33 / 33
第一章
第28話:蜂起と限界
しおりを挟む
転移22日目:山本光司(ミーツ)視点
俺は怯みそうになる自分の心を奮い立たせて誘拐と破壊と脅迫を続けた。
心が折れそうになったら、股間から血を流して死んだ幼女の姿を思い出した。
ネイには睡眠魔術を使って俺の汚い姿を見せないようにした。
「慈悲深き神すら目を背けるほど罪深く汚らわしいリアルトの民よ。
お前達が救われる唯一の方法を教えてやる。
全ての罪悪の元になった領主一族と貴族達。
手先となって何の罪もない村人犯し殺した騎士達。
連中を皆殺しにしたら城門の炎を消してやる」
俺にはこれ以上誘拐と破壊と虐殺を続ける根性がなかった。
いっときの怒りに任せて人を殺すことはできる。
だが、その怒りを持ち続ける事はできない。
「そうだ、全部領主と貴族が悪いんだ!」
「連中を護る騎士も兵士も全滅している、今が好機だ!」
「殺せ、領主と貴族を殺せ!」
「先にやらないと、俺達がやられちまう!」
「「「「「やれ、やっちまえ!」」」」」
俺の煽りを受けてリアルト市民が蜂起した。
だが、純粋に正義に目覚めたモノなどほとんどいない。
多くは領主や貴族を襲って金品を奪いたいだけだ。
「「「「「ウォオオオオ」」」」」
身勝手で姑息な貴族が自分を護る力を手放すわけがない。
護衛の戦力は城や貴族館に残っていた。
遠征に使われたのは王家騎士と強制徴募された兵士だけだった。
「「「「「ギャアアアアア!」」」」」
略奪と貴族令嬢を輪姦できる欲望に、先頭を駆けていた愚か者が殺される。
本当の悪人はとても慎重で、真っ先に危険な場所に飛び込んだりはしない。
戦い馴れた領主や貴族の護衛と、追い詰められて見境の無くなった市民。
普通ならどちらが勝つかは明らかだった。
だが今回は普通の状況ではなかった。
俺が普通の状況ではなくなるようにした。
「伯爵閣下、危険でございます、お逃げください!」
殺しても殺しても突っ込んでくる市民達。
群集心理と怒りで我を捨てた市民達は恐れを知らない。
いや、後ろから押し寄せる市民達の所為で先にいる市民は逃げられないのだ。
圧倒的な数の市民達に押し寄せられ、手練れの護衛達も飲み込まれる。
頑丈な地下室に逃げ込んだ伯爵家族は籠城を決め込んだ。
城砦都市内にある領主城のあちらこちらで熾烈な殺し合いが起こっている。
本当に悪い奴は、確実に勝てる相手に狙いをつける。
俺がまだ手を出していない騎士家を襲って獣欲を満たす。
気力の萎えてしまった俺には、誰を助ける気にもなれない。
転移27日目:山本光司(ミーツ)視点
「大魔術師様、伯爵に成られてはいかがですか?
リアルトの接収は私が行います。
いえ、大魔術師様が滅ぼされたリアルトなど子供にでも接収できます。
このまま放置されていると、誰かが接収して併合を宣言してしまいます」
「リアルトはマイルズに任せる。
統治のような面倒はやらん。
誰かに奪われては困ると言うのなら、マイルズが接収して併合宣言しろ」
「分かりました、大魔術師様に成り代わってリアルトをお治めさせていただきます」
「薬草と調味料もマイルズに任せる。
1割安い金額で卸してやるから、領主の専売品として売れ」
「本当でございますか?!
私に全てお任せいただけるのですか?!」
「もう面倒事はごめんだ!
俺は館に引き籠って魔術の研究をする。
リアルトの領主城と貴族館は全部マイルズにくれてやる。
その代わり、ロアノークの貴族館は全て俺に寄こせ。
領主城はそのままマイルズが使えばいい。
全ての貴族館は、この戦いで寡婦や孤児となった者を保護するのに使う」
「……大魔術師様の慈悲を邪魔するわけにはいきませんね。
ただ、私も領主をさせて頂いているのです。
寡婦になった者や孤児となった者に手を差し伸べない訳にはいきません。
必要なモノはお教えください。
できる限り集めさせていただきます」
「分かったが、俺からは何も要求しない。
マイルズが領主に相応しいと思う事をすればいい。
俺は俺のするべき事をする。
もう疲れたから帰ってくれ」
「この戦いで消耗されておられるのに、よけいな事をお耳に入れてしまいました。
大魔術師様の御心を察して、御命令がなくても全て私がするべきでした。
お呼びになられるまでお待ちしておりますので、ゆっくりお休みください」
「ああ、言われなくてもそうする。
その気になれば、何年何十年でも戦い続けられるだけの魔力も体力もあるが、人を殺すと言うのは心を消耗させるのだ。
しばらくは争いごとにかかわりたくない。
俺が呼ぶまで何年何十年であろうと来るな。
薬草と調味料はアビゲイルに届けさせる」
「はい、御心のままに」
これでようやく引き籠る事ができる!
