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晴也と、涙の出会い2
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「待って」
「姫!?」
殴られることを覚悟したが、彼が涙命の幹部の前にたった。
「ねぇ?彼は何か悪いことをしたの?彼が何か罪を犯したの?僕言ったよね。
力でねじ伏せるのは嫌だと、それに彼の眼をみて、君たちと同じ瞳だ。別に入れるくらいいいじゃないか、」
「しかし、こいつは」
「あの、」
幹部と彼がいい争っている。少し希望が見えてきた。
今口を挟むべきではなかったかもしれないけど、ここがチャンスだと思った。
「あぁ?んだよ」
案の定幹部には睨まれた。
「あのぉ、俺情報屋やってます…」
「それがどうしたよ」
「そ、その、もしチームに入れてくれたら俺は力を貸します。俺も命を掛けて、彼を、姫を守ります!なのでお願いします!俺を俺を涙命にいれてください!」
最後は土下座して頼んだ。
少しの間沈黙が走る。
先に沈黙を破ったのは幹部だ。
「はぁ、なるほど?情報屋だから力を貸す??
ふーん、でもよ?じゃあなんでてめぇはこんなとこで縛られてんだよ、舐めたことしてたから、こんなことになったんだろ?
チームに力を貸す?何上から目線でいってんだ。お前がもししくったら俺たちはいいとしても、姫に迷惑がかかるんだぞ!そんなことになる覚悟がおめぇにはあるんかァ?アァ?」
顔を上げて幹部をみる。そうだ、俺は1回やらかしてんだ。それを視野に入れてなかった。
1度信頼無くしている俺を完璧しか求められないチームにいれてくださいなどおこがましすぎる。
どうするどうする、でも絶対諦めたくない。
答えられないでいると、
「まぁ、いいじゃない?それも兼ねて君らがきっちりこの子を教育すればいいじゃないか、」
彼がまた、一言を添えてくれた。
「しかし、」
「明、僕の決定に従えないの?」
彼が明と呼ばれた少年の頬両手で抑える。
羨ましい。彼も笑顔になってる。
「それに、彼には僕は何かすごい可能性を秘めていると感じるんだ。
1度や2度の失敗くらい、別にいいだろ? それに情報屋だよ?絶対重宝するって」
ね?彼が首を傾げていった。
「はい、姫が言うなら、」
明さんが渋々認めた。
それからこちらをみずに名前を聞かれた。
「お前名前は?」
「あ、はい、俺の名前は神宮寺晴也です。」
「まぁ、これからみっちり扱いてやる覚悟しろ」
「ふふん、よかったね!これからしっかり頑張ってね!期待してるよ。」
彼がこちらにきて、笑顔で拍手してくれた。
「ありがとうございます!」
しっかり頭を下げて声をあげて礼をいった。これで俺は晴れて涙命のメンバーになった。
その後俺はきっちり涙への言葉使いやら、喧嘩やら、あと、最初のことで嫉妬されるのも相まってみっちりしごかれた。
そして俺は涙命の唯一の情報屋へと昇格した。
ちなみに俺が腕に掘った刺青はGODIS涙=涙は神
出会った時の涙を思い浮かべて掘ってもらった。
これでもう離れない、俺の涙。
「姫!?」
殴られることを覚悟したが、彼が涙命の幹部の前にたった。
「ねぇ?彼は何か悪いことをしたの?彼が何か罪を犯したの?僕言ったよね。
力でねじ伏せるのは嫌だと、それに彼の眼をみて、君たちと同じ瞳だ。別に入れるくらいいいじゃないか、」
「しかし、こいつは」
「あの、」
幹部と彼がいい争っている。少し希望が見えてきた。
今口を挟むべきではなかったかもしれないけど、ここがチャンスだと思った。
「あぁ?んだよ」
案の定幹部には睨まれた。
「あのぉ、俺情報屋やってます…」
「それがどうしたよ」
「そ、その、もしチームに入れてくれたら俺は力を貸します。俺も命を掛けて、彼を、姫を守ります!なのでお願いします!俺を俺を涙命にいれてください!」
最後は土下座して頼んだ。
少しの間沈黙が走る。
先に沈黙を破ったのは幹部だ。
「はぁ、なるほど?情報屋だから力を貸す??
ふーん、でもよ?じゃあなんでてめぇはこんなとこで縛られてんだよ、舐めたことしてたから、こんなことになったんだろ?
チームに力を貸す?何上から目線でいってんだ。お前がもししくったら俺たちはいいとしても、姫に迷惑がかかるんだぞ!そんなことになる覚悟がおめぇにはあるんかァ?アァ?」
顔を上げて幹部をみる。そうだ、俺は1回やらかしてんだ。それを視野に入れてなかった。
1度信頼無くしている俺を完璧しか求められないチームにいれてくださいなどおこがましすぎる。
どうするどうする、でも絶対諦めたくない。
答えられないでいると、
「まぁ、いいじゃない?それも兼ねて君らがきっちりこの子を教育すればいいじゃないか、」
彼がまた、一言を添えてくれた。
「しかし、」
「明、僕の決定に従えないの?」
彼が明と呼ばれた少年の頬両手で抑える。
羨ましい。彼も笑顔になってる。
「それに、彼には僕は何かすごい可能性を秘めていると感じるんだ。
1度や2度の失敗くらい、別にいいだろ? それに情報屋だよ?絶対重宝するって」
ね?彼が首を傾げていった。
「はい、姫が言うなら、」
明さんが渋々認めた。
それからこちらをみずに名前を聞かれた。
「お前名前は?」
「あ、はい、俺の名前は神宮寺晴也です。」
「まぁ、これからみっちり扱いてやる覚悟しろ」
「ふふん、よかったね!これからしっかり頑張ってね!期待してるよ。」
彼がこちらにきて、笑顔で拍手してくれた。
「ありがとうございます!」
しっかり頭を下げて声をあげて礼をいった。これで俺は晴れて涙命のメンバーになった。
その後俺はきっちり涙への言葉使いやら、喧嘩やら、あと、最初のことで嫉妬されるのも相まってみっちりしごかれた。
そして俺は涙命の唯一の情報屋へと昇格した。
ちなみに俺が腕に掘った刺青はGODIS涙=涙は神
出会った時の涙を思い浮かべて掘ってもらった。
これでもう離れない、俺の涙。
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