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第一章
第6話:カチュア・デイヴィッズとヴァイオレット・チェンバレン
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「お初にお目にかかります、カチュア・デイヴィッズと申します。
ブラッド城の従軍商人をさせていただいております。
以後お見知りおきください、カーツ様」
なんて表現すればいいのだろうか、天使のような声と言えばいいのだろうか。
あまりにも美しい声に聞き惚れてしまう。
声だけではなく、肩までの青い髪もとても美しい。
魅惑的な紫の瞳を見ていると、瞳の中に引き込まれそうになってしまう。
俺はこの世界に転生して初めて恋してしまったのかもしれない。
目、鼻、口と言った顔のパーツが、奇跡のような配置になっている。
幼い容姿ながら男を引き付ける魅力にあふれている。
何か気の利いた事を言って、カチュアの気を引きたいと心から思ってしまう。
だが同時に、とても心配になってしまった。
こんな美少女を戦場に連れてきてしまったら、、将兵の劣情を暴発させかねない。
(カーツ様、返事をしてやってください)
セバスチャンに注意されて、ようやく惚けていた状態から現実に引き戻された。
「確かに覚えたぞ、カチュア・デイヴィッズ。
ただどうしても気になることが幾つかある。
中には女性に失礼な事を聞く事になるが、貴女を心配しての事だから許してくれ。
カチュアはあまりにも魅力的過ぎる。
戦場に来ると貞操の危機があるのではないか」
あまりにも露骨に、とんでもない事を口にしてしまった。
「横から答える非礼をお許しください、カーツ様」
俺はカチュアしか目に入っていなかったがカチュアを護るように女が控えていた。
最高級の完全鎧に装備しているが、それでもその美しさは損なわれていない。
戦う美女の最たる姿がここにあるのだと思った。
背中までの長さの金髪は光り輝くように美しい。
南の海のような青さの瞳も健康的な魅力がある。
全体的な容姿は、大人の妖艶な美しさと少女の可憐な美しさが同居している。
20歳前後と思われる年齢らしい美しさかもしれない。
いや、この美女特有の美しさなのだろう。
なぜならこの女性からは俺の護衛騎士に匹敵する強さを感じる。
俺の臆病な本性を刺激して恐怖を感じさせるのだ。
それもまたこの女性の美しさを引き立てているような気がする。
「主人を想う家臣の気持ちを非礼だとは思わない。
なんでも思う所を言ってくれて構わない」
「では申し上げさせて頂きます。
カチュア様は代々続く商家の当主でございます。
哀しき混乱と戦争により一族全てを失われましたが、財産は残されました。
その財産を活用して商家を続けるのが、カチュア様の務めでございます。
危険な戦場だからこそ、大きな商機がございます。
それに、カチュア様には我々のような代々仕える使用人が残っています。
相手が騎士様や魔族であろうと、お逃がしするくらいの事はできます」
誰かを護るために戦う覚悟をした女性は美しい。
それが元々美女ならば、その美しさは際立ったモノになる。
目の前にいる女性のように。
それに、謙遜しているが、並の騎士が相手なら、カチュアの逃がすのではなく騎士を討ち取ってしまう位の強さがある。
「天晴な言葉に感動したぞ。
貴女の名前を教えてくれ」
「カーツ様に名乗るほどの者ではありませんが、従軍商人の使用人として少しでも商機をつかむ機会を逃すわけにはいきません。
私の名前はヴァイオレット・チェンバレンと申します」
ヴァイオレットは声も魅力的で、男の劣情を刺激してくる。
前世では88歳まで生きて枯れていたし、今生もまだ12歳だから、劣情など起こらないと思っていたのだが、カチュアとヴァイオレットに刺激されてしまった。
こんな事を誰かに悟られれるわけにはいかない。
産めよ増やせよの世の中で、辺境伯家直系の俺が性に目覚めたと知られてしまったら、余計な事を考える卑しい連中が湧いて出てきてしまう。
「姓があると言う事は、2人とも平民ではないのだな」
「はい、カチュア様も私も士族でございました。
カチュア様のデイヴィッズ一族は、商人である当時に皇国領の地主でもあり、皇国に献金して準男爵の士族位を購入されたのです」
「ほう、士族最高位の準男爵位を持っておられるのか」
「はい、ですがすでに皇国は滅んでおります。
ドラゴン辺境伯家以外の貴族もほぼ滅んでしまっています。
皇国にあった土地も全て魔族が支配してしまっております。
カチュア様は商人として生きるしかないのです。
どうか女であるとか幼いとかで、従軍商人を外さないでいただきたいのです」
「そうか、分かった、先程の言葉は取り消そう。
使用人たちがカチュアに忠誠を尽くして護り切るというのなら問題ない。
それで、ヴァイオレットが姓を持っている理由は何なのだ。
溢れ出る気配から察するに、武を生業とする一族、騎士家の出身かな」
「ご明察恐れ入ります。
確かに私の家は代々皇室に仕える武官でございます。
ただ騎士ではなく、代々戦功を積み重ねた結果、準男爵位を授かっていました」
「ほう、それでは準男爵家が同じ準男爵家に仕えていると言う事か」
「カーツ様が生まれる前の話しではありますが、皇帝の継承争いで多くの皇族が粛清され、皇族の護衛を務めていた近衛騎士もとばっちりを受けました。
私のチェンバレン一族もその時に皇都を追われ、逃げ暮らすことになったのです。
その時に救いの手を差し伸べてくださったのが、カチュア様のお爺様です。
その時から、チェンバレン一族はデイヴィッズ家の忠実な僕となりました。
だからカーツ様が心配されるような事には絶対させません。
皇族を護る近衛騎士の末裔として、護衛の技は伝わっております。
相手が誰であろうとカチュア様を護って見せます」
言いたい事が何もないわけではない。
護るべき皇族を殺されているではないかとか、カチュアの祖父や両親の死因は何だったのかとか、言ったら確実に嫌われる内容が頭に浮かぶ。
だから絶対にそんな事は口にしない。
この世界に来て初めて女性として意識した人に嫌われたくはない。
「そうか、それはよかった。
だがブラッド城の戦はそう何度もないだろう。
今回の魔族の侵攻も、数年かけて準備したモノだ。
次の戦争まで何年間が空くか分からない。
それに今回は多くの仕入れができるのだろうが、叛乱や暴動に使われると困る武器や防具の販売は、色々と規制も多い。
商品の販売や保管の方は大丈夫なのか。
私はこれから実戦経験を積むために魔境や魔山で狩りをするつもりだ。
何なら私の御用商人として一緒に来ないか」
「ご心配してくださりありがとうございます。
商品の保管はデイヴィッズ家に伝わる魔法袋に蓄えるので大丈夫です。
武器や防具の方は、程度のよい物を自警団に販売する許可を受けております。
もし売れる量が少なくても、デイヴィッズ家の資産は莫大です。
少々仕入れをしたくらいで資金に困る事はありません。
ですが、カーツ様に御用商人にしていただけるのは、とても有難い事です。
日々大量に使われる魔獣や魔蟲を仕入れられるのはとても助かります。
ご一緒させていただければ幸いでございます」
カチュアからは何の返事ももらえず、ヴァイオレットの声だけしか聞けなかったのは少々残念だが、カチュアの年齢を考えればしかたがない。
当主はカチュアだが、実際に商家を仕切っているのはヴァイオレットなのだろう。
望み通りの返事をもらえたから、これからはカチュアとヴァイオレットと狩りの間は一緒にいる事ができる。
父のように大恋愛の末に平民と結ばれるような話しにはならない。
なんと言っても2人は皇国の準男爵家の出身だからな。
まあ、でも、今は自称元貴族が嫌になるほどたくさんいる。
本当かどうか調べようと思っても、皇国が滅んでしまっているから調べようがなく、言いたい放題になっているのだ。
まあ、どうせどんな相手でも、四子爵家のどこかの養女になってからの結婚だ。
ブラッド城の従軍商人をさせていただいております。
以後お見知りおきください、カーツ様」
なんて表現すればいいのだろうか、天使のような声と言えばいいのだろうか。
あまりにも美しい声に聞き惚れてしまう。
声だけではなく、肩までの青い髪もとても美しい。
魅惑的な紫の瞳を見ていると、瞳の中に引き込まれそうになってしまう。
俺はこの世界に転生して初めて恋してしまったのかもしれない。
目、鼻、口と言った顔のパーツが、奇跡のような配置になっている。
幼い容姿ながら男を引き付ける魅力にあふれている。
何か気の利いた事を言って、カチュアの気を引きたいと心から思ってしまう。
だが同時に、とても心配になってしまった。
こんな美少女を戦場に連れてきてしまったら、、将兵の劣情を暴発させかねない。
(カーツ様、返事をしてやってください)
セバスチャンに注意されて、ようやく惚けていた状態から現実に引き戻された。
「確かに覚えたぞ、カチュア・デイヴィッズ。
ただどうしても気になることが幾つかある。
中には女性に失礼な事を聞く事になるが、貴女を心配しての事だから許してくれ。
カチュアはあまりにも魅力的過ぎる。
戦場に来ると貞操の危機があるのではないか」
あまりにも露骨に、とんでもない事を口にしてしまった。
「横から答える非礼をお許しください、カーツ様」
俺はカチュアしか目に入っていなかったがカチュアを護るように女が控えていた。
最高級の完全鎧に装備しているが、それでもその美しさは損なわれていない。
戦う美女の最たる姿がここにあるのだと思った。
背中までの長さの金髪は光り輝くように美しい。
南の海のような青さの瞳も健康的な魅力がある。
全体的な容姿は、大人の妖艶な美しさと少女の可憐な美しさが同居している。
20歳前後と思われる年齢らしい美しさかもしれない。
いや、この美女特有の美しさなのだろう。
なぜならこの女性からは俺の護衛騎士に匹敵する強さを感じる。
俺の臆病な本性を刺激して恐怖を感じさせるのだ。
それもまたこの女性の美しさを引き立てているような気がする。
「主人を想う家臣の気持ちを非礼だとは思わない。
なんでも思う所を言ってくれて構わない」
「では申し上げさせて頂きます。
カチュア様は代々続く商家の当主でございます。
哀しき混乱と戦争により一族全てを失われましたが、財産は残されました。
その財産を活用して商家を続けるのが、カチュア様の務めでございます。
危険な戦場だからこそ、大きな商機がございます。
それに、カチュア様には我々のような代々仕える使用人が残っています。
相手が騎士様や魔族であろうと、お逃がしするくらいの事はできます」
誰かを護るために戦う覚悟をした女性は美しい。
それが元々美女ならば、その美しさは際立ったモノになる。
目の前にいる女性のように。
それに、謙遜しているが、並の騎士が相手なら、カチュアの逃がすのではなく騎士を討ち取ってしまう位の強さがある。
「天晴な言葉に感動したぞ。
貴女の名前を教えてくれ」
「カーツ様に名乗るほどの者ではありませんが、従軍商人の使用人として少しでも商機をつかむ機会を逃すわけにはいきません。
私の名前はヴァイオレット・チェンバレンと申します」
ヴァイオレットは声も魅力的で、男の劣情を刺激してくる。
前世では88歳まで生きて枯れていたし、今生もまだ12歳だから、劣情など起こらないと思っていたのだが、カチュアとヴァイオレットに刺激されてしまった。
こんな事を誰かに悟られれるわけにはいかない。
産めよ増やせよの世の中で、辺境伯家直系の俺が性に目覚めたと知られてしまったら、余計な事を考える卑しい連中が湧いて出てきてしまう。
「姓があると言う事は、2人とも平民ではないのだな」
「はい、カチュア様も私も士族でございました。
カチュア様のデイヴィッズ一族は、商人である当時に皇国領の地主でもあり、皇国に献金して準男爵の士族位を購入されたのです」
「ほう、士族最高位の準男爵位を持っておられるのか」
「はい、ですがすでに皇国は滅んでおります。
ドラゴン辺境伯家以外の貴族もほぼ滅んでしまっています。
皇国にあった土地も全て魔族が支配してしまっております。
カチュア様は商人として生きるしかないのです。
どうか女であるとか幼いとかで、従軍商人を外さないでいただきたいのです」
「そうか、分かった、先程の言葉は取り消そう。
使用人たちがカチュアに忠誠を尽くして護り切るというのなら問題ない。
それで、ヴァイオレットが姓を持っている理由は何なのだ。
溢れ出る気配から察するに、武を生業とする一族、騎士家の出身かな」
「ご明察恐れ入ります。
確かに私の家は代々皇室に仕える武官でございます。
ただ騎士ではなく、代々戦功を積み重ねた結果、準男爵位を授かっていました」
「ほう、それでは準男爵家が同じ準男爵家に仕えていると言う事か」
「カーツ様が生まれる前の話しではありますが、皇帝の継承争いで多くの皇族が粛清され、皇族の護衛を務めていた近衛騎士もとばっちりを受けました。
私のチェンバレン一族もその時に皇都を追われ、逃げ暮らすことになったのです。
その時に救いの手を差し伸べてくださったのが、カチュア様のお爺様です。
その時から、チェンバレン一族はデイヴィッズ家の忠実な僕となりました。
だからカーツ様が心配されるような事には絶対させません。
皇族を護る近衛騎士の末裔として、護衛の技は伝わっております。
相手が誰であろうとカチュア様を護って見せます」
言いたい事が何もないわけではない。
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だから絶対にそんな事は口にしない。
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「そうか、それはよかった。
だがブラッド城の戦はそう何度もないだろう。
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それに今回は多くの仕入れができるのだろうが、叛乱や暴動に使われると困る武器や防具の販売は、色々と規制も多い。
商品の販売や保管の方は大丈夫なのか。
私はこれから実戦経験を積むために魔境や魔山で狩りをするつもりだ。
何なら私の御用商人として一緒に来ないか」
「ご心配してくださりありがとうございます。
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武器や防具の方は、程度のよい物を自警団に販売する許可を受けております。
もし売れる量が少なくても、デイヴィッズ家の資産は莫大です。
少々仕入れをしたくらいで資金に困る事はありません。
ですが、カーツ様に御用商人にしていただけるのは、とても有難い事です。
日々大量に使われる魔獣や魔蟲を仕入れられるのはとても助かります。
ご一緒させていただければ幸いでございます」
カチュアからは何の返事ももらえず、ヴァイオレットの声だけしか聞けなかったのは少々残念だが、カチュアの年齢を考えればしかたがない。
当主はカチュアだが、実際に商家を仕切っているのはヴァイオレットなのだろう。
望み通りの返事をもらえたから、これからはカチュアとヴァイオレットと狩りの間は一緒にいる事ができる。
父のように大恋愛の末に平民と結ばれるような話しにはならない。
なんと言っても2人は皇国の準男爵家の出身だからな。
まあ、でも、今は自称元貴族が嫌になるほどたくさんいる。
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