日々徒然日記

「若桜木虔の作家デビューの裏側教えます」の４月号を読んでみました。

新人賞を狙う際の心構え（2019年4月号）

　と言う内容の若桜木虔先生の記事を読んでみれば、過去の記事を読んでいる者は既に理解しているべき内容でした。

　本当に大切だから、ビックタイトル新人賞前に改めて書いて下さったのか、それとも過去記事を読まない横着者の為に書いて下さったのかもしれません。

　だから僕もここで書いておきます。

　新人賞は面白い作品を探しているのではなく、伸びしろがある「他の人には思いつ かないような物語を書ける新人を発掘する」事を主眼に置いており、斬新・奇抜・ユニークな作品が、上手い作品や面白い作品よりも上位に来るからだそうです。

　ならば斬新・奇抜・ユニークなアイデアがなくても、筆力のある作家さんは、「小説家になろう」で定番の人気設定で競うべきでしょう。

　定番の人気ジャンルや人気設定が嫌な方は、公募の新人賞を目指し、斬新・奇抜・ユニークなアイデアを絞り出さないといけません。

　しかしその新人賞には、一度ビックタイトル新人賞のグランプリに輝くも、五冊を待たずに文壇から消えてしまった元書籍化作家さんが、五人以上は返り咲きを目指して参戦されているそうです。

　若桜木虔さんが、編集さんから見せてもらった最終選考小説の中には、元書籍化作家さんが数人おられ、一次二次落選小説の中にも元書籍化作家さんの小説があった確率が高いと書かれていました。

　それで僕はどうするかと言うと、自分が読みたい小説を書きます。

　今の文壇では書籍化されない、でも僕が読みたい空想の御話を、自分で書いていきます。

　ですがその中でも、アマゾンで読んでもらえて年金の足しになりそうな小説。

　斬新・奇抜・ユニークで、誰も書いた事の無い小説を書こうと思います。