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第4章 精霊狩り
第37話 森を焼く
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「かかったな!」
その声とともにニケが見たのは、自分をかばって毒針に打たれたシオンの姿だった。
何かをウァールが指示し、覆いかぶさったシオンの背中に兵士たちの数本の剣が突き刺さったのを見た時に、ニケの世界が止まった。
「シオンやだ……」
ニケを強く抱きしめたシオンが、口から咳き込むようにして血を吐いた。ニケがシオンの背に恐る恐る腕を回すと、そこにつきたてられた刃に引き裂かれた傷から、血がどろどろと流れ出ていた。
両手を見ると、シオンの血がべったりとくっついている。
「やだ、シオン……」
「いいから。黙って」
シオンは強くニケを抱きしめた。
「やだ、なんで」
耳にシオンの息がかかる。苦しそうな吐息に混じって、シオンがつぶやいた。
「逃げろ、ニケ」
シオンの身体がニケからはがされ、兵士たちに身体を引っ張られた。シオンの身体が、目の前でゆっくりと地面に倒れるのが見える。
シオンが倒れた音が耳に届いて、ニケの世界が動き出した。
「惜しい人材だがな、チビ一人でいい。こいつは面倒そうだから捨てて行く」
ニケは言葉が出せないまま、血だまりをつくって地面に倒れ込んだシオンに手を伸ばすが、兵士たちに無理やりに引っ張られて引きずられた。
痛みに暴れている精霊樹のそばから一刻も早く離れるために、全員が小走りで逃げ出す。
ウァールがまた兵士たちに指示を出して、彼らが馬に積んでいた樽を次々に破壊しながらその場に遺棄して行った。途端、鼻に油のにおいが届く。
倒れたシオンをに目をやると、ウァールは彼に手を伸ばした。シオンの耳についていた耳飾りに手をかけると、それを外す。
「やだ、シオンに触らないで! それはシオンのだから返して!」
それを見ていたニケが大暴れすると、押さえつけていた兵士の数が増える。また発火しないかとびくつきながらも、羽交い絞めにして足を押さえつけた。
「これは今はもう出回っていない貴重な魔法石だぞ。死体につけとくにはもったいないだろ」
ウァールがそれをポケットにしまい込んで、駆け出して馬にまたがった。
「シオンを置いて行かないで!」
「もう死んだ」
ウァールがまるで何の感情もなくそう言うと、手に炎を出した。
「止め――」
ウァールが樽から流れ出ている油に、火をつける。
あっという間に精霊樹の周りに、炎の海が広がった。
ニケが振り返ると、シオンの金色の瞳が、虚空を見つめていた。
そのあと吹き出してきた猛烈な火の渦によって、一瞬で視界が途切れた。
木々が焼ける匂いがする。
精霊の悲鳴があちこちから聞こえてくるのをニケの耳が捉えていた。
「お前が守護精霊に精霊殺しのことをばらすから、結局こうなったんだぞ」
馬に乗って森を駆け抜けながら、縛られたニケはウァールの愚痴を延々と聞かされた。
物のように地面に棄てられ、血だまりの中に倒れ込んだシオンの残像が瞼の裏に焼き付いて、ニケは震えが止まらないまま運ばれる。
精霊たちの悲鳴は、耳を塞ぎたくても拘束された手では塞げずに、ニケの心の奥にまで響いてくる。
恐怖に涙さえ出ないまま、ニケは馬の背に揺られた。
「こんな魔法石でいかさましているくらいなら、あいつ薬師《くすし》としては大したことないぞ。他にもっと凄腕の薬師くらいいくらでもいる。とっととあきらめろ」
「なんでそんなこと言うの! シオンに代わりはいないのに!」
ニケは隣を走るウァールに噛みつくように叫んだ。
「うるさいな、チビ。あいつが死んだのだって、お前のせいだろうが」
「違う」
「違わないね。お前がもっとうまく交渉していれば、今頃あいつだって生きていた。森だって焼かずに済んだのに、聞こえてるだろ、この精霊の声は全部お前が失敗したことによるものだ」
ウァールの言葉に、ニケの心臓がえぐられた。
「そんな……」
「精霊なんかの味方するからだ」
