最高神の能力があるので最強なんです

カイン

文字の大きさ
3 / 6

入学2

しおりを挟む
ふぅ着いた。えらい目にあったぜ。

ここは、入学式会場だ。
あの後犬に追いかけられたり(嘘)、泥棒をつかまえたり(嘘)、おばあちゃんを助けたりした(嘘)。
(遅れたを言いたくないための言い訳)

入場門的なところはすごく厳つい教師がいたので同じく遅れたのであろう生徒が近くにいたので、話し合いをしに行ってもらって、その間に通った。ありがとう!名前も知らぬ君!
 
そして入学式なう

席は自由席 1番後ろら辺にした。今はプログラム的には校長の話

「酷いよ!八尾くん!僕をあんな怖い先生の前に突き出すなんて!」

と涙目で隣からギャンギャン騒いでるやつがいた。

「うるっせぇ、な、別にいいだろ。朝の仕返しだよ」

「それは八尾くんが止め方が分からないって言うから」

「お前の顔が面白いからだろ」

「八尾くんの顔だって、アホじゃないか!!」

「ぁ?んだとコラ!どこにめがついてやがる!」

「ここだよ、こーこー!」

と、2人でヒートアップしてると

「「うるせぇ」」

と、マイクで叫ばれた。

「ほんとだよ!うるさいよね?あの人」

「あぁ、ほんとに非常識だ」

さっきの喧嘩が嘘のように意気投合してる2人は壇上でマイクを握った男軽蔑した目で見ていた。少年の眉がピクっと動いた気がした。

「「ま、まぁ静かになったことだし、軽く挨拶を」」

「あいつ恥ずかしくねぇのかよ。1人であんなところに立って、」
 
「何言ってんの八尾くん。あれが彼のやりたいことなんだよ、みんなに見られながらマイクで話すという孤立感の中で興奮を覚える特殊な人間なんだよ」

「やばい、せー癖(性癖)さすがにないです」

などと言いたい放題の彼らを止めるヤツは誰もいなかった。理由は生徒も先生も壇上にたつ生徒にうんざりしてたからである。そんな空気の中ついに彼の堪忍袋の緒が切れた。

「「うるさいお前ら!殺されたいか!」」

その言葉に一瞬で空気が凍りついた。
と思った瞬間

「プハハハハハハ」

「ふふふふギャハハ」

「八百くん聞いた?あいつ殺す殺すだってプギャハハハ」

「やめろよ麗大!それでも彼は大真面目なんだぞくくく」

「あの、それ以上やめといた方が」
周りの生徒も彼らを窘める。

「「プギャハハハ」」

ブチっ!
「「お前らぁ!!もう、許さねぇ!」」

彼は懐から1枚のカードを取り出す。
それを天空に掲げ! 

「我が情熱を包み込め!アポロン!!」
 
ピカーン!と少年の持つカードが光ったと思うと、
パンパカパーンパパパパパンパカパーン!
と、軽快な音楽と共に少年の頭上に
"太陽神アポロン"が現れそのまま少年を包み込んだ。

「「我、太陽神アポロンだーす!」」
  ドドン!

「「おおーー!!」」という歓声が会場全体を包み込んだ。

少年の内心(ふふん凄いだろ)

そんな中、

「「プギャハハハ!」」

「ねぇ聞いた?八尾くんwあいつだーすだってwwww」

「や、やめぷっ、ふぐぐ、やめてやりなさいぷぷ。あれが彼の個性なのだから」

「オ、オ、イお前らマジでやばいぞ 、下宮様はアポロンの転生者なんだぞ!これ以上刺激すると、」

「「コロス、コロス、コロス」」

「なんか、あいつ下向いてずっとブツブツいってね?」

「「コ"ロ"ス"」」

と呟いた瞬間こちらをガッとみて

「「小太陽(スモールサン)!!!」」

と、片手に作った小さい太陽を八尾達に放ってきた。

ビューン!!ドガーン!!広間に直径3メートルの穴が空いた

「「ぎゃーー!」」

生徒たちが一目散に会場を出ていく

八尾らはというと華麗に避けていた。

「どこ狙ってんだよ。カス。うわ、煙くせぇ」

八尾は手で砂ボコりをはらいながらいった

「八尾くんあいつやばいね?」

「だな、普通こんな狭いとこで技出すかよ!お前人間じゃねぇ!」

と指をさしながらいった

 「八尾くん!今は人間じゃないんだから正論言っちゃダメでしょ!」

「わりぃ、1回やってみたかったんだよ」

「お前ら、俺の前でヌケヌケと(#^ω^)、余裕なんだな?ではこれはどうだ…」

「追随する太陽(フォーミングサン)」

と叫ぶと1つの個体から無数の個体が八尾達に迫ってきた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~

無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。 自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?

名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。 そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________ ※ ・非王道気味 ・固定カプ予定は未定 ・悲しい過去🐜のたまにシリアス ・話の流れが遅い ・本格的に嫌われ始めるのは2章から

腐男子完全計画!

葉津緒
BL
『王道脇役平凡・嫌われ→総受け』を見たい腐男子主人公が、全寮制学園で王道転入生役を演じつつ舞台を整えていく……? そんな、よくあるお話。 BLコメディ。

乙女ゲームが俺のせいでバグだらけになった件について

はかまる
BL
異世界転生配属係の神様に間違えて何の関係もない乙女ゲームの悪役令状ポジションに転生させられた元男子高校生が、世界がバグだらけになった世界で頑張る話。

【完結】我が兄は生徒会長である!

tomoe97
BL
冷徹•無表情•無愛想だけど眉目秀麗、成績優秀、運動神経まで抜群(噂)の学園一の美男子こと生徒会長・葉山凌。 名門私立、全寮制男子校の生徒会長というだけあって色んな意味で生徒から一目も二目も置かれる存在。 そんな彼には「推し」がいる。 それは風紀委員長の神城修哉。彼は誰にでも人当たりがよく、仕事も早い。喧嘩の現場を抑えることもあるので腕っぷしもつよい。 実は生徒会長・葉山凌はコミュ症でビジュアルと家柄、風格だけでここまで上り詰めた、エセカリスマ。実際はメソメソ泣いてばかりなので、本物のカリスマに憧れている。 終始彼の弟である生徒会補佐の観察記録調で語る、推し活と片思いの間で揺れる青春恋模様。 本編完結。番外編(after story)でその後の話や過去話などを描いてます。 (番外編、after storyで生徒会補佐✖️転校生有。可愛い美少年✖️高身長爽やか男子の話です)

美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました

SEKISUI
BL
 ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた  見た目は勝ち組  中身は社畜  斜めな思考の持ち主  なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う  そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される    

君に望むは僕の弔辞

爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。 全9話 匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意 表紙はあいえだ様!! 小説家になろうにも投稿

α主人公の友人モブαのはずが、なぜか俺が迫られている。

宵のうさぎ
BL
 異世界に転生したと思ったら、オメガバースの世界でした。  しかも、どうやらここは前世の姉ちゃんが読んでいたBL漫画の世界らしい。  漫画の主人公であるハイスぺアルファ・レオンの友人モブアルファ・カイルとして過ごしていたはずなのに、なぜか俺が迫られている。 「カイル、君の為なら僕は全てを捨てられる」  え、後天的Ω?ビッチング!? 「カイル、僕を君のオメガにしてくれ」  この小説は主人公攻め、受けのビッチング(後天的Ω)の要素が含まれていますのでご注意を!  騎士団長子息モブアルファ×原作主人公アルファ(後天的Ωになる)

処理中です...