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第2章
第25話:鳥獣被害と動物愛護団体対策
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リョクリュウが俺に成り代わってメールで交渉してくれた。
ただ、疑われないように、俺の性格に応じた交渉だった。
俺の性格なら、店が予約され、人が予定に入れた事を中止させたりしない。
だから、既に支援者に知らせられた予定予約は変えられなかった。
これから入れる歓迎会を週休二日制にできただけだった。
俺が面と向かってやらなくても良い事は、リョクリュウが全部ネットの連絡手段を駆使して代わってくれるようになった。
もの凄く楽になった、ここまで楽になるとは思っていなかった。
リョクリュウが九州地区の党員を掌の上で踊らしてくれたので、夜はリョクリュウと共に犬達を躾ける楽しい時間となった。
ただ、リョクリュウは俺を甘やかすだけの愚か者ではない。
知らないうちに俺を鍛えて、能力を底上げさせるしたたか者だ。
自分のやりたい事を成し遂げるために、俺を利用するくらいのしたたか者だ。
リョクリュウは、俺の名前で大分県の国会議員や県会議員を使い、県内の猟友会を動員して、大々的な鳥獣害対策を始めやがった。
「何を勝手な事をやっている?」
「勝手な事ではない、鳥獣によって被害を受けている人を助けるのだ」
「被害と言うが、大分県は副知事を本部長とする鳥獣被害対策本部を設置して、積極的な対策をしている。
最盛期には5億4600万円だった被害を、16年かけて1億9500万円まで減らしている。
俺が余計な事をしなくても、これからも減らしていく」
「キヨシの言う通り、大分県なら自分達だけでも減らせるだろう。
だが、俺達が手助けする事で、もっと早く減らす事ができる。
過疎化高齢化している、山間部の集落の負担を少なくできる。
俺達も、躾けた犬の実戦訓練ができる。
人間が言う、ウィンウィンが実現できるのだ」
大分県は、県を上げて鳥獣被害を減らそうとしていた。
日頃から農業指導で生産者の信頼を得ている営農普及指導員を、鳥獣被害対
策担当の普及指導員として、集落ごとに組織的な対策を行っていた。
ただ、鳥獣の被害は集落の高齢化や過疎化と連動していた。
若者を中心とした働き手が減った事で、田畑や山林の管理が十分にできなくなり、鳥獣が食べても人間に怒られない作物が増えてしまったのだ。
ひこばえと言われる、収穫した稲株の横から生える新芽や米が餌になるのだ。
冬場のあぜ道に生える青草、収穫しない、収穫できない農作物などが、農作物に被害を与える鳥獣の餌になるのだ。
繰り返すが、集落の高齢化や過疎化によって、管理する者がいなくなった果樹の実りが餌になるのだ。
大分県内の生産者は、加害獣の生態を熟知する努力を重ねてきた。
加害獣の被害が増える原因を学び、被害を防ぐための手順や方法について理解するようになっていた。
集落を加害獣の餌場としないように、みんなで集落内を歩き回って、餌場になっている現場を点検していた。
その情報を共有化して、餌場をなくすために放置果樹を伐採するなどの対策を、被害を受けている個人ではなく、集落が一団となって取り組んでいた。
集落全体で防護柵を設置して、個人ではなく集落で自主管理する。
防護柵は国費や県費、市町村の予算により資材を用意してもらうが、住民自らが施工を行い、設置後の管理も集落の住民自身が行っていた。
集落の構成員全体で加害獣を追い払い捕獲にも取り組む。
加害獣を発見したら徹底的に追い払うとともに、狩猟者に捕獲を頼るのではな
く、地域住民自らが狩猟免許を取って捕獲していた。
大分市上詰集落は、総戸数35軒のうち24軒が農家だった。
12haの小規模の棚田ではあるが、田んぼで水稲や麦、大豆や飼料米、野菜を栽培していたが、鳥獣の被害が増えて困っていた。
最初は個人で電気柵を設置してみたが、電線を切られたり太い支柱ごと倒されたりして効果が出なかった。
国や県からの補助金を利用して、地域の田んぼ全体を囲う防護柵の設置をすすめ、見回りや追い払いなどを集落全体で取り組んだ結果、2017年度には鳥獣被害をゼロにする事ができた。
ただ、普通に防護柵を設置しただけでは不可能な事だった。
賢い鳥獣は、人間の巡回する時間を覚えて、それ以外の時間にやってくる。
防護柵の下が土だと、掘り返してトンネルを造り、防護柵の中に入って来る。
大分市上詰集落は、巡回時間を頻繁に変えて鳥獣に付け込む隙を与えなかった。
中山間地域直接支払交付金を活用してコンクリートの素材を購入し、自分達でコンクリートを練って型枠に流して、防護柵の下をコンクリート製にした。
1メートルの柵を飛び越える加害獣が現れたら、電気柵を継ぎ足して高くした。
防護柵の支柱を折って中に入る獣が現れたら、支柱を太くしたり支柱の間隔を狭くしたりして強度を増した。
密度の高い巡回を行って、害獣が侵入しようとしている場所を見つけては、柵の強化をすると同時に箱罠を仕掛けた。
米ぬかをエサにした箱罠を加害獣の出没する場所に置く事で、1年間に36頭ものイノシシを捕まえている。
稲が出穂したら1カ月前後は花火を200発くらいあげて、積極的な加害獣の追い払いも行っている。
イノシシの多いところでは、ほかに先駆けて秋起こしを行って、ひこばえなどのイノシシに食べられそうなエサを土の中にすき込むようにしている。
クリやカキなどの果樹があるところは、落下した果実を食べに来るので、事業として作っていない果樹は伐採するが、人手がない場合は組合が伐採を請け負っている。
地区は婦人部に加工部会を設置して、農産物を加工して道の駅で売るようになっていたが、駆除した害獣を加工して道の駅で売れないか研究していた。
「キヨシ、これまでは鳥獣から田畑を守る方法が主だった。
これに、こちらから積極的に鳥獣を狩る方法を加えるのだ。
積極的な狩りをしだすと、動物愛護団体が文句を言ってくるだろうが、連中にも殺人未遂の疑いを言い張れるキヨシが先頭に立っていれば、文句が少なくなる」
「身勝手なあいつらが、俺が看板になったくらいで大人しくなるわけがない。
自分達の商売の邪魔になるなら平気で動物を殺すが、募金を集める為なら、他人がどれだけ動物から被害を受けても平気な連中だぞ?」
「今のキヨシは国会議員だろう。
それも150人もの衆議院議員を擁する大政党の党首だ。
国会の審議で動物愛護団体の横暴を取り上げればいい。
動物愛護団体の会長や幹部がやっている事を調べて、少しでも法に触れる事をやっていたら、それを理由に査察を命じればいい」
「国家権力を乱用するのは好きじゃない」
「連中も動物愛護とマスコミの権力を利用して、鳥獣被害を受ける農家の人達を苦しめてきたのだ、気にする必要はない。
そもそも、何の罪もない者を苦しめろと言っているのではない。
法を犯している者を取り締まるだけだ。
ちゃんと犯罪者を取り締まれと言っているだけだ、権力の乱用ではない」
「分かった、やってみる」
ただ、疑われないように、俺の性格に応じた交渉だった。
俺の性格なら、店が予約され、人が予定に入れた事を中止させたりしない。
だから、既に支援者に知らせられた予定予約は変えられなかった。
これから入れる歓迎会を週休二日制にできただけだった。
俺が面と向かってやらなくても良い事は、リョクリュウが全部ネットの連絡手段を駆使して代わってくれるようになった。
もの凄く楽になった、ここまで楽になるとは思っていなかった。
リョクリュウが九州地区の党員を掌の上で踊らしてくれたので、夜はリョクリュウと共に犬達を躾ける楽しい時間となった。
ただ、リョクリュウは俺を甘やかすだけの愚か者ではない。
知らないうちに俺を鍛えて、能力を底上げさせるしたたか者だ。
自分のやりたい事を成し遂げるために、俺を利用するくらいのしたたか者だ。
リョクリュウは、俺の名前で大分県の国会議員や県会議員を使い、県内の猟友会を動員して、大々的な鳥獣害対策を始めやがった。
「何を勝手な事をやっている?」
「勝手な事ではない、鳥獣によって被害を受けている人を助けるのだ」
「被害と言うが、大分県は副知事を本部長とする鳥獣被害対策本部を設置して、積極的な対策をしている。
最盛期には5億4600万円だった被害を、16年かけて1億9500万円まで減らしている。
俺が余計な事をしなくても、これからも減らしていく」
「キヨシの言う通り、大分県なら自分達だけでも減らせるだろう。
だが、俺達が手助けする事で、もっと早く減らす事ができる。
過疎化高齢化している、山間部の集落の負担を少なくできる。
俺達も、躾けた犬の実戦訓練ができる。
人間が言う、ウィンウィンが実現できるのだ」
大分県は、県を上げて鳥獣被害を減らそうとしていた。
日頃から農業指導で生産者の信頼を得ている営農普及指導員を、鳥獣被害対
策担当の普及指導員として、集落ごとに組織的な対策を行っていた。
ただ、鳥獣の被害は集落の高齢化や過疎化と連動していた。
若者を中心とした働き手が減った事で、田畑や山林の管理が十分にできなくなり、鳥獣が食べても人間に怒られない作物が増えてしまったのだ。
