4 / 38
第1章
第4話:近所迷惑
しおりを挟む
グリーンイグアナを助けて鴉に恨まれてから1カ月経った。
色々あった、本当に色々あったが、もう悩むのは止めた。
割り切らないと精神的に参ってしまう、それくらい色々あった。
グリーンイグアナがとんでもなく賢く、食事とトイレの場所を覚えてくれた。
お陰であまりストレスなく生活できると言いたいが、全く違う。
一階と二階で生活空間を分けるという考えが崩壊している。
ウィンドウズXPの頃からの古いデスクトップパソコンを捨てずに残している。
テン、エイト、XPのデスクトップ3台とイレブンのタブレットがある。
エイトなどは愛用しているテンが壊れた時に、新しいのを買うまでのつなぎ用だ。
それを、グリーンイグアナが勝手に起動させて使っているのだ。
信じられない事なのだが、俺がパソコンを使っているのを見て覚えたようだ。
天才チンパンジーという創作は読んだ事があるが、天才イグアナはない。
創作活動をしていると精神を病むという話を聞いた事がある。
俺も心を病んでしまっているのだろうか、幻覚を見ているのだろうか?
ほんの少しだけ悩んだが、悩むだけ損だと割り切った。
俺が使っているデスクのあるインナーバルコニーとは別の場所に、XP のデスクトップパソコンを置いた机と椅子がある。
予備機として1番使う可能性の高い、エイトのデスクトップパソコンとイレブンのタブレットは、LDKに年中出してあるコタツの上に置いてある。
グリーンイグアナはコタツの上のデスクトップパソコンとタブレットを器用に使っているが、背後にいられるよりはずっといい。
俺が色々諦めてグリーンイグアナに好きにさせるまでは、気がつくと俺の背後にいてジッとモニターを見ていやがったのだ。
草食で俺を襲う事はないと頭では分かっているのだが、中型犬くらい大きな、大嫌いな爬虫類が知らない間に背後にいるのだ、心臓が止まりそうなくらい驚く。
余りにも心臓に悪いので、二階に上がるな背後に来るなと何度も注意したのが、全く言う事を聞いてくれない。
仕方がないので、そんなにモニターが好きなら、俺の背後ではない場所にモニターとテレビの画面を移動させ、電源を入れて映しっぱなしにした。
一階のテレビも電源を入れてみて、二階に上がって来ない事を期待したのだが、グリーンイグアナは寂しがりなのか、必ず二階に上がってくる。
グリーンイグアナの体型では、パソコン机の上のモニターは観難いのか、コタツの上にあるデスクトップパソコンとタブレットに見るようになった。
そのうち、勝手にキーボードを触って好きな画面に変えるようになった。
検索まで使いこなしているようなのだが、気にしたら負けだと思い、確認しないようにしている。
買い物は全てネットスーパーとECサイトで済ませるから、家から全くでない。
相変わらず鴉が家を見張っているが、小窓を割られなければ実害はない。
気にして精神的に参ってしまうくらいなら、忘れて小説を楽しんだ方が良い。
俺はそれで良かったのだが、家の外、他の人達は困っていた。
常に30羽以上の鴉がいる道など、誰も通りたくない。
迂回できる人はいいが、できない人は恐々鴉の下を通るしかない。
緊急の回覧板で署名を求められたが、何人もの人が市役所に相談したり苦情を入れたりしたようだが、俺が調べたように動いてはくれなかった。
地域で署名を集めたが、動いてはくれなかった。
知恵を働かして電柱を所有している電力会社に相談した人もいたようだが、停電リスクのある巣が作られない限り動いてくれないそうだ。
何十万円も使って鴉を追い払うのは厳しいので、多くの人が諦めた。
道を挟んで俺の家の前にある駐車場はガラガラになった。
車で通過する以外、人も自転車も家の前を通らなくなった。
多くの人はそれで何とかなるのだが、自宅の屋根を鴉に占拠されている東隣の山田さんはとても困った。
困るどころか、鴉の鳴き声と視線の恐怖で精神的に参ってしまった。
特に年頃の三姉妹が仕事にも学校にも行けなくなってしまった。
その状況に激怒して動いた人がいた、隣家のお爺さんだ。
奥さんのお父さんなのだが、近くの山中に住んでいて先祖代々農家をしている。
だから、害獣や害鳥の駆除はお手の物だった。
とはいえ畑とは違うので、道に目玉バルーンやテグスを張る訳にはいかない。
だから奥さんのお父さん、三姉妹のお爺さんは積極的な駆除法をとった。
同じように鴉に困っていた御近所を周って許可を取り、大きな爆発音のするロケット花火を放ち、レーザーポインターで鴉を狙った。
相手がカラスなら、これで逃げ出したかもしれないが、相手はもっと狂暴な鴉だ。
逃げるどころか、怒り狂ってお爺さんに襲い掛かった。
お爺さんは鋭い爪で頭を切り裂かれてしまった。
救急車が呼ばれて、お爺さんは緊急搬送された。
何とか助かったそうだが、出血量が多くて危険だったと聞く。
俺が原因なので、とても胸が痛んだ、自責の念からか悪夢を見た。
だが、鴉の復讐はそれだけで終わらなかった。
狡賢く狂暴な鴉は、お爺さんだけでなく東隣の家族全員を襲いだした。
十分に警戒していたから致命傷は受けなかったが、顔を庇った手をえぐられた。
東隣の御夫婦は、被害と窮状をテレビ局に訴えた。
反政府反与党のテレビ局を選んで、行政の失態を大げさに取り上げる主張をした。
政府与党を叩くためなら喜んで偏向報道をするテレビ局がやってきた。
「佐藤さん、佐藤清さん、朝韓テレビです、お話を聞かせてください!
佐藤さん、佐藤清さん、お話を聞かせてください」
インターホンの電源を切っているからましだが、朝から晩まで煩くやって来る。
玄関が壊れるかと思うくらい乱暴に叩いて取材を強要する。
許可していないのに敷地に入り、裏に回って勝手口を開けようとする。
「佐藤さん、佐藤清さん、毎韓テレビです、お話を聞かせてください!
佐藤さん、佐藤清さん、お話を聞かせてください」
偏向報道の手先に使われるのだけは絶対に嫌だ。
元凶になった自責の念はあるが、それとこれは別の話だ。
それに、反政府反与党テレビ局の圧力で市役所が動いてくれるなら助かる。
市役所が警察や猟友会を動かして鴉を駆除してくれれば、それが1番良い。
色々あった、本当に色々あったが、もう悩むのは止めた。
割り切らないと精神的に参ってしまう、それくらい色々あった。
グリーンイグアナがとんでもなく賢く、食事とトイレの場所を覚えてくれた。
お陰であまりストレスなく生活できると言いたいが、全く違う。
一階と二階で生活空間を分けるという考えが崩壊している。
ウィンドウズXPの頃からの古いデスクトップパソコンを捨てずに残している。
テン、エイト、XPのデスクトップ3台とイレブンのタブレットがある。
エイトなどは愛用しているテンが壊れた時に、新しいのを買うまでのつなぎ用だ。
それを、グリーンイグアナが勝手に起動させて使っているのだ。
信じられない事なのだが、俺がパソコンを使っているのを見て覚えたようだ。
天才チンパンジーという創作は読んだ事があるが、天才イグアナはない。
創作活動をしていると精神を病むという話を聞いた事がある。
俺も心を病んでしまっているのだろうか、幻覚を見ているのだろうか?
