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第2章
第71話:召し放ちと徴兵
しおりを挟む<登場人物一覧>
◆ 平山家
平山清記:平山悌蔵の嫡男。念真流の次期宗家。
平山悌蔵:夜須藩御手先役にして、内住郡代官。念真流の宗家。
穴水主税介:悌蔵の庶子。清記の異母弟。
佐々木三郎助:平山家の用人。
◆ 奥寺家
奥寺大和:夜須藩中老。奥寺派の領袖。
奥寺東馬:大和の嫡男。一刀流中西派の剣客。
奥寺志月:大和の一人娘。
奥寺権六:奥寺一族の長老的存在。大叔父。
倉持平次:奥寺家の足軽。
太蔵:奥寺家の中間。
◆ 栄生家
栄生利永:夜須藩主。
栄生帯刀:利永の実弟。若宮邑の領主。
直衛丸:利永の五男。
◆ 犬山家
犬山梅岳:夜須藩執政。犬山派の領袖で、絶大な権力を持つ。
犬山格之助:梅岳の嫡男。栄生利永の四男であり、養子として犬山家に入る。
波多野右衛門:犬山家用人。
乙吉:梅岳の密偵。
◆ 夜須藩士
廉平:目尾組の忍び。身分は下士。清記と組んでいる。
武富陣内:夜須藩士。目付組与力で、清記の親友。
衣非外記:夜須藩士。門閥・栄生十六家の出身で奥寺派。
衣非藍次郎:外記の弟。
菊原相模:江戸家老。犬山派。
大貫弥衛門:次席家老。犬山派。
岩城右衛門丞:若年寄。犬山派。
杢谷周兵衛:元中老。一揆を起こしかけた責任で隠居。
山岸卯兵:無足組の下士。甲軍流の剣客。
松井直四郎:夜須藩の足軽。
岩城新之助:夜須藩の門閥・栄生十六家の出身。部屋住み。
住谷丹蔵:夜須藩士。犬山派の捕吏。
岡重太郎:夜須藩士。書院番頭で、新影幕屋流の使い手。
高倉権十郎:夜須藩士。江戸藩邸剣術指南。小関派一刀流を使う。
飯田孫七:夜須藩士。既に隠居し、九郎原宿で柳生心眼流道場を開いている。
桐島平兵衛:夜須藩の足軽。
安川平蔵:夜須藩士。蘭学者。
新田忠吾:夜須藩士。江戸詰めの勘定方頭取。
◆ 山人
伏:山人の女性。怪力無双の持ち主で、男衆に一目置かれている。
雉之助:伏の父親。男衆をまとめている。
遠野実平:遠野集落の長老。
◆ 剣客
小関弥蔵:一刀流小関道場の師範。
小関忠五郎:一刀流小関道場の師範代。弥蔵の甥。
内又田寅次郎:無外流の剣客。明義屋の用心棒。
丸尾兵之助:同舟流丸尾道場の師範。
君嶋右近:天流の剣客で、犬山家の剣術指南役。
◆ 商人
明義屋忠吉:深江藩の書物問屋。元は武士。
嘉穂屋宗右衛門:両国の両替商の隠居であり、裏の首領。
大角屋徳五郎:夜須藩の御用商。
松竹屋徳次郎:鉄砲洲の薬種問屋。
阿波屋嘉兵衛:鉄砲洲の船荷問屋。〔赤鬼の嘉兵衛〕
◆ 民間人
加助:仁保郡多田村の庄屋の息子。陽明学を学ぶ。
治作:平山家の下人。百人町の別宅を預かる。
ふゆ:治作の妻で、平山家の下女。
栄吉:建花寺村の農民。
おせん:帯刀の妾。
◆ 無頼・悪党・思想犯
杉崎孫兵衛:元仙台藩士。浪人。
鷲塚錦梅:始末屋。
西辻源馬:讃州の浪人。竹内式部の弟子で、尊王論者。
古谷孤月:元深江藩士。始末屋。
岩城新之助:岩城家の部屋住み。放蕩無頼。
馬渡五十八:君嶋右近に雇われた浪人。
岸部熊次郎:同上。
半四郎:孤月の弟子である始末屋。
稲荷の長吉:女衒。
遠野実経:元山人で、賊の首領。
天覚坊義文:実経の手下で、山伏。
◆ 故人(開始時時点)
平山兵衛:六代目御手先役。故人。
平山清蔵:七代目御手先役。故人。
鬼尾逸平斎:甲軍流の創始者。故人。
塩原弥一郎:鬼尾の高弟。下野に甲軍流を広める。故人。
河合若鵬:俳人。故人。
三根勘助:柳本藩士。故人。
野村重太郎:夜須藩士で、不伝流の剣客。故人。
伊藤勘解由:夜須藩士。故人。
伊藤喜左衛門:夜須藩士。勘解由の子で、執政。故人。
波佐見:目尾組の忍び。故人。
牛尾藤克:夜須藩剣術指南役。円流の剣客。
兎乃丸:山人。
◆ 史実人物
大岡忠光:岩槻藩主。幕府側用人。
松平輝高:高崎藩主。京都所司代、のちに老中。
山崎闇斎:朱子学者。故人。
竹内式部:尊王論者。宝暦事件で処罰される。
中西忠太:一刀流中西道場の道場主。
中西忠蔵:一刀流中西道場の師範代。
<剣客番付>
※四章まで
ランク【A-】
栄生帯刀
古谷孤月
ランク【B+】
鷲塚錦梅
ランク【B】
小関忠五郎
杉崎孫兵衛
ランク【C】
内又田寅次郎
ランク【C-】
倉持平次
松井直四郎
安川平蔵
<Gallery>
平山清記
奥寺志月
illustration by アマリさん
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