ひこばえと言われる、収穫した稲株の横から生える新芽や米が餌になるのだ。
冬場のあぜ道に生える青草、収穫しない、収穫できない農作物などが、農作物に被害を与える鳥獣の餌になるのだ。
繰り返すが、集落の高齢化や過疎化によって、管理する者がいなくなった果樹の実りが餌になるのだ。
大分県内の生産者は、加害獣の生態を熟知する努力を重ねてきた。
加害獣の被害が増える原因を学び、被害を防ぐための手順や方法について理解するようになっていた。
集落を加害獣の餌場としないように、みんなで集落内を歩き回って、餌場になっている現場を点検していた。
その情報を共有化して、餌場をなくすために放置果樹を伐採するなどの対策を、被害を受けている個人ではなく、集落が一団となって取り組んでいた。
集落全体で防護柵を設置して、個人ではなく集落で自主管理する。
防護柵は国費や県費、市町村の予算により資材を用意してもらうが、住民自らが施工を行い、設置後の管理も集落の住民自身が行っていた。
集落の構成員全体で加害獣を追い払い捕獲にも取り組む。
加害獣を発見したら徹底的に追い払うとともに、狩猟者に捕獲を頼るのではな
く、地域住民自らが狩猟免許を取って捕獲していた。
大分市上詰集落は、総戸数35軒のうち24軒が農家だった。
12haの小規模の棚田ではあるが、田んぼで水稲や麦、大豆や飼料米、野菜を栽培していたが、鳥獣の被害が増えて困っていた。
最初は個人で電気柵を設置してみたが、電線を切られたり太い支柱ごと倒されたりして効果が出なかった。
国や県からの補助金を利用して、地域の田んぼ全体を囲う防護柵の設置をすすめ、見回りや追い払いなどを集落全体で取り組んだ結果、2017年度には鳥獣被害をゼロにする事ができた。
ただ、普通に防護柵を設置しただけでは不可能な事だった。
賢い鳥獣は、人間の巡回する時間を覚えて、それ以外の時間にやってくる。
防護柵の下が土だと、掘り返してトンネルを造り、防護柵の中に入って来る。
大分市上詰集落は、巡回時間を頻繁に変えて鳥獣に付け込む隙を与えなかった。
中山間地域直接支払交付金を活用してコンクリートの素材を購入し、自分達でコンクリートを練って型枠に流して、防護柵の下をコンクリート製にした。
1メートルの柵を飛び越える加害獣が現れたら、電気柵を継ぎ足して高くした。
防護柵の支柱を折って中に入る獣が現れたら、支柱を太くしたり支柱の間隔を狭くしたりして強度を増した。
密度の高い巡回を行って、害獣が侵入しようとしている場所を見つけては、柵の強化をすると同時に箱罠を仕掛けた。
米ぬかをエサにした箱罠を加害獣の出没する場所に置く事で、1年間に36頭ものイノシシを捕まえている。
稲が出穂したら1カ月前後は花火を200発くらいあげて、積極的な加害獣の追い払いも行っている。
イノシシの多いところでは、ほかに先駆けて秋起こしを行って、ひこばえなどのイノシシに食べられそうなエサを土の中にすき込むようにしている。
クリやカキなどの果樹があるところは、落下した果実を食べに来るので、事業として作っていない果樹は伐採するが、人手がない場合は組合が伐採を請け負っている。
地区は婦人部に加工部会を設置して、農産物を加工して道の駅で売るようになっていたが、駆除した害獣を加工して道の駅で売れないか研究していた。
「キヨシ、これまでは鳥獣から田畑を守る方法が主だった。
これに、こちらから積極的に鳥獣を狩る方法を加えるのだ。
積極的な狩りをしだすと、動物愛護団体が文句を言ってくるだろうが、連中にも殺人未遂の疑いを言い張れるキヨシが先頭に立っていれば、文句が少なくなる」
「身勝手なあいつらが、俺が看板になったくらいで大人しくなるわけがない。
自分達の商売の邪魔になるなら平気で動物を殺すが、募金を集める為なら、他人がどれだけ動物から被害を受けても平気な連中だぞ?」
「今のキヨシは国会議員だろう。
それも150人もの衆議院議員を擁する大政党の党首だ。
国会の審議で動物愛護団体の横暴を取り上げればいい。
動物愛護団体の会長や幹部がやっている事を調べて、少しでも法に触れる事をやっていたら、それを理由に査察を命じればいい」
「国家権力を乱用するのは好きじゃない」
「連中も動物愛護とマスコミの権力を利用して、鳥獣被害を受ける農家の人達を苦しめてきたのだ、気にする必要はない。
そもそも、何の罪もない者を苦しめろと言っているのではない。
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