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「、、、なさい、、ごめ、、なさい、」
蹴られながら、必死に謝っていると許してくれたのか、蹴るのをやめてくれた。
僕は蹴られるのが終わってもガタガタ震えていた。
「あ、ぁぁ、ぇ、に、ま、よろ、」
創くんが誰かに電話している。僕は創くんに反応するどころではなかったので何を言ってるのか一切分からなかった。
「いつまで寝てんだ!帰るぞ!!」
と急に創くんが無理やり髪を引っ張りあげ、立たされる。
「痛いぃ、!!ごめんなさいごめんなさい」
無意識に謝ってしまう。そのまま校舎をでると1台の高級車があった。中に放り投げられた。
「いったぁ、」
車の中は僕が横になってもまだ余裕がある。中には僕らの他に篠木さんが運転しているが、一言も話してない。後から創くんが入ってきて倒れた僕を冷たい目で睨みつけた。
まだ許してないみたい…
「篠木家まで」
創くんがいった。すぐに車は出発する。
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
学校ではチャイムが鳴り響いていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
攻め視点(清水創痍)
結が寝たのを確認した後部屋をでる。この家は俺が買った家だ。
防音管理やセキュリティもバッチリだ。だから、スマホ1個で結を閉じ込めることだって出来る。
でも、今日は結を試すために鍵を開けておいた。本当に言うことを聞くのかを、もし聞かなかったら1週間は閉じ込める。
結に盛った薬は3、4時間程で切れる普段より甘いやつだ。
そんなことを考えていると、車につきそのままのりこむ
「おはようございます。創痍様、」
「あぁ、おはよう。」
篠木は唯一俺と結の関係を知っている人物。子供の頃からの執事だ。
車の中で結の寝顔を見る。可愛すぎて死にそうになる。結は自分では気づいているのか気づいてないのか分からないが、結は犯罪級の可愛さだ。いつ誘拐されてもおかしくないほどだ。結を狙おうという輩はゴミのように湧き、蝿のようにたかる。そんな奴らから守るために結を囲っている。
結好き好き好き好き可愛い可愛い可愛い可愛い愛してる愛してる愛してる愛してる。
そうこうしているうちに、学校につく。
「創痍さま、今日は何時にお迎えにあがりましょう?」
「あぁ、いつも通りだ。が、変更の可能性があるから、追って連絡するよ。」
ガチャ
バンッ
はい、かしこまりました…。と、篠木が車内から俯きながらいった。
校門に着くと、
「「「きゃーー!!!創様よォ!!」」」
と囲まれる。はぁ、こんな臭くて汚い豚どもに近づかれるのは本当に最悪だ。結以外のものはゴミか蝿にしか見えないので、内心吐き気がするのだが、そんなことはさとられないのが俺だ。
「みんなおはよう。」ニコッ
「「「きゃー!!」」」
うるさい。静かにしろ。はぁ、早く結にあって匂い嗅いで突っ込みてぇな。そんなことを考えながら教室に向かった。
教室ですぐ様スマホをとりだして、GPSと、結の今の状態をみる。よく寝ている。可愛い。自然と気持ちが晴れる。結の寝顔に夢中になっていると、
「よぉ!創痍、おはよう」
何見てんの?と聞いてきた。こいつの名前は鳥傘実(とりかさみのる)と言うらしい。曖昧なのは興味が無いからだ。
「あぁ、おはよう。これは受験の講義だよ。」
「あっそうなんだ。」
と言ってまだ見たいがバレたらまずいのですぐにスマホをしまい、鳥傘と雑談していると、担任が入ってきた。
はぁ、最後まで結を見たかったなぁ
蹴られながら、必死に謝っていると許してくれたのか、蹴るのをやめてくれた。
僕は蹴られるのが終わってもガタガタ震えていた。
「あ、ぁぁ、ぇ、に、ま、よろ、」
創くんが誰かに電話している。僕は創くんに反応するどころではなかったので何を言ってるのか一切分からなかった。
「いつまで寝てんだ!帰るぞ!!」
と急に創くんが無理やり髪を引っ張りあげ、立たされる。
「痛いぃ、!!ごめんなさいごめんなさい」
無意識に謝ってしまう。そのまま校舎をでると1台の高級車があった。中に放り投げられた。
「いったぁ、」
車の中は僕が横になってもまだ余裕がある。中には僕らの他に篠木さんが運転しているが、一言も話してない。後から創くんが入ってきて倒れた僕を冷たい目で睨みつけた。
まだ許してないみたい…
「篠木家まで」
創くんがいった。すぐに車は出発する。
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
学校ではチャイムが鳴り響いていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
攻め視点(清水創痍)
結が寝たのを確認した後部屋をでる。この家は俺が買った家だ。
防音管理やセキュリティもバッチリだ。だから、スマホ1個で結を閉じ込めることだって出来る。
でも、今日は結を試すために鍵を開けておいた。本当に言うことを聞くのかを、もし聞かなかったら1週間は閉じ込める。
結に盛った薬は3、4時間程で切れる普段より甘いやつだ。
そんなことを考えていると、車につきそのままのりこむ
「おはようございます。創痍様、」
「あぁ、おはよう。」
篠木は唯一俺と結の関係を知っている人物。子供の頃からの執事だ。
車の中で結の寝顔を見る。可愛すぎて死にそうになる。結は自分では気づいているのか気づいてないのか分からないが、結は犯罪級の可愛さだ。いつ誘拐されてもおかしくないほどだ。結を狙おうという輩はゴミのように湧き、蝿のようにたかる。そんな奴らから守るために結を囲っている。
結好き好き好き好き可愛い可愛い可愛い可愛い愛してる愛してる愛してる愛してる。
そうこうしているうちに、学校につく。
「創痍さま、今日は何時にお迎えにあがりましょう?」
「あぁ、いつも通りだ。が、変更の可能性があるから、追って連絡するよ。」
ガチャ
バンッ
はい、かしこまりました…。と、篠木が車内から俯きながらいった。
校門に着くと、
「「「きゃーー!!!創様よォ!!」」」
と囲まれる。はぁ、こんな臭くて汚い豚どもに近づかれるのは本当に最悪だ。結以外のものはゴミか蝿にしか見えないので、内心吐き気がするのだが、そんなことはさとられないのが俺だ。
「みんなおはよう。」ニコッ
「「「きゃー!!」」」
うるさい。静かにしろ。はぁ、早く結にあって匂い嗅いで突っ込みてぇな。そんなことを考えながら教室に向かった。
教室ですぐ様スマホをとりだして、GPSと、結の今の状態をみる。よく寝ている。可愛い。自然と気持ちが晴れる。結の寝顔に夢中になっていると、
「よぉ!創痍、おはよう」
何見てんの?と聞いてきた。こいつの名前は鳥傘実(とりかさみのる)と言うらしい。曖昧なのは興味が無いからだ。
「あぁ、おはよう。これは受験の講義だよ。」
「あっそうなんだ。」
と言ってまだ見たいがバレたらまずいのですぐにスマホをしまい、鳥傘と雑談していると、担任が入ってきた。
はぁ、最後まで結を見たかったなぁ
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