2 / 5
私は家出します。
しおりを挟む
煌びやかなシャンデリアに、華やかなドレス、軽快な音楽とともにみなが踊り歌い、楽しんでいる。
そんな中で一際目立つ美しさを放っている女性がいた。
彼女の名はアミダ・スペルド
この国スペルド王国の長女だ。
彼女は常に微笑み、気品を放ち、清楚に振舞っている。
彼女の周りにはいつも沢山の老若男女が群れ、彼女に尊敬や欲望の眼差しを抱いている。
「はぁ、今日もアミダ様はお美しいわ」
「えぇ、国一、いや、世界一の美女だ。」
「ふふふ、みんなありがとう。」
「アミダ様、そろそろお時間です。」
「あら、もうそんな時間?皆様失礼致します。」
彼女は一礼するとその場を去っていった。
一気に華やかさを無くした、会場は冷えきっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アミダの部屋
「はぁ、だっる、なんでこんなめんどくさい事しなきゃなんないのよ!」
思いっきり足を振り上げて、テーブルに振り下ろす。
スカートの中が丸見え?そんなことお構い無しよ。だって誰もいないもん。
「愛想撒き散らして、ふふふっていう笑い方とかきしょすぎるだろ!現実にそんなこと言うやついたらドン引きものだわ!!
でも、こんな思いも今日で終わり!ざまぁ身やがれ、二度と帰ってこないからね!ワハハハハハハっ」
愚痴っていると気持ちよくなって高笑いが止まらない。
そう、私は今晩この城を出る。私はもううんざりなのだ王女という義務が、
なので今日城をとび出て自由になる!
あぁ!楽しみすぎる!!
「アミダ様、その気持ち悪い笑い方と、大根のような足をお納めください。」
「おい、シル!今なんつった!」
さっきまでの高揚感が吹き飛んだ。
ばっと振り返ると、専属執事のシルバがノックもなしに入ってる。
くそ!こいつここを出る前にお父様に処刑頼もっかな?
「あぁ、アミダ様すいません。アミダ様のお耳は遠いようでございますね。もう一度申し上げますね!」
「「「アミダ様の、お見苦しいお足をお納めくださ」」」
「うるさい!聞こえとるわボケっ!そういう意味じゃないでしょ!
もういいわ!てか、なんであんたがここにいんのよ!
ノックもなしにレディそれも王族の部屋に入るなんて、」
「あ、アミダ様は女性だったのですね、初めて知りました。」
「こいつ、、はぁ、もういいわ、で?要件があるんでしょ?なに??」
「あ、トール様からお呼出しです。」
「あら、お父様が??」
「はい、大事な用があるとのことで、」
ちょっとめんどくさいし、今夜は計画があるからやめとこっか。
「うーん、体調が悪いって断っといて」
「…かしこまりました。」
そう言うと、シルは部屋から出ていくのか、扉に歩いていくと、ふと立ち止まる。
「アミダ様、」
「ん?なにー?」
首を傾げて、シルをみる。
「私はずっと、おそばにいますからね?」
「ん??なんで急に、当たり前でしょ私の執事なんだから」
今日で終わるけど、
「そうですね、では失礼します」
ガチャ
さっきのシルなんだったんだろまぁいっか、
「ふんふふふんふふーん」
はぁ、楽しみすぎるぅ!!
そんな中で一際目立つ美しさを放っている女性がいた。
彼女の名はアミダ・スペルド
この国スペルド王国の長女だ。
彼女は常に微笑み、気品を放ち、清楚に振舞っている。
彼女の周りにはいつも沢山の老若男女が群れ、彼女に尊敬や欲望の眼差しを抱いている。
「はぁ、今日もアミダ様はお美しいわ」
「えぇ、国一、いや、世界一の美女だ。」
「ふふふ、みんなありがとう。」
「アミダ様、そろそろお時間です。」
「あら、もうそんな時間?皆様失礼致します。」
彼女は一礼するとその場を去っていった。
一気に華やかさを無くした、会場は冷えきっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アミダの部屋
「はぁ、だっる、なんでこんなめんどくさい事しなきゃなんないのよ!」
思いっきり足を振り上げて、テーブルに振り下ろす。
スカートの中が丸見え?そんなことお構い無しよ。だって誰もいないもん。
「愛想撒き散らして、ふふふっていう笑い方とかきしょすぎるだろ!現実にそんなこと言うやついたらドン引きものだわ!!
でも、こんな思いも今日で終わり!ざまぁ身やがれ、二度と帰ってこないからね!ワハハハハハハっ」
愚痴っていると気持ちよくなって高笑いが止まらない。
そう、私は今晩この城を出る。私はもううんざりなのだ王女という義務が、
なので今日城をとび出て自由になる!
あぁ!楽しみすぎる!!
「アミダ様、その気持ち悪い笑い方と、大根のような足をお納めください。」
「おい、シル!今なんつった!」
さっきまでの高揚感が吹き飛んだ。
ばっと振り返ると、専属執事のシルバがノックもなしに入ってる。
くそ!こいつここを出る前にお父様に処刑頼もっかな?
「あぁ、アミダ様すいません。アミダ様のお耳は遠いようでございますね。もう一度申し上げますね!」
「「「アミダ様の、お見苦しいお足をお納めくださ」」」
「うるさい!聞こえとるわボケっ!そういう意味じゃないでしょ!
もういいわ!てか、なんであんたがここにいんのよ!
ノックもなしにレディそれも王族の部屋に入るなんて、」
「あ、アミダ様は女性だったのですね、初めて知りました。」
「こいつ、、はぁ、もういいわ、で?要件があるんでしょ?なに??」
「あ、トール様からお呼出しです。」
「あら、お父様が??」
「はい、大事な用があるとのことで、」
ちょっとめんどくさいし、今夜は計画があるからやめとこっか。
「うーん、体調が悪いって断っといて」
「…かしこまりました。」
そう言うと、シルは部屋から出ていくのか、扉に歩いていくと、ふと立ち止まる。
「アミダ様、」
「ん?なにー?」
首を傾げて、シルをみる。
「私はずっと、おそばにいますからね?」
「ん??なんで急に、当たり前でしょ私の執事なんだから」
今日で終わるけど、
「そうですね、では失礼します」
ガチャ
さっきのシルなんだったんだろまぁいっか、
「ふんふふふんふふーん」
はぁ、楽しみすぎるぅ!!
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。


彼氏に別れを告げたらヤンデレ化した
Fio
恋愛
彼女が彼氏に別れを切り出すことでヤンデレ・メンヘラ化する短編ストーリー。様々な組み合わせで書いていく予定です。良ければ感想、お気に入り登録お願いします。


ホストな彼と別れようとしたお話
下菊みこと
恋愛
ヤンデレ男子に捕まるお話です。
あるいは最終的にお互いに溺れていくお話です。
御都合主義のハッピーエンドのSSです。
小説家になろう様でも投稿しています。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる