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雅人視点
今日は弥生が行きたがってたショッピングモールに行く。
弥生は何故か、「待ち合わせ」というものをしたいと言っていた。
そんなもんしなくても別にいいと思うのだが、弥生がしたいと言うので仕方なく待ち合わせ場所で立ってスマホで弥生のGPSを見ている。
まだ、GPSはホテルから動きはない。
ホテルからここまで5分くらいの距離だ。
俺だけそうそうに追い出されて、かれこれ30分は待たされている。
「はぁ、弥生遅いなぁ、」
早く会いたくてうずうずする。
暇なので弥生のことを考える。
「もぉ、雅人ったらえっちなんだからぁ、でもぉ、そこも好き♡」
とモジモジしながら恥じらっている弥生が容易に想像できる。
可愛すぎて、ニヤニヤしてきた。
昨日はあまり口を聞いて貰えなくて寂しい思いをしたが今日はしっかりエスコートして、弥生にかっこいいと言ってもらう!
あわよくば夜の営みもしっかり励んでもらわなければ!!
「やば、あの人カッコよすぎない!?」
「てか、服とか時計とかブランド品ばっか、」
「ねぇねぇ、話しかけない?」
「いいね!すいませーん、お兄さん1人ですか?」
「あ、弥生が動いた!」
嬉しすぎて、体温があがる。脈動が跳ねあがる。
「あのぉ、お兄さん」
トントン
「触んなブス」
「はぁ??なんなの、こいつもう行こっ」
もうちょっとで弥生がくる!!はぁはぁはぁ興奮してきた。
落ち着けクールにクールに、足を組んで、腕時計を見る。
そして、予行練習通りにデートのすすめP182第32条の一章3節の
待った?と聞かれても今来たところだよ。ていうか、君のことを考えていると、時間なんてないようなものさ
よしOK
あと1kmあと500m300、100
「雅人ぉ、待ったぁー?」
あ!あれは弥生の声!これは弥生の匂い!
ゆっくり弥生の方を向く。
「雅人??何なのあいつ、あのイケメンに走ってってる彼女?」
「よくも私たちに恥を晒してくれたわね!仕返ししてやる!」
というと、女は弥生に近づき通り座間足を引っ掛けようと足を出した。
先に気づいた俺が女をどかして(突き飛ばして)弥生の前に立つ。
女は床に這いつくばっていたが、今は弥生が最優先だ。
「うわっ何すんの!?」
ギュッと弥生を抱きしめる。
「ううん、俺も今来たところだよ、ていうか、弥生のこと考えていると、時間なんてないようなものさ、」
弥生を抱きしめたままあのセリフをいう。絶対弥生は俺に惚れなおしたよ。
はぁはぁいい匂い。
「雅人…」
「弥生…」
弥生は、かっこよすぎて絶句してる。
「雅人、気持ち悪い」
「え?」
気持ち悪い…気持ち悪い…気持ち悪い…ショックすぎて数秒固まっていたが、よくよく弥生の顔を見ると、耳が赤くなって満更でも無い様子だった。
その姿が可愛くて少し調子に乗って、
「あれ?弥生嬉しかったの?実はかっこよかったんでしょ??惚れ直したんでしょ?ねぇ?ねぇ??」
って言ったら無視された。
今日は弥生が行きたがってたショッピングモールに行く。
弥生は何故か、「待ち合わせ」というものをしたいと言っていた。
そんなもんしなくても別にいいと思うのだが、弥生がしたいと言うので仕方なく待ち合わせ場所で立ってスマホで弥生のGPSを見ている。
まだ、GPSはホテルから動きはない。
ホテルからここまで5分くらいの距離だ。
俺だけそうそうに追い出されて、かれこれ30分は待たされている。
「はぁ、弥生遅いなぁ、」
早く会いたくてうずうずする。
暇なので弥生のことを考える。
「もぉ、雅人ったらえっちなんだからぁ、でもぉ、そこも好き♡」
とモジモジしながら恥じらっている弥生が容易に想像できる。
可愛すぎて、ニヤニヤしてきた。
昨日はあまり口を聞いて貰えなくて寂しい思いをしたが今日はしっかりエスコートして、弥生にかっこいいと言ってもらう!
あわよくば夜の営みもしっかり励んでもらわなければ!!
「やば、あの人カッコよすぎない!?」
「てか、服とか時計とかブランド品ばっか、」
「ねぇねぇ、話しかけない?」
「いいね!すいませーん、お兄さん1人ですか?」
「あ、弥生が動いた!」
嬉しすぎて、体温があがる。脈動が跳ねあがる。
「あのぉ、お兄さん」
トントン
「触んなブス」
「はぁ??なんなの、こいつもう行こっ」
もうちょっとで弥生がくる!!はぁはぁはぁ興奮してきた。
落ち着けクールにクールに、足を組んで、腕時計を見る。
そして、予行練習通りにデートのすすめP182第32条の一章3節の
待った?と聞かれても今来たところだよ。ていうか、君のことを考えていると、時間なんてないようなものさ
よしOK
あと1kmあと500m300、100
「雅人ぉ、待ったぁー?」
あ!あれは弥生の声!これは弥生の匂い!
ゆっくり弥生の方を向く。
「雅人??何なのあいつ、あのイケメンに走ってってる彼女?」
「よくも私たちに恥を晒してくれたわね!仕返ししてやる!」
というと、女は弥生に近づき通り座間足を引っ掛けようと足を出した。
先に気づいた俺が女をどかして(突き飛ばして)弥生の前に立つ。
女は床に這いつくばっていたが、今は弥生が最優先だ。
「うわっ何すんの!?」
ギュッと弥生を抱きしめる。
「ううん、俺も今来たところだよ、ていうか、弥生のこと考えていると、時間なんてないようなものさ、」
弥生を抱きしめたままあのセリフをいう。絶対弥生は俺に惚れなおしたよ。
はぁはぁいい匂い。
「雅人…」
「弥生…」
弥生は、かっこよすぎて絶句してる。
「雅人、気持ち悪い」
「え?」
気持ち悪い…気持ち悪い…気持ち悪い…ショックすぎて数秒固まっていたが、よくよく弥生の顔を見ると、耳が赤くなって満更でも無い様子だった。
その姿が可愛くて少し調子に乗って、
「あれ?弥生嬉しかったの?実はかっこよかったんでしょ??惚れ直したんでしょ?ねぇ?ねぇ??」
って言ったら無視された。
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