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第1章
第52話:解呪薬
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エマの父親でアイリスの夫、大魔境の中に村を築いた偉人の子孫で医師で薬師でもあるガブリエルが、全身全霊を込めて素材を精製した。
最高の解呪薬を作るために、過去最高の精製抽出を行った。
治癒神エイルが教えてくれた解呪薬を作るのはとても難しい。
基本的な身体能力、治癒術、薬学、医術の全てで高レベルが求められる。
素材を精製抽出できるだけの腕があるのは、この大陸に五人しかいないだろう。
その一人がガブリエルなのだが、そのガブリエルが過去最高品質だと断言するくらいの素材ができたのは、製薬を始めて三日目だった。
全ての素材を精製抽出できたが、それで終わりではない。
精製抽出した素材を調合して薬にしなければならない。
四つの素材を指定通りの割合で調合して、全く違う薬にしなければならない。
治癒神エイルが教えてくれた悪神ロキの呪いさえ解呪する薬が、並の調合で作れるはずもなく、単に治癒術・薬学・医術のレベルが高いだけでなく、調合という狭い分野まで三つの術で熟練していなければならない。
運が良いのか企まれていたのか、ガブリエルにはそれだけの職業レベルと調合レベルに達しており、何より基本的な身体レベルが桁外れに上がっていた。
「完成した、これほど高品質の薬を作ったのは生まれて初めてだ」
「母上様、飲んでみてください」
ガブリエルとエマが見守る中でアイリスが解呪薬を飲む。
見守っているのはガブリエルとエマだけでなく、エマの下に続く子供たちが四人、ライアンとカインとアベルも警護を兼ねて見守っていた。
何と言っても、解呪するのは悪神ロキの呪いなのだ。
どんな悪質な罠が仕掛けられているかもしれない。
最悪なのは直接悪神ロキが襲ってくる事だ。
治癒神エイルは神々の直接介入はないと言っていたが、そんな言葉を鵜吞みにするほどライアンたちは神々を信じていない。
アイリスは心から湧き上がる感謝の気持ちで解呪薬を手に取った。
長女のエマが命懸けで集めてくれた素材で作られた解呪薬だ。
夫のガブリエルが全身全霊を込めて調合してくれた解呪薬だ。
全部合わせて2200gもあった素材が、精製抽出と魔術調合によって55gにまで圧縮されている高濃度薬だ。
「エマ、ガブリエル、ありがとう、いただきます」
アイリスは悪神ロキが逆恨みして攻撃して来る事も、その攻撃で自分が死ぬ事も覚悟して、感謝の言葉を口にしてから一気に解呪薬を飲み込んだ。
見た目は丸薬だが、治癒術と薬学と医術の三工程で精製抽出と調合を行った魔術薬なので、アイリスが飲み込めば呪いを解く術式と薬効の両方を発動する。
濃縮圧縮された素材を使って持続的に呪いを解こうとする。
桁外れにレベルが上がったエマとライアン、カインとアベル、ガブリエルですら目を瞑ってしまうほど眩しい光が、アイリスの身体から発せられた。
治癒神エイルの加護を受けているエマとアイリスには呪いが解けたのが見えた。
「やったわ、母上様の呪いが解けたわ!」
まだ十二歳のエマは、神々を信じていないと言っても甘い考えをしていた。
「……うそ、あの悪神ロキが素直に呪いを解くなんて!」
だがアイリスは、神々の忠実な使徒ではあるが、神々を信じてはいない。
そして残念ながらアイリスの考えが正しかった。
「ぎゃあああああ!」
アイリスの身体を激痛が駆け巡った!
完全に解けたはずの呪いが、再びアイリスの身体に襲い掛かった。
呪いが解けなかったにしても、一年間は完全に封じ込めたはずなのに、最初に呪いをかけられた時と同じ早さでアイリスの身体を腐らせ始めた。
「「ピュアリフィケイション」」
カインとアベルが魔術の浄化を完全同調させてアイリスに放った!
一気にアイリスを殺そうとしていた悪神ロキの呪いが一瞬止まった。
だが、止まった呪いが再びジリジリと進行し始めた。
「「エマ、聖浄化だ!」」
「あ、ホーリー・ピュアリフィケイション」
「「ピュアリフィケイション」」
「エマ、魔力が尽きるまで聖浄化を続けろ。
アイリス様、苦しいでしょうが、ホーリー・ピュアリフィケイションを使ってください、エマに完全同調させます。
エマ、完全同調できなくても慌てるな、カインとアベルが同調させてくれる」
カインとアベルの考えを理解したライアンがエマに言った。
気が動転して上手く聖治癒術が使えないエマと、身体が呪われ腐っていく激痛で聖治癒術が上手く使えないアイリス様。
その二人を完全同調させるだけでなく、自分たちの浄化魔術まで完全同調させようというカインとアベルに、エマに説明している余裕も時間もない。
一分一秒の遅れがアイリス様を死なせてしまうかもしれないのだ。
だからライアンがカインとアベルに代わって説明したのだ。
「ホーリー・ピュアリフィケイション」
「「ピュアリフィケイション」」
とは言ったものの、激痛に苦しむアイリスがホーリー・ピュアリフィケイションを放てるとは限らないので、エマとカインとアベルだけでも、何とかして呪いを停止させなければならない。
「ホーリー・ピュアリフィケイション」
「「ピュアリフィケイション」」
幸いと言って良いのかは微妙だが、エマの聖浄化もカインとアベルの浄化も効果があるようで、アイリスの呪いが完全に止まっている。
それを見たエマは、唱えられる限りの早さでホーリー・ピュアリフィケイションを放ち、母親を助けようと必死だった。
そのエマに併せて完全同調させようと、カインとアベルも必死だった。
「ディース、何か方法はないか?!
軍神テュール、俺を使徒に選んで加護を与えたのならちゃんと面倒を見ろ!」
「ホーリー・ピュアリフィケイション」
「「ピュアリフィケイション」」
ライアンが自分に加護を与えた軍神に要求を突き付けた。
エマとカインとアベルは立て続けに浄化を行って進行を止める。
「軍神テュール、言う通りに戦ってやるからアイリス様を助けろ!
治癒神エイル、自分の使徒を見殺しにする気か、憶病者!」
「ホーリー・ピュアリフィケイション」「「ピュアリフィケイション」」
ライアンはアイリス様を助けるために神々にケンカを売った。
カインとアベルはエマの聖浄化に浄化魔術を完全同調させた。
最高の解呪薬を作るために、過去最高の精製抽出を行った。
治癒神エイルが教えてくれた解呪薬を作るのはとても難しい。
基本的な身体能力、治癒術、薬学、医術の全てで高レベルが求められる。
素材を精製抽出できるだけの腕があるのは、この大陸に五人しかいないだろう。
その一人がガブリエルなのだが、そのガブリエルが過去最高品質だと断言するくらいの素材ができたのは、製薬を始めて三日目だった。
全ての素材を精製抽出できたが、それで終わりではない。
精製抽出した素材を調合して薬にしなければならない。
四つの素材を指定通りの割合で調合して、全く違う薬にしなければならない。
治癒神エイルが教えてくれた悪神ロキの呪いさえ解呪する薬が、並の調合で作れるはずもなく、単に治癒術・薬学・医術のレベルが高いだけでなく、調合という狭い分野まで三つの術で熟練していなければならない。
運が良いのか企まれていたのか、ガブリエルにはそれだけの職業レベルと調合レベルに達しており、何より基本的な身体レベルが桁外れに上がっていた。
「完成した、これほど高品質の薬を作ったのは生まれて初めてだ」
「母上様、飲んでみてください」
ガブリエルとエマが見守る中でアイリスが解呪薬を飲む。
見守っているのはガブリエルとエマだけでなく、エマの下に続く子供たちが四人、ライアンとカインとアベルも警護を兼ねて見守っていた。
何と言っても、解呪するのは悪神ロキの呪いなのだ。
どんな悪質な罠が仕掛けられているかもしれない。
最悪なのは直接悪神ロキが襲ってくる事だ。
治癒神エイルは神々の直接介入はないと言っていたが、そんな言葉を鵜吞みにするほどライアンたちは神々を信じていない。
アイリスは心から湧き上がる感謝の気持ちで解呪薬を手に取った。
長女のエマが命懸けで集めてくれた素材で作られた解呪薬だ。
夫のガブリエルが全身全霊を込めて調合してくれた解呪薬だ。
全部合わせて2200gもあった素材が、精製抽出と魔術調合によって55gにまで圧縮されている高濃度薬だ。
「エマ、ガブリエル、ありがとう、いただきます」
アイリスは悪神ロキが逆恨みして攻撃して来る事も、その攻撃で自分が死ぬ事も覚悟して、感謝の言葉を口にしてから一気に解呪薬を飲み込んだ。
見た目は丸薬だが、治癒術と薬学と医術の三工程で精製抽出と調合を行った魔術薬なので、アイリスが飲み込めば呪いを解く術式と薬効の両方を発動する。
濃縮圧縮された素材を使って持続的に呪いを解こうとする。
桁外れにレベルが上がったエマとライアン、カインとアベル、ガブリエルですら目を瞑ってしまうほど眩しい光が、アイリスの身体から発せられた。
治癒神エイルの加護を受けているエマとアイリスには呪いが解けたのが見えた。
「やったわ、母上様の呪いが解けたわ!」
まだ十二歳のエマは、神々を信じていないと言っても甘い考えをしていた。
「……うそ、あの悪神ロキが素直に呪いを解くなんて!」
だがアイリスは、神々の忠実な使徒ではあるが、神々を信じてはいない。
そして残念ながらアイリスの考えが正しかった。
「ぎゃあああああ!」
アイリスの身体を激痛が駆け巡った!
完全に解けたはずの呪いが、再びアイリスの身体に襲い掛かった。
呪いが解けなかったにしても、一年間は完全に封じ込めたはずなのに、最初に呪いをかけられた時と同じ早さでアイリスの身体を腐らせ始めた。
「「ピュアリフィケイション」」
カインとアベルが魔術の浄化を完全同調させてアイリスに放った!
一気にアイリスを殺そうとしていた悪神ロキの呪いが一瞬止まった。
だが、止まった呪いが再びジリジリと進行し始めた。
「「エマ、聖浄化だ!」」
「あ、ホーリー・ピュアリフィケイション」
「「ピュアリフィケイション」」
「エマ、魔力が尽きるまで聖浄化を続けろ。
アイリス様、苦しいでしょうが、ホーリー・ピュアリフィケイションを使ってください、エマに完全同調させます。
エマ、完全同調できなくても慌てるな、カインとアベルが同調させてくれる」
カインとアベルの考えを理解したライアンがエマに言った。
気が動転して上手く聖治癒術が使えないエマと、身体が呪われ腐っていく激痛で聖治癒術が上手く使えないアイリス様。
その二人を完全同調させるだけでなく、自分たちの浄化魔術まで完全同調させようというカインとアベルに、エマに説明している余裕も時間もない。
一分一秒の遅れがアイリス様を死なせてしまうかもしれないのだ。
だからライアンがカインとアベルに代わって説明したのだ。
「ホーリー・ピュアリフィケイション」
「「ピュアリフィケイション」」
とは言ったものの、激痛に苦しむアイリスがホーリー・ピュアリフィケイションを放てるとは限らないので、エマとカインとアベルだけでも、何とかして呪いを停止させなければならない。
「ホーリー・ピュアリフィケイション」
「「ピュアリフィケイション」」
幸いと言って良いのかは微妙だが、エマの聖浄化もカインとアベルの浄化も効果があるようで、アイリスの呪いが完全に止まっている。
それを見たエマは、唱えられる限りの早さでホーリー・ピュアリフィケイションを放ち、母親を助けようと必死だった。
そのエマに併せて完全同調させようと、カインとアベルも必死だった。
「ディース、何か方法はないか?!
軍神テュール、俺を使徒に選んで加護を与えたのならちゃんと面倒を見ろ!」
「ホーリー・ピュアリフィケイション」
「「ピュアリフィケイション」」
ライアンが自分に加護を与えた軍神に要求を突き付けた。
エマとカインとアベルは立て続けに浄化を行って進行を止める。
「軍神テュール、言う通りに戦ってやるからアイリス様を助けろ!
治癒神エイル、自分の使徒を見殺しにする気か、憶病者!」
「ホーリー・ピュアリフィケイション」「「ピュアリフィケイション」」
ライアンはアイリス様を助けるために神々にケンカを売った。
カインとアベルはエマの聖浄化に浄化魔術を完全同調させた。
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