義足の王様は姫になる?

柊 透司

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番外編

初体験は、3人!?

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大学生になる俺は一人暮らしをする予定だった為、家を探していたところせっかくだからとの事で相良が見つけていた新築のマンションを購入しその階層ごとぶち抜いてトンデモ部屋に招待された。


そのおかげで3人一緒に住むことが出来たのだが、如何せん部屋が多く1人2部屋にゲストルーム等もあるし防音処理は全ての部屋をしているらしく大声で歌おうと何しようと聞こえない。

「武尊の可愛い喘ぎ声、他の奴には聞かれたくねぇしな。許してもこのヘタレくらいか。」
「告白したのにまだ言うか…!桜沢、俺、そんな事ないよなぁ?」

どうだろうか。笠井コーチにはそのヘタレのせいでだいぶ泣かされたしなぁ。

反応が無いことに戸惑っている所を見るとめちゃくちゃ面白くて相良がそういうのも分かる。
笠井コーチは顔が良いのに自意識が低いから、尚更弄りがいがある。

引越しとかは役に立つカッコいい男なのに…なんでだろ。

引越し蕎麦を食いながらそんな事を考えていると、相良は立ち上がって言った。

「引越し、同棲と来たら…次はなんだと思う?」

「荷解きか?」

無難に答えていく笠井コーチに相良は馬鹿を見るような目で蔑みながらいう
「つまんねぇ答え出すな。所詮ヘタレ、荷解きしたいなら勝手にしてろ。もっとあるだろ。男として、甲斐性ねぇのかお前は!」

笠井コーチは考えているがなんの事だ?と言う顔をしていて、相良は呆れたふうに

「同棲と言えば初夜だろ。やっぱ。武尊を俺達のものに染めるんだぜ?ヘタレに分かるかなぁ。」
「分かるに決まってんだろ!?俺だって…男だし。そういう気持ちは…あるけど…」

んー?ちょっと待って?

「3人でやんの?俺、ハジメテなんだけど?」
「当たり前だろ?どっちか選べねぇのがお前なんだろ?なら黙って抱かれるのが男だろ。」
「あ、俺が抱かれる方は確定なんね……。」

まぁたしかに。我儘から始まったもののどちらも好きと言う優柔不断極まりない答えは本当の本当だし。

2人とも、俺に攻められるとは思ってなかったらしくまぁ、自分でもそうかなって思ってたから…ちょっと1人で練習してた事もあるしな。

早速2人にベッドに連行された俺はすぐに身ぐるみを剥がされた。器用な相良は義足を取り方を覚えるのも数回で覚えたらしく、それを取り上げられたら逃げる事も出来ない。

まぁ、危ないかもしれないし汚れたら嫌だから別にいいんだけど。

脱がされてすぐ、ビンビンに立ち上がっていた怒張を見られて顔を赤くしていると相良は首を傾げていた。

「お前、ココあんま使ってねぇの?」
「は?うん。なんで?」
「1人でも?」
「コーチは知ってると思うけど…出すとコンディションに影響する…から。」
「だな。ウチは強豪だったし、そういうのは言ってたが…まぁ実際にやってる奴はほぼ居ないけど。」

え、ウソだろ?松平もやってねぇって言ってたけど!?他の奴らもそこそこ居たが…あれは嘘か!?

「ん、松平は本当だろ。お前らは別枠だから。」
「で、相良さんは、経験ないやつは嫌?」

そう聞くと相良はため息を吐いた。
「話聞いてたか?1人遊びも知らない奴を俺のモノに染めれるとか男としては最高なご褒美ねぇよ。」

年齢的には18の俺は経験がほぼ無く、そういう気持ちになった時は外に走りに行く事にしてた。
それが相良のスイッチだとは思わんかったけど律儀に守っててよかったかもしれない。

相良は未使用のピンク色の怒張を咥え込み、ジュルジュルと音を立てながらカリの部分を刺激していく。

相良も初めてのはずなのに男だからか男の弱い部分を理解していて、快楽を受けた事がなかった俺は頭を真っ白にさせてすぐに果てた

「…ッ…は…はぁー…ごめ、口に出した…」

口に出してしまった白濁を見せ付けるように喉を鳴らし飲み干した相良はニヤリと笑っていた。

「美味くねぇけど、お前のなら飲める。」
「バカか…」
「そっちばっか狡いぞ」

そう言われて目の前が暗くなったと思ったら唇を塞がれていて笠井コーチの舌が割り込んできた

音を立てながら貪るように味わうと、普段のイメージからは想像もつかない男らしいキスに翻弄されてしまっていた

そんな時に片足を持ち上げられた感覚と後ろがヌルヌルと何かを塗りたくられている感じがする。
暖かいヌルヌルと一緒に相良の指が蕾をノックするように行き来した後、するりと滑り込んだ。

練習してたおかげであんまり違和感はない。
気持ちよくもないけど。

拡げるように指を挿入されて4本はいるようになったのは1時間後くらいだったが既に数回怒張や胸を弄られ続けて果てていてだいぶ疲れ気味だった。

ただ、途中からなんか、ケツがジンジンするんだよな…アツくて…痒いってか、なんか刺激が届かない感じでもどかしい。

「媚薬入りだから」

媚薬とか、漫画とかだけの奴かと思ってたわ…
どーりで身体がムズムズするし塗られた所がジンジンするわけだ。

なんて思っていたら相良の指がナカにある弱い部分をトントンとノックした衝撃で変な声を出してしまった

「ひぁ…ッ…!?」

「ほーん、ココか。気持ちいい?」

「わっ…かンな…ッいい゛ぃ……!!!」

前立腺と教えて貰ったソコを触られると頭の奥からチカチカしていつの間にか俺は果てていた。

「出し過ぎ、そんなに気持ちいいんか?」

快楽がこんなにも気持ちいいものだとは知らなかった。この二人が相手だからかは分からんけど…。
過ぎた快楽を味わうようにボーッとしていると2人は何故かジャンケンし始めた

「俺の勝ち…だな」
「チッ、ヘタレの癖に。どうせ俺より下手なんだ。痛がらせたらコロス。」
「う、うるさいなぁ!」

位置が逆転したかと思うと、蕾に宛てがわれた怒張はゆっくりと挿入ってきた。
指とは違う熱さと異物感に顔を顰めつつも想い人がナカで存在すると思うと心がポカポカしてくる

「ぅあッ…そんなに絞めないで…?辛いだろ。大きく息して吐いて」

深呼吸していると、落ち着いて来たのに蕾を割開かれ桜沢自身でさえ未知の部分まで開拓されている事実が目の前に拡がっていた。

「ぁー…心臓が痛い…俺、今すっげー幸せだ。コーチと相良さんにこんな事されるなんて…」
「ふふ、俺も桜沢とこうなるのは夢みたいだよ」

身体の奥がジンジンする。
熱くて、硬い怒張の存在感が凄くて、たまに前立腺にアタるから変な声出そうになって恥ずい。

「俺も早く味わいてぇな。思いっきり泣かせてェ」
「…それは手加減してよ…?」
「俺だけに言ってると痛い目見るぞ。」

そう言って見せられた方には、草食だと思われていた男が肉食に変化したような…獰猛な目をしていた。

見た事ある。

最初に会った時に、俺と松平でコーチへ挑んだ時にこういう顔をしていて…それを好きになったのを覚えている。

サッカーする時のコーチはちょくちょくこうなる。

喰われそうなくらい優しくて激しい行為が頭を真っ白にさせていった

「ハッ…ぁ…ムリ、ム゛リ…ッ!おかしくなるッ!」
「黙って快楽に堕ちろ。な、コレも舐めて」

後ろからも繋がっているというのに待ちきれないと言わんばかりにはち切れそうな怒張を唇に押し付けられて待ったをかけられた後の犬のように貪った。

明らかに平均のそれよりデカい2人の怒張を受け入れる

性急に出し入れされる快楽と息苦しさやキツさが生理的な涙を零させた。
そして、それを見た相良は自身の唇を舐め獲物を捉えたと言う目をしていた。

肉食獣はここにもいた。

「クッソエロ…初めての癖にそんなに欲しかった?」

耳に響く低音と後ろの気持ちよさ、相良の怒張を舐めているという事実どれもが頭がおかしくなりそうなくらい

「そっちばっか見んな…よ!」

先程より勢いよく突かれ、後ろからズチュズチュと音が鳴るくらいのプレスは俺を勝手に絶頂へと導いた。

「へ、なんッ…で!?」

俺のものは今、触ってないのに。

「トコロテン?すっげー…エロ…まだかよ?」
「うっせ、今は俺の時間だ。邪魔すんな」

コーチはギリギリなのにまだこの快楽を続けたいのか顔を顰めて我慢しているように見えた。

狡いな。2人とも余裕あって。俺はこんなにいっぱいいっぱいなのに。快楽を摂取するだけで幸せと気持ち良さで頭がトびそうなのに。

「あー、気持ちいー…このまま、1回口で出していい?」

こくりと頷くと喉奥をゆっくり浅い所で早くなるようストロークし始めたそれは、すぐに果てた。
相良も大分我慢してたらしくドロドロと濃厚で青臭い独特な匂いが口に拡がった

「飲め、上手く出来たら…ゴホウビやるよ」

ご褒美は別に要らんけど、褒めて欲しい。
その手で優しく頭を撫でて欲しかった俺はその白濁を飲み干した。

まずい。なんて感想もつかの間、それを見た笠井コーチはアテられたらしく更に激しいピストンになっていった

「俺もイく…!」
「ヒッ…ぁ゛あぁ!!」

同時に果てたと思ったらナカにコーチの欲がドクドクと主張しながら大量に注がれた。

「さ、交代交代」
「分かってるよ。そういう約束だもんな」

そう言われて抜かれていく感覚に声を漏らしながら、もう少しだけ味わっていたかったと思ったがそんな事を浸る暇もなく。

相良のイッたばかりなのにガチガチな肉棒が挿入された。

少し上反りなのかちょうどアタるように調整しているのか快楽が押し寄せる

「これから抱かれるってのに別の男を名残惜しんでんなや。泣かすぞ。コラ。」

まぁどっちにしても泣かすケド、なんて宣っている相良の顔は笑顔なのだからこれが噂に聞くドSと言う奴だろう。

サディスト気味なのは、泣き顔で惚れたくらいだからまぁ仕方ないか。なんて思ってしまう。

ズルズルとゆっくり奥に入り込んでくる怒張は壁に当たった。

メリメリと入っては行けないトコロに侵入しようとしている

「初めて盗られたんだ。ココは、俺に捧げろ?」

そういえば、アレだけの激しさでもコーチのモノは全部は入ってなかった。
2人は同じくらい大きい。

ソレが全部入ったら…

グチュリと勢いよく突き上げられてその壁を突き破ったかと思ってしまうような熱さと痛気持ちいい感覚が全身を襲ったと同時に白濁では無い液体がトロトロと溢れ出てきた

「あ、待って、…!?なんで!?」

分からんけど頭がチカチカして目の前がバチバチする。桜沢は下の感覚はあったけど漏らすのを止められなくて頭がパニックになった。

「お…前、初めてで潮吹きとか、ドンだけ可愛いんだ…?煽り過ぎだろ。王様はケツの才能もあんのな。」
「王様って…言うなぁ…!」
「王様だろ?俺をヘタレと同じ枠に括る奴なんざ男にも女にも居ねぇし、ヘタレもそういうタイプだろ?ま、どっちかと言うと姫か王妃だけどよ。」

その言葉と共にピストンされる怒張が前立腺やさっきの所を優しく、乱暴に押し上げて行く

「今回はコレで。次は雌イキも覚えような。武尊」
「ぁあ”ッ…あ”あ”あ!!!!」

意識を失いかけた時、ナカにしっかり注がれた感覚が身体に染み渡った。




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