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第2章
第38話:リョクリュウ視点・逆鱗
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我は竜族最強五龍の一角、青龍。
我が管理する世界に別世界から侵略にやってきた、三足烏達と幾百年にもわたって激しく戦い、あまりに激しい戦いに次元が裂けてしまい、この世界に落ちた。
我の世界とこの世界が融合して爆発しないように、全ての力を振り絞って裂け目を塞いで離したが、その所為で三足烏達と戦う力を失ってしまった。
なす術もなく、三足烏達に嬲り殺しにされる所を、キヨシに助けられた。
魔力も気力も命力も無くしてしまった我は、この世界のトカゲと変わらない、無力な存在に成り下がってしまっていた。
そんな我を、全てを賭けて守っいてくれたのがキヨシだ。
徐々にしか戻らない力ではやれる事も限られてしまうが、それでも命の恩を返そうと頑張った、頑張ったが、護り切れなかった。
命の恩人を、むざむざと殺されかけてしまった。
取り戻した力の大半を使って命だけは繋ぎ止めたが、それだけだ。
このままでは、キヨシは死ぬまで寝たきりになってしまう。
命の恩は、命でしか返せない。
この命を失う事になっても、キヨシを元通りにしなければならない。
それが龍族最強である我の誇りであり矜持でもある。
元の世界の事は何の心配もしていない。
我がこの世界に落ちても、残る四龍が護ってくれる。
我の後継者に成れる若き龍達も育っていた。
キヨシを助けるために必要な力は、何を犠牲にしてでも手に入れる。
とはいえ、キヨシが愛したこの国の人間は犠牲にできない。
生贄にすべきは、キヨシを殺そうとした某国の連中だ。
ただ、我がキヨシの側を離れている間が心配だ。
まだどこに某国の手先が潜んでいるか分からないので、キヨシが危険な状態になった場合に備えて創っておいた、AI合成動画を流した。
「自衛隊の将官や警視庁の幹部クラスにも、某国の手先がいるかもしれない。
もし俺がそんな連中に襲われ、何とか命を長らえたとしたら、止めを刺されないように、身の回りは護衛犬に守らせたい」
キヨシ自身が切々と語っているAI合成動画をネットに流したが、その後の反応は予想通りだ。
キヨシを護るために死んでいった犬達の事は、全日本人の心を熱くしていた。
キヨシを護るために殉職した自衛官と警察官の壮挙は、キヨシを殺しかけた海上自衛隊将官の愚挙に塗り変えられてしまっていた。
キヨシの身は、キヨシが心から信じていた少数の親族に委ねられた。
護衛は、我が躾けた賢くて獰猛な犬達がやる。
直接の護衛だけでなく、周辺からの攻撃にも備えて犬達が病院外周を巡回する。
今のこの状況では、野犬狩りなど行えない。
キヨシを護るために自衛隊中央病院周辺を巡回する犬に手出しするのは、某国の手先しかいない、と誰もが思う状況だった。
我は力を取り戻すために、心を鬼にしてキヨシの同族を喰い殺した。
断腸の思いでキヨシの同族を喰い殺した。
ただ、喰い殺したのは某国の工作員と手先だけで、本当の日本人は殺していない。
手先の中には、日本人に帰化して工作をする元某国人もいた。
反社の構成員や準構成員が数万人単位でいた。
こんな連中は本当の日本人ではない!
死体を残したら騒ぎになるので、犬達が冤罪で処分されてもいけないので、爪1つ髪の毛一本も残さず消化して力に変えた。
とはいえ、卑小な人間など、魂ごと消化しても大した力にはならない。
精々海を渡って某国に行けるくらいの力しか戻らない。
だが、海を渡る事も地に潜る事もできるようになったのだ、目的はかなえられる。
我は某国の海軍基地にまで泳ぎ渡り、核兵器搭載潜水艦を破壊した。
核兵器を次々と誘爆させて、その力を取り込んだ。
某国の海軍基地周辺は壊滅的な被害を受けたが、知った事ではない。
キヨシ以外の人間種など滅んでもかまわない。
キヨシと同じ日本人は殺す気にならないが、キヨシを殺そうとした国の民など、何億人死んでもかまわない。
潜水艦の核兵器を誘爆させて、ある程度の力は戻った。
キヨシを完治させる程度なら、もう十分な力が戻った。
だが、どうせなら、元に世界に戻れるくらいの力を取り戻しておきたかった。
十分な力を取り戻したら、キヨシを殺そうとした某国の指導者層を、皆殺しにしてやりたかった。
欲を言うなら、元の世界に攻め込んで来た三足烏達の世界に渡り、世界を壊滅させられるくらいの力を手に入れたかった。
そう思ったので、地下を潜って内陸部の奥深くまで行った。
砂漠地帯にまで入り込み、300発近い大型核兵器を次々と誘爆させた。
核の灰が日本に向かわないように、寝たきりになってしまったキヨシに悪影響を与えないように、その力を全て取り込んだ。
潜水艦に搭載されていた核兵器の力を取り込んだので、それくらいはできるようになっていた。
300発の大型核兵器を1発誘爆させるたびに、我は力を取り戻した。
300発全てを誘爆させたら、ほぼ元通りの力を取り戻せた。
ここでほんの少しだけ考えた。
直ぐに某国の首都に行って、キヨシを殺すように命じた指導者を殺して終わりにするか、某国にある全ての核兵器を誘爆させてもっと力を手に入れるか。
我は、某国にある全ての核兵器を誘爆させて、これまで以上の力を手に入れた。
多くの核兵器基地を破壊している間に、某国はパニックになっていた。
某国だけでない、異変に気がついた世界中が大騒ぎになっていた。
某国から逃げ出そうとする国民で世界中が大混乱していた。
恥知らずな事に、某国の指導者層の多くが国を捨てて逃げようとしていた。
我がキヨシを殺そうとした連中を逃がすと思っているのか?
我は某国首都の直下で、上に向けてブレスを吐いた。
指導者層が逃げ込むためのシェルターを直撃するようにブレスを吐いた。
ネットで調べた大地震以上の破壊が某国の首都に吹き荒れた。
我は某国の軍事基地を全て破壊しつくした。
地下で少し暴れただけで、地上の軍事基地はシェルターごと壊滅する。
某国が大混乱になって、暴走した軍人が日本を攻撃できないようにした。
「よう、久しぶりだな、今直ぐ元通りに治してやるからな」
人間に変化する力を取り戻した我は、誰に止められる事無くキヨシの病室に入り、パーフェクト・ヒールで完治させた。
ただ、このままではあと10年から20年くらいでキヨシが死んでしまう。
我に比べて人間の寿命はあまりにも短すぎる。
できればずっと一緒に暮らしていたい。
キヨシは、我と一緒に生きるために、異世界に行ってくれるだろうか?
我が管理する世界に別世界から侵略にやってきた、三足烏達と幾百年にもわたって激しく戦い、あまりに激しい戦いに次元が裂けてしまい、この世界に落ちた。
我の世界とこの世界が融合して爆発しないように、全ての力を振り絞って裂け目を塞いで離したが、その所為で三足烏達と戦う力を失ってしまった。
なす術もなく、三足烏達に嬲り殺しにされる所を、キヨシに助けられた。
魔力も気力も命力も無くしてしまった我は、この世界のトカゲと変わらない、無力な存在に成り下がってしまっていた。
そんな我を、全てを賭けて守っいてくれたのがキヨシだ。
徐々にしか戻らない力ではやれる事も限られてしまうが、それでも命の恩を返そうと頑張った、頑張ったが、護り切れなかった。
命の恩人を、むざむざと殺されかけてしまった。
取り戻した力の大半を使って命だけは繋ぎ止めたが、それだけだ。
このままでは、キヨシは死ぬまで寝たきりになってしまう。
命の恩は、命でしか返せない。
この命を失う事になっても、キヨシを元通りにしなければならない。
それが龍族最強である我の誇りであり矜持でもある。
元の世界の事は何の心配もしていない。
我がこの世界に落ちても、残る四龍が護ってくれる。
我の後継者に成れる若き龍達も育っていた。
キヨシを助けるために必要な力は、何を犠牲にしてでも手に入れる。
とはいえ、キヨシが愛したこの国の人間は犠牲にできない。
生贄にすべきは、キヨシを殺そうとした某国の連中だ。
ただ、我がキヨシの側を離れている間が心配だ。
まだどこに某国の手先が潜んでいるか分からないので、キヨシが危険な状態になった場合に備えて創っておいた、AI合成動画を流した。
「自衛隊の将官や警視庁の幹部クラスにも、某国の手先がいるかもしれない。
もし俺がそんな連中に襲われ、何とか命を長らえたとしたら、止めを刺されないように、身の回りは護衛犬に守らせたい」
キヨシ自身が切々と語っているAI合成動画をネットに流したが、その後の反応は予想通りだ。
キヨシを護るために死んでいった犬達の事は、全日本人の心を熱くしていた。
キヨシを護るために殉職した自衛官と警察官の壮挙は、キヨシを殺しかけた海上自衛隊将官の愚挙に塗り変えられてしまっていた。
キヨシの身は、キヨシが心から信じていた少数の親族に委ねられた。
護衛は、我が躾けた賢くて獰猛な犬達がやる。
直接の護衛だけでなく、周辺からの攻撃にも備えて犬達が病院外周を巡回する。
今のこの状況では、野犬狩りなど行えない。
キヨシを護るために自衛隊中央病院周辺を巡回する犬に手出しするのは、某国の手先しかいない、と誰もが思う状況だった。
我は力を取り戻すために、心を鬼にしてキヨシの同族を喰い殺した。
断腸の思いでキヨシの同族を喰い殺した。
ただ、喰い殺したのは某国の工作員と手先だけで、本当の日本人は殺していない。
手先の中には、日本人に帰化して工作をする元某国人もいた。
反社の構成員や準構成員が数万人単位でいた。
こんな連中は本当の日本人ではない!
死体を残したら騒ぎになるので、犬達が冤罪で処分されてもいけないので、爪1つ髪の毛一本も残さず消化して力に変えた。
とはいえ、卑小な人間など、魂ごと消化しても大した力にはならない。
精々海を渡って某国に行けるくらいの力しか戻らない。
だが、海を渡る事も地に潜る事もできるようになったのだ、目的はかなえられる。
我は某国の海軍基地にまで泳ぎ渡り、核兵器搭載潜水艦を破壊した。
核兵器を次々と誘爆させて、その力を取り込んだ。
某国の海軍基地周辺は壊滅的な被害を受けたが、知った事ではない。
キヨシ以外の人間種など滅んでもかまわない。
キヨシと同じ日本人は殺す気にならないが、キヨシを殺そうとした国の民など、何億人死んでもかまわない。
潜水艦の核兵器を誘爆させて、ある程度の力は戻った。
キヨシを完治させる程度なら、もう十分な力が戻った。
だが、どうせなら、元に世界に戻れるくらいの力を取り戻しておきたかった。
十分な力を取り戻したら、キヨシを殺そうとした某国の指導者層を、皆殺しにしてやりたかった。
欲を言うなら、元の世界に攻め込んで来た三足烏達の世界に渡り、世界を壊滅させられるくらいの力を手に入れたかった。
そう思ったので、地下を潜って内陸部の奥深くまで行った。
砂漠地帯にまで入り込み、300発近い大型核兵器を次々と誘爆させた。
核の灰が日本に向かわないように、寝たきりになってしまったキヨシに悪影響を与えないように、その力を全て取り込んだ。
潜水艦に搭載されていた核兵器の力を取り込んだので、それくらいはできるようになっていた。
300発の大型核兵器を1発誘爆させるたびに、我は力を取り戻した。
300発全てを誘爆させたら、ほぼ元通りの力を取り戻せた。
ここでほんの少しだけ考えた。
直ぐに某国の首都に行って、キヨシを殺すように命じた指導者を殺して終わりにするか、某国にある全ての核兵器を誘爆させてもっと力を手に入れるか。
我は、某国にある全ての核兵器を誘爆させて、これまで以上の力を手に入れた。
多くの核兵器基地を破壊している間に、某国はパニックになっていた。
某国だけでない、異変に気がついた世界中が大騒ぎになっていた。
某国から逃げ出そうとする国民で世界中が大混乱していた。
恥知らずな事に、某国の指導者層の多くが国を捨てて逃げようとしていた。
我がキヨシを殺そうとした連中を逃がすと思っているのか?
我は某国首都の直下で、上に向けてブレスを吐いた。
指導者層が逃げ込むためのシェルターを直撃するようにブレスを吐いた。
ネットで調べた大地震以上の破壊が某国の首都に吹き荒れた。
我は某国の軍事基地を全て破壊しつくした。
地下で少し暴れただけで、地上の軍事基地はシェルターごと壊滅する。
某国が大混乱になって、暴走した軍人が日本を攻撃できないようにした。
「よう、久しぶりだな、今直ぐ元通りに治してやるからな」
人間に変化する力を取り戻した我は、誰に止められる事無くキヨシの病室に入り、パーフェクト・ヒールで完治させた。
ただ、このままではあと10年から20年くらいでキヨシが死んでしまう。
我に比べて人間の寿命はあまりにも短すぎる。
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