11 / 38
第1章
第11話:訴訟準備
しおりを挟む
移住候補の家は思っていた以上に奇麗で、住み心地が良さそうだった。
汲み取り便所を覚悟していたが、とてもきれいな水洗便所だった。
更に紹介文には記載されていなかったが、農作業小屋があった。
少し古いが、家から少し山に入った場所に農作業小屋が有って、リョクリュウの専用の住居に使えそうだった。
不動産会社のはからいで、移住候補先の家主さんとネットを通じて色々と話をさせてもらったが、心配していたペットの室内飼育は簡単に許可してもらえた。
ただし、当たり前の事だが、賃貸の場合は原状回復を約束する事になった。
移住候補先の区長さんとも話をさせてもらえた。
農作業についても色々と教えてくださるそうだ。
ただ、自分では作れないので、農地は誰かに貸したいとお願いした。
農地の賃料を無料にすると、後で問題になるかもしれない。
かといって、お金を払ってまで農地を借りたい人もいないそうだ。
そこで、出来た農作物の何割かを貰えればいいという契約を、1年ごとに更新する事になった。
人間が食べるのではなく、リョクリュウ用なので、見た目などどうでも良かったので、出荷できないような野菜から順にもらう事になった。
不動産会社の担当者の方が凄く親切で、人間との付き合い、交渉が苦手な俺はとても助かった。
担当の人がいてくれる間に、家の中と周囲を携帯で撮影した。
農作業小屋と、そこに行くまでの敷地内農道も撮影した。
担当者と別れてから山中を撮影して、リョクリュウが自由に出歩ける森がどんな様子なのか記録した。
撮影しては直ぐに非公開の内部投稿をして、リョクリュウが移住先の様子を確認できるようにした。
リョクリュウなら1人でもネットサーフィンできる。
夜も出歩けない今の状況だと、1日中ネットを見ているはずだ。
移住候補先の撮影が終わり、地域の主だった人とも顔をつなげたので、生まれ育った地域に帰る事にした。
帰りも安全を最優先して、休憩と仮眠を頻繁に入れて運転した。
絶対に交通事故だけは起こさないように、細心の注意を払った。
余裕をもった予定を組んでいたので、何の問題もなく家に帰りつけた。
「シャ」
玄関を開けて二階に上がると、リョクリュウが挨拶してくれた。
モニターから視線を外さずに挨拶するのが、リョクリュウらしかった。
斜め後ろから観ると、俺が内部投稿した引っ越し候補先の動画だった。
本当なら直ぐに大好きな小説を読んで書いて投稿したかった。
だが、その前に、自分がやった事の後始末をしなければいけなかった。
自殺する場所を探しに行くと投稿した責任をとらなければいけなかった。
自殺する場所を探しに行って、良い場所が見つかったと投稿した。
場所は秘密だが、死ぬ気になったらそこに行くと書いて投稿した。
同時に、非常識な取材を続ける連中を晒した。
借りたコンパクトカーには、最新式の広角録画付きドライブレコーダーを複数つけてもらっていたので、後をつけ回す腐れ外道の顔がはっきり写っていた。
後をつけ回した連中が所属している会社、フリーなら取材を依頼したテレビ局、新聞社、雑誌社を特定して欲しいとお願い投稿した。
留守中の自宅敷地に無許可で入り込み、玄関や勝手口を開けて入り込もうとした連中、格子窓のついた小窓から中を録画しようとしていた連中の顔も晒した。
腐れ外道共も、自宅や整骨院の外側に設置した防犯カメラには気を付けていたようだが、整骨院内部から外を撮影する防犯カメラには気がつかなかった。
更に自分家や整骨院に設置した監視カメラだけでなく、向かいに住む家族にも協力してもらった録画映像があった。
向かいの家の家長は1年年長の幼馴染で、ある程度なら頼みを聞いてもらえる間柄だった。
道を挟んだ向かい側にある駐車場には、元々防犯カメラが設置されていて、腐れ外道どもの不法侵入を撮影してくれていた。
東隣奥の家族とは、今は亡き両親が親しくしていた。
お願いして、自宅に侵入しようとする腐れ外道共を撮影してもらっていた。
向かいの家の兄貴には自宅正面にある玄関などを撮影した動画をもらい、東隣奥の人には自宅裏にある勝手口などを撮影した動画を証拠としてもらった。
全ての記録を晒したうえで、不法侵入と集団窃盗未遂で訴えた。
訴えるにあたり、放映権を独占する巨大企業を相手に勝つためには、巨額の訴訟費用が必要だが、それだけのお金がないと投稿した。
単に不法侵入と集団窃盗未遂で訴えるのではなく、放映権を悪用する反社企業であり、放映権を独占するのは独占禁止法違反であると投稿した。
放映権を入札制にするために、政府も訴えたいと投稿した。
その為の費用を支援して欲しいと投稿した。
クラウドファンディングで訴訟費用を援助して欲しいと投稿した。
その日の内に反応があって、応援してくれる人が増え、クラウドファンディング先を教えてくれたのはもちろん、動画が異常にバズり、小説のPVも跳ね上がった。
直接投げ銭などで資金援助する余裕のない人が、動画を繰り返し再生したり、小説のPVを増やしたりして、訴訟費用の足しにしようとしてくれた。
翌日になると、九州某県まで俺をつけ回した者はもちろん、不法侵入と窃盗未遂の連中の正体が次々と突き止められ、ネットにさらされた。
所属する企業名はもちろん、社長や役員の顔と住所、メールアドレスや電話番号までネットにさらされ、とんでもない数の抗議が行われた。
不法侵入をしようとしたテレビ番組のスポンサーをしていた某自動車会社は、スポンサーを降りるという緊急発表を行った。
単に降りるだけでなく、犯罪行為を行って企業イメージを著しく損なったテレビ局に対して、損害賠償の訴訟を行うと発表した。
俺の訴訟に対しても全面的に協力するとして、手に入る証拠は全て提出し、訴訟費用も全て肩代わりすると発表した。
某自動車会社に追随するように、テレビ番組のスポンサーをしていた全企業が、スポンサーから降りると発表した。
俺の自宅に不法侵入して窃盗未遂を繰り返したのは、1番組の取材クルーだけではなく、4テレビ局15番組もあった。
新聞社や雑誌社の記者もいたので、広告を掲載していた企業が、犯罪行為を行って企業イメージを著しく損なったので、損害賠償の訴訟を行うと発表した。
マスゴミの連中は、赤信号みんなで渡れば怖くない、ではないが、一緒にやればどのような犯罪も摘発されないと思っていたようだ、選民意識も甚だしい。
テレビ局、新聞社、雑誌社は常套手段で逃げようとした。
下請けの製作会社や、フリーの記者がやった事で、遺憾だと言って誤魔化そうとしたが、そんな子供だましで、これだけ踏み付けにされて黙っている気はない。
勝てる可能性は少ないが、テレビ局、新聞社、雑誌社を反社会組織に認定するように訴えると投稿した。
特に放映権を独占するテレビ局は、その力を使って企業を脅迫し、スポンサー料という体裁でみかじめ料を集めていると訴える投稿をした。
テレビ局、新聞社、雑誌社が多くの企業を独占禁止法違反で訴えたのと同じように、自分達も独占禁止法違反を改め、放映権を入札すべきだと訴える投稿をした。
汲み取り便所を覚悟していたが、とてもきれいな水洗便所だった。
更に紹介文には記載されていなかったが、農作業小屋があった。
少し古いが、家から少し山に入った場所に農作業小屋が有って、リョクリュウの専用の住居に使えそうだった。
不動産会社のはからいで、移住候補先の家主さんとネットを通じて色々と話をさせてもらったが、心配していたペットの室内飼育は簡単に許可してもらえた。
ただし、当たり前の事だが、賃貸の場合は原状回復を約束する事になった。
移住候補先の区長さんとも話をさせてもらえた。
農作業についても色々と教えてくださるそうだ。
ただ、自分では作れないので、農地は誰かに貸したいとお願いした。
農地の賃料を無料にすると、後で問題になるかもしれない。
かといって、お金を払ってまで農地を借りたい人もいないそうだ。
そこで、出来た農作物の何割かを貰えればいいという契約を、1年ごとに更新する事になった。
人間が食べるのではなく、リョクリュウ用なので、見た目などどうでも良かったので、出荷できないような野菜から順にもらう事になった。
不動産会社の担当者の方が凄く親切で、人間との付き合い、交渉が苦手な俺はとても助かった。
担当の人がいてくれる間に、家の中と周囲を携帯で撮影した。
農作業小屋と、そこに行くまでの敷地内農道も撮影した。
担当者と別れてから山中を撮影して、リョクリュウが自由に出歩ける森がどんな様子なのか記録した。
撮影しては直ぐに非公開の内部投稿をして、リョクリュウが移住先の様子を確認できるようにした。
リョクリュウなら1人でもネットサーフィンできる。
夜も出歩けない今の状況だと、1日中ネットを見ているはずだ。
移住候補先の撮影が終わり、地域の主だった人とも顔をつなげたので、生まれ育った地域に帰る事にした。
帰りも安全を最優先して、休憩と仮眠を頻繁に入れて運転した。
絶対に交通事故だけは起こさないように、細心の注意を払った。
余裕をもった予定を組んでいたので、何の問題もなく家に帰りつけた。
「シャ」
玄関を開けて二階に上がると、リョクリュウが挨拶してくれた。
モニターから視線を外さずに挨拶するのが、リョクリュウらしかった。
斜め後ろから観ると、俺が内部投稿した引っ越し候補先の動画だった。
本当なら直ぐに大好きな小説を読んで書いて投稿したかった。
だが、その前に、自分がやった事の後始末をしなければいけなかった。
自殺する場所を探しに行くと投稿した責任をとらなければいけなかった。
自殺する場所を探しに行って、良い場所が見つかったと投稿した。
場所は秘密だが、死ぬ気になったらそこに行くと書いて投稿した。
同時に、非常識な取材を続ける連中を晒した。
借りたコンパクトカーには、最新式の広角録画付きドライブレコーダーを複数つけてもらっていたので、後をつけ回す腐れ外道の顔がはっきり写っていた。
後をつけ回した連中が所属している会社、フリーなら取材を依頼したテレビ局、新聞社、雑誌社を特定して欲しいとお願い投稿した。
留守中の自宅敷地に無許可で入り込み、玄関や勝手口を開けて入り込もうとした連中、格子窓のついた小窓から中を録画しようとしていた連中の顔も晒した。
腐れ外道共も、自宅や整骨院の外側に設置した防犯カメラには気を付けていたようだが、整骨院内部から外を撮影する防犯カメラには気がつかなかった。
更に自分家や整骨院に設置した監視カメラだけでなく、向かいに住む家族にも協力してもらった録画映像があった。
向かいの家の家長は1年年長の幼馴染で、ある程度なら頼みを聞いてもらえる間柄だった。
道を挟んだ向かい側にある駐車場には、元々防犯カメラが設置されていて、腐れ外道どもの不法侵入を撮影してくれていた。
東隣奥の家族とは、今は亡き両親が親しくしていた。
お願いして、自宅に侵入しようとする腐れ外道共を撮影してもらっていた。
向かいの家の兄貴には自宅正面にある玄関などを撮影した動画をもらい、東隣奥の人には自宅裏にある勝手口などを撮影した動画を証拠としてもらった。
全ての記録を晒したうえで、不法侵入と集団窃盗未遂で訴えた。
訴えるにあたり、放映権を独占する巨大企業を相手に勝つためには、巨額の訴訟費用が必要だが、それだけのお金がないと投稿した。
単に不法侵入と集団窃盗未遂で訴えるのではなく、放映権を悪用する反社企業であり、放映権を独占するのは独占禁止法違反であると投稿した。
放映権を入札制にするために、政府も訴えたいと投稿した。
その為の費用を支援して欲しいと投稿した。
クラウドファンディングで訴訟費用を援助して欲しいと投稿した。
その日の内に反応があって、応援してくれる人が増え、クラウドファンディング先を教えてくれたのはもちろん、動画が異常にバズり、小説のPVも跳ね上がった。
直接投げ銭などで資金援助する余裕のない人が、動画を繰り返し再生したり、小説のPVを増やしたりして、訴訟費用の足しにしようとしてくれた。
翌日になると、九州某県まで俺をつけ回した者はもちろん、不法侵入と窃盗未遂の連中の正体が次々と突き止められ、ネットにさらされた。
所属する企業名はもちろん、社長や役員の顔と住所、メールアドレスや電話番号までネットにさらされ、とんでもない数の抗議が行われた。
不法侵入をしようとしたテレビ番組のスポンサーをしていた某自動車会社は、スポンサーを降りるという緊急発表を行った。
単に降りるだけでなく、犯罪行為を行って企業イメージを著しく損なったテレビ局に対して、損害賠償の訴訟を行うと発表した。
俺の訴訟に対しても全面的に協力するとして、手に入る証拠は全て提出し、訴訟費用も全て肩代わりすると発表した。
某自動車会社に追随するように、テレビ番組のスポンサーをしていた全企業が、スポンサーから降りると発表した。
俺の自宅に不法侵入して窃盗未遂を繰り返したのは、1番組の取材クルーだけではなく、4テレビ局15番組もあった。
新聞社や雑誌社の記者もいたので、広告を掲載していた企業が、犯罪行為を行って企業イメージを著しく損なったので、損害賠償の訴訟を行うと発表した。
マスゴミの連中は、赤信号みんなで渡れば怖くない、ではないが、一緒にやればどのような犯罪も摘発されないと思っていたようだ、選民意識も甚だしい。
テレビ局、新聞社、雑誌社は常套手段で逃げようとした。
下請けの製作会社や、フリーの記者がやった事で、遺憾だと言って誤魔化そうとしたが、そんな子供だましで、これだけ踏み付けにされて黙っている気はない。
勝てる可能性は少ないが、テレビ局、新聞社、雑誌社を反社会組織に認定するように訴えると投稿した。
特に放映権を独占するテレビ局は、その力を使って企業を脅迫し、スポンサー料という体裁でみかじめ料を集めていると訴える投稿をした。
テレビ局、新聞社、雑誌社が多くの企業を独占禁止法違反で訴えたのと同じように、自分達も独占禁止法違反を改め、放映権を入札すべきだと訴える投稿をした。
48
お気に入りに追加
174
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる