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第1章
第17話:無双
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ガニラス王国歴二七三年五月七日
ミノル・タナカ城
田中実視点
俺の城を護ってくれる傭兵が集まるまで、一時間ほどかかってしまった。
ただ待つだけだと時間がもったいないので、城の外にある根返りさせた木々に隠れている魔獣を狩った。
狩っただけでなく、無限袋に収納した。
それでも時間が余るので、敵、アドリアの村の方に行って魔獣を狩った。
この時に分かったのは、狙いを確認しなくても、無差別に魔獣を狩れる事だ。
「遠く大八島国にて風を司る志那都比古神よ
御身を慕う民に力を御貸し下さい。
御身が嫌う、祝福の対象となる魔獣を斃させてください。
御身を慕う民が苦しむほどの魔力を使わない範囲で、魔獣を斃させてください。
国之常立神の無限袋で集められる範囲の魔獣を斃させてください。
御身を敬い信じる者の願いを御聞き届けください、風斬」
笑ってしまうほど簡単に魔獣が狩れた。
狩れた魔獣の数が多かったからか、祝福のピカピカが一回あった。
「遠く大八島国にて地上世界を成り立たせる国之常立神よ
国常立尊、国底立尊、国常立尊、国狭立尊、国狭槌尊、葉木国尊よ。
多くの意味名を持ち空間を司る国之常立神よ。
どうか多くの物の時を止めて保管する力を授けてください。
狩った全ての魔獣を、時間を止めた空間で保存させてください。
御身を敬い信じる者の願いを御聞き届けください、無限袋」
魔獣を視認する事なく、使う魔力と範囲を指定して魔獣を狩る事ができた。
狩った魔獣も、いちいち確認しなくても遠くから無限袋に入れられると分かった。
とんでもなく便利で、安全な狩りができると分かった。
それこそ、もう勢子を雇わなくてもいいくらいだ。
「……ミノル殿、これでは、祝福上げのために人を雇ってくれとは言えない。
城の守備に人を雇ってもらえる事になって良かった」
「いや、祝福上げには不要だが、この世界の常識を教えてくれる先生役は必要だ。
それに、後々ダンジョンに行くなら、ある程度の身分の護衛がいて欲しい。
上級騎士がついていてくれたら、難癖付けられ難いだろう?」
「そうだな、領地持ちの子弟が護衛にいた方が揉め事を避けられるだろう。
長男と次男が回復したら、次男にこの城の番人をやらせよう。
長男と次男は妻子がいるから、ダンジョンに潜らせる訳にはいかない。
ラザロスとヴィオレッタは独身だから、死んでも残される者がいない」
「おい、おい、おい、ルイジャイアンが知らないだけで、恋人くらいいるだろう?」
「ヴィオレッタは、あれでも騎士の娘だから、同じ騎士階級に嫁ぐ。
純潔を疑われるような事はさせないし、していない。
ラザロスは、領地持ち騎士家への婿入りを狙っている。
子供ができると継承権の問題で嫌われるから、恋人は作っていない」
「それじゃあ、婿入り先が見つからなかったら、一生独身か?」
「ある程度の所で諦めるのが普通だ、ラザロスも三十までに諦めるだろう。
運が良い事に、俺の村は魔境街道の最果てにある。
独力で道を切り開き、砦を築いたら、開拓領主として認められる。
俺の騎士団でいいのなら、領地持ち騎士にも成れる」
「たった独りでも、魔境の中に家を建てられたら開拓領主として認められるのか?」
「実際には、独りで魔境の砦や村を守る事など不可能だ。
平民なら、仲間を募るか人を雇って魔境を開拓する。
ラザロスなら、俺が支援して、領民の子弟で独立しなければいけない者を付ける。
成人夫婦が十組もいれば、交代で昼夜見張りに立って、村を守る事ができる」
「ずっと疑問に思っていたのだが、ルイジャイアンは上級とはいえ騎士だよな?
騎士が騎士の家臣を持つのはおかしくないか?」
「普通に身分を考えたらおかしいが、さっき言っただろう、騎士団を持っていると。
色々と矛盾はあるが、ようは、強い者のいう事は無理も通るんだ。
騎士が騎士団を創設して、配下の騎士を指揮するという建前だ」
「強力な騎士団が相手では、国も文句を言えないのか?」
「遠征して討伐しようとしたら、有力貴族に留守を襲われ、王都を奪われたら笑い話にもならないだろう?」
「だったら有力騎士に男爵位を与えて味方にしたらいいだろう?」
「恩に感じて味方するような奴なら、家臣の騎兵に騎士を名乗らせない。
騎士団を創設して力を誇示しない。
男爵位なんて与えたら、図に乗って王家派の騎士領を襲いかねない。
俺も人の事は言えないが、俺の場合は王家に逆らいたいからじゃない。
アドリアに対抗するために、しかたなく子供や家臣に騎士を名乗らせている」
などとこの世界の事を教えてもらいながら、アドリアの村がある西に街道を進み、周囲に風斬を放って魔獣を斃し、無限袋に収納した。
たったそれだけの事で、合計三回も祝福があった。
「領主様、村から警備の者が集まりました」
伝令がやってきたので、街道を西に進むのを止めて、俺の城に戻った。
見張りと守備の兵がいて、二重の巨大な城門を内側から閉められたら、登って来ようとする敵を城壁の上から攻撃出来るから、俺の城が敵の手に落ちる事はない!
「ヴィオレッタ、レアテス、何かあったら盾となってミノル殿を守れ。
ミノル殿か呪文を唱える時間さえ稼げれば、負ける事はない。
お前達が死んでもミノル殿だけは護るのだ、いいな?!」
まだ従騎士だという四男、レアテスを紹介してもらって直ぐに、ルイジャイアンがヴィオレッタとレアテスにとんでもない事を命じる。
まあ、金を払って騎士と従騎士を護衛に雇うのだ。
命懸けで守ってもらうのは、当然といえば当然なのだが、父親が娘と息子に死ね命じるのを目の前で聞くのは、ちょっといたたまれない。
今後俺の護衛につくのはヴィオレッタとレアテスなのだが、ヴィオレッタには女性の従騎士が二人付き従い、レアテスには指導役の弓騎兵が二人従う。
レアテスの指導役は老練な人間で、俺に常識を教える教師でもあった。
結局、六人に護られて魔境で祝福上げをする事になった。
「遠く大八島国にて風を司る志那都比古神よ
御身を慕う民に力を御貸し下さい。
御身が嫌う、祝福の対象となる魔獣を斃させてください。
御身を慕う民が苦しむほどの魔力を使わない範囲で、魔獣を斃させてください。
国之常立神の無限袋で集められる範囲の魔獣を斃させてください。
御身を敬い信じる者の願いを御聞き届けください、風斬」
ある程度やれることが分かったので、これまでよりも効率的に祝福上げできる。
安全確実に魔獣が斃せるので、結構余裕があった。
昼食は、焼き立ての魔獣肉とハムとソーセージを無限袋から出して食べた。
高価なブランド和牛のステーキも美味しいが、魔獣肉も負けず劣らず美味い。
山羊や羊の乳から作ったチーズは、独特の臭いさえ嫌でなければ絶品だ。
「遠く大八島国にて地上世界を成り立たせる国之常立神よ
国常立尊、国底立尊、国常立尊、国狭立尊、国狭槌尊、葉木国尊よ。
多くの意味名を持ち空間を司る国之常立神よ。
どうか多くの物の時を止めて保管する力を授けてください。
狩り集めた全ての魔獣を、時間を止めた空間で保存させてください。
御身を敬い信じる者の願いを御聞き届けください、無限袋」
効率的に狩りをするために、俺達は魔境の奥深くにまで入っていた。
余りにも順調だったので、調子に乗り過ぎてしまった。
「ミノル殿、流石にもうこれ以上は危険だ。
ミノル殿に加護を与えている神々がとても強力なのは分かっている。
だが、それでも、ドラゴンの縄張りに入るのは危険過ぎる!」
ミノル・タナカ城
田中実視点
俺の城を護ってくれる傭兵が集まるまで、一時間ほどかかってしまった。
ただ待つだけだと時間がもったいないので、城の外にある根返りさせた木々に隠れている魔獣を狩った。
狩っただけでなく、無限袋に収納した。
それでも時間が余るので、敵、アドリアの村の方に行って魔獣を狩った。
この時に分かったのは、狙いを確認しなくても、無差別に魔獣を狩れる事だ。
「遠く大八島国にて風を司る志那都比古神よ
御身を慕う民に力を御貸し下さい。
御身が嫌う、祝福の対象となる魔獣を斃させてください。
御身を慕う民が苦しむほどの魔力を使わない範囲で、魔獣を斃させてください。
国之常立神の無限袋で集められる範囲の魔獣を斃させてください。
御身を敬い信じる者の願いを御聞き届けください、風斬」
笑ってしまうほど簡単に魔獣が狩れた。
狩れた魔獣の数が多かったからか、祝福のピカピカが一回あった。
「遠く大八島国にて地上世界を成り立たせる国之常立神よ
国常立尊、国底立尊、国常立尊、国狭立尊、国狭槌尊、葉木国尊よ。
多くの意味名を持ち空間を司る国之常立神よ。
どうか多くの物の時を止めて保管する力を授けてください。
狩った全ての魔獣を、時間を止めた空間で保存させてください。
御身を敬い信じる者の願いを御聞き届けください、無限袋」
魔獣を視認する事なく、使う魔力と範囲を指定して魔獣を狩る事ができた。
狩った魔獣も、いちいち確認しなくても遠くから無限袋に入れられると分かった。
とんでもなく便利で、安全な狩りができると分かった。
それこそ、もう勢子を雇わなくてもいいくらいだ。
「……ミノル殿、これでは、祝福上げのために人を雇ってくれとは言えない。
城の守備に人を雇ってもらえる事になって良かった」
「いや、祝福上げには不要だが、この世界の常識を教えてくれる先生役は必要だ。
それに、後々ダンジョンに行くなら、ある程度の身分の護衛がいて欲しい。
上級騎士がついていてくれたら、難癖付けられ難いだろう?」
「そうだな、領地持ちの子弟が護衛にいた方が揉め事を避けられるだろう。
長男と次男が回復したら、次男にこの城の番人をやらせよう。
長男と次男は妻子がいるから、ダンジョンに潜らせる訳にはいかない。
ラザロスとヴィオレッタは独身だから、死んでも残される者がいない」
「おい、おい、おい、ルイジャイアンが知らないだけで、恋人くらいいるだろう?」
「ヴィオレッタは、あれでも騎士の娘だから、同じ騎士階級に嫁ぐ。
純潔を疑われるような事はさせないし、していない。
ラザロスは、領地持ち騎士家への婿入りを狙っている。
子供ができると継承権の問題で嫌われるから、恋人は作っていない」
「それじゃあ、婿入り先が見つからなかったら、一生独身か?」
「ある程度の所で諦めるのが普通だ、ラザロスも三十までに諦めるだろう。
運が良い事に、俺の村は魔境街道の最果てにある。
独力で道を切り開き、砦を築いたら、開拓領主として認められる。
俺の騎士団でいいのなら、領地持ち騎士にも成れる」
「たった独りでも、魔境の中に家を建てられたら開拓領主として認められるのか?」
「実際には、独りで魔境の砦や村を守る事など不可能だ。
平民なら、仲間を募るか人を雇って魔境を開拓する。
ラザロスなら、俺が支援して、領民の子弟で独立しなければいけない者を付ける。
成人夫婦が十組もいれば、交代で昼夜見張りに立って、村を守る事ができる」
「ずっと疑問に思っていたのだが、ルイジャイアンは上級とはいえ騎士だよな?
騎士が騎士の家臣を持つのはおかしくないか?」
「普通に身分を考えたらおかしいが、さっき言っただろう、騎士団を持っていると。
色々と矛盾はあるが、ようは、強い者のいう事は無理も通るんだ。
騎士が騎士団を創設して、配下の騎士を指揮するという建前だ」
「強力な騎士団が相手では、国も文句を言えないのか?」
「遠征して討伐しようとしたら、有力貴族に留守を襲われ、王都を奪われたら笑い話にもならないだろう?」
「だったら有力騎士に男爵位を与えて味方にしたらいいだろう?」
「恩に感じて味方するような奴なら、家臣の騎兵に騎士を名乗らせない。
騎士団を創設して力を誇示しない。
男爵位なんて与えたら、図に乗って王家派の騎士領を襲いかねない。
俺も人の事は言えないが、俺の場合は王家に逆らいたいからじゃない。
アドリアに対抗するために、しかたなく子供や家臣に騎士を名乗らせている」
などとこの世界の事を教えてもらいながら、アドリアの村がある西に街道を進み、周囲に風斬を放って魔獣を斃し、無限袋に収納した。
たったそれだけの事で、合計三回も祝福があった。
「領主様、村から警備の者が集まりました」
伝令がやってきたので、街道を西に進むのを止めて、俺の城に戻った。
見張りと守備の兵がいて、二重の巨大な城門を内側から閉められたら、登って来ようとする敵を城壁の上から攻撃出来るから、俺の城が敵の手に落ちる事はない!
「ヴィオレッタ、レアテス、何かあったら盾となってミノル殿を守れ。
ミノル殿か呪文を唱える時間さえ稼げれば、負ける事はない。
お前達が死んでもミノル殿だけは護るのだ、いいな?!」
まだ従騎士だという四男、レアテスを紹介してもらって直ぐに、ルイジャイアンがヴィオレッタとレアテスにとんでもない事を命じる。
まあ、金を払って騎士と従騎士を護衛に雇うのだ。
命懸けで守ってもらうのは、当然といえば当然なのだが、父親が娘と息子に死ね命じるのを目の前で聞くのは、ちょっといたたまれない。
今後俺の護衛につくのはヴィオレッタとレアテスなのだが、ヴィオレッタには女性の従騎士が二人付き従い、レアテスには指導役の弓騎兵が二人従う。
レアテスの指導役は老練な人間で、俺に常識を教える教師でもあった。
結局、六人に護られて魔境で祝福上げをする事になった。
「遠く大八島国にて風を司る志那都比古神よ
御身を慕う民に力を御貸し下さい。
御身が嫌う、祝福の対象となる魔獣を斃させてください。
御身を慕う民が苦しむほどの魔力を使わない範囲で、魔獣を斃させてください。
国之常立神の無限袋で集められる範囲の魔獣を斃させてください。
御身を敬い信じる者の願いを御聞き届けください、風斬」
ある程度やれることが分かったので、これまでよりも効率的に祝福上げできる。
安全確実に魔獣が斃せるので、結構余裕があった。
昼食は、焼き立ての魔獣肉とハムとソーセージを無限袋から出して食べた。
高価なブランド和牛のステーキも美味しいが、魔獣肉も負けず劣らず美味い。
山羊や羊の乳から作ったチーズは、独特の臭いさえ嫌でなければ絶品だ。
「遠く大八島国にて地上世界を成り立たせる国之常立神よ
国常立尊、国底立尊、国常立尊、国狭立尊、国狭槌尊、葉木国尊よ。
多くの意味名を持ち空間を司る国之常立神よ。
どうか多くの物の時を止めて保管する力を授けてください。
狩り集めた全ての魔獣を、時間を止めた空間で保存させてください。
御身を敬い信じる者の願いを御聞き届けください、無限袋」
効率的に狩りをするために、俺達は魔境の奥深くにまで入っていた。
余りにも順調だったので、調子に乗り過ぎてしまった。
「ミノル殿、流石にもうこれ以上は危険だ。
ミノル殿に加護を与えている神々がとても強力なのは分かっている。
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