44 / 60
第一章
第29話:凱旋パレード三度
しおりを挟む
神暦2492年、王国暦229年6月26日:王都・ジェネシス視点
俺は前世から目立つことが好きではない、いや、大嫌いだと断言する!
凱旋パレードなど恥ずかしくて絶対にやりたくない!
だが、少なくない数の民が水属性竜のスタンピードで死傷した。
伝説にまで唄われる属性竜の恐怖は少々の事ではぬぐいされない。
噂、伝聞で水属性竜を斃したと言っても、嘘だと否定されるのが普通だ。
属性竜を斃した事を証明したいのなら、遺体を掲げてパレードするしかない。
そうする事で、初めて民が心から安心できるのだ。
だからこうして晒し者に耐えているのだ。
「「「「「ウォオオオオ」」」」」
「属性竜だ、本当に水属性竜を狩られたんだ!」
「すごい、すごい、凄い、ジェネシス王子凄すぎる」
「ジェネシス王子が、たったお独りで水属性竜を狩られたぞ」
「それも無傷だぞ、無傷で水属性竜を狩られたぞ!」
「もうこれで属性竜も怖くない、火属性竜だって必ず狩ってくださる!」
「ジェネシス王子万歳!」
「「「「「ジェネシス王子万歳!」」」」」
民を心から安心させるには、凱旋パレードをするしかないと理解しているから、俺はこの羞恥プレーを我慢しているのだ。
そうでなければ、こんな恥ずかしいマネを3度もやらない。
セバスチャン達や母上に頼まれてもやらない。
自分独りでも穴があったら入りたいくらい恥ずかしいのに、珍しく後宮から出てきた父王、うれしそうな母上と一緒にパレードをしなければいけない。
まあ、あまりにも恥ずかし過ぎるが、自分が腹を痛めて産んだ子供が、英雄として民から歓声を受けるのは、母として憂いしいのだろう。
母上の為だと思えば、まだ苦笑いを浮かべるくらいで我慢できる。
……色情狂で腐れ外道の父王!
俺がリーズ魔境、コービー湾魔海と連戦している間、後宮でずっと子作りに励んでいたお前が、偉そうに水属性竜の上に乗るんじゃない。
いっそ、宙に浮かせて移動させている水属性竜の上から叩き落としてやろうか?
この高さだと確実に即死させる事ができる。
俺が父を殺して王になると言ったとしても、水属性竜まで斃した俺に逆らう貴族や騎士は1人もいないだろう。
3大大公家の当主になって兄達や、王城に残っている兄達が王位を主張しても、誰1人賛同する事はないだろう。
俺の人望と権力は揺るぎのないモノだと理解している。
だが、分かってはいても、実父だという実感がなくても、父王を殺せるようなメンタルは持ち合わせていないのだ。
前世の記憶と知識があり、この世界の父を本当の父だと小指の先ほども思っていなくても、親殺しをする勇気がない。
「ジェネシス、やはり王太子にならぬか?
属性竜を独りで斃すほどの者を、他の王子と同列にはできない。
王城の序列では、ジェネシスの地位は3大大公家の当主はもちろん、年長の兄達よりも下になってしまう。
野心のある愚か者だと、それを建前にジェネシスより前に出ようとする。
そんな事になれば、ジェネシスを心酔している貴族や騎士が、愚か者を殺してしまう事だろう。
愚かな兄が殺される事のないように、王太子の地位につけ」
王都の大路を使った凱旋パレードが終わり、王城内に入ったとたん、父王が珍しく真剣な表情と口調で話し始めた。
確かに父王の言う通りだろう。
兄達の中には信じられないくらい愚かな奴がいる。
俺が狩った灰魔熊などの高レベル魔獣から作った治療薬のお陰で、病弱だった身体が健康になったというのに、恩知らずな奴が結構いるのだ!
「そうですね、私としても異母とはいえ兄を殺すのは心苦しいです。
何かやられてしまったら、殺さないにしても罰を与えなければいけなくなります。
そのような事を防ぐには、王太子の地位を受けるしかないのでしょうね」
「そうか、分かってくれるか、だったら直ぐにやった方が良い。
日を改めて全貴族と騎士を集めるより、明日立太子式をやった方が良い」
この糞親父、密かに準備してやがったな!
色情狂の分際で、妙に手際が良いな?
「うふふふふふ、ジェネシスが王太子に成るなんて、思ってもいなかったわ。
でも、思っていた以上にうれしいものね!」
母上か、母上が準備していたのか?
だったら文句は言えないし、嫌な表情もできない。
親孝行と思ってやり切るしかない。
「それでね、ジェネシス。
オリビア殿からのお願いなのだけれど、聞いてくれる?」
「オリビア殿だけでなく、先代と当代のドロヘダ辺境伯に延命の秘薬を渡し秘術を行う事でしたね?」
「ええ、今回の件も、オリビア殿と先代が説得してくださったから、当代のドロヘダ辺境伯が護衛騎士の危険な魔境に行かせてくださったのだし……」
「分かっております、母上。
ドロヘダ辺境伯家の協力がなければ、何十何百万の人がしんでいました。
3人と言わず、ドロヘダ辺境伯一族全員に延命の秘術を行いましょう。
どうせ王城の後宮と3大大公家の後宮の人々を集めてやるのです。
ドロヘダ辺境伯一族が加わっても同じです」
「そうですか、そう言ってくれてよかったです。
それと、もう1つオリビア殿とドロヘダ辺境伯家からお願いがあると聞いているのですが、1度会ってあげてもらえないかしら?」
「私からも正式なお礼が言いたいですから、王城で機会を設けましょう。
正式なお願いなら、おかしな取引がないように舞踏会や晩餐会でやったほうがいいですし、今回のドロヘダ辺境伯家の功績を称えるには、全貴族が参加している場で勲章を与えた方が良いでしょう」
俺は前世から目立つことが好きではない、いや、大嫌いだと断言する!
凱旋パレードなど恥ずかしくて絶対にやりたくない!
だが、少なくない数の民が水属性竜のスタンピードで死傷した。
伝説にまで唄われる属性竜の恐怖は少々の事ではぬぐいされない。
噂、伝聞で水属性竜を斃したと言っても、嘘だと否定されるのが普通だ。
属性竜を斃した事を証明したいのなら、遺体を掲げてパレードするしかない。
そうする事で、初めて民が心から安心できるのだ。
だからこうして晒し者に耐えているのだ。
「「「「「ウォオオオオ」」」」」
「属性竜だ、本当に水属性竜を狩られたんだ!」
「すごい、すごい、凄い、ジェネシス王子凄すぎる」
「ジェネシス王子が、たったお独りで水属性竜を狩られたぞ」
「それも無傷だぞ、無傷で水属性竜を狩られたぞ!」
「もうこれで属性竜も怖くない、火属性竜だって必ず狩ってくださる!」
「ジェネシス王子万歳!」
「「「「「ジェネシス王子万歳!」」」」」
民を心から安心させるには、凱旋パレードをするしかないと理解しているから、俺はこの羞恥プレーを我慢しているのだ。
そうでなければ、こんな恥ずかしいマネを3度もやらない。
セバスチャン達や母上に頼まれてもやらない。
自分独りでも穴があったら入りたいくらい恥ずかしいのに、珍しく後宮から出てきた父王、うれしそうな母上と一緒にパレードをしなければいけない。
まあ、あまりにも恥ずかし過ぎるが、自分が腹を痛めて産んだ子供が、英雄として民から歓声を受けるのは、母として憂いしいのだろう。
母上の為だと思えば、まだ苦笑いを浮かべるくらいで我慢できる。
……色情狂で腐れ外道の父王!
俺がリーズ魔境、コービー湾魔海と連戦している間、後宮でずっと子作りに励んでいたお前が、偉そうに水属性竜の上に乗るんじゃない。
いっそ、宙に浮かせて移動させている水属性竜の上から叩き落としてやろうか?
この高さだと確実に即死させる事ができる。
俺が父を殺して王になると言ったとしても、水属性竜まで斃した俺に逆らう貴族や騎士は1人もいないだろう。
3大大公家の当主になって兄達や、王城に残っている兄達が王位を主張しても、誰1人賛同する事はないだろう。
俺の人望と権力は揺るぎのないモノだと理解している。
だが、分かってはいても、実父だという実感がなくても、父王を殺せるようなメンタルは持ち合わせていないのだ。
前世の記憶と知識があり、この世界の父を本当の父だと小指の先ほども思っていなくても、親殺しをする勇気がない。
「ジェネシス、やはり王太子にならぬか?
属性竜を独りで斃すほどの者を、他の王子と同列にはできない。
王城の序列では、ジェネシスの地位は3大大公家の当主はもちろん、年長の兄達よりも下になってしまう。
野心のある愚か者だと、それを建前にジェネシスより前に出ようとする。
そんな事になれば、ジェネシスを心酔している貴族や騎士が、愚か者を殺してしまう事だろう。
愚かな兄が殺される事のないように、王太子の地位につけ」
王都の大路を使った凱旋パレードが終わり、王城内に入ったとたん、父王が珍しく真剣な表情と口調で話し始めた。
確かに父王の言う通りだろう。
兄達の中には信じられないくらい愚かな奴がいる。
俺が狩った灰魔熊などの高レベル魔獣から作った治療薬のお陰で、病弱だった身体が健康になったというのに、恩知らずな奴が結構いるのだ!
「そうですね、私としても異母とはいえ兄を殺すのは心苦しいです。
何かやられてしまったら、殺さないにしても罰を与えなければいけなくなります。
そのような事を防ぐには、王太子の地位を受けるしかないのでしょうね」
「そうか、分かってくれるか、だったら直ぐにやった方が良い。
日を改めて全貴族と騎士を集めるより、明日立太子式をやった方が良い」
この糞親父、密かに準備してやがったな!
色情狂の分際で、妙に手際が良いな?
「うふふふふふ、ジェネシスが王太子に成るなんて、思ってもいなかったわ。
でも、思っていた以上にうれしいものね!」
母上か、母上が準備していたのか?
だったら文句は言えないし、嫌な表情もできない。
親孝行と思ってやり切るしかない。
「それでね、ジェネシス。
オリビア殿からのお願いなのだけれど、聞いてくれる?」
「オリビア殿だけでなく、先代と当代のドロヘダ辺境伯に延命の秘薬を渡し秘術を行う事でしたね?」
「ええ、今回の件も、オリビア殿と先代が説得してくださったから、当代のドロヘダ辺境伯が護衛騎士の危険な魔境に行かせてくださったのだし……」
「分かっております、母上。
ドロヘダ辺境伯家の協力がなければ、何十何百万の人がしんでいました。
3人と言わず、ドロヘダ辺境伯一族全員に延命の秘術を行いましょう。
どうせ王城の後宮と3大大公家の後宮の人々を集めてやるのです。
ドロヘダ辺境伯一族が加わっても同じです」
「そうですか、そう言ってくれてよかったです。
それと、もう1つオリビア殿とドロヘダ辺境伯家からお願いがあると聞いているのですが、1度会ってあげてもらえないかしら?」
「私からも正式なお礼が言いたいですから、王城で機会を設けましょう。
正式なお願いなら、おかしな取引がないように舞踏会や晩餐会でやったほうがいいですし、今回のドロヘダ辺境伯家の功績を称えるには、全貴族が参加している場で勲章を与えた方が良いでしょう」
0
お気に入りに追加
437
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!

S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる