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第1章
第1話:毒殺
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神歴1813年皇歴209年1月10日皇宮のグレイシー内宮:グレイシー側妃視点
「オンギャー、オンギャー、オンギャー、オンギャー、オンギャー!」
「ロジャー、死なないでロジャー!
治癒術師を呼んで、医師でも薬師でも誰でもいいわ、今直ぐ呼んで来て!」
「はっ!」
「オンギャー、オンギャー、オンギャー、オンギャー!」
「誰が、誰が私の可愛いロディーに毒を盛ったの!」
「落ち着くのよ、グレイシー、ロジャー殿下は必ず助かるわ。
殿下は何度も毒殺から生き延び来た強い方よ。
今度も必ず助かるわ、だから安心して!」
「オンギャー、オンギャー、オンギャー!」
「ですが母上、2歳になったばかりのこの子に何度も毒を盛るなんてあんまりです」
「しっかりしなさい、後宮に入ったのです、これくらいは覚悟していたでしょう?」
「オンギャー、オンギャー!」
「覚悟はしていましたが、していましたが、実際にこう何度も……」
「大丈夫、まだ我が家は誰1人殺させていません。
今度も必ず助けてみせます、安心しなさい」
「オンギャー!」
「ですが母上、正妃殿下は皇子殿下と皇女殿下のお2人とも殺されました。
私以外の側妃たちは、子供の大半を殺されています。
皇位を狙う者たちの欲望だけではないのです!
子を殺された方々の恨み辛みも、私の子供たちを狙っているのですよ!」
「安心しなさい、そのために何度も陛下にお願いして治癒術師をここに置いていただいたのではありませんか、大丈夫、今度も必ず助かります」
「……」
「その治癒術師を超える刺客や毒を使う者がいるから、多くの皇子や皇女が殺されているのではありませんか、あ、声が、鳴き声が!
ロジャー、ああ、私の可愛いロジャー、どうか死なないで!」
「……」
「ああ、母上、吐きました、ロジャー、緑色のミルクを吐きました!
泣いてくれません、もう泣いてもくれません、母上!」
「くっ、私に治癒術が使えたら、治癒術師はまだですか!
医師でも薬師で誰でもいいから、今直ぐ連れてくるのです!」
「はっ!」
「ぐったりしてしまいました、母上、ロジャーがぐったりしてしまいました!」
「あ、誰か、ここにオスカー殿下とフレイヤ殿下も連れてくるのです。
私たちがロジャー殿下に集中している間に、オスカー殿下とフレイヤ殿下を殺そうとする者がいるかもしれません」
「母上、母上が行って来てください!
これだけ厳重に警戒している警備をかいくぐってロジャーに毒を盛った敵です。
必ず内部に手引きした者がいるはずです!
母上でなければ安心してオスカーとフレイヤを任せられません!」
「そうね、私がオスカー殿下とフレイヤ殿下をお連れします。
それまでは貴女がロジャー殿下を御守りするのですよ!」
★★★★★★以下は設定です、好きな方だけお読みください。
「1813年時点でのロジャーの同母兄弟姉妹」
皇帝の13男・18女・16男
13男:オスカー(1810)
18女:フレイヤ(1811)
14男:ロジャー(1812年5月14日生まれ)数えで2歳、満8カ月
「ロジャーの母系」
「実家・カラス家」700人の領民がいる騎士家
イライジャ:祖父:1771:42歳:オスカーの護衛騎士
ハリエット:祖母:1775:38歳:オスカーの護衛侍女
グレイシー:母親:1793:20歳
スレッガー:叔父:1796:17歳:ロジャーの護衛騎士
マーベル :叔母:1799:14歳:フレイヤの護衛侍女
ジェイデン:叔父:1801:12歳:ロジャーの護衛騎士
「オンギャー、オンギャー、オンギャー、オンギャー、オンギャー!」
「ロジャー、死なないでロジャー!
治癒術師を呼んで、医師でも薬師でも誰でもいいわ、今直ぐ呼んで来て!」
「はっ!」
「オンギャー、オンギャー、オンギャー、オンギャー!」
「誰が、誰が私の可愛いロディーに毒を盛ったの!」
「落ち着くのよ、グレイシー、ロジャー殿下は必ず助かるわ。
殿下は何度も毒殺から生き延び来た強い方よ。
今度も必ず助かるわ、だから安心して!」
「オンギャー、オンギャー、オンギャー!」
「ですが母上、2歳になったばかりのこの子に何度も毒を盛るなんてあんまりです」
「しっかりしなさい、後宮に入ったのです、これくらいは覚悟していたでしょう?」
「オンギャー、オンギャー!」
「覚悟はしていましたが、していましたが、実際にこう何度も……」
「大丈夫、まだ我が家は誰1人殺させていません。
今度も必ず助けてみせます、安心しなさい」
「オンギャー!」
「ですが母上、正妃殿下は皇子殿下と皇女殿下のお2人とも殺されました。
私以外の側妃たちは、子供の大半を殺されています。
皇位を狙う者たちの欲望だけではないのです!
子を殺された方々の恨み辛みも、私の子供たちを狙っているのですよ!」
「安心しなさい、そのために何度も陛下にお願いして治癒術師をここに置いていただいたのではありませんか、大丈夫、今度も必ず助かります」
「……」
「その治癒術師を超える刺客や毒を使う者がいるから、多くの皇子や皇女が殺されているのではありませんか、あ、声が、鳴き声が!
ロジャー、ああ、私の可愛いロジャー、どうか死なないで!」
「……」
「ああ、母上、吐きました、ロジャー、緑色のミルクを吐きました!
泣いてくれません、もう泣いてもくれません、母上!」
「くっ、私に治癒術が使えたら、治癒術師はまだですか!
医師でも薬師で誰でもいいから、今直ぐ連れてくるのです!」
「はっ!」
「ぐったりしてしまいました、母上、ロジャーがぐったりしてしまいました!」
「あ、誰か、ここにオスカー殿下とフレイヤ殿下も連れてくるのです。
私たちがロジャー殿下に集中している間に、オスカー殿下とフレイヤ殿下を殺そうとする者がいるかもしれません」
「母上、母上が行って来てください!
これだけ厳重に警戒している警備をかいくぐってロジャーに毒を盛った敵です。
必ず内部に手引きした者がいるはずです!
母上でなければ安心してオスカーとフレイヤを任せられません!」
「そうね、私がオスカー殿下とフレイヤ殿下をお連れします。
それまでは貴女がロジャー殿下を御守りするのですよ!」
★★★★★★以下は設定です、好きな方だけお読みください。
「1813年時点でのロジャーの同母兄弟姉妹」
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13男:オスカー(1810)
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14男:ロジャー(1812年5月14日生まれ)数えで2歳、満8カ月
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「実家・カラス家」700人の領民がいる騎士家
イライジャ:祖父:1771:42歳:オスカーの護衛騎士
ハリエット:祖母:1775:38歳:オスカーの護衛侍女
グレイシー:母親:1793:20歳
スレッガー:叔父:1796:17歳:ロジャーの護衛騎士
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ジェイデン:叔父:1801:12歳:ロジャーの護衛騎士
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