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第1章
第36話:予言頼み
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「「ディース?!」」
「分かっているわよ、予言すれば良いんでしょう!
だから言っていたじゃない、神々が係わると予言が変わると!」
「怒っている訳でも理由を知りたい訳でもないの。
これからどうすれば良いのか、少しでも情報が欲しいの。
一日襲撃が遅れたお陰で、またレベル上げできるわ。
問題は、まだ私たちを襲うつもりなのか、村を襲うつもりなのかなの」
「分かったわよ、責めているんじゃないのは分かったわよ。
今までは、予言が変わったら物凄く責められたから……」
「俺たちも責めていないぞ」
「これからどうすべきか知りたいだけだ」
「分かっているわよ、予言に集中するから話しかけないで」
カインとアベル、エマは黙って予言精霊ディースが答えを出すのを待った。
だがライアンは違っていた。
「ディース、予言を確定させなくてもいい。
この前のようにあらゆる可能性の中から、俺たちが勝てる未来だけ教えてくれ。
村が襲われる可能性があるのなら、それを教えてくれ」
「分かったわ、ちょっと待って……」
エマとライアン、カインとアベルがじっと待った。
襲撃に備えて一睡もしていないのだが、危機感が激しくて全く眠気がない。
だが、確実に体力と気力が削られている。
「四人とも少しでも寝た方が良い。
今回の予言も時間がかかるだろう。
今夜襲撃があるかもしれないのだ、今から眠って体力と気力を回復させろ」
聖別精霊ワルキューレがきっぱりと言った。
「分かりましたわ、眠らせてもらいますわ」
「少しでも危険を感じたら起こしてくれ」
「「おやすみ」」
四人は一瞬で熟睡した。
幼い頃から大魔境で暮らす事を前提に鍛えられてきたから、戦う時と休む時の切り替えができるのだ。
ディースが昨日とは違って本気で真剣に、うかつな間違いをしないように集中して、あらゆる可能性を読んだので三時間もかかった。
三時間後に起こされたエマとライアン、カインとアベルは完全回復していた。
プロウジェニタ・ヴァンパイアと戦う事を前提に張り詰めていた神経、精神と身体が完全回復していた。
「まず敵が昨日襲撃して来なかった理由だけれど、レディング辺境伯家よ。
辺境伯家がヴァンパイアを警戒して騎士と冒険者を派遣したの。
それに対処するために、こちらに来られなかったの」
「では、ヴァンパイアの戦力を減らす事ができたの?」
「辺境伯家の騎士や冒険者の中に、プロウジェニタ・ヴァンパイアと戦えるような猛者がいたのか?」
「残念ながら、ヴァンパイアの戦力は減っていないわ。
むしろ強力になっているわ」
「だったら、昨日予言した時よりもレベルを上げないといけないのか?」
「勝てる可能性が低くなったのか?」
「そうじゃない、敵の戦力は増えたけれど、プロウジェニタ・ヴァンパイアの強さは変わっていないから、やる事は変わらないわ。
それに、昨日予言した時よりも、貴方たちのレベルが上がっているの。
考えられていた可能性以上にレベルが上がっているの。
だから僅かだけれど勝てる可能性は高くなっているわ」
「村が襲われる可能性はあるの?」
「今の所ないわ、大丈夫、ひんぱんに読むから、危険だと分かったら直ぐ言うわ」
「ありがとう、私たちの所に来るなら安心だわ」
「ディース、今のエマやライアンでもレベルを上げられる場所はないか?」
「セント・エンシェント・ドラゴンを怒らせないレベル上げの方法はないか?」
「あるけど、それなりに危険よ」
「危険は承知の上だ、村を襲わせないやり方なら、どれだけ危険でも構わない」
ライアンがきっぱりと言い切った。
「ダンジョンの説明はしたよね。
ダンジョンに現れるモンスターは、ダンジョンが創り出した幻で本当の命はない。
でも、レベルを上げる事はできるの。
実際に生きている魔獣を殺すのと違って、何百何千回も繰り返せるわ」
「レベルの高いダンジョンに潜ってレベルを上げろと言っているのか?」
「そうよ」
「そうは言うけど、今のエマとライアンだと、辺境伯家のダンジョンでもレベルは上がらないわよね?」
「だとすると、国内最高レベルのダンジョン、王都ダンジョンに潜るのか?」
「それとも、大陸一の難関ダンジョンと言われている、帝室のダンジョンに潜ってレベル上げしろと言うのか?」
「王都のダンジョンも帝室のダンジョンも、今のエマとライアンには簡単すぎるわ。
そうではなくて、まだ人に発見されていない、野生のダンジョンを利用するの」
「「野生のダンジョン?!」」
「もしかして、大魔境には人族が手出しできないようなダンジョンがあるの?!」
「そうよ、大魔境で育つダンジョンは、セント・エンシェント・ドラゴンをはじめとした純血種竜を内部に誘うようになるの。
魂の質、命力レベルが恐ろしく高い純血種竜を殺すような、強力なダンジョンが大魔境には住んでいるの」
「野生のダンジョンに挑むのは良いが、ダンジョンの中で純血種竜と争うような事にならないか?」
「それは……絶対にないとは言えないわね。
ダンジョンに挑む前に、予言すれば避けられると思うけれど……」
「ディース、ダンジョンのレベルが多少低くてもいい、純血種竜が来ない場所に住んでいるダンジョンを教えてくれ。
亜竜の命力を狙うくらいのダンジョンでも、十分レベル上げに使える。
セント・エンシェント・ドラゴンと揉めるくらいなら、レベル上げの効率が下がっても構わない」
「分かったわ、予言を絞って読んでみるわ」
「分かっているわよ、予言すれば良いんでしょう!
だから言っていたじゃない、神々が係わると予言が変わると!」
「怒っている訳でも理由を知りたい訳でもないの。
これからどうすれば良いのか、少しでも情報が欲しいの。
一日襲撃が遅れたお陰で、またレベル上げできるわ。
問題は、まだ私たちを襲うつもりなのか、村を襲うつもりなのかなの」
「分かったわよ、責めているんじゃないのは分かったわよ。
今までは、予言が変わったら物凄く責められたから……」
「俺たちも責めていないぞ」
「これからどうすべきか知りたいだけだ」
「分かっているわよ、予言に集中するから話しかけないで」
カインとアベル、エマは黙って予言精霊ディースが答えを出すのを待った。
だがライアンは違っていた。
「ディース、予言を確定させなくてもいい。
この前のようにあらゆる可能性の中から、俺たちが勝てる未来だけ教えてくれ。
村が襲われる可能性があるのなら、それを教えてくれ」
「分かったわ、ちょっと待って……」
エマとライアン、カインとアベルがじっと待った。
襲撃に備えて一睡もしていないのだが、危機感が激しくて全く眠気がない。
だが、確実に体力と気力が削られている。
「四人とも少しでも寝た方が良い。
今回の予言も時間がかかるだろう。
今夜襲撃があるかもしれないのだ、今から眠って体力と気力を回復させろ」
聖別精霊ワルキューレがきっぱりと言った。
「分かりましたわ、眠らせてもらいますわ」
「少しでも危険を感じたら起こしてくれ」
「「おやすみ」」
四人は一瞬で熟睡した。
幼い頃から大魔境で暮らす事を前提に鍛えられてきたから、戦う時と休む時の切り替えができるのだ。
ディースが昨日とは違って本気で真剣に、うかつな間違いをしないように集中して、あらゆる可能性を読んだので三時間もかかった。
三時間後に起こされたエマとライアン、カインとアベルは完全回復していた。
プロウジェニタ・ヴァンパイアと戦う事を前提に張り詰めていた神経、精神と身体が完全回復していた。
「まず敵が昨日襲撃して来なかった理由だけれど、レディング辺境伯家よ。
辺境伯家がヴァンパイアを警戒して騎士と冒険者を派遣したの。
それに対処するために、こちらに来られなかったの」
「では、ヴァンパイアの戦力を減らす事ができたの?」
「辺境伯家の騎士や冒険者の中に、プロウジェニタ・ヴァンパイアと戦えるような猛者がいたのか?」
「残念ながら、ヴァンパイアの戦力は減っていないわ。
むしろ強力になっているわ」
「だったら、昨日予言した時よりもレベルを上げないといけないのか?」
「勝てる可能性が低くなったのか?」
「そうじゃない、敵の戦力は増えたけれど、プロウジェニタ・ヴァンパイアの強さは変わっていないから、やる事は変わらないわ。
それに、昨日予言した時よりも、貴方たちのレベルが上がっているの。
考えられていた可能性以上にレベルが上がっているの。
だから僅かだけれど勝てる可能性は高くなっているわ」
「村が襲われる可能性はあるの?」
「今の所ないわ、大丈夫、ひんぱんに読むから、危険だと分かったら直ぐ言うわ」
「ありがとう、私たちの所に来るなら安心だわ」
「ディース、今のエマやライアンでもレベルを上げられる場所はないか?」
「セント・エンシェント・ドラゴンを怒らせないレベル上げの方法はないか?」
「あるけど、それなりに危険よ」
「危険は承知の上だ、村を襲わせないやり方なら、どれだけ危険でも構わない」
ライアンがきっぱりと言い切った。
「ダンジョンの説明はしたよね。
ダンジョンに現れるモンスターは、ダンジョンが創り出した幻で本当の命はない。
でも、レベルを上げる事はできるの。
実際に生きている魔獣を殺すのと違って、何百何千回も繰り返せるわ」
「レベルの高いダンジョンに潜ってレベルを上げろと言っているのか?」
「そうよ」
「そうは言うけど、今のエマとライアンだと、辺境伯家のダンジョンでもレベルは上がらないわよね?」
「だとすると、国内最高レベルのダンジョン、王都ダンジョンに潜るのか?」
「それとも、大陸一の難関ダンジョンと言われている、帝室のダンジョンに潜ってレベル上げしろと言うのか?」
「王都のダンジョンも帝室のダンジョンも、今のエマとライアンには簡単すぎるわ。
そうではなくて、まだ人に発見されていない、野生のダンジョンを利用するの」
「「野生のダンジョン?!」」
「もしかして、大魔境には人族が手出しできないようなダンジョンがあるの?!」
「そうよ、大魔境で育つダンジョンは、セント・エンシェント・ドラゴンをはじめとした純血種竜を内部に誘うようになるの。
魂の質、命力レベルが恐ろしく高い純血種竜を殺すような、強力なダンジョンが大魔境には住んでいるの」
「野生のダンジョンに挑むのは良いが、ダンジョンの中で純血種竜と争うような事にならないか?」
「それは……絶対にないとは言えないわね。
ダンジョンに挑む前に、予言すれば避けられると思うけれど……」
「ディース、ダンジョンのレベルが多少低くてもいい、純血種竜が来ない場所に住んでいるダンジョンを教えてくれ。
亜竜の命力を狙うくらいのダンジョンでも、十分レベル上げに使える。
セント・エンシェント・ドラゴンと揉めるくらいなら、レベル上げの効率が下がっても構わない」
「分かったわ、予言を絞って読んでみるわ」
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