13 / 44
第一章
第13話:渇き
しおりを挟む
アバディーン王国歴100年11月10日、王都王城王宮、カミラ視点
苦しい、欲しい、もう我慢できない、喉が渇いて死にそう!
あれほど責め苛まれた飢餓感はもうなくなったわ。
今あるのは、とても激しい渇き、喉が渇いて仕方がない。
なのに、水道はもちろん、井戸も濠も枯れてしまった。
王宮はもちろん、王城も王都も一滴の水も無くなってしまった。
「飲ませろ、お前の血を飲ませろ!」
「黙れ種豚、お前こそ私に血を寄こせ!」
今の私たちの飲めるのは、人間の血だけ。
王都中を探し回っても、飲める物は人の血しかない。
誰も彼も、他人の血管を引き裂いて血を飲むしか渇きから逃れられない。
何百回も喰い殺されては蘇る、生地獄から解放されたと思ったのに。
今度は血を飲まなければ渇きから逃れられない。
まあ、いいわ、人間の血は美容に良いと聞いた事があるし。
時期が来たら生意気な令嬢の血を飲むつもりでいたから良い機会だわ。
ただし、こんな臭い種豚の血は飲みたくない!
絶対に飲みたくないのに、飲まないと狂いそう。
「ギャアアアアア」
やってしまった、無意識に種豚王太子の首に咬みついてしまった。
血が臭過ぎて吐きそうなのに飲むのを止められない。
これが地獄なの、精霊が言っていた地獄なの?
ふん、だったら地獄で力を手に入れてやる。
どうせ飲まなければいけないのなら、美しくなれる血を飲むだけよ。
「種豚はそこで這いずっていなさい!」
どうせ蘇るのは分かっているわ!
この一カ月で、私たちが死ねない事は嫌と言うほど理解したわ!
だったら死ねない事を利用してやるわ!
死ねない間に力をつけてやる。
これまでは不要だと思っていた、筋力も武術も死ねない事を利用して手に入れる。
それに、こいつらが相手でも通用する女の魅力を手に入れられたら、この世界のどこに行っても、誰が相手でも、意のままに操れるわ!
「ふっふっふっふっ、お父様、マーガデール侯爵、私は美しいでしょう?
抱きたくない、抱きたいのなら抱いても良いのよ?」
「やかましい、売女、お前がカーツを裏切ったからこんな事になったのだ!
お前がカーツを裏切らなかったら、私はこんな苦しまずにすんだのだ!
私に汚らわしい売女を抱くような悪趣味はない。
血だ、血を寄こせ、血を飲ませろ!」
「キィイイイイイ、誰が売女よ!
私はこの国で一番高貴で美しい令嬢よ!
国を売った売国奴のお前に、売女呼ばわりされる謂れはないわ。
しね、しね、死になさい、死んでしまいなさい」
え、なに、景色が一変してしまった!
いたい、いたい、首、身体、私の身体はどこ?
首だけでは身動きが取れないわ。
やめなさい、やめるのよ、私の頚から血を飲むのを止めなさい。
父親でしょう、父親なら娘の血を飲むのを止めなさい!
「くっ、くっ、くっ、くっ、良いざまだな、カミラ。
お前がチャールズを誘惑しなかったら、こんな事にはならなかったのだ。
カーツさえ怒らさなかったら、この国は平和だったのだ」
何を平気で噓を言っているの、愚王!
最初に私を誘惑してきたのはチャールズの方よ!
カーツに劣等感を感じて、カーツの婚約者だった私を誘惑したのよ!
私の方が被害者、犠牲者なのよ!
チャールズが誘惑して来なかったら、私はカーツの婚約者のままでいられた。
そしたら無能なチャールズを廃嫡して、王太子妃に成れたのよ!
言い返してやりたいのに、肺が無いから声が出せない。
口が動かせるだけで声が出ない。
「どけ、カミラの血は余の物だ!」
「黙れ愚王、お前が無能なチャールズを王にしようとしたから、カーツを排除しようとしたから、こんな事になったのだ」
「やかましい、社交界の嫌われ者だった売女の娘をチャールズの妃にして、この国を思いのままに操ろうとしたお前が、カーツを排除したのだろうが!
全てお前の所為だ、だからカミラの血を寄こせ!」
やはり私の血は誰よりも美味しいのね。
愚王と愚か者が争うのもしかたがないわね。
しかたがないけれど、気持ち悪いわ!
どうせ飲まれるのなら、筋肉美の騎士か美少年に飲まれたいわ。
いえ、私が飲むの、私は飲まれる側ではなく飲む側よ!
もうしばらくよ、もうしばらくの辛抱よ。
も少ししたら、精霊の呪いで身体と首が一緒になる。
その時に愚王と愚か者を殺してしまえば良い。
手足を破壊して動けないようにしたら、王宮から出て王都に行けば良い。
王都の方が美味しい血の美少年や筋肉騎士がいるはずよ。
「死ね、死ね、死ね、死んでしまえ!
ぎゃっはっはっはっはっ、俺様を馬鹿する奴は王であろうと父であろうと許さん!
死ね、潰れろ、蘇る度に手足を潰してしまえば二度と動けないだろう?」
どうしようもない馬鹿だと思っていたのに、少しは知恵をつけたの?
種豚の分際で、王と宰相を動けないようにして何をしようというの?
何か良い方法を思いついたのなら、利用してあげるから正直に言いなさい!
「カミラ、お前もだ、お前も俺様を馬鹿にしているだろう?
許さんぞ、俺様を馬鹿にする奴は誰であろうと許さない!
こいつらと一緒にここに並べて、蘇る度の手足を叩き潰してやる。
そしてこの地獄が終わるまで俺様専用の血袋になれ!」
嫌よ、誰がお前のような臭い種豚の血袋になるものか!
苦しい、欲しい、もう我慢できない、喉が渇いて死にそう!
あれほど責め苛まれた飢餓感はもうなくなったわ。
今あるのは、とても激しい渇き、喉が渇いて仕方がない。
なのに、水道はもちろん、井戸も濠も枯れてしまった。
王宮はもちろん、王城も王都も一滴の水も無くなってしまった。
「飲ませろ、お前の血を飲ませろ!」
「黙れ種豚、お前こそ私に血を寄こせ!」
今の私たちの飲めるのは、人間の血だけ。
王都中を探し回っても、飲める物は人の血しかない。
誰も彼も、他人の血管を引き裂いて血を飲むしか渇きから逃れられない。
何百回も喰い殺されては蘇る、生地獄から解放されたと思ったのに。
今度は血を飲まなければ渇きから逃れられない。
まあ、いいわ、人間の血は美容に良いと聞いた事があるし。
時期が来たら生意気な令嬢の血を飲むつもりでいたから良い機会だわ。
ただし、こんな臭い種豚の血は飲みたくない!
絶対に飲みたくないのに、飲まないと狂いそう。
「ギャアアアアア」
やってしまった、無意識に種豚王太子の首に咬みついてしまった。
血が臭過ぎて吐きそうなのに飲むのを止められない。
これが地獄なの、精霊が言っていた地獄なの?
ふん、だったら地獄で力を手に入れてやる。
どうせ飲まなければいけないのなら、美しくなれる血を飲むだけよ。
「種豚はそこで這いずっていなさい!」
どうせ蘇るのは分かっているわ!
この一カ月で、私たちが死ねない事は嫌と言うほど理解したわ!
だったら死ねない事を利用してやるわ!
死ねない間に力をつけてやる。
これまでは不要だと思っていた、筋力も武術も死ねない事を利用して手に入れる。
それに、こいつらが相手でも通用する女の魅力を手に入れられたら、この世界のどこに行っても、誰が相手でも、意のままに操れるわ!
「ふっふっふっふっ、お父様、マーガデール侯爵、私は美しいでしょう?
抱きたくない、抱きたいのなら抱いても良いのよ?」
「やかましい、売女、お前がカーツを裏切ったからこんな事になったのだ!
お前がカーツを裏切らなかったら、私はこんな苦しまずにすんだのだ!
私に汚らわしい売女を抱くような悪趣味はない。
血だ、血を寄こせ、血を飲ませろ!」
「キィイイイイイ、誰が売女よ!
私はこの国で一番高貴で美しい令嬢よ!
国を売った売国奴のお前に、売女呼ばわりされる謂れはないわ。
しね、しね、死になさい、死んでしまいなさい」
え、なに、景色が一変してしまった!
いたい、いたい、首、身体、私の身体はどこ?
首だけでは身動きが取れないわ。
やめなさい、やめるのよ、私の頚から血を飲むのを止めなさい。
父親でしょう、父親なら娘の血を飲むのを止めなさい!
「くっ、くっ、くっ、くっ、良いざまだな、カミラ。
お前がチャールズを誘惑しなかったら、こんな事にはならなかったのだ。
カーツさえ怒らさなかったら、この国は平和だったのだ」
何を平気で噓を言っているの、愚王!
最初に私を誘惑してきたのはチャールズの方よ!
カーツに劣等感を感じて、カーツの婚約者だった私を誘惑したのよ!
私の方が被害者、犠牲者なのよ!
チャールズが誘惑して来なかったら、私はカーツの婚約者のままでいられた。
そしたら無能なチャールズを廃嫡して、王太子妃に成れたのよ!
言い返してやりたいのに、肺が無いから声が出せない。
口が動かせるだけで声が出ない。
「どけ、カミラの血は余の物だ!」
「黙れ愚王、お前が無能なチャールズを王にしようとしたから、カーツを排除しようとしたから、こんな事になったのだ」
「やかましい、社交界の嫌われ者だった売女の娘をチャールズの妃にして、この国を思いのままに操ろうとしたお前が、カーツを排除したのだろうが!
全てお前の所為だ、だからカミラの血を寄こせ!」
やはり私の血は誰よりも美味しいのね。
愚王と愚か者が争うのもしかたがないわね。
しかたがないけれど、気持ち悪いわ!
どうせ飲まれるのなら、筋肉美の騎士か美少年に飲まれたいわ。
いえ、私が飲むの、私は飲まれる側ではなく飲む側よ!
もうしばらくよ、もうしばらくの辛抱よ。
も少ししたら、精霊の呪いで身体と首が一緒になる。
その時に愚王と愚か者を殺してしまえば良い。
手足を破壊して動けないようにしたら、王宮から出て王都に行けば良い。
王都の方が美味しい血の美少年や筋肉騎士がいるはずよ。
「死ね、死ね、死ね、死んでしまえ!
ぎゃっはっはっはっはっ、俺様を馬鹿する奴は王であろうと父であろうと許さん!
死ね、潰れろ、蘇る度に手足を潰してしまえば二度と動けないだろう?」
どうしようもない馬鹿だと思っていたのに、少しは知恵をつけたの?
種豚の分際で、王と宰相を動けないようにして何をしようというの?
何か良い方法を思いついたのなら、利用してあげるから正直に言いなさい!
「カミラ、お前もだ、お前も俺様を馬鹿にしているだろう?
許さんぞ、俺様を馬鹿にする奴は誰であろうと許さない!
こいつらと一緒にここに並べて、蘇る度の手足を叩き潰してやる。
そしてこの地獄が終わるまで俺様専用の血袋になれ!」
嫌よ、誰がお前のような臭い種豚の血袋になるものか!
68
お気に入りに追加
281
あなたにおすすめの小説
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。

婚約破棄された上に国外追放された聖女はチート級冒険者として生きていきます~私を追放した王国が大変なことになっている?へぇ、そうですか~
夏芽空
ファンタジー
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。

治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。

【完結】人々に魔女と呼ばれていた私が実は聖女でした。聖女様治療して下さい?誰がんな事すっかバーカ!
隣のカキ
ファンタジー
私は魔法が使える。そのせいで故郷の村では魔女と迫害され、悲しい思いをたくさんした。でも、村を出てからは聖女となり活躍しています。私の唯一の味方であったお母さん。またすぐに会いに行きますからね。あと村人、テメぇらはブッ叩く。
※三章からバトル多めです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる