磨いた。
「お嬢様、宮侍を幾人召し抱えられるのですか?
対馬府中藩だけでなく、牢人衆からも召し抱えられておられますが?」
「これから何が起こるか分かりませんから、できる限り多くの武士を召し抱えたいのですが、お金が足りませんか?」
優子は十分な資金がある事が分かった上で角兵衛に問いかけた。
「そのような事はございません。
抱席である事を守って頂けるのなら、万の牢人を召し抱えて頂いても大丈夫です」
「では、幕臣の方々にもお知らせしましょう。
腕が立つ事が大前提ですが、幕府からできるだけ多くの厄介を受け入れましょう。
そうすれば、私が死ぬような事があっても幕府が勧進座を潰す事はないでしょう」
60以上の御師宿を束ねる、総本家檜垣屋の筆頭番頭を務め、自らの御師宿角屋は番頭に任せている角兵衛が、優子にたずねる。
「体の不自由な者達が変な事をされないように、しっかりした者を護りにつけて送ってやってください」
「お任せください、そのように手配させていただきます」
家治将軍が神罰による神隠しに会うのを恐れた幕閣は、優子の願いを最優先として、日本六十余州から恵まれない体の不自由な者達を伊勢山田に送った。
それだけの人々を受け入れるのは並大抵の事ではなかったが、誰よりもお伊勢様の神罰の身近にいたのは伊勢山田の人々だ。
外宮内宮に関係なく、神職達はもちろん、山田三方も宇治も古市も、総力を挙げて受け入れ態勢を整えた。
御神託と神罰と神隠しの噂が広まる中で、それでもお伊勢様に参詣するような信心深い者達も、体の不自由な者達を手助けした。
伊勢山田に到着すると、首にしめ縄をした犬や馬が、体の不自由な人達の目や耳の代わりになって働いている。
身動きすら不自由な人は、馬車に乗って移動している。
お金に余裕のある参詣者は、座敷に伊勢山田勧進座の芸人を呼んだり、門前で芸を披露している者に投げ銭をしたりする。
御大尽と呼ばれるような富豪は、御師宿とお伊勢様の往復に馬車を使い、伊勢山田勧進座の運営資金の足しにする。
体の不自由な者達も、ただ伊勢山田勧進座の恩恵を受けるだけでなく、後から助けを求める者のために、一生懸命芸を磨く。
何時何があっても銭金が稼げるように、たゆまぬ努力を重ねる。
そんな伊勢山田勧進座の座元となっている総本家檜垣屋は、幕府の後ろ盾もあり、とんでもない権力と財力を持っている。
それどころか、お伊勢様の別宮とされ、女ながら優子が別宮の祭主となり、あいが禰宜兼巫女頭となっていた。
60年周期で来ると言われる「お陰参り」の時は、年間200万人から300万人の参詣者があるお伊勢様だが、御神託と神罰と神隠しの噂の影響で、檀廻手代が十分な手配をしても、毎年200万人が参詣する状態になっていた。
200万人の参詣者全員が、何らかの形で優子とあいのいる総本家檜垣屋か、伊勢山田勧進座と関係を持ちたいと思っている。
馬車に乗ったり座敷に呼んだりするのは御大尽や金に余裕のある者だけだが、庶民も総本家檜垣屋から御守りを買ったり破魔矢を買ったりする。
200万人が1人銀1匁を総本家檜垣屋に落とせば、年間銀200匁で、小判に両替すれば3万両以上となる。
大名家の収入で考えれば、7万5千石の財力に匹敵する。
いや、1人平均銀1匁では少なすぎる。
1人1両とまではいわないが、お伊勢参りで財布のひもが緩み、1人銀10匁は総本家檜垣屋に落としていく。
1年間に30万両以上の金を落としていくのだ。
その財力は、尾張徳川家や紀州徳川家を凌ぎ、加賀前田家に迫る。
何万人という家臣とその家族を養わなくてもいいぶん余裕がある。
その豊かな財力と幕府の後ろ盾に加え、伊勢講の情報収集能力がある。
それを活用して、体の不自由な者達に役立つ物を集めた。
特に犬と馬の収集には力を入れていた。
犬は主人への忠誠心や愛情が深く、時に命懸けで護ってくれる犬種が集められた。
柴犬、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、三河犬、四国犬などが集められ、主人となる体の不自由な者との相性を確認したうえで、共に生きる訓練をさせた。
財力と幕府の後ろ盾で優秀な犬を集めるが、矢張りどうしても集めやすい近在の犬の数が多くなってしまう。
なので中心は紀州犬、三河犬となっていた。
馬に関しては、犬以上に注意深く集められた。
軍馬として乗るのではなく、輓馬として馬車を引く事が大前提だ。
次に体の不自由な者が扱っても従順でなければいけない。
通常の場合は、馬の轡を持つ健康な人間が馬を扱う。
だが何かあった場合には、体の不自由な者でも扱えなくてはならない。
それくらい大人しく従順な馬でなければいけない。
優子はそんな馬を日本中探し回った。
無数の檀廻手代達から情報を集めるだけでなく、式神まで放って情報を集め、最も適した馬を探し回った。
優子の努力は報われた。
対馬に最適な馬がいたのだ。
女子供でも扱える大人しくて従順な馬がいたのだ。
対馬の男は海に出て漁をする。
急斜面の痩せた土地での畑作は女の仕事だった。
そんな馬が対馬では育っていたのだ。
俗に対州馬と呼ばれる馬は、体質剛健で肢蹄が強く急峻な山路を歩くのが上手い。
その山路に適した側対歩を親の歩き方を見ておぼえる賢さがある。
蹄が強靱で農耕をさせるだけなら蹄鉄を打たなくていい。
体高110から130cmで、130から150kgの荷物が運べる。
日本六十余州を探しても、対州馬ほど適した馬はいなかった。
優子は早速対馬府中藩主の宗家に定期的な対州馬の購入を持ち掛けた。
親の教育が終わった、人に従順で側対歩を覚えた若駒の定期購入だ。
幕府が金銀の国外流出を抑えようと朝鮮との交易を制限した事と、木綿や朝鮮人参の国産化が進んだ事で、対馬府中藩の勝手向きは徐々に厳しくなっていた。
それでなくても、家格10万石に対して、肥前国内1万石と対馬本国の米4500石、麦1万5000石の取れ高しかないのだ。
朝鮮との貿易高が激減してしまい、密貿易に手を出すかどうかの瀬戸際だった。
優子の持ちかけた対州馬の定期購入は干天の慈雨であった。
朝鮮同様に伊勢山田に館を設けて対州馬の世話を買って出るほどの熱の入れようだったが、これには対馬府中藩ならではの事情があった。
離島が本拠地の対馬府中藩では、藩士や領民の厄介者、次男以下の行き場がない。
日朝貿易が華やかだった時には、朝鮮にある倭館に送ることができた。
だが日朝貿易が下火になっている現状では、町人として江戸大阪に送るしかない。
それが、対州馬の世話役として伊勢山田に送ることができれば、最低でも轡持ちの中間として神職扱いしてもらえる。
槍や剣の腕が立つ者は、お伊勢様の別宮侍として抱席が与えられるのだ。
対馬府中藩の厄介者達は目の色を変えて武芸を磨いた。
「お嬢様、宮侍を幾人召し抱えられるのですか?
対馬府中藩だけでなく、牢人衆からも召し抱えられておられますが?」
「これから何が起こるか分かりませんから、できる限り多くの武士を召し抱えたいのですが、お金が足りませんか?」
優子は十分な資金がある事が分かった上で角兵衛に問いかけた。
「そのような事はございません。
抱席である事を守って頂けるのなら、万の牢人を召し抱えて頂いても大丈夫です」
「では、幕臣の方々にもお知らせしましょう。
腕が立つ事が大前提ですが、幕府からできるだけ多くの厄介を受け入れましょう。
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