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17話 ~仕組まれた失敗~
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「あ……証明できないんだ」
愕然(がくぜん)とする。
魔物の襲撃を受けた兵士たちは、私の回復によって同時に記憶がなくなってしまった。
だから、あの集落で起こったできごとをちゃんと話すことができない。
私がニセ魔女じゃないことは、証明できる。
誰かの前で、ケガを治す魔法を使えばいいのだから。
でも、もし私の力の副作用で記憶が消える、とわかっても、だ。
魔物の襲撃の時にその力を使ったのか。
そもそも魔物の襲撃自体がなかったのをごまかそうとしているのか。
それをハッキリさせる手段がない。
悪魔の証明だ。ひどい。
(隊長さんのケガ……治してあげたいけど)
腕や足に、青あざが色濃く残っている。
さっきの兵士や、他の尋問員につけられたものだろうか。
いくら任務に失敗した、と判断されたとはいえ、自分の国の兵士隊長に対して、あまりにもひどい。
「こんな、キズだらけになって……」
痛みを与えないように、冷たい石の床から、布だけが敷かれたベッドに移動させた。
頬に痛々しく残るあざに、そっと触れる。
見た感じ、命に係わるケガじゃなさそうだ。
治してあげたいけど、もし記憶が消えてしまったらきっと困るだろう。
キズの様子を確認しつつ、力を使うのをためらっていると。
「……ん……」
ふいに、隊長のまぶたがフルフルと震えた。
「あ……た、隊長さん! 大丈夫ですか!?」
「ん、っ……? あ、あなた、は」
何度かのまばたきの後、彼はおどろきの表情で目を見開き――フッ、とあきらめたようにため息をついた。
「そう……そういうこと。巻き込んじゃったのね、あなたを」
「えっ? い、いえ、すみません。むしろ、私がみんなを治療してしまったせいで、あの魔物たちの襲撃がなかったことになってしまって……」
ケガを治さないほうがよかった。
そんなことは、もちろん無い。
でも、話をややこしくして、彼の立場を悪くしてしまったのは、私が原因だった。
さっきの兵士の言葉が正しければ、残り少ないチャンスだったのに!
申し訳なさでググッと身を縮めていると、
「いいえ。違う、違うのよ」
隊長は、強く首を横にふった。
え、と固まった私に対して、彼はサッと周囲に目を光らせた。
「隊長さん? なにか……」
「シッ……静かに」
この階は非常に狭くて、私たちが放り込まれている牢屋以外には何もない。
かろうじて牢屋の外にロウソクがひとつ置かれているだけで、見張りもないのだ。
不用心きわまりない、と思うけれど、地下三階ともなれば、脱獄の心配もないのかもしれない。
「……大丈夫そうね」
隊長は、他に誰もいないことを慎重に確認した後、そっと目を合わせてきた。
「今回、あたしに与えられた任務はね、もともと失敗させるために与えられたものなのよ。……わかってた。わかっていたんだけど、ね」
「え……ど、どういうことですか!?」
失敗させるために与えられた?
それは、いろいろなことが仕組まれていた、ということ!?
あまりにも不穏な言葉に、牢屋の中ということも忘れて、私は隊長につめ寄った。
彼は苦笑いしながら小さくため息をつくと、ユルユルと語り出した。
「あたしの家は、代々王家に仕える家系でね。王家……それも、いわゆる本筋、本家側の王家ね。代々女性が王位を継ぐこのフェゼント国では、女性が生まれない場合、近しい分家筋から本家が養子を引き取り、代々国をつないできたでしょう?」
「え……え、ええ……」
いかにも国の常識です、と言わんばかりの口調に、私はあいまいにうなづきつつ、先を促した。
「ちょうど、今の女王が後を継いで、十年くらい経ってからかしら。うちの家系が疎まれはじめたのは」
「疎まれ……ってことは、今の女王様は分家からの養子?」
「そう。前女王の影響力を引き継いでいる、うちの家が気にくわなかったんでしょうね。こうしてずっと、イヤがらせをされ続けてきたのよ」
「うわあ……あるんですね、そういうの……」
跡継ぎ問題、影響力、派閥だのなんだの。
あまり、現実感がないように思える。
いや、元の世界でも、学生時代、クラスのグループごとのパワーバランスやら、部活の先輩後輩問題やらがあったから、それの拡大版という感じだろうか。
隊長はヤレヤレ、と言わんばかりに首を振って、続けた。
「おかげで、うちの両親と兄弟たちは、祖父母が管轄していた領地へ戻ったわ。ついていくのがシャクであたしは残っていたけど、この仕打ちってわけ」
「……ひどい、話ですね」
「ふふ。……ありがと、同情してくれて」
彼は、眉を下げて力を抜いた顔で笑った後、傷つけられた腕をさすりつつ、遠い目をした。
「今回のアレだって……オオカミの魔物たちがあそこを襲ったことくらい、王家には情報として入っていたはず。運よくあたしが死んだらラッキー、そうでなくとも、いいがかりをつけて牢屋に放り込むつもりだったのよ、きっと」
トン、と冷たい石の壁に背中を押し付けて、隊長はそのまま押し黙った。
暗い牢屋の中に、気まずい沈黙が落ちた。
なんと言葉をかければいいか悩む。
励ますべきか、なぐさめるべきか、一緒に怒り出すべきか。
でも結局、なにもいい言葉なんて浮かばずに、おずおずと問いかけた。
「えっとぉ……その、まさか処刑される、なんてことは……」
「アハハ。それはよっぽどの重罪人でもないかぎりないわね。そうねぇ……せいぜい、称号はく奪くらいじゃないかしら」
「しょうごうはくだつ」
それが、いったいどれくらいの罪なのか、サッパリだ。
しかし、命を奪われるものではない、というのだけは救いだった。
少しだけホッと気を抜いていると、彼は不意に『あっ』と気づいたような顔をして、私を見た。
「そうだわ! 行方不明の届けを探してあげるって話だったわよね。約束破っちゃったわ、ごめんなさい」
「えっ!? い、いえ、その……お気になさらず……」
(たぶん……というか、ゼッタイに出てないし……)
こんな時ですら、私の心配をしてくれるなんて。
申し訳なさ倍増で体を縮めつつ、そっと彼の隣で壁に背中をつけた。
「えっと……その。罰がくだされるまでは、ここに閉じ込められっぱなしですかね」
「そうでしょうね。うちの実家が抗議でも入れてくれれば早く出られるかもしれないけど……その情報すら、届いているかもわからないし」
「ああ……」
今までの話の感じからして、彼の実家は遠い場所にあるんだろう。
この世界は、元の世界のように通信手段が発達しているようには思えない。
となれば、隊長がこうして牢屋に放り込まれていることは、知りようがないかもしれなかった。
時間間隔すら失わせる暗闇が、ぼうっと体にまとわりついている。
時計すらない空間では、今が何時なのか、放り込まれてどれくらい経ったのかすら、わからなかった。
お互いに口を閉じてしまえば、シン、といたたまれない沈黙が牢屋の中に漂った。
なにか話でもするべきかなぁ、と私がうんうん考え込んでいると、
「……ねえ。本当に記憶がないの?」
と、唐突に彼が核心をついてきた。
愕然(がくぜん)とする。
魔物の襲撃を受けた兵士たちは、私の回復によって同時に記憶がなくなってしまった。
だから、あの集落で起こったできごとをちゃんと話すことができない。
私がニセ魔女じゃないことは、証明できる。
誰かの前で、ケガを治す魔法を使えばいいのだから。
でも、もし私の力の副作用で記憶が消える、とわかっても、だ。
魔物の襲撃の時にその力を使ったのか。
そもそも魔物の襲撃自体がなかったのをごまかそうとしているのか。
それをハッキリさせる手段がない。
悪魔の証明だ。ひどい。
(隊長さんのケガ……治してあげたいけど)
腕や足に、青あざが色濃く残っている。
さっきの兵士や、他の尋問員につけられたものだろうか。
いくら任務に失敗した、と判断されたとはいえ、自分の国の兵士隊長に対して、あまりにもひどい。
「こんな、キズだらけになって……」
痛みを与えないように、冷たい石の床から、布だけが敷かれたベッドに移動させた。
頬に痛々しく残るあざに、そっと触れる。
見た感じ、命に係わるケガじゃなさそうだ。
治してあげたいけど、もし記憶が消えてしまったらきっと困るだろう。
キズの様子を確認しつつ、力を使うのをためらっていると。
「……ん……」
ふいに、隊長のまぶたがフルフルと震えた。
「あ……た、隊長さん! 大丈夫ですか!?」
「ん、っ……? あ、あなた、は」
何度かのまばたきの後、彼はおどろきの表情で目を見開き――フッ、とあきらめたようにため息をついた。
「そう……そういうこと。巻き込んじゃったのね、あなたを」
「えっ? い、いえ、すみません。むしろ、私がみんなを治療してしまったせいで、あの魔物たちの襲撃がなかったことになってしまって……」
ケガを治さないほうがよかった。
そんなことは、もちろん無い。
でも、話をややこしくして、彼の立場を悪くしてしまったのは、私が原因だった。
さっきの兵士の言葉が正しければ、残り少ないチャンスだったのに!
申し訳なさでググッと身を縮めていると、
「いいえ。違う、違うのよ」
隊長は、強く首を横にふった。
え、と固まった私に対して、彼はサッと周囲に目を光らせた。
「隊長さん? なにか……」
「シッ……静かに」
この階は非常に狭くて、私たちが放り込まれている牢屋以外には何もない。
かろうじて牢屋の外にロウソクがひとつ置かれているだけで、見張りもないのだ。
不用心きわまりない、と思うけれど、地下三階ともなれば、脱獄の心配もないのかもしれない。
「……大丈夫そうね」
隊長は、他に誰もいないことを慎重に確認した後、そっと目を合わせてきた。
「今回、あたしに与えられた任務はね、もともと失敗させるために与えられたものなのよ。……わかってた。わかっていたんだけど、ね」
「え……ど、どういうことですか!?」
失敗させるために与えられた?
それは、いろいろなことが仕組まれていた、ということ!?
あまりにも不穏な言葉に、牢屋の中ということも忘れて、私は隊長につめ寄った。
彼は苦笑いしながら小さくため息をつくと、ユルユルと語り出した。
「あたしの家は、代々王家に仕える家系でね。王家……それも、いわゆる本筋、本家側の王家ね。代々女性が王位を継ぐこのフェゼント国では、女性が生まれない場合、近しい分家筋から本家が養子を引き取り、代々国をつないできたでしょう?」
「え……え、ええ……」
いかにも国の常識です、と言わんばかりの口調に、私はあいまいにうなづきつつ、先を促した。
「ちょうど、今の女王が後を継いで、十年くらい経ってからかしら。うちの家系が疎まれはじめたのは」
「疎まれ……ってことは、今の女王様は分家からの養子?」
「そう。前女王の影響力を引き継いでいる、うちの家が気にくわなかったんでしょうね。こうしてずっと、イヤがらせをされ続けてきたのよ」
「うわあ……あるんですね、そういうの……」
跡継ぎ問題、影響力、派閥だのなんだの。
あまり、現実感がないように思える。
いや、元の世界でも、学生時代、クラスのグループごとのパワーバランスやら、部活の先輩後輩問題やらがあったから、それの拡大版という感じだろうか。
隊長はヤレヤレ、と言わんばかりに首を振って、続けた。
「おかげで、うちの両親と兄弟たちは、祖父母が管轄していた領地へ戻ったわ。ついていくのがシャクであたしは残っていたけど、この仕打ちってわけ」
「……ひどい、話ですね」
「ふふ。……ありがと、同情してくれて」
彼は、眉を下げて力を抜いた顔で笑った後、傷つけられた腕をさすりつつ、遠い目をした。
「今回のアレだって……オオカミの魔物たちがあそこを襲ったことくらい、王家には情報として入っていたはず。運よくあたしが死んだらラッキー、そうでなくとも、いいがかりをつけて牢屋に放り込むつもりだったのよ、きっと」
トン、と冷たい石の壁に背中を押し付けて、隊長はそのまま押し黙った。
暗い牢屋の中に、気まずい沈黙が落ちた。
なんと言葉をかければいいか悩む。
励ますべきか、なぐさめるべきか、一緒に怒り出すべきか。
でも結局、なにもいい言葉なんて浮かばずに、おずおずと問いかけた。
「えっとぉ……その、まさか処刑される、なんてことは……」
「アハハ。それはよっぽどの重罪人でもないかぎりないわね。そうねぇ……せいぜい、称号はく奪くらいじゃないかしら」
「しょうごうはくだつ」
それが、いったいどれくらいの罪なのか、サッパリだ。
しかし、命を奪われるものではない、というのだけは救いだった。
少しだけホッと気を抜いていると、彼は不意に『あっ』と気づいたような顔をして、私を見た。
「そうだわ! 行方不明の届けを探してあげるって話だったわよね。約束破っちゃったわ、ごめんなさい」
「えっ!? い、いえ、その……お気になさらず……」
(たぶん……というか、ゼッタイに出てないし……)
こんな時ですら、私の心配をしてくれるなんて。
申し訳なさ倍増で体を縮めつつ、そっと彼の隣で壁に背中をつけた。
「えっと……その。罰がくだされるまでは、ここに閉じ込められっぱなしですかね」
「そうでしょうね。うちの実家が抗議でも入れてくれれば早く出られるかもしれないけど……その情報すら、届いているかもわからないし」
「ああ……」
今までの話の感じからして、彼の実家は遠い場所にあるんだろう。
この世界は、元の世界のように通信手段が発達しているようには思えない。
となれば、隊長がこうして牢屋に放り込まれていることは、知りようがないかもしれなかった。
時間間隔すら失わせる暗闇が、ぼうっと体にまとわりついている。
時計すらない空間では、今が何時なのか、放り込まれてどれくらい経ったのかすら、わからなかった。
お互いに口を閉じてしまえば、シン、といたたまれない沈黙が牢屋の中に漂った。
なにか話でもするべきかなぁ、と私がうんうん考え込んでいると、
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