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第1章
第19話:リーダーティターン:チバサナ視点
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20XX年4月9日:伏見神社ダンジョン88階:千葉佐那21歳視点
信じ切れないくらい早くレベルが上がっています。
レベルが上がっただけではなく、他にも力を手に入れられました。
配信を切った場所で、おじさんが魔術を教えてくれたのです。
レベルがとんでもなく上がっているので、体力も魔力も、気力も命力もとんでもなく上がっていて、その全てを使えば信じられないくらい強大な魔術が使えます。
おじさんは自分が目立つように動いてくれています。
僕が魔術を覚えているのを誰にも知られないようにしてくれています。
レベルアップと共に使えるようになったのは、努力して覚える技だけではなく、自然に身に付くスキルも使えるようになりました。
技とスキルが別のもので、スキルにも違いがあるなんて知りませんでした。
これまでは、体術と魔術だけがダンジョン内で使える技だと思っていました。
違いました、気力と命力を使う技、気術と命術があったのです。
体術を武術と呼ぶ人もいますが、言い方が違うだけで同じ物です。
少なくとも世間一般のダンジョンアタッカーはそう考えています。
体術の中には繰り返し練習して覚えられる技も有れば、レベルアップしてスキルを得なければ絶対に覚えられない技もあるそうです。
この事実は、世界中の誰も知りません!
少なくとも世間一般のダンジョンアタッカーは知りません!
スキル、技というべきなのか、職業というべきなのか、ダンジョンアタッカーの間でも色々な考え方がありましたが、鑑定スキルを得て真実が分かりました。
ダンジョンアタッカーが同じにしていたスキルの中には、職業によるスキルと能力値によるによるスキルがあったのです。
そして職業は、努力によって複数手に入れられると分かりました。
能力値を上げてから繰り返し練習する事で、複数の職業を使いこなせるのだと分かりました。
自分で調べて確かめたのではなく、おじさんが教えてくれた事を、鑑定スキルを見ながらレベルと能力値を上げて確認しただけです。
レベル上げはおじさんが手助けしてくれるのでバンバン上がります。
各種の能力値も、おじさんの指示通りにモンスターを斃すだけで上がります。
職業も、おじさんの指示通りの技を放ってモンスターを斃せば手に入ります。
ただ、配信の場で使っていい技は限られています。
法には触れますが、配信を切った状態でしか使えない技があります。
鑑定スキルもそうですが、各種ヒールは絶対に表に出せません。
鑑定スキルも、スキルではなく魔術で使っているように見せています。
敵が、権力者が鑑定スキルを手に入れるのは、遅ければ遅いほどいいそうです。
今日も、表にだしていい技、配信していい技だけを使ってボス狩りします。
88階層の階層ボスという、ダンジョン病になる前には夢にも思っていなかった、とんでもなく強大なモンスターを、レベル上げのために狩りまくります。
おじさんとなら、阿吽の呼吸で狩りができるようになりました。
どんな順番で次々と湧くボスモンスターを狩るのか、指示されなくても分かるようになりました。
おじさんが僕のために用意してくれている、失敗した時の為の安全マージンも分かるようになりました。
狩り始めは、急所を外してしまった時でも一撃で斃せるように、少し多めにボスモンスターの生命力を削ってくれています。
狩りが進んで僕のレベルが上がり、急所を外す可能性が低くなると、おじさんが削るボスモンスターの生命力が少なくなります。
一体どれくらい繰り返してモンスターを斃せば、それだけ圧倒的な知識と技とレベルを手に入れられるのですか?
目先のお金や名声でなく、お母さんを治すという目的のために、同じモンスターをどれだけ繰り返し斃してドロップを手に入れて、臨床実験を繰り返したのですか?
今は複数のドロップを組み合わせてからエクセレントヒールを使う臨床実験をされていますが、ここまでくるまでに、どれほど多くのドロップとヒール、ミドルヒール、ハイヒールとを組み合わせて臨床実験を来り返されたのですか?!
これからは僕もできる限り手伝わせてもらいます。
おじさんがこれまで来り返された臨床実験を、女が同じ事をしたらどんな結果になるかを、試してみます。
「佐那、狩りに集中しろ、油断が死に直結するのを忘れるな」
「はい、ごめんなさい!」
★★★★★★なんちゃって賢者とホワイトナイトの特使の会話
「悪いが、古参衆が不当に非難されるかもしれない」
「何をやらせる気ですか?」
「オオタニショウヘイとミユキを護衛する者を、介護者に見せかけて送り込む」
「護衛が必要な状態なのですか?
前回に言っていた、リョウの父親一派が動きだしたのですか?」
「そうだ、重態のダンジョン病患者の介護人に見せかけて、他の重態ダンジョン病患者を殺す者を送り込むようだ」
「ショウヘイを殺すのではないのですね?」
「日本にショウヘイを殺せるようなダンジョンアタッカーはいない」
「だったら、患者を殺した後でショウヘイに殺されるのではありませんか?
それが分かっていて、ショウヘイを襲う者がいるのですか?」
「刺客は、自分の命よりも大切な家族や恋人を人質に取られているのだ」
「なんてひどい、リョウの父親らしい悪逆非道なやり口だな!」
「裏の世界や権力者が良く使う手口だ、驚くような事はない」
「アメリカの権力者も同じ事をやっているのか?」
「ああ、やっている、アメリカだけでなく、イギリスやロシア、世界中の権力者が同じ事をやっている」
「クソ、平凡な人生を歩むはずだったのに!
ただショウヘイの動画を観ていただけなのに、こんな事になるなんて!」
「運が悪かったと思ってあきらめるしかない。
もっとショウヘイと親しかったら、人質にされていた所だ。
それに、俺達と組んで表に出ていなかったら、密かに殺されて誰かに入れ替わられていたぞ」
「こえぇええええ、全くジョウダンに聞こえねぇ!」
「ジョウダンなんてひと言も言っていない、全部真実だ。
最高のタイミングで俺達と手を組んだんだ。
少しでも遅かったら、間違いなく殺されて入れ替わられていた」
「ホワイトナイトと手を組んだから、もう狙わないのだな?」
「いや、確率は低くなったが、絶対ではない。
オオタニショウヘイの延命と若返りの魔術が確実だと分かったら、なりふり構わずに動く組織がでてくるかもしれない。
先進国が直接仕切っている組織は、動く可能性は低い。
だが、愚かな奴や粗暴な奴が仕切っている裏の組織は、何をするか分からない」
「俺達を、家族や友人と一緒にホワイトナイトで保護してもらえないか?
どう考えても狙われるとしか思えない!」
「安全を優先するとなると、自由がなくなるが、それでも良いのか?」
「俺は死にたくない、どれほど不自由になっても生きていたい。
俺だけでなく、家族や友人が、俺のせいで狙われるのも怖い。
まさかとは思うが、拷問されるかもしれないと考えただけで足がすくむ」
「君たちを襲うような組織なら、まず間違いなく拷問をするだろう」
「たのむ、今直ぐ保護してくれ、俺と家族を保護してくれ!」
「俺たちホワイトナイトで保護するのは構わないが、本当にいいのか?
一番安全なのは俺達の所ではないぞ?」
「ホワイトナイト以上に信じられる所があるのか?
自分の国が信じられないのだぞ?!」
「国民が心から信じられる国なんてない。
自分の命と財産は、自分の力で守らないと、踏みにじられ奪われるだけだ。
自分と家族、友人と力を合わせて守るしかない」
「友人と力を合わせて守る……もしかして……ショウヘイの所か?
ダンジョンの中が一番安全なのか?」
「地下99階にまでたどりつけるダンジョンアタッカーは、世界中探してもオオタニショウヘイ以外誰もいない。
しかもショウヘイはとても慎重で、一番大切な母親とサナ、サナとミユキの母親しか99階に立ち入らせない。
さらに、一度言い争いになったミユキは、94階からどこにも移動させていない。
ショウヘイをだまそうとした連中は、89階に隔離されている。
お前達が保護を求めたら、95階を解放してくれるのではないか?」
「ダンジョンの中に隠れて暮らすしかないのか……」
「俺たちホワイトナイトを頼っても同じようなものだぞ。
組織の拠点にある地下室に籠るくらいしか、裏の組織から隠れる方法はないぞ。
地下室よりは、ダンジョンのセーフティーゾーンの方が広くて自由だぞ」
「……分かった、直ぐに古参衆で相談して決める」
★★★★★★
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レベルが上がっただけではなく、他にも力を手に入れられました。
配信を切った場所で、おじさんが魔術を教えてくれたのです。
レベルがとんでもなく上がっているので、体力も魔力も、気力も命力もとんでもなく上がっていて、その全てを使えば信じられないくらい強大な魔術が使えます。
おじさんは自分が目立つように動いてくれています。
僕が魔術を覚えているのを誰にも知られないようにしてくれています。
レベルアップと共に使えるようになったのは、努力して覚える技だけではなく、自然に身に付くスキルも使えるようになりました。
技とスキルが別のもので、スキルにも違いがあるなんて知りませんでした。
これまでは、体術と魔術だけがダンジョン内で使える技だと思っていました。
違いました、気力と命力を使う技、気術と命術があったのです。
体術を武術と呼ぶ人もいますが、言い方が違うだけで同じ物です。
少なくとも世間一般のダンジョンアタッカーはそう考えています。
体術の中には繰り返し練習して覚えられる技も有れば、レベルアップしてスキルを得なければ絶対に覚えられない技もあるそうです。
この事実は、世界中の誰も知りません!
少なくとも世間一般のダンジョンアタッカーは知りません!
スキル、技というべきなのか、職業というべきなのか、ダンジョンアタッカーの間でも色々な考え方がありましたが、鑑定スキルを得て真実が分かりました。
ダンジョンアタッカーが同じにしていたスキルの中には、職業によるスキルと能力値によるによるスキルがあったのです。
そして職業は、努力によって複数手に入れられると分かりました。
能力値を上げてから繰り返し練習する事で、複数の職業を使いこなせるのだと分かりました。
自分で調べて確かめたのではなく、おじさんが教えてくれた事を、鑑定スキルを見ながらレベルと能力値を上げて確認しただけです。
レベル上げはおじさんが手助けしてくれるのでバンバン上がります。
各種の能力値も、おじさんの指示通りにモンスターを斃すだけで上がります。
職業も、おじさんの指示通りの技を放ってモンスターを斃せば手に入ります。
ただ、配信の場で使っていい技は限られています。
法には触れますが、配信を切った状態でしか使えない技があります。
鑑定スキルもそうですが、各種ヒールは絶対に表に出せません。
鑑定スキルも、スキルではなく魔術で使っているように見せています。
敵が、権力者が鑑定スキルを手に入れるのは、遅ければ遅いほどいいそうです。
今日も、表にだしていい技、配信していい技だけを使ってボス狩りします。
88階層の階層ボスという、ダンジョン病になる前には夢にも思っていなかった、とんでもなく強大なモンスターを、レベル上げのために狩りまくります。
おじさんとなら、阿吽の呼吸で狩りができるようになりました。
どんな順番で次々と湧くボスモンスターを狩るのか、指示されなくても分かるようになりました。
おじさんが僕のために用意してくれている、失敗した時の為の安全マージンも分かるようになりました。
狩り始めは、急所を外してしまった時でも一撃で斃せるように、少し多めにボスモンスターの生命力を削ってくれています。
狩りが進んで僕のレベルが上がり、急所を外す可能性が低くなると、おじさんが削るボスモンスターの生命力が少なくなります。
一体どれくらい繰り返してモンスターを斃せば、それだけ圧倒的な知識と技とレベルを手に入れられるのですか?
目先のお金や名声でなく、お母さんを治すという目的のために、同じモンスターをどれだけ繰り返し斃してドロップを手に入れて、臨床実験を繰り返したのですか?
今は複数のドロップを組み合わせてからエクセレントヒールを使う臨床実験をされていますが、ここまでくるまでに、どれほど多くのドロップとヒール、ミドルヒール、ハイヒールとを組み合わせて臨床実験を来り返されたのですか?!
これからは僕もできる限り手伝わせてもらいます。
おじさんがこれまで来り返された臨床実験を、女が同じ事をしたらどんな結果になるかを、試してみます。
「佐那、狩りに集中しろ、油断が死に直結するのを忘れるな」
「はい、ごめんなさい!」
★★★★★★なんちゃって賢者とホワイトナイトの特使の会話
「悪いが、古参衆が不当に非難されるかもしれない」
「何をやらせる気ですか?」
「オオタニショウヘイとミユキを護衛する者を、介護者に見せかけて送り込む」
「護衛が必要な状態なのですか?
前回に言っていた、リョウの父親一派が動きだしたのですか?」
「そうだ、重態のダンジョン病患者の介護人に見せかけて、他の重態ダンジョン病患者を殺す者を送り込むようだ」
「ショウヘイを殺すのではないのですね?」
「日本にショウヘイを殺せるようなダンジョンアタッカーはいない」
「だったら、患者を殺した後でショウヘイに殺されるのではありませんか?
それが分かっていて、ショウヘイを襲う者がいるのですか?」
「刺客は、自分の命よりも大切な家族や恋人を人質に取られているのだ」
「なんてひどい、リョウの父親らしい悪逆非道なやり口だな!」
「裏の世界や権力者が良く使う手口だ、驚くような事はない」
「アメリカの権力者も同じ事をやっているのか?」
「ああ、やっている、アメリカだけでなく、イギリスやロシア、世界中の権力者が同じ事をやっている」
「クソ、平凡な人生を歩むはずだったのに!
ただショウヘイの動画を観ていただけなのに、こんな事になるなんて!」
「運が悪かったと思ってあきらめるしかない。
もっとショウヘイと親しかったら、人質にされていた所だ。
それに、俺達と組んで表に出ていなかったら、密かに殺されて誰かに入れ替わられていたぞ」
「こえぇええええ、全くジョウダンに聞こえねぇ!」
「ジョウダンなんてひと言も言っていない、全部真実だ。
最高のタイミングで俺達と手を組んだんだ。
少しでも遅かったら、間違いなく殺されて入れ替わられていた」
「ホワイトナイトと手を組んだから、もう狙わないのだな?」
「いや、確率は低くなったが、絶対ではない。
オオタニショウヘイの延命と若返りの魔術が確実だと分かったら、なりふり構わずに動く組織がでてくるかもしれない。
先進国が直接仕切っている組織は、動く可能性は低い。
だが、愚かな奴や粗暴な奴が仕切っている裏の組織は、何をするか分からない」
「俺達を、家族や友人と一緒にホワイトナイトで保護してもらえないか?
どう考えても狙われるとしか思えない!」
「安全を優先するとなると、自由がなくなるが、それでも良いのか?」
「俺は死にたくない、どれほど不自由になっても生きていたい。
俺だけでなく、家族や友人が、俺のせいで狙われるのも怖い。
まさかとは思うが、拷問されるかもしれないと考えただけで足がすくむ」
「君たちを襲うような組織なら、まず間違いなく拷問をするだろう」
「たのむ、今直ぐ保護してくれ、俺と家族を保護してくれ!」
「俺たちホワイトナイトで保護するのは構わないが、本当にいいのか?
一番安全なのは俺達の所ではないぞ?」
「ホワイトナイト以上に信じられる所があるのか?
自分の国が信じられないのだぞ?!」
「国民が心から信じられる国なんてない。
自分の命と財産は、自分の力で守らないと、踏みにじられ奪われるだけだ。
自分と家族、友人と力を合わせて守るしかない」
「友人と力を合わせて守る……もしかして……ショウヘイの所か?
ダンジョンの中が一番安全なのか?」
「地下99階にまでたどりつけるダンジョンアタッカーは、世界中探してもオオタニショウヘイ以外誰もいない。
しかもショウヘイはとても慎重で、一番大切な母親とサナ、サナとミユキの母親しか99階に立ち入らせない。
さらに、一度言い争いになったミユキは、94階からどこにも移動させていない。
ショウヘイをだまそうとした連中は、89階に隔離されている。
お前達が保護を求めたら、95階を解放してくれるのではないか?」
「ダンジョンの中に隠れて暮らすしかないのか……」
「俺たちホワイトナイトを頼っても同じようなものだぞ。
組織の拠点にある地下室に籠るくらいしか、裏の組織から隠れる方法はないぞ。
地下室よりは、ダンジョンのセーフティーゾーンの方が広くて自由だぞ」
「……分かった、直ぐに古参衆で相談して決める」
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