王女という業務に飽きたので家出することにしました。

カイン

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私は家出します。

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煌びやかなシャンデリアに、華やかなドレス、軽快な音楽とともにみなが踊り歌い、楽しんでいる。
そんな中で一際目立つ美しさを放っている女性がいた。
彼女の名はアミダ・スペルド
この国スペルド王国の長女だ。
彼女は常に微笑み、気品を放ち、清楚に振舞っている。
彼女の周りにはいつも沢山の老若男女が群れ、彼女に尊敬や欲望の眼差しを抱いている。

「はぁ、今日もアミダ様はお美しいわ」

「えぇ、国一、いや、世界一の美女だ。」

「ふふふ、みんなありがとう。」

「アミダ様、そろそろお時間です。」

「あら、もうそんな時間?皆様失礼致します。」

彼女は一礼するとその場を去っていった。

一気に華やかさを無くした、会場は冷えきっていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アミダの部屋


「はぁ、だっる、なんでこんなめんどくさい事しなきゃなんないのよ!」

思いっきり足を振り上げて、テーブルに振り下ろす。
スカートの中が丸見え?そんなことお構い無しよ。だって誰もいないもん。

「愛想撒き散らして、ふふふっていう笑い方とかきしょすぎるだろ!現実にそんなこと言うやついたらドン引きものだわ!!
でも、こんな思いも今日で終わり!ざまぁ身やがれ、二度と帰ってこないからね!ワハハハハハハっ」

愚痴っていると気持ちよくなって高笑いが止まらない。
そう、私は今晩この城を出る。私はもううんざりなのだ王女という義務が、
なので今日城をとび出て自由になる!
あぁ!楽しみすぎる!!

「アミダ様、その気持ち悪い笑い方と、大根のような足をお納めください。」

「おい、シル!今なんつった!」

さっきまでの高揚感が吹き飛んだ。
ばっと振り返ると、専属執事のシルバがノックもなしに入ってる。
くそ!こいつここを出る前にお父様に処刑頼もっかな?

「あぁ、アミダ様すいません。アミダ様のお耳は遠いようでございますね。もう一度申し上げますね!」

「「「アミダ様の、お見苦しいお足をお納めくださ」」」

「うるさい!聞こえとるわボケっ!そういう意味じゃないでしょ!
もういいわ!てか、なんであんたがここにいんのよ!
ノックもなしにレディそれも王族の部屋に入るなんて、」

「あ、アミダ様は女性だったのですね、初めて知りました。」

「こいつ、、はぁ、もういいわ、で?要件があるんでしょ?なに??」

「あ、トール様からお呼出しです。」

「あら、お父様が??」

「はい、大事な用があるとのことで、」

ちょっとめんどくさいし、今夜は計画があるからやめとこっか。

「うーん、体調が悪いって断っといて」

「…かしこまりました。」

そう言うと、シルは部屋から出ていくのか、扉に歩いていくと、ふと立ち止まる。

「アミダ様、」

「ん?なにー?」

首を傾げて、シルをみる。

「私はずっと、おそばにいますからね?」

「ん??なんで急に、当たり前でしょ私の執事なんだから」
今日で終わるけど、 

「そうですね、では失礼します」

ガチャ

さっきのシルなんだったんだろまぁいっか、

「ふんふふふんふふーん」

はぁ、楽しみすぎるぅ!!
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