ネイだけはずっと側に置いておかなければいけないが、いずれ離れてくれる。
アビゲイルに薬草と調味料を渡すだけなら、10分もあればいい。
問題は弟子にすると言った連中だが……
1時間だ、1日1時間だけ魔術と武術を教えてやる。
後は自分で自習させればいい。
いや、警備隊員や領主軍の中にはマシな人間がいた。
他の時間はあいつらに教えさせればいい。
並の人間なら彼ら以上の強さになるには20年はかかる。
強くなった連中に、ちょこっとだけ秘術を教えてやればいい。
それで嘘をついた事にはならない。
1時間だけとはいえ、直接相手をしてやる時間があるのだ。
そうだ、この世界に完全週休2日制を導入しよう。
そうすれば7日の内2日は誰の相手もしなくてよくなる。
焼き鳥商売も解体も交代制にして休ませよう。
「ネイ、俺は部屋で眠るが、遊んでくるか?」
「いや、いっしょ!」
「一緒にいるのは良いが、俺のジャマをするなよ」
「うん!」
俺は怯みそうになる自分の心を奮い立たせて誘拐と破壊と脅迫を続けた。
心が折れそうになったら、股間から血を流して死んだ幼女の姿を思い出した。
ネイには睡眠魔術を使って俺の汚い姿を見せないようにした。
「慈悲深き神すら目を背けるほど罪深く汚らわしいリアルトの民よ。
お前達が救われる唯一の方法を教えてやる。
全ての罪悪の元になった領主一族と貴族達。
手先となって何の罪もない村人犯し殺した騎士達。
連中を皆殺しにしたら城門の炎を消してやる」
俺にはこれ以上誘拐と破壊と虐殺を続ける根性がなかった。
いっときの怒りに任せて人を殺すことはできる。
だが、その怒りを持ち続ける事はできない。
「そうだ、全部領主と貴族が悪いんだ!」
「連中を護る騎士も兵士も全滅している、今が好機だ!」
「殺せ、領主と貴族を殺せ!」
「先にやらないと、俺達がやられちまう!」
「「「「「やれ、やっちまえ!」」」」」
俺の煽りを受けてリアルト市民が蜂起した。
だが、純粋に正義に目覚めたモノなどほとんどいない。
多くは領主や貴族を襲って金品を奪いたいだけだ。
「「「「「ウォオオオオ」」」」」
身勝手で姑息な貴族が自分を護る力を手放すわけがない。
護衛の戦力は城や貴族館に残っていた。
遠征に使われたのは王家騎士と強制徴募された兵士だけだった。
「「「「「ギャアアアアア!」」」」」
略奪と貴族令嬢を輪姦できる欲望に、先頭を駆けていた愚か者が殺される。
本当の悪人はとても慎重で、真っ先に危険な場所に飛び込んだりはしない。
戦い馴れた領主や貴族の護衛と、追い詰められて見境の無くなった市民。
普通ならどちらが勝つかは明らかだった。
だが今回は普通の状況ではなかった。
俺が普通の状況ではなくなるようにした。
「伯爵閣下、危険でございます、お逃げください!」
殺しても殺しても突っ込んでくる市民達。
群集心理と怒りで我を捨てた市民達は恐れを知らない。
いや、後ろから押し寄せる市民達の所為で先にいる市民は逃げられないのだ。
圧倒的な数の市民達に押し寄せられ、手練れの護衛達も飲み込まれる。
頑丈な地下室に逃げ込んだ伯爵家族は籠城を決め込んだ。
城砦都市内にある領主城のあちらこちらで熾烈な殺し合いが起こっている。
本当に悪い奴は、確実に勝てる相手に狙いをつける。
俺がまだ手を出していない騎士家を襲って獣欲を満たす。
気力の萎えてしまった俺には、誰を助ける気にもなれない。
転移27日目:山本光司(ミーツ)視点
「大魔術師様、伯爵に成られてはいかがですか?
リアルトの接収は私が行います。
いえ、大魔術師様が滅ぼされたリアルトなど子供にでも接収できます。
このまま放置されていると、誰かが接収して併合を宣言してしまいます」
「リアルトはマイルズに任せる。
統治のような面倒はやらん。
誰かに奪われては困ると言うのなら、マイルズが接収して併合宣言しろ」
「分かりました、大魔術師様に成り代わってリアルトをお治めさせていただきます」
「薬草と調味料もマイルズに任せる。
1割安い金額で卸してやるから、領主の専売品として売れ」
「本当でございますか?!
私に全てお任せいただけるのですか?!」
「もう面倒事はごめんだ!
俺は館に引き籠って魔術の研究をする。
リアルトの領主城と貴族館は全部マイルズにくれてやる。
その代わり、ロアノークの貴族館は全て俺に寄こせ。
領主城はそのままマイルズが使えばいい。
全ての貴族館は、この戦いで寡婦や孤児となった者を保護するのに使う」
「……大魔術師様の慈悲を邪魔するわけにはいきませんね。
ただ、私も領主をさせて頂いているのです。
寡婦になった者や孤児となった者に手を差し伸べない訳にはいきません。
必要なモノはお教えください。
できる限り集めさせていただきます」
「分かったが、俺からは何も要求しない。
マイルズが領主に相応しいと思う事をすればいい。
俺は俺のするべき事をする。
もう疲れたから帰ってくれ」
「この戦いで消耗されておられるのに、よけいな事をお耳に入れてしまいました。
大魔術師様の御心を察して、御命令がなくても全て私がするべきでした。
お呼びになられるまでお待ちしておりますので、ゆっくりお休みください」
「ああ、言われなくてもそうする。
その気になれば、何年何十年でも戦い続けられるだけの魔力も体力もあるが、人を殺すと言うのは心を消耗させるのだ。
しばらくは争いごとにかかわりたくない。
俺が呼ぶまで何年何十年であろうと来るな。
薬草と調味料はアビゲイルに届けさせる」
「はい、御心のままに」
これでようやく引き籠る事ができる!
ネイだけはずっと側に置いておかなければいけないが、いずれ離れてくれる。
アビゲイルに薬草と調味料を渡すだけなら、10分もあればいい。
問題は弟子にすると言った連中だが……
1時間だ、1日1時間だけ魔術と武術を教えてやる。
後は自分で自習させればいい。
いや、警備隊員や領主軍の中にはマシな人間がいた。
他の時間はあいつらに教えさせればいい。
並の人間なら彼ら以上の強さになるには20年はかかる。
強くなった連中に、ちょこっとだけ秘術を教えてやればいい。
それで嘘をついた事にはならない。
1時間だけとはいえ、直接相手をしてやる時間があるのだ。
そうだ、この世界に完全週休2日制を導入しよう。
そうすれば7日の内2日は誰の相手もしなくてよくなる。
焼き鳥商売も解体も交代制にして休ませよう。
「ネイ、俺は部屋で眠るが、遊んでくるか?」
「いや、いっしょ!」
「一緒にいるのは良いが、俺のジャマをするなよ」
「うん!」
0
お気に入りに追加
1,239
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(24件)
あなたにおすすめの小説
異世界もふもふ食堂〜僕と爺ちゃんと魔法使い仔カピバラの味噌スローライフ〜
山いい奈
ファンタジー
味噌蔵の跡継ぎで修行中の相葉壱。
息抜きに動物園に行った時、仔カピバラに噛まれ、気付けば見知らぬ場所にいた。
壱を連れて来た仔カピバラに付いて行くと、着いた先は食堂で、そこには10年前に行方不明になった祖父、茂造がいた。
茂造は言う。「ここはいわゆる異世界なのじゃ」と。
そして、「この食堂を継いで欲しいんじゃ」と。
明かされる村の成り立ち。そして村人たちの公然の秘め事。
しかし壱は徐々にそれに慣れ親しんで行く。
仔カピバラのサユリのチート魔法に助けられながら、味噌などの和食などを作る壱。
そして一癖も二癖もある食堂の従業員やコンシャリド村の人たちが繰り広げる、騒がしくもスローな日々のお話です。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル) ~今日から地獄生物の飼育員ってマジっすか!?~
白那 又太
ファンタジー
とあるアパートの一室に住む安楽 喜一郎は仕事に忙殺されるあまり、癒しを求めてペットを購入した。ところがそのペットの様子がどうもおかしい。
日々成長していくペットに少し違和感を感じながらも(比較的)平和な毎日を過ごしていた喜一郎。
ところがある日その平和は地獄からの使者、魔王デボラ様によって粉々に打ち砕かれるのであった。
目指すは地獄の楽園ってなんじゃそりゃ!
大したスキルも無い! チートも無い! あるのは理不尽と不条理だけ!
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル)どうぞお楽しみください。
【本作は小説家になろう様、カクヨム様でも同時更新中です】
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ぜひ続きを書いて欲しいです。
あと、個人的には、ですが、そろそろネイも他の孤児たちと一緒に働かせたり遊ばせたりさせた方が良くないですか?
1番最初に保護して情があるかもですが、同じ立場の子供たちは大勢いますし、このままミーツとばかり一緒に居たら、他の子供達とコミュニケーション取りにくくなりそう。ご主人様に引っ付いている子、ですから。
ネイを一生面倒見る気がないなら、大泣きされても早い内に自活させた方が良くないですか?
美夕さん、感想ありがとうございます。
確かに自立は大切ですね。
加害者への復讐に幼子が入ってなければ良いが。 被害者側の良心を信じるしかないなぁ。ε-(´^`*)
ここまで慣れない事の連続で大変だったから休むのは良い事だね。ε-(´^`*)
感想ありがとうございます。
幼子でも生き残っていると、誰かがその子を神輿に担いで戦争を仕掛けてくるのです……
神が6日働いた後1日休んだなら
俺は1日働いて6日は休みとする
くらい休んでも誰も文句言わないよ
休日と言っても魔術の研究とかなんだし
感想ありがとうございます。
今切実に願っている勤務形態です。