ほんの少しだけ悩んだが、悩むだけ損だと割り切った。
俺が使っているデスクのあるインナーバルコニーとは別の場所に、XP のデスクトップパソコンを置いた机と椅子がある。
予備機として1番使う可能性の高い、エイトのデスクトップパソコンとイレブンのタブレットは、LDKに年中出してあるコタツの上に置いてある。
グリーンイグアナはコタツの上のデスクトップパソコンとタブレットを器用に使っているが、背後にいられるよりはずっといい。
俺が色々諦めてグリーンイグアナに好きにさせるまでは、気がつくと俺の背後にいてジッとモニターを見ていやがったのだ。
草食で俺を襲う事はないと頭では分かっているのだが、中型犬くらい大きな、大嫌いな爬虫類が知らない間に背後にいるのだ、心臓が止まりそうなくらい驚く。
余りにも心臓に悪いので、二階に上がるな背後に来るなと何度も注意したのが、全く言う事を聞いてくれない。
仕方がないので、そんなにモニターが好きなら、俺の背後ではない場所にモニターとテレビの画面を移動させ、電源を入れて映しっぱなしにした。
一階のテレビも電源を入れてみて、二階に上がって来ない事を期待したのだが、グリーンイグアナは寂しがりなのか、必ず二階に上がってくる。
グリーンイグアナの体型では、パソコン机の上のモニターは観難いのか、コタツの上にあるデスクトップパソコンとタブレットに見るようになった。
そのうち、勝手にキーボードを触って好きな画面に変えるようになった。
検索まで使いこなしているようなのだが、気にしたら負けだと思い、確認しないようにしている。
買い物は全てネットスーパーとECサイトで済ませるから、家から全くでない。
相変わらず鴉が家を見張っているが、小窓を割られなければ実害はない。
気にして精神的に参ってしまうくらいなら、忘れて小説を楽しんだ方が良い。
俺はそれで良かったのだが、家の外、他の人達は困っていた。
常に30羽以上の鴉がいる道など、誰も通りたくない。
迂回できる人はいいが、できない人は恐々鴉の下を通るしかない。
緊急の回覧板で署名を求められたが、何人もの人が市役所に相談したり苦情を入れたりしたようだが、俺が調べたように動いてはくれなかった。
地域で署名を集めたが、動いてはくれなかった。
知恵を働かして電柱を所有している電力会社に相談した人もいたようだが、停電リスクのある巣が作られない限り動いてくれないそうだ。
何十万円も使って鴉を追い払うのは厳しいので、多くの人が諦めた。
道を挟んで俺の家の前にある駐車場はガラガラになった。
車で通過する以外、人も自転車も家の前を通らなくなった。
多くの人はそれで何とかなるのだが、自宅の屋根を鴉に占拠されている東隣の山田さんはとても困った。
困るどころか、鴉の鳴き声と視線の恐怖で精神的に参ってしまった。
特に年頃の三姉妹が仕事にも学校にも行けなくなってしまった。
その状況に激怒して動いた人がいた、隣家のお爺さんだ。
奥さんのお父さんなのだが、近くの山中に住んでいて先祖代々農家をしている。
だから、害獣や害鳥の駆除はお手の物だった。
とはいえ畑とは違うので、道に目玉バルーンやテグスを張る訳にはいかない。
だから奥さんのお父さん、三姉妹のお爺さんは積極的な駆除法をとった。
同じように鴉に困っていた御近所を周って許可を取り、大きな爆発音のするロケット花火を放ち、レーザーポインターで鴉を狙った。
相手がカラスなら、これで逃げ出したかもしれないが、相手はもっと狂暴な鴉だ。
逃げるどころか、怒り狂ってお爺さんに襲い掛かった。
お爺さんは鋭い爪で頭を切り裂かれてしまった。
救急車が呼ばれて、お爺さんは緊急搬送された。
何とか助かったそうだが、出血量が多くて危険だったと聞く。
俺が原因なので、とても胸が痛んだ、自責の念からか悪夢を見た。
だが、鴉の復讐はそれだけで終わらなかった。
狡賢く狂暴な鴉は、お爺さんだけでなく東隣の家族全員を襲いだした。
十分に警戒していたから致命傷は受けなかったが、顔を庇った手をえぐられた。
東隣の御夫婦は、被害と窮状をテレビ局に訴えた。
反政府反与党のテレビ局を選んで、行政の失態を大げさに取り上げる主張をした。
政府与党を叩くためなら喜んで偏向報道をするテレビ局がやってきた。
「佐藤さん、佐藤清さん、朝韓テレビです、お話を聞かせてください!
佐藤さん、佐藤清さん、お話を聞かせてください」
インターホンの電源を切っているからましだが、朝から晩まで煩くやって来る。
玄関が壊れるかと思うくらい乱暴に叩いて取材を強要する。
許可していないのに敷地に入り、裏に回って勝手口を開けようとする。
「佐藤さん、佐藤清さん、毎韓テレビです、お話を聞かせてください!
佐藤さん、佐藤清さん、お話を聞かせてください」
偏向報道の手先に使われるのだけは絶対に嫌だ。
元凶になった自責の念はあるが、それとこれは別の話だ。
それに、反政府反与党テレビ局の圧力で市役所が動いてくれるなら助かる。
市役所が警察や猟友会を動かして鴉を駆除してくれれば、それが1番良い。
88
お気に入りに追加
174
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる