20 / 67
第2章 土熊一族
第17話
しおりを挟む
天幕では、稀葉がたっぷりのご馳走に満足したのか、食料すべてを平らげてうとうとと目をつぶっておとなしくしている。
「ただいま、稀葉。明日にはここを発つことにしたよ。ゆっくり休んでくれ。お前にろくに食べ物もわけられずすまないが、もう少し辛抱してほしい」
漆黒のたてがみを撫でると、ゴロゴロと喉を鳴らしながら稀葉は鼻をすり寄せた。そうしていると、天幕の外から身軽な足音が近づいてくる。
「明日発つとはせっかちな奴だ。せっかく仲良くなれたのだ。もう少し飲み直すぞ!」
顔を出したのはサジだ。彼の浅黒い肌は、酒のおかげで若干赤みを帯びており、だいぶ酒に酔っているように見える。柰雲は苦笑いをしながら、サジが付き出してきた酒杯を受け取った。
山羊の乳の酒はのど越しが良くたくさん飲めてしまうのだが、度数がきついので柰雲は少しだけにしていた。明日も歩く。氣をここで緩めるわけにはいかない。そんな気持ちが顔に出ていたのか、サジに頬をつねられた。
「そんなに氣を張ったって仕方ないぞ。それに、この村は交代で寝ずの見張りがいるから、柰雲をつけている連中も襲ってこないだろう」
サジは瓶からとくとくと酒を注いで、喉を慣らしながら一気に飲み干した。つまみに持ってきた鹿肉の燻製をがぶりと噛みちぎる。
「……追っ手に気がついていたのか。すまない、ここに連れてきてしまうつもりはなかったんだ。それに彼らはわたしに危害を加えるつもりはないようだし」
わかっている、とサジは笑った。
「俺たちは移動する民だから、奴らに場所を知られたところで問題はない。それに、初めから気付いていて柰雲を招いている」
自分たちのねぐらを知られたり攻められたりしたところで、ちっとも痛くないというのがサジの主張だ。
「おおかた、毒稲の民の密偵だろう? 和賀ノ実を見つけたら神域とやらに押し入るつもりなんじゃないか?」
柰雲が思っていたことと、サジの意見は一緒のようだ。柰雲はサジをまっすぐ見つめた。
「サジ。もしわたしが実を見つけたら、一部を受け取ってくれるか?」
せめてもの感謝の気持ちを、土熊《つちぐま》一族に伝えたかった。しかしサジは首を横に振った。
「実があれば、土地を持たねばならない。それは、耕す大地を巡って人と争うことを意味する。毒稲の民のようにな。俺たちは俺たちは狩猟の民だ。人と争わず、山々を放浪して自然と共に生きているのが丁度いい」
「……そうか」
「そんな顔をするな、柰雲。山と共に生き山と共に死ぬのが土熊一族の運命だ。それを恥じたことも嘆いたこともない。自然に生きられることを誇りに思う」
「ああ、土熊の民は素晴らしいよ。ならば、わたしが村に戻ったらぜひ近くに来てほしい。その時には今回の礼をしたい」
「その時はたっぷりたんまり恩恵を受け取ろう。美味い猪の肉を持って行く」
サジと柰雲はお互いの盃に酒を注ぎ入れると、笑いながら飲み干した。
「俺たちはもう兄弟だ。約束をいつか果たそう。それまで柰雲、命を落とすなよ」
「もちろん。わたしが死ぬわけにはいかない」
燻製肉をかじりつつ、しばらく男娼が続いた。そろそろ酒もなくなるという頃になって、サジが柔らかい表情になる。
「……俺は柰雲が治める國を見てみたい。お前も後継ぎか皇子だろう?」
「なぜそう思うんだ?」
「村人の命のために、聞いたこともない場所を当てもなく目指そうなんて思わないさ」
しかし柰雲は首を横へ振った。
「太占《うらない》で跡継ぎと言われただけで、わたしは末子だ。本当は、兄さんの方が適任だとわたしも村人たちも思っている」
「そうか?」
「なし崩し的に、わたしが旅に出ることになった。村人が苦しみ大変なことになるから、引き受ける以外の選択がなかっただけだ」
柰雲は干した杯の底を眺めた。
「わたしは人の命を背負う責任感で動けるような人間ではない」
最初の雨粒が大地に染み入るかのような静けさが満ちる。サジは黙って聞いていたが、しばらくして口を開いた。
「柰雲、俺も次期当主だ。選ばれた時は嬉しかったけど、逃げ出したくも、押しつぶされそうにもなる。でも、そういう感覚が持てるだけ、ましだと思うようになった」
「まし?」
「そうだ。権力に溺れて道を見失うくらいなら、恐怖に怯えるほうがいい。自分の立場とみんなの命を、秤にかけなきゃならない時は来る。その時に、自分の保身に走るくらいなら死んだ方がいいと思えるのがまともさ」
「わたしは」
「重苦しい話はここいらでよそうぜ。柰雲は真面目すぎるようだからな。精一杯、いろんなものを背負って生きるだけだ。つらくなったら、俺が話を聞くよ」
「ありがとう、サジ」
そのあと少しだけ夜更かしして語り合った。稀葉があくびをするころにサジは帰って行き、柰雲は寝台に寝そべった瞬間に眠りについていた。
あんなに飲み食いしたのに、翌朝はすべての調子が良く、不思議と身体も心も重くなかった。
柰雲は早朝に目を覚ますと、一族みんなが集まっている厨房周辺に向かった。稀葉に乗せるという約束をした兄妹を見つけて、背に乗せてやる。
妹は初めて乗る候虎に戸惑っていたが、兄がしっかりと妹を抱え込んで稀葉の手綱を握った。小さい妹を支え前をまっすぐ向く兄の姿が、小さい時の自分の姿と重なって胸が熱くなった。
(……美爾《みしか》……生きていれば、このくらいか)
最初は怖がっていた妹も、乗っているうちにだんだんと笑顔になり、最後はキャッキャとはしゃぎながら稀葉のたてがみを撫でていた。稀葉も嫌がらずに遊んでいて、兄妹はすぐに稀葉と仲良くなっていた。
兄妹の笑顔を忘れたくなくて、しっかりと胸に刻み込む。胸に込み上げてくるものを感じながら、兄妹の末永い平安を祈らずにはいられなかった。
兄妹の頭を撫でて別れを告げると、稀葉に乗せてくれたお礼にと、狼の骨でできた耳輪《じかん》をくれた。
「いいのか? 狼は、君たち一族にとって大事な生き物じゃ……」
「いい。兄ちゃんは、兄ちゃんにとって大事な候虎に乗せてくれた。これはお礼だ」
小さい手から受け取ると、柰雲は二人の小さな身体を抱き寄せた。子どもたちの体温が高くて、涙が込み上げそうになった。
「二人とも、ありがとう」
耳輪を着けてから、柰雲は支度を整えると族長やサジに礼を伝える。族長たちは天幕の内側で奈雲の旅の安全を祈る短い祈りを捧げてくれた。
拠点から離れて森の際にいくまでサジが送ってくれた。名残惜しい気持ちを隠しながら別れを告げると、サジがにやりと笑う。
「柰雲、これを持っていけ」
渡されたのは、小さな革の入れ物に入れられた半液状の薬のようなものだ。
「これは……?」
「ガノムの毒だ。川に流せば魚も穫れる。矢に塗って人に使えば……まあ言わなくてもわかるよな」
ガノムは參ノ國全域に生える毒草で、美しい花をつけるが大きな根には恐ろしい毒を持つ。
その威力は一滴で牛や馬が動かなくなるほどだ。
毒の抽出方法は手間がかかり、さらに使い方や適量を間違えれば死に直結する。そのため、人々はガノムを好んでいない。
「いいのか、こんな貴重なものまで……なにからなにまでありがとう」
「その耳輪似合ってるぞ」
必ずまた会おうと、柰雲は小柄で頑丈な彼の身体を抱きしめた。一度だけ振り返ると、サジが見送ってくれている。大きく手を振って、柰雲はまた前を向いて歩き始めた。
「ただいま、稀葉。明日にはここを発つことにしたよ。ゆっくり休んでくれ。お前にろくに食べ物もわけられずすまないが、もう少し辛抱してほしい」
漆黒のたてがみを撫でると、ゴロゴロと喉を鳴らしながら稀葉は鼻をすり寄せた。そうしていると、天幕の外から身軽な足音が近づいてくる。
「明日発つとはせっかちな奴だ。せっかく仲良くなれたのだ。もう少し飲み直すぞ!」
顔を出したのはサジだ。彼の浅黒い肌は、酒のおかげで若干赤みを帯びており、だいぶ酒に酔っているように見える。柰雲は苦笑いをしながら、サジが付き出してきた酒杯を受け取った。
山羊の乳の酒はのど越しが良くたくさん飲めてしまうのだが、度数がきついので柰雲は少しだけにしていた。明日も歩く。氣をここで緩めるわけにはいかない。そんな気持ちが顔に出ていたのか、サジに頬をつねられた。
「そんなに氣を張ったって仕方ないぞ。それに、この村は交代で寝ずの見張りがいるから、柰雲をつけている連中も襲ってこないだろう」
サジは瓶からとくとくと酒を注いで、喉を慣らしながら一気に飲み干した。つまみに持ってきた鹿肉の燻製をがぶりと噛みちぎる。
「……追っ手に気がついていたのか。すまない、ここに連れてきてしまうつもりはなかったんだ。それに彼らはわたしに危害を加えるつもりはないようだし」
わかっている、とサジは笑った。
「俺たちは移動する民だから、奴らに場所を知られたところで問題はない。それに、初めから気付いていて柰雲を招いている」
自分たちのねぐらを知られたり攻められたりしたところで、ちっとも痛くないというのがサジの主張だ。
「おおかた、毒稲の民の密偵だろう? 和賀ノ実を見つけたら神域とやらに押し入るつもりなんじゃないか?」
柰雲が思っていたことと、サジの意見は一緒のようだ。柰雲はサジをまっすぐ見つめた。
「サジ。もしわたしが実を見つけたら、一部を受け取ってくれるか?」
せめてもの感謝の気持ちを、土熊《つちぐま》一族に伝えたかった。しかしサジは首を横に振った。
「実があれば、土地を持たねばならない。それは、耕す大地を巡って人と争うことを意味する。毒稲の民のようにな。俺たちは俺たちは狩猟の民だ。人と争わず、山々を放浪して自然と共に生きているのが丁度いい」
「……そうか」
「そんな顔をするな、柰雲。山と共に生き山と共に死ぬのが土熊一族の運命だ。それを恥じたことも嘆いたこともない。自然に生きられることを誇りに思う」
「ああ、土熊の民は素晴らしいよ。ならば、わたしが村に戻ったらぜひ近くに来てほしい。その時には今回の礼をしたい」
「その時はたっぷりたんまり恩恵を受け取ろう。美味い猪の肉を持って行く」
サジと柰雲はお互いの盃に酒を注ぎ入れると、笑いながら飲み干した。
「俺たちはもう兄弟だ。約束をいつか果たそう。それまで柰雲、命を落とすなよ」
「もちろん。わたしが死ぬわけにはいかない」
燻製肉をかじりつつ、しばらく男娼が続いた。そろそろ酒もなくなるという頃になって、サジが柔らかい表情になる。
「……俺は柰雲が治める國を見てみたい。お前も後継ぎか皇子だろう?」
「なぜそう思うんだ?」
「村人の命のために、聞いたこともない場所を当てもなく目指そうなんて思わないさ」
しかし柰雲は首を横へ振った。
「太占《うらない》で跡継ぎと言われただけで、わたしは末子だ。本当は、兄さんの方が適任だとわたしも村人たちも思っている」
「そうか?」
「なし崩し的に、わたしが旅に出ることになった。村人が苦しみ大変なことになるから、引き受ける以外の選択がなかっただけだ」
柰雲は干した杯の底を眺めた。
「わたしは人の命を背負う責任感で動けるような人間ではない」
最初の雨粒が大地に染み入るかのような静けさが満ちる。サジは黙って聞いていたが、しばらくして口を開いた。
「柰雲、俺も次期当主だ。選ばれた時は嬉しかったけど、逃げ出したくも、押しつぶされそうにもなる。でも、そういう感覚が持てるだけ、ましだと思うようになった」
「まし?」
「そうだ。権力に溺れて道を見失うくらいなら、恐怖に怯えるほうがいい。自分の立場とみんなの命を、秤にかけなきゃならない時は来る。その時に、自分の保身に走るくらいなら死んだ方がいいと思えるのがまともさ」
「わたしは」
「重苦しい話はここいらでよそうぜ。柰雲は真面目すぎるようだからな。精一杯、いろんなものを背負って生きるだけだ。つらくなったら、俺が話を聞くよ」
「ありがとう、サジ」
そのあと少しだけ夜更かしして語り合った。稀葉があくびをするころにサジは帰って行き、柰雲は寝台に寝そべった瞬間に眠りについていた。
あんなに飲み食いしたのに、翌朝はすべての調子が良く、不思議と身体も心も重くなかった。
柰雲は早朝に目を覚ますと、一族みんなが集まっている厨房周辺に向かった。稀葉に乗せるという約束をした兄妹を見つけて、背に乗せてやる。
妹は初めて乗る候虎に戸惑っていたが、兄がしっかりと妹を抱え込んで稀葉の手綱を握った。小さい妹を支え前をまっすぐ向く兄の姿が、小さい時の自分の姿と重なって胸が熱くなった。
(……美爾《みしか》……生きていれば、このくらいか)
最初は怖がっていた妹も、乗っているうちにだんだんと笑顔になり、最後はキャッキャとはしゃぎながら稀葉のたてがみを撫でていた。稀葉も嫌がらずに遊んでいて、兄妹はすぐに稀葉と仲良くなっていた。
兄妹の笑顔を忘れたくなくて、しっかりと胸に刻み込む。胸に込み上げてくるものを感じながら、兄妹の末永い平安を祈らずにはいられなかった。
兄妹の頭を撫でて別れを告げると、稀葉に乗せてくれたお礼にと、狼の骨でできた耳輪《じかん》をくれた。
「いいのか? 狼は、君たち一族にとって大事な生き物じゃ……」
「いい。兄ちゃんは、兄ちゃんにとって大事な候虎に乗せてくれた。これはお礼だ」
小さい手から受け取ると、柰雲は二人の小さな身体を抱き寄せた。子どもたちの体温が高くて、涙が込み上げそうになった。
「二人とも、ありがとう」
耳輪を着けてから、柰雲は支度を整えると族長やサジに礼を伝える。族長たちは天幕の内側で奈雲の旅の安全を祈る短い祈りを捧げてくれた。
拠点から離れて森の際にいくまでサジが送ってくれた。名残惜しい気持ちを隠しながら別れを告げると、サジがにやりと笑う。
「柰雲、これを持っていけ」
渡されたのは、小さな革の入れ物に入れられた半液状の薬のようなものだ。
「これは……?」
「ガノムの毒だ。川に流せば魚も穫れる。矢に塗って人に使えば……まあ言わなくてもわかるよな」
ガノムは參ノ國全域に生える毒草で、美しい花をつけるが大きな根には恐ろしい毒を持つ。
その威力は一滴で牛や馬が動かなくなるほどだ。
毒の抽出方法は手間がかかり、さらに使い方や適量を間違えれば死に直結する。そのため、人々はガノムを好んでいない。
「いいのか、こんな貴重なものまで……なにからなにまでありがとう」
「その耳輪似合ってるぞ」
必ずまた会おうと、柰雲は小柄で頑丈な彼の身体を抱きしめた。一度だけ振り返ると、サジが見送ってくれている。大きく手を振って、柰雲はまた前を向いて歩き始めた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ミネルヴァ大陸戦記
一条 千種
ファンタジー
遠き異世界、ミネルヴァ大陸の歴史に忽然と現れた偉大なる術者の一族。
その力は自然の摂理をも凌駕するほどに強力で、世界の安定と均衡を保つため、決して邪心を持つ人間に授けてはならないものとされていた。
しかし、術者の心の素直さにつけこんだ一人の野心家の手で、その能力は拡散してしまう。
世界は術者の力を恐れ、次第に彼らは自らの異能を隠し、術者の存在はおとぎ話として語られるのみとなった。
時代は移り、大陸西南に位置するロンバルディア教国。
美しき王女・エスメラルダが戴冠を迎えようとする日に、術者の末裔は再び世界に現れる。
ほぼ同時期、別の国では邪悪な術者が大国の支配権を手に入れようとしていた。
術者の再臨とともに大きく波乱へと動き出す世界の歴史を、主要な人物にスポットを当て群像劇として描いていく。
※作中に一部差別用語を用いていますが、あくまで文学的意図での使用であり、当事者を差別する意図は一切ありません
※作中の舞台は、科学的には史実世界と同等の進行速度ですが、文化的あるいは政治思想的には架空の設定を用いています。そのため近代民主主義国家と封建制国家が同じ科学レベルで共存している等の設定があります
※表現は控えめを意識していますが、一部残酷描写や性的描写があります
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ハルフェン戦記 -異世界の魔人と女神の戦士たち-
レオナード一世
ファンタジー
軌道エレベーターを築き上げ、月の植民地化まで果たした地球に生きるウィルフレッド。 アルマと呼ばれる生体兵器である彼は旧知との戦いのさなか、剣と魔法の異世界ハルフェンへと転移した。 彼は仲間と女神の巫女達とともに邪神ゾルドの復活を目論む邪神教団ゾルデと戦うことになるが…
カクヨムにて同時掲載中。
他のイラストレータ様のキャラ等の依頼絵はtwitterにて。
悪神と契約して人間辞めましたが無茶振りされて困ってます ~亡国の復讐神~
千里一兎
ファンタジー
少年イスメトは、罪人の息子。
友はいるが、村人の多くは彼を腫れ物のように扱っていた。
ある日、神殿に不当な税をかけられ、村が食糧難に陥る。
これに反抗した村人たちは、総出で神殿に夜襲をかけることに決めた。
イスメトは食料を盗むために神殿へ忍び込み、仲間を庇って殺されかける。
その時、名も知らぬ神に語りかけられた。
神と契約した少年は強大な戦神の力を手に入れ、村と自分の名誉のために戦うことになる。
しかし、力の代償として神が少年に求めたのは、この王国を滅ぼすことで――!?
心優しき少年が、荒ぶる砂漠の神に振り回されながらも国を変えていく、世直し復讐譚。
★挿絵あり。
★現在「小説家になろう」にて先行連載しています。
★この物語はフィクションです。実在の宗教・歴史・国・人物・団体などとは関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる