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第一章
第10話:豊かな生活
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アバディーン王国歴100年10月5日、魔境、カーツ視点
「カーツさん、私にも収納魔術を教えてください」
可哀想な聖女深雪の頼みを断る訳にはいかない。
もう記憶を無くしているとはいえ、辛く苦しい10年を押し付けてしまった。
俺の力ではこの世界を救う事ができなかったとはいえ、僅か12歳の少女に押し付けて良い事ではなかった。
全ての元凶は、この世界を創ったくせに責任を放棄して、面倒な管理を精霊に任せた神々だ。
神々に管理を任されたくせに、手を抜いただけでなく、賄賂を受け取って禁忌を破った腐れ精霊だ。
そして、自分達が助かりたい一心で、異世界から何の罪もない善良な人を誘拐拉致召喚をした人間だ。
そして誰より、そんな人間に僅かでも同情して悪行を見逃した俺の罪だ。
あの時に俺が人類滅亡を決断していれば、聖女深雪を不幸にする事はなかった。
誘拐拉致召喚を邪魔して、この世界が滅ぶに任せればよかったのだ。
「ああ、いいぞ、俺の呪文に合わせて同じように唱えなさい」
「はい」
『この世界を創り出した神々よ、創造者の責任感があるなら最後まで責任を取れ。
己が魔力ではなく、この世界の魔力で必要な物を保管できるストレージを与えろ。
時間が止まり、保管した物が未来永劫新鮮なままの、ストレージを与えよ』
「えっと、本当にこんな呪文で良いのですか?
これまでカーツさんが使っていた魔術は、自分の魔力を使っていましたよね?」
「そうだね、よく見て覚えていたね、偉いよ。
俺は神々にも精霊にも貸しが無いから、対等の交渉が必要なんだ。
神々や精霊の汚点を突いて有利な交渉をしているが、貸し借りはない。
だけど聖女深雪は、神々や精霊たちの被害者なんだ。
大きな貸しがあるから、自分の魔力を使わなくても良いんだよ」
「日本からこの世界に連れてくるのは、そんなに重い罪なのですか?」
「ああ、重い、物凄く重い罪だよ。
日本だけでなく、世界中の神々が激怒して報復するくらい重い罪だ」
本当の罪はそれだけではない。
深雪の記憶からは消したが、辛く哀しい討伐をさせられた。
今さらそんな記憶を呼び覚ます必要なんてないから、本当の事は言わない。
「そうなのですね、でも、貸しがあっても調子に乗ってはいけないですよね?」
「そうだね、調子に乗ってはいいけないよ。
この世界の神々は、それを理由に言い掛かりをつけるような腐った連中だからね。
日本に戻るためにも、正統な要求にしておかないといけないよ」
「……今カーツさんが教えてくれた呪文、やり過ぎではありませんか?」
「……そうか、聖女の深雪にはやりすぎに思えるんだ」
「はい、今教えてくれた呪文のままだと、制限なしに何でも時間を止めて保管できると思いますので、やり過ぎに思います」
「分かった、新しい呪文を考えるから、ちょっと待ってくれ」
参ったな、12歳の純真な少女には俺の言動はやり過ぎなのか。
深雪が受けた被害に比べたら微々たる要求だと思うのだが、記憶を消したから自分が受けた苦しみと悲しみが分からなくなっているのだな。
深雪が当然だと思う言い回しで神々に賠償させなければいけない。
呪文の度に、神々に自分たちがやった悪事を自覚反省させなければならない。
そんな上手い呪文が思いつけばいいのだが、文才が無いからな……
『この世界を創り出した神々よ、創造者の責任感があるなら最後まで責任を取れ。
お前達の犠牲になった聖女深雪がこの世界で生きていけるだけの、その気になった時にこの世界を救えるだけの、ストレージを与えろ。
自分の魔力を使わず、この世界魔力で必要な物を保管できるストレージを与えろ。
時間が止まり、保管した物が未来永劫新鮮なままのストレージを与えよ』
「これでどうだい?」
「何かまだ脅かしているような気がしますが……でも今の呪文だと、神々は生きていくのに必要な最低限のストレージを与えればいいのですよね?」
「そうだよ、そう考えて呪文を変えたんだ」
「私が世界を救う気になった時と言っていましたが、私が救わないといけないくらいこの世界は危険なのですか?」
「いや、そんな事はないよ、全然危険なんてないよ」
深雪が10年もの間、辛く哀しい思いをしながら戦ってくれたからね。
思い出したらまたこの世界の神々と精霊たちに腹が立って来た!
こら糞ボケ、俺に要求される前に保証しやがれ、ぶち殺すぞ!
「そうですか、必要もないのに召喚されたのなら、保証してもらって当然ですね」
「そうだよ、保証してもらって当然なんだよ、だから遠慮しないで呪文を唱えな」
「はい!」
深雪は俺の言葉を信じてストレージの呪文を唱えた。
そんな深雪に、保管したい物に合わせて使い分けられるように、複数のストレージ、魔法袋、アイテムボックスなどを要求するように言った。
最初は遠慮していたけれど、完全に時間が止まったモノ、冷凍能力のついたモノ、冷蔵能力がついたモノ、などに分けた方が魔力の消費が少ないと言って説得した。
まだ魔力の事もこの世界の事も知らない状態に戻った深雪は、俺の言う事を信じて複数の保管方法を手に入れた。
これで食糧や料理を便利に保管する事ができる。
肉や魚、果物などを熟成したい時に、時間が完全に止まってしまう保管しかできないと困るのだ。
万が一、深雪が1人でこの世界で暮らさなければいけなくなった時、少しでも豊かな生活ができるようにしておきたいのだ。
「カーツさん、私にも収納魔術を教えてください」
可哀想な聖女深雪の頼みを断る訳にはいかない。
もう記憶を無くしているとはいえ、辛く苦しい10年を押し付けてしまった。
俺の力ではこの世界を救う事ができなかったとはいえ、僅か12歳の少女に押し付けて良い事ではなかった。
全ての元凶は、この世界を創ったくせに責任を放棄して、面倒な管理を精霊に任せた神々だ。
神々に管理を任されたくせに、手を抜いただけでなく、賄賂を受け取って禁忌を破った腐れ精霊だ。
そして、自分達が助かりたい一心で、異世界から何の罪もない善良な人を誘拐拉致召喚をした人間だ。
そして誰より、そんな人間に僅かでも同情して悪行を見逃した俺の罪だ。
あの時に俺が人類滅亡を決断していれば、聖女深雪を不幸にする事はなかった。
誘拐拉致召喚を邪魔して、この世界が滅ぶに任せればよかったのだ。
「ああ、いいぞ、俺の呪文に合わせて同じように唱えなさい」
「はい」
『この世界を創り出した神々よ、創造者の責任感があるなら最後まで責任を取れ。
己が魔力ではなく、この世界の魔力で必要な物を保管できるストレージを与えろ。
時間が止まり、保管した物が未来永劫新鮮なままの、ストレージを与えよ』
「えっと、本当にこんな呪文で良いのですか?
これまでカーツさんが使っていた魔術は、自分の魔力を使っていましたよね?」
「そうだね、よく見て覚えていたね、偉いよ。
俺は神々にも精霊にも貸しが無いから、対等の交渉が必要なんだ。
神々や精霊の汚点を突いて有利な交渉をしているが、貸し借りはない。
だけど聖女深雪は、神々や精霊たちの被害者なんだ。
大きな貸しがあるから、自分の魔力を使わなくても良いんだよ」
「日本からこの世界に連れてくるのは、そんなに重い罪なのですか?」
「ああ、重い、物凄く重い罪だよ。
日本だけでなく、世界中の神々が激怒して報復するくらい重い罪だ」
本当の罪はそれだけではない。
深雪の記憶からは消したが、辛く哀しい討伐をさせられた。
今さらそんな記憶を呼び覚ます必要なんてないから、本当の事は言わない。
「そうなのですね、でも、貸しがあっても調子に乗ってはいけないですよね?」
「そうだね、調子に乗ってはいいけないよ。
この世界の神々は、それを理由に言い掛かりをつけるような腐った連中だからね。
日本に戻るためにも、正統な要求にしておかないといけないよ」
「……今カーツさんが教えてくれた呪文、やり過ぎではありませんか?」
「……そうか、聖女の深雪にはやりすぎに思えるんだ」
「はい、今教えてくれた呪文のままだと、制限なしに何でも時間を止めて保管できると思いますので、やり過ぎに思います」
「分かった、新しい呪文を考えるから、ちょっと待ってくれ」
参ったな、12歳の純真な少女には俺の言動はやり過ぎなのか。
深雪が受けた被害に比べたら微々たる要求だと思うのだが、記憶を消したから自分が受けた苦しみと悲しみが分からなくなっているのだな。
深雪が当然だと思う言い回しで神々に賠償させなければいけない。
呪文の度に、神々に自分たちがやった悪事を自覚反省させなければならない。
そんな上手い呪文が思いつけばいいのだが、文才が無いからな……
『この世界を創り出した神々よ、創造者の責任感があるなら最後まで責任を取れ。
お前達の犠牲になった聖女深雪がこの世界で生きていけるだけの、その気になった時にこの世界を救えるだけの、ストレージを与えろ。
自分の魔力を使わず、この世界魔力で必要な物を保管できるストレージを与えろ。
時間が止まり、保管した物が未来永劫新鮮なままのストレージを与えよ』
「これでどうだい?」
「何かまだ脅かしているような気がしますが……でも今の呪文だと、神々は生きていくのに必要な最低限のストレージを与えればいいのですよね?」
「そうだよ、そう考えて呪文を変えたんだ」
「私が世界を救う気になった時と言っていましたが、私が救わないといけないくらいこの世界は危険なのですか?」
「いや、そんな事はないよ、全然危険なんてないよ」
深雪が10年もの間、辛く哀しい思いをしながら戦ってくれたからね。
思い出したらまたこの世界の神々と精霊たちに腹が立って来た!
こら糞ボケ、俺に要求される前に保証しやがれ、ぶち殺すぞ!
「そうですか、必要もないのに召喚されたのなら、保証してもらって当然ですね」
「そうだよ、保証してもらって当然なんだよ、だから遠慮しないで呪文を唱えな」
「はい!」
深雪は俺の言葉を信じてストレージの呪文を唱えた。
そんな深雪に、保管したい物に合わせて使い分けられるように、複数のストレージ、魔法袋、アイテムボックスなどを要求するように言った。
最初は遠慮していたけれど、完全に時間が止まったモノ、冷凍能力のついたモノ、冷蔵能力がついたモノ、などに分けた方が魔力の消費が少ないと言って説得した。
まだ魔力の事もこの世界の事も知らない状態に戻った深雪は、俺の言う事を信じて複数の保管方法を手に入れた。
これで食糧や料理を便利に保管する事ができる。
肉や魚、果物などを熟成したい時に、時間が完全に止まってしまう保管しかできないと困るのだ。
万が一、深雪が1人でこの世界で暮らさなければいけなくなった時、少しでも豊かな生活ができるようにしておきたいのだ。
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