35 / 38
第2章
第35話:自爆ドローン
しおりを挟む
大分県宇佐市の別宅に戻ってからは、新しく集めた犬の訓練に専念した。
鳥獣被害対策の狩りをやりたかったが、反社狙われているから今は危険だ。
万が一にも他人を巻き込んではいけないので、諦めた。
ただ、俺の代わりに各地の党員、衆議院議員、都道府県会議員、市町村会議員が保護した犬を連れて狩りに参加してくれた。
本当は躾が終わった護衛犬を貸したかったが、リョクリュウに反対された。
新しい犬達の躾が終わるまでは、古参の護衛犬を側から離すなと、強く厳しくメールで注意されてしまった。
今の状態では、リョクリュウとはネットで話す事しかできない。
まして今の宿泊先は、行動を慎まなければいけない陸上自衛隊別府駐屯地だ。
隊内生活体験中だから、勝手に外部と連絡する訳にはいかない。
決められた場所で、決められた時間中だけ、リョクリュウと話せる。
全く話ができないよりはましだが、とても不自由だ。
何より、直接会えないのがとても寂しい。
まあ、寝泊まりを陸上自衛隊別府駐屯地にしたのは大正解だった。
諦めの悪い反社の構成員が度々襲って来たのだ。
リョクリュウの言う事を聞いて、古参の護衛犬を側に置いたのも正解だった。
携帯式対戦車ロケット弾発射器や重機関銃の射程距離一杯まで、古参の護衛犬と即応予備自衛官に巡回してもらっていなければ、俺は殺されていた。
だが何度も反社に襲われた事で、俺と党の支持率は鰻登りだ。
俺の考えを蛇蝎のように毛嫌いする者も少数いるが、多くの国民からは、命懸けで理想を実現しようとしていると、高く評価してもらえた。
主義主張の違う人も、考え方は違うが、命懸けで政治活動をしていると、一定以上の評価をしてもらえている。
その多くが、主義主張は違うが、命懸けでやろうとしているのなら、試しに1度くらいはやらせても良いと言ってくれていた。
特にテレビ局の不正と犯罪と悪行を証明して、電波利用料を3兆円も増やした事が評価されていた。
新聞社が部数を偽って広告掲載料を不当に高く取っていた事を証明しただけでなく、新聞販売店に性接待を強要した事まで証明したのも評価されていた。
反社が地下カジノを経営して暴利を手に入れ、国会議員を使って公営のカジノを含む統合型リゾート(IR)を邪魔していた事を暴いたのも評価されていた。
反社が動物商売を資金源にしている事を暴き、動物を護る政策を実現させた事も評価されていた。
その全てを成し遂げるのに、何度も殺し屋に襲撃された事、何度殺されかけての理想を諦めず、命懸けで正義を貫いた事が評価されての圧倒的な支持率だった。
俺が襲撃されるたびに、警視庁と都道府県の警察本部が、面目にかけて反社の撲滅作戦を実行した。
警察内に入り込んでいた反社の構成員や準構成員を逮捕して、自浄能力がある事を示せたのも、マスゴミの袋叩きを恐れなくてもよくなったからだ。
だが、それでも、日本各地に潜伏した反社の構成員と準構成員を、全員逮捕できないでいた。
後で分かった事だが、彼らは韓国、北朝鮮、中国、ロシアから活動資金と武器を与えられ、警察の捜査から隠れる潜伏先まで提供されていた。
リーン、リーン、リーン、リーン
宇佐市の家で犬達を躾していると、リョクリュウから緊急連絡がきた。
「敵襲、反社が攻撃してくるぞ」
俺はスマホを操作しながら叫んだ!
「伏せろ、ドローンだ、自爆型のドローンが突っ込んでくる」
スマホのスピーカーからリョクリュウの声が響く。
リョクリュウから非常時にするように言われていた姿勢をとる。
これまではリョクリュウが電波妨害をしてくれていた。
敵の自爆ドローンを完璧に防いでくれていた。
だが今回に限って、反社の方が電波戦でリョクリュウを上回ったのだ。
俺は頭を庇いながら地面に身体を投げ伏せる。
少しでも爆風の影響を受けないように地面に伏せる。
俺の身体の上を何十頭もの護衛犬が覆ってくれる。
現役の自衛官は、我が身の安全よりも敵の迎撃を優先した。
自爆ドローンが襲って来るのを、自動小銃で撃ち落とそうとした。
セキュリティポリスは、伏せた俺の周りに立って別動隊の襲撃に備えてくれた。
即応予備自衛官達は、担当していた護衛犬を放って自由にさせた。
遠距離から自爆ドローンを操っている者を攻撃するためだ。
僅かな時間に、それぞれがやれる事をやったが、ついに犠牲が出てしまった。
ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン。
家、テント、農作業小屋など5カ所に自爆ドローンが突っ込んで来た。
現役自衛官は自動小銃で自爆ドローンを撃ち落とそうとしたが、無理だった。
俺の盾になろうとしたセキュリティポリスは、爆風に吹き飛ばされた。
自爆したドローンの破片が、自衛官とセキュリティポリスを襲う。
無慈悲な残骸は、自衛官とセキュリティポリスの命を奪っていく。
即応予備自衛官に放たれた護衛犬が、敵を殺そうと一直線に駆ける。
「ウゥウウウウウ」
爆発音を聞いて、地区の人達も襲撃に気がついたのだろう。
防災スピーカーから緊急を告げるサイレンが鳴り響く。
護衛犬が寝るために掘った事にしてある、窪地の中で全てを聞いていた。
反社の襲撃を受けて危険な状況になっている事は、リョクリュウがネットで自衛隊と警察署に知らせてくれる。
リョクリュウが密かに集めて躾している、九州中から集めた野犬の群れが襲撃者に反撃しているはずだから、敵の追撃でとどめを刺される事はない、と思う。
俺がやるべき事は、このまま窪地の中にいて、死んだふりを続ける事だ。
下手に立ち上がると狙撃される恐れがある。
敵の全滅が確認できるまでは、絶対に動くなとリョクリュウに言われている。
ただ、リョクリュウの野犬部隊が返り討ちされる可能性もある。
その時には、襲撃者は俺を殺せたか確認しにやって来る。
俺が生きていると分かったら、止めを刺すだろう。
だが、俺もリョクリュウも黙って殺される気はない。
死んだふりをしているのは俺だけではない。
護衛犬の多くが死んだふりをしていて、敵を待ち構えているのだ。
敵が不用意に近づいて来たら、護衛犬な喉を咬み千切ってくれる。
相手が反社の構成員程度なら、護衛犬が近接戦闘で後れを取る事はない。
問題は、襲撃者の中に特別な訓練を受けた者がいる場合だ。
自爆ドローンを用意して操作する程度なら、反社の構成員でもできるだろう。
だが、リョクリュウの電波妨害を突破するなど、特別な訓練を受けた工作員以外は絶対に不可能だ。
この襲撃には、どこかの国が手を貸している。
特別な訓練を受けた工作員が、生死の確認にまで手を貸していたら、俺も護衛犬も助からない。
理想のために死ぬ事は覚悟していたから、自分が殺されるだけなら諦められる。
問題は、リョクリュウが俺を助けに来る事だ。
人間に姿を見られるのを覚悟して、俺を助けに山から下りて来る事だ。
鳥獣被害対策の狩りをやりたかったが、反社狙われているから今は危険だ。
万が一にも他人を巻き込んではいけないので、諦めた。
ただ、俺の代わりに各地の党員、衆議院議員、都道府県会議員、市町村会議員が保護した犬を連れて狩りに参加してくれた。
本当は躾が終わった護衛犬を貸したかったが、リョクリュウに反対された。
新しい犬達の躾が終わるまでは、古参の護衛犬を側から離すなと、強く厳しくメールで注意されてしまった。
今の状態では、リョクリュウとはネットで話す事しかできない。
まして今の宿泊先は、行動を慎まなければいけない陸上自衛隊別府駐屯地だ。
隊内生活体験中だから、勝手に外部と連絡する訳にはいかない。
決められた場所で、決められた時間中だけ、リョクリュウと話せる。
全く話ができないよりはましだが、とても不自由だ。
何より、直接会えないのがとても寂しい。
まあ、寝泊まりを陸上自衛隊別府駐屯地にしたのは大正解だった。
諦めの悪い反社の構成員が度々襲って来たのだ。
リョクリュウの言う事を聞いて、古参の護衛犬を側に置いたのも正解だった。
携帯式対戦車ロケット弾発射器や重機関銃の射程距離一杯まで、古参の護衛犬と即応予備自衛官に巡回してもらっていなければ、俺は殺されていた。
だが何度も反社に襲われた事で、俺と党の支持率は鰻登りだ。
俺の考えを蛇蝎のように毛嫌いする者も少数いるが、多くの国民からは、命懸けで理想を実現しようとしていると、高く評価してもらえた。
主義主張の違う人も、考え方は違うが、命懸けで政治活動をしていると、一定以上の評価をしてもらえている。
その多くが、主義主張は違うが、命懸けでやろうとしているのなら、試しに1度くらいはやらせても良いと言ってくれていた。
特にテレビ局の不正と犯罪と悪行を証明して、電波利用料を3兆円も増やした事が評価されていた。
新聞社が部数を偽って広告掲載料を不当に高く取っていた事を証明しただけでなく、新聞販売店に性接待を強要した事まで証明したのも評価されていた。
反社が地下カジノを経営して暴利を手に入れ、国会議員を使って公営のカジノを含む統合型リゾート(IR)を邪魔していた事を暴いたのも評価されていた。
反社が動物商売を資金源にしている事を暴き、動物を護る政策を実現させた事も評価されていた。
その全てを成し遂げるのに、何度も殺し屋に襲撃された事、何度殺されかけての理想を諦めず、命懸けで正義を貫いた事が評価されての圧倒的な支持率だった。
俺が襲撃されるたびに、警視庁と都道府県の警察本部が、面目にかけて反社の撲滅作戦を実行した。
警察内に入り込んでいた反社の構成員や準構成員を逮捕して、自浄能力がある事を示せたのも、マスゴミの袋叩きを恐れなくてもよくなったからだ。
だが、それでも、日本各地に潜伏した反社の構成員と準構成員を、全員逮捕できないでいた。
後で分かった事だが、彼らは韓国、北朝鮮、中国、ロシアから活動資金と武器を与えられ、警察の捜査から隠れる潜伏先まで提供されていた。
リーン、リーン、リーン、リーン
宇佐市の家で犬達を躾していると、リョクリュウから緊急連絡がきた。
「敵襲、反社が攻撃してくるぞ」
俺はスマホを操作しながら叫んだ!
「伏せろ、ドローンだ、自爆型のドローンが突っ込んでくる」
スマホのスピーカーからリョクリュウの声が響く。
リョクリュウから非常時にするように言われていた姿勢をとる。
これまではリョクリュウが電波妨害をしてくれていた。
敵の自爆ドローンを完璧に防いでくれていた。
だが今回に限って、反社の方が電波戦でリョクリュウを上回ったのだ。
俺は頭を庇いながら地面に身体を投げ伏せる。
少しでも爆風の影響を受けないように地面に伏せる。
俺の身体の上を何十頭もの護衛犬が覆ってくれる。
現役の自衛官は、我が身の安全よりも敵の迎撃を優先した。
自爆ドローンが襲って来るのを、自動小銃で撃ち落とそうとした。
セキュリティポリスは、伏せた俺の周りに立って別動隊の襲撃に備えてくれた。
即応予備自衛官達は、担当していた護衛犬を放って自由にさせた。
遠距離から自爆ドローンを操っている者を攻撃するためだ。
僅かな時間に、それぞれがやれる事をやったが、ついに犠牲が出てしまった。
ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン。
家、テント、農作業小屋など5カ所に自爆ドローンが突っ込んで来た。
現役自衛官は自動小銃で自爆ドローンを撃ち落とそうとしたが、無理だった。
俺の盾になろうとしたセキュリティポリスは、爆風に吹き飛ばされた。
自爆したドローンの破片が、自衛官とセキュリティポリスを襲う。
無慈悲な残骸は、自衛官とセキュリティポリスの命を奪っていく。
即応予備自衛官に放たれた護衛犬が、敵を殺そうと一直線に駆ける。
「ウゥウウウウウ」
爆発音を聞いて、地区の人達も襲撃に気がついたのだろう。
防災スピーカーから緊急を告げるサイレンが鳴り響く。
護衛犬が寝るために掘った事にしてある、窪地の中で全てを聞いていた。
反社の襲撃を受けて危険な状況になっている事は、リョクリュウがネットで自衛隊と警察署に知らせてくれる。
リョクリュウが密かに集めて躾している、九州中から集めた野犬の群れが襲撃者に反撃しているはずだから、敵の追撃でとどめを刺される事はない、と思う。
俺がやるべき事は、このまま窪地の中にいて、死んだふりを続ける事だ。
下手に立ち上がると狙撃される恐れがある。
敵の全滅が確認できるまでは、絶対に動くなとリョクリュウに言われている。
ただ、リョクリュウの野犬部隊が返り討ちされる可能性もある。
その時には、襲撃者は俺を殺せたか確認しにやって来る。
俺が生きていると分かったら、止めを刺すだろう。
だが、俺もリョクリュウも黙って殺される気はない。
死んだふりをしているのは俺だけではない。
護衛犬の多くが死んだふりをしていて、敵を待ち構えているのだ。
敵が不用意に近づいて来たら、護衛犬な喉を咬み千切ってくれる。
相手が反社の構成員程度なら、護衛犬が近接戦闘で後れを取る事はない。
問題は、襲撃者の中に特別な訓練を受けた者がいる場合だ。
自爆ドローンを用意して操作する程度なら、反社の構成員でもできるだろう。
だが、リョクリュウの電波妨害を突破するなど、特別な訓練を受けた工作員以外は絶対に不可能だ。
この襲撃には、どこかの国が手を貸している。
特別な訓練を受けた工作員が、生死の確認にまで手を貸していたら、俺も護衛犬も助からない。
理想のために死ぬ事は覚悟していたから、自分が殺されるだけなら諦められる。
問題は、リョクリュウが俺を助けに来る事だ。
人間に姿を見られるのを覚悟して、俺を助けに山から下りて来る事だ。
26
お気に入りに追加
174
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる