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「はぁはぁはぁ、んっキツい…」
学校は自宅(彼の家)から近くて、徒歩5分ぐらいの距離だ。しかし、春の初めの季節に、タートルネックと、マスク、でただでさえ熱いのにそれから、いつもは彼の車での通勤が合わさり、息切れとなる。
「はぁはぁ、ついたぁ」
いつもは5分でつくところが、20分かかった。カバンの中には特に入っておらず筆箱ぐらいしか持ってきてない。校舎に入る。
生徒は今授業中らしい。終わりのチャイムがあと5分くらいでなる。トイレにでも、行って時間を潰そうかなと向かおうとした時、
カツカツカツカツカツ
不意にローファーの革靴の音がなった。どんどん近づいてくる。
先生かな?と思い見つかったらやばいので急いで10個ある中の5番目のトイレに駆け込む。 トイレには誰もいなかった。
カツカツカツカツカツカツ
しかし駆け込んだトイレでもそのローファーの音が近づいてくる。その人もトイレに行きたかったんだよね。と思って内心怖いが目を瞑っていると、
カツカツカツカツカツカツ
前のトイレを通り過ぎ、僕のトイレの前で泊まった。底知れぬ恐怖がある。こわいよ、創くん助けてこわいよ、水の膜が目を覆う。こんな思いするなら家にいた方がよかった、後悔しても遅く、震えていると
バシャーン
「え?」
急に水が降ってきた、それも大量の。
体がビショビショになる。
「おい、早く出ろ」
創くんの声だ。相当怒ってる、反射的に鍵を開け彼に飛びつきたくなるも、怖さなのか寒さなのか、手が震える。モタモタしているとドゴッと扉を蹴られた。
震える手を必死に止めて鍵を開けた。
瞬間髪を引っ張られ、水が入ったバケツに顔を入れられる。
「いた、やめ、んはぁ、が、助けぇ、ぐがが、ぐが」
必死に彼にやめてほしくてもがく、
「ははっ、オラ、苦しいか?あぁ?なぁ?俺行ったよな?家から出んなって、なぁぁ!!」
「が、がぐ、んん、がぁ、ぐ、」
耳元で彼が何か言っているが、水の中なのと、意識が保てないので、全然聞こえない。手足をバタバタさせる。やばいやばいやばい苦しい苦しい苦しい。
目が上を向きはじめた瞬間やっと彼が上げてくれる。
「はぁ、はぁは、んぐぐぐ、んんぐ、うが」
でもまた、突っ込んでくる。2、3回ぐらいした後やっとやめてくれた。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
腕にも力が入らず、汚いけどトイレに横たわったままの僕、
それを冷たい目で見てきた。
「なぁ?、なんか言うことねぇか?」
なぁ!といってお腹をけってきた。
学校は自宅(彼の家)から近くて、徒歩5分ぐらいの距離だ。しかし、春の初めの季節に、タートルネックと、マスク、でただでさえ熱いのにそれから、いつもは彼の車での通勤が合わさり、息切れとなる。
「はぁはぁ、ついたぁ」
いつもは5分でつくところが、20分かかった。カバンの中には特に入っておらず筆箱ぐらいしか持ってきてない。校舎に入る。
生徒は今授業中らしい。終わりのチャイムがあと5分くらいでなる。トイレにでも、行って時間を潰そうかなと向かおうとした時、
カツカツカツカツカツ
不意にローファーの革靴の音がなった。どんどん近づいてくる。
先生かな?と思い見つかったらやばいので急いで10個ある中の5番目のトイレに駆け込む。 トイレには誰もいなかった。
カツカツカツカツカツカツ
しかし駆け込んだトイレでもそのローファーの音が近づいてくる。その人もトイレに行きたかったんだよね。と思って内心怖いが目を瞑っていると、
カツカツカツカツカツカツ
前のトイレを通り過ぎ、僕のトイレの前で泊まった。底知れぬ恐怖がある。こわいよ、創くん助けてこわいよ、水の膜が目を覆う。こんな思いするなら家にいた方がよかった、後悔しても遅く、震えていると
バシャーン
「え?」
急に水が降ってきた、それも大量の。
体がビショビショになる。
「おい、早く出ろ」
創くんの声だ。相当怒ってる、反射的に鍵を開け彼に飛びつきたくなるも、怖さなのか寒さなのか、手が震える。モタモタしているとドゴッと扉を蹴られた。
震える手を必死に止めて鍵を開けた。
瞬間髪を引っ張られ、水が入ったバケツに顔を入れられる。
「いた、やめ、んはぁ、が、助けぇ、ぐがが、ぐが」
必死に彼にやめてほしくてもがく、
「ははっ、オラ、苦しいか?あぁ?なぁ?俺行ったよな?家から出んなって、なぁぁ!!」
「が、がぐ、んん、がぁ、ぐ、」
耳元で彼が何か言っているが、水の中なのと、意識が保てないので、全然聞こえない。手足をバタバタさせる。やばいやばいやばい苦しい苦しい苦しい。
目が上を向きはじめた瞬間やっと彼が上げてくれる。
「はぁ、はぁは、んぐぐぐ、んんぐ、うが」
でもまた、突っ込んでくる。2、3回ぐらいした後やっとやめてくれた。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
腕にも力が入らず、汚いけどトイレに横たわったままの僕、
それを冷たい目で見てきた。
「なぁ?、なんか言うことねぇか?」
なぁ!といってお腹をけってきた。
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