違う、とニケは歯を食いしばった。ウァールはニケにすべてを押し付けて、言い逃れをしているだけだと分かっていても、悔しさに涙が出そうになる。
苦しくて目をぎゅっとつぶったとき、突如馬が引かれて、乱暴に止まった。ニケは身体を揺すられながら、転げ落ちそうになるのを兵士に引っ張られて落馬を逃れた。
「何だよ、どうした?」
「それが、先に帰した王たちの馬がそこに」
ウァールが眉をしかめて前方を見ると、確かにそこには、先に逃げていたはずの王とその騎馬兵たちの馬が木々に繋がれていた。王たちの姿は見えず、不審に思ったウァールたちが、馬から降りる。
「フォッサ王、どうしたんだ」
辺りを警戒しながら、前方へと進む。ニケも降ろされて、兵に引っ張られながらそちらへと向かうと、少し行った先に、王たちが地面に座っているのが見えた。
「フォッサ王!」
兵とウァールが駆けつけると、うつむいていた王が首をもたげた。とつじょ、王と兵士の周りを炎の輪が包み込む。
横には、フード付きのマントを身にまとった、いかにも偉丈夫といったいで立ちの男が立っていた。
「貴様、その方はフォッサの王だぞ!」
兵たちが次々に剣を抜く。ウァールが進み出て、男ににじり寄った。
「何者だ、あんた」
男はくつくつと笑った。兵士たちが一瞬で殺気立ったのだが、男がにやりと笑うと同時に、兵士たちの抜いた剣が一瞬で真っ赤になって、ぐにゃりと曲がる。
そのあまりの熱さに、兵士たちが慌てて剣を地面に落とした。
一瞬で鉄が溶ける高温にされた剣の熱気に、各々が手を火傷して痛みにもがく。
「俺に剣をつきたてようなんざ、百万年はえーんだよ」
男がフードを取った。深い葡萄酒のような色味の髪の毛。自信に溢れた強かな顔――。
「……マグナ!」
後ろでじっとしていたニケが、男を見た瞬間に声を上げる。ニケの発した名前に、その場にいた全員がたじろいだ。
「マグナ、だと? イグニスの!?」
ウァールが、ニケと、目の前の男とを交互に見た。
「フォッサの方向へ入って行ったと思ったら……何してんだよ、ニケ」
マグナの足元から、ウルムもひょいと顔を出した。それを見たニケが、安堵してその場にへたり込むと、マグナがにやりと笑った。
その声とともにニケが見たのは、自分をかばって毒針に打たれたシオンの姿だった。
何かをウァールが指示し、覆いかぶさったシオンの背中に兵士たちの数本の剣が突き刺さったのを見た時に、ニケの世界が止まった。
「シオンやだ……」
ニケを強く抱きしめたシオンが、口から咳き込むようにして血を吐いた。ニケがシオンの背に恐る恐る腕を回すと、そこにつきたてられた刃に引き裂かれた傷から、血がどろどろと流れ出ていた。
両手を見ると、シオンの血がべったりとくっついている。
「やだ、シオン……」
「いいから。黙って」
シオンは強くニケを抱きしめた。
「やだ、なんで」
耳にシオンの息がかかる。苦しそうな吐息に混じって、シオンがつぶやいた。
「逃げろ、ニケ」
シオンの身体がニケからはがされ、兵士たちに身体を引っ張られた。シオンの身体が、目の前でゆっくりと地面に倒れるのが見える。
シオンが倒れた音が耳に届いて、ニケの世界が動き出した。
「惜しい人材だがな、チビ一人でいい。こいつは面倒そうだから捨てて行く」
ニケは言葉が出せないまま、血だまりをつくって地面に倒れ込んだシオンに手を伸ばすが、兵士たちに無理やりに引っ張られて引きずられた。
痛みに暴れている精霊樹のそばから一刻も早く離れるために、全員が小走りで逃げ出す。
ウァールがまた兵士たちに指示を出して、彼らが馬に積んでいた樽を次々に破壊しながらその場に遺棄して行った。途端、鼻に油のにおいが届く。
倒れたシオンをに目をやると、ウァールは彼に手を伸ばした。シオンの耳についていた耳飾りに手をかけると、それを外す。
「やだ、シオンに触らないで! それはシオンのだから返して!」
それを見ていたニケが大暴れすると、押さえつけていた兵士の数が増える。また発火しないかとびくつきながらも、羽交い絞めにして足を押さえつけた。
「これは今はもう出回っていない貴重な魔法石だぞ。死体につけとくにはもったいないだろ」
ウァールがそれをポケットにしまい込んで、駆け出して馬にまたがった。
「シオンを置いて行かないで!」
「もう死んだ」
ウァールがまるで何の感情もなくそう言うと、手に炎を出した。
「止め――」
ウァールが樽から流れ出ている油に、火をつける。
あっという間に精霊樹の周りに、炎の海が広がった。
ニケが振り返ると、シオンの金色の瞳が、虚空を見つめていた。
そのあと吹き出してきた猛烈な火の渦によって、一瞬で視界が途切れた。
木々が焼ける匂いがする。
精霊の悲鳴があちこちから聞こえてくるのをニケの耳が捉えていた。
「お前が守護精霊に精霊殺しのことをばらすから、結局こうなったんだぞ」
馬に乗って森を駆け抜けながら、縛られたニケはウァールの愚痴を延々と聞かされた。
物のように地面に棄てられ、血だまりの中に倒れ込んだシオンの残像が瞼の裏に焼き付いて、ニケは震えが止まらないまま運ばれる。
精霊たちの悲鳴は、耳を塞ぎたくても拘束された手では塞げずに、ニケの心の奥にまで響いてくる。
恐怖に涙さえ出ないまま、ニケは馬の背に揺られた。
「こんな魔法石でいかさましているくらいなら、あいつ薬師《くすし》としては大したことないぞ。他にもっと凄腕の薬師くらいいくらでもいる。とっととあきらめろ」
「なんでそんなこと言うの! シオンに代わりはいないのに!」
ニケは隣を走るウァールに噛みつくように叫んだ。
「うるさいな、チビ。あいつが死んだのだって、お前のせいだろうが」
「違う」
「違わないね。お前がもっとうまく交渉していれば、今頃あいつだって生きていた。森だって焼かずに済んだのに、聞こえてるだろ、この精霊の声は全部お前が失敗したことによるものだ」
ウァールの言葉に、ニケの心臓がえぐられた。
「そんな……」
「精霊なんかの味方するからだ」
違う、とニケは歯を食いしばった。ウァールはニケにすべてを押し付けて、言い逃れをしているだけだと分かっていても、悔しさに涙が出そうになる。
苦しくて目をぎゅっとつぶったとき、突如馬が引かれて、乱暴に止まった。ニケは身体を揺すられながら、転げ落ちそうになるのを兵士に引っ張られて落馬を逃れた。
「何だよ、どうした?」
「それが、先に帰した王たちの馬がそこに」
ウァールが眉をしかめて前方を見ると、確かにそこには、先に逃げていたはずの王とその騎馬兵たちの馬が木々に繋がれていた。王たちの姿は見えず、不審に思ったウァールたちが、馬から降りる。
「フォッサ王、どうしたんだ」
辺りを警戒しながら、前方へと進む。ニケも降ろされて、兵に引っ張られながらそちらへと向かうと、少し行った先に、王たちが地面に座っているのが見えた。
「フォッサ王!」
兵とウァールが駆けつけると、うつむいていた王が首をもたげた。とつじょ、王と兵士の周りを炎の輪が包み込む。
横には、フード付きのマントを身にまとった、いかにも偉丈夫といったいで立ちの男が立っていた。
「貴様、その方はフォッサの王だぞ!」
兵たちが次々に剣を抜く。ウァールが進み出て、男ににじり寄った。
「何者だ、あんた」
男はくつくつと笑った。兵士たちが一瞬で殺気立ったのだが、男がにやりと笑うと同時に、兵士たちの抜いた剣が一瞬で真っ赤になって、ぐにゃりと曲がる。
そのあまりの熱さに、兵士たちが慌てて剣を地面に落とした。
一瞬で鉄が溶ける高温にされた剣の熱気に、各々が手を火傷して痛みにもがく。
「俺に剣をつきたてようなんざ、百万年はえーんだよ」
男がフードを取った。深い葡萄酒のような色味の髪の毛。自信に溢れた強かな顔――。
「……マグナ!」
後ろでじっとしていたニケが、男を見た瞬間に声を上げる。ニケの発した名前に、その場にいた全員がたじろいだ。
「マグナ、だと? イグニスの!?」
ウァールが、ニケと、目の前の男とを交互に見た。
「フォッサの方向へ入って行ったと思ったら……何してんだよ、ニケ」
マグナの足元から、ウルムもひょいと顔を出した。それを見たニケが、安堵してその場にへたり込むと、マグナがにやりと笑った。
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