3 / 14
第3話 史上最悪の魔王、不殺の誓いを立てる-②
しおりを挟む
不意打ちでなされた宣言の意味を、誰も、のみ込むことができず、しばらく固まっていた。
確かいま、だれも殺さないと宣言したーー?
自分の耳がおかしくなったのではないことを、確かめ合うように、隣の席を見合ったりしている。
当の本人は、場の困惑を気にすることなく、続ける。
「これはあくまで個人的な、今後の身の振り方について、の話だ。だから、他の魔族達は今まで通り、諸君らと戦争を続けるかもしれない。しかし、俺は一切関知しない」
ざわめきが、広がる。ターリはもう人を殺さない。聞き間違いではなかった。
だが、一体何のためにーー?
「和平の、申し込みなのですか?」
戸惑いから抜け出せないまま、女大司教が尋ねる。
「和平もなにも、もう二度と人を殺さないと言うんだ。例外はない。戦争を俺がけしかけることも今後一切ない」
「それで、見返りは?」
ある国の国王が今度は尋ねた。
彼の常識では、相手が有利な条件をだしたら、こちらも何か対価を払う必要があった。
「ない。これは一方的な宣言だ。きみらがこれを受けてどうしようが、関係ない。今回のように刺客を送られても、それなりの報復はするが、命は取らない」
「本当に、なにもないというのか?……何か裏があるのでは?」
「裏はある。細かいことは語らん」
ターリは裏があること自体はあっさりと認めつつ、続けた。
「だが、不殺の誓いは永遠に続くと保証しよう。信じなくても構わないが、言ったことは守る。俺は嘘をついたことはないんだ」
「だが、誓いを破ったとき、貴殿はなにか責任を取るのか?」
ちょうど真後ろに来たターリを振り返りながら、別の国の外務大臣が尋ねた。
いままで息を殺し、気配を消そうと必死だったのに、命が助かりそうだとわかると、にわかに調子づいた口の利き方になった。
「それも、ない。これは条約ではないからね。罰則がなくとも誓いが守られると、信じてもらうより他にない」
およそ、政治の場にはふさわしくない無茶苦茶な物言いだ。
「それでは、この宣言自体、口約束よりも信用の置けんものになってしまう。第一、誓いが守られていると、我々はどうやって確かめる。貴殿に監視をつける訳にもいくまい」
「それだがね。提案がある」
ターリは立ち止まると、近くにあったイスのフレームに寄りかかった。寄りかかられた方は縮み上がった。
「五〇〇年、俺は自分から封印されようじゃないか。そうすれば、少なくとも五〇〇年、人を食べることも、殺すことも出来ない」
この日、三度目になるざわめきが起こた。
いよいよターリの発言は意味不明、理解不能だった。
絶対強者が自ら封印される。
ここまでターリが「譲歩」してくる理由は何か。
「待って下さい。封印といってもどうやって。あなたには封印の術式が利かないはずです」
再び女大司教が訊いた。
魔族を封印する術式は存在する。
強い魔族に対しては、殺すよりも容易なので、よく使われる。
だが、ターリに対しては、それすら通用しないことは周知の事実だった。
「通常の術式を使えばそうなるが、あるんだよ。より強固で、崩すことが不可能な術式が」
古今の魔術に通じる彼女にはそこまで言えば通じたようだ。
「双伝術式を?」
「その通り。まだ双伝術式を知る者がいて良かった。話が早い」
双伝術式とは、まず封印される側が、自分から、結界を張る。
その後で、封印する側が外から結界を上塗りする。
通常の封印術式は、相手を一方的に封じ込める。
どれくらい封印するか、どうすれば解除されるか、などの条件も当然封じる側が決める。
そこに封じられる側の意志は関係ない。
対して、双伝術式は封印される方の協力がないと成立しない。
どのような条件で封印されるか、決定権はすべて、封じられる側にあり、封じる側がその条件に応じない限り封印できない。
封印される側が進んで封印される。なんとも不可思議な術式で、現在はまったく使われていない。
ではなぜ、こんな術式が開発されたのかといえば、それは四〇〇〇年前の時代に遡る。
太古の時代、国の王が死ぬと、その忠実な部下たちは、王の後を追って自殺したり、王と一緒の墓に入り、生き埋めにされる風習のある国があった。
そんな国で、王に殉じて死を決意した魔法使いが双伝術式を開発した。
この術式の特徴は、通常の封印の術式よりも、はるかに強力な結界ができる点にある。封印を解くことが出来るのは、封じられる側の指定した条件が満たされるまでだ。
目的の術式を完成させた、魔法使いは王の墓に入り、この術式を使った。
準備が整い、魔法使いが出した封印解除の条件は、
ーーなにもない。この墓は、永遠に封印されるーー
王の安らかな眠りを、墓荒らしや他国の侵略者など、無粋な者たちに、邪魔されないためだった。
こうして彼は、王や、殉死者となる同志たちとともに、結界の中に閉じ込められた。
「双伝術式による封印の強固さは、私も保証しましょう。これを使えば、ターリ、あなたでも五〇〇年、外に出ることはできないでしょう。ですが、」
女大司教はそう結論づけた上で、尋ねた。
「なぜ、そこまで譲歩するのですか。勝者の側である、あなたが?」
「答える気はない。これは交渉じゃない。何度でも言うが単なる宣言だ。きみたちがどうしようが関係ない。もしきみたちが俺を封印しないというなら、部下にでもやらせる」
今日、何度目かわからない沈黙が場を支配した。
だが今回の沈黙は、先ほどまでのように、絶望の色はなかった。
ターリの意図は不明なまま。
不気味さが、いまだにつきまとっているものの、この宣言自体は歓迎すべきことだった。
勇者ストラムたちは死に、その他の戦力も疲弊、このままではジリ貧。
その中で魔族の親玉が、自分から進んで表舞台から五〇〇年消える。
ターリが今までしてきた悪行が思い出される。
一個師団を消滅させたことや(全滅ではなく、消滅だ。遺体のひとつ見つからなかった)、上級魔族をあと少しで討ち取れる所で、ターリが助太刀に入ったせいで、討伐隊の方が死体になったことは、一度ではなかった。
そんな厄介者がいなくなれば、このあと人類が受ける恩恵は絶大だ。
場にいるそれぞれの者が、目線を交わしあう。
ーー問題は、なさそうだ。
ーー少なくとも、五〇〇年の平穏が約束される。
ーー裏があるとターリは言ったが、いずれにせよ、いま奴がこの世に存在することに比べれば、はるかにマシというもの。
そんな、無言の会話が聞こえてくるようだった。静かな会話は、短い間に発展し、急速に結論を出しつつあった。
一同の沈黙から、緊張感が急速に失われていく。
そんな時だった。
「冗談じゃない」
一人の鋭い怒声が場を切り裂いた。
確かいま、だれも殺さないと宣言したーー?
自分の耳がおかしくなったのではないことを、確かめ合うように、隣の席を見合ったりしている。
当の本人は、場の困惑を気にすることなく、続ける。
「これはあくまで個人的な、今後の身の振り方について、の話だ。だから、他の魔族達は今まで通り、諸君らと戦争を続けるかもしれない。しかし、俺は一切関知しない」
ざわめきが、広がる。ターリはもう人を殺さない。聞き間違いではなかった。
だが、一体何のためにーー?
「和平の、申し込みなのですか?」
戸惑いから抜け出せないまま、女大司教が尋ねる。
「和平もなにも、もう二度と人を殺さないと言うんだ。例外はない。戦争を俺がけしかけることも今後一切ない」
「それで、見返りは?」
ある国の国王が今度は尋ねた。
彼の常識では、相手が有利な条件をだしたら、こちらも何か対価を払う必要があった。
「ない。これは一方的な宣言だ。きみらがこれを受けてどうしようが、関係ない。今回のように刺客を送られても、それなりの報復はするが、命は取らない」
「本当に、なにもないというのか?……何か裏があるのでは?」
「裏はある。細かいことは語らん」
ターリは裏があること自体はあっさりと認めつつ、続けた。
「だが、不殺の誓いは永遠に続くと保証しよう。信じなくても構わないが、言ったことは守る。俺は嘘をついたことはないんだ」
「だが、誓いを破ったとき、貴殿はなにか責任を取るのか?」
ちょうど真後ろに来たターリを振り返りながら、別の国の外務大臣が尋ねた。
いままで息を殺し、気配を消そうと必死だったのに、命が助かりそうだとわかると、にわかに調子づいた口の利き方になった。
「それも、ない。これは条約ではないからね。罰則がなくとも誓いが守られると、信じてもらうより他にない」
およそ、政治の場にはふさわしくない無茶苦茶な物言いだ。
「それでは、この宣言自体、口約束よりも信用の置けんものになってしまう。第一、誓いが守られていると、我々はどうやって確かめる。貴殿に監視をつける訳にもいくまい」
「それだがね。提案がある」
ターリは立ち止まると、近くにあったイスのフレームに寄りかかった。寄りかかられた方は縮み上がった。
「五〇〇年、俺は自分から封印されようじゃないか。そうすれば、少なくとも五〇〇年、人を食べることも、殺すことも出来ない」
この日、三度目になるざわめきが起こた。
いよいよターリの発言は意味不明、理解不能だった。
絶対強者が自ら封印される。
ここまでターリが「譲歩」してくる理由は何か。
「待って下さい。封印といってもどうやって。あなたには封印の術式が利かないはずです」
再び女大司教が訊いた。
魔族を封印する術式は存在する。
強い魔族に対しては、殺すよりも容易なので、よく使われる。
だが、ターリに対しては、それすら通用しないことは周知の事実だった。
「通常の術式を使えばそうなるが、あるんだよ。より強固で、崩すことが不可能な術式が」
古今の魔術に通じる彼女にはそこまで言えば通じたようだ。
「双伝術式を?」
「その通り。まだ双伝術式を知る者がいて良かった。話が早い」
双伝術式とは、まず封印される側が、自分から、結界を張る。
その後で、封印する側が外から結界を上塗りする。
通常の封印術式は、相手を一方的に封じ込める。
どれくらい封印するか、どうすれば解除されるか、などの条件も当然封じる側が決める。
そこに封じられる側の意志は関係ない。
対して、双伝術式は封印される方の協力がないと成立しない。
どのような条件で封印されるか、決定権はすべて、封じられる側にあり、封じる側がその条件に応じない限り封印できない。
封印される側が進んで封印される。なんとも不可思議な術式で、現在はまったく使われていない。
ではなぜ、こんな術式が開発されたのかといえば、それは四〇〇〇年前の時代に遡る。
太古の時代、国の王が死ぬと、その忠実な部下たちは、王の後を追って自殺したり、王と一緒の墓に入り、生き埋めにされる風習のある国があった。
そんな国で、王に殉じて死を決意した魔法使いが双伝術式を開発した。
この術式の特徴は、通常の封印の術式よりも、はるかに強力な結界ができる点にある。封印を解くことが出来るのは、封じられる側の指定した条件が満たされるまでだ。
目的の術式を完成させた、魔法使いは王の墓に入り、この術式を使った。
準備が整い、魔法使いが出した封印解除の条件は、
ーーなにもない。この墓は、永遠に封印されるーー
王の安らかな眠りを、墓荒らしや他国の侵略者など、無粋な者たちに、邪魔されないためだった。
こうして彼は、王や、殉死者となる同志たちとともに、結界の中に閉じ込められた。
「双伝術式による封印の強固さは、私も保証しましょう。これを使えば、ターリ、あなたでも五〇〇年、外に出ることはできないでしょう。ですが、」
女大司教はそう結論づけた上で、尋ねた。
「なぜ、そこまで譲歩するのですか。勝者の側である、あなたが?」
「答える気はない。これは交渉じゃない。何度でも言うが単なる宣言だ。きみたちがどうしようが関係ない。もしきみたちが俺を封印しないというなら、部下にでもやらせる」
今日、何度目かわからない沈黙が場を支配した。
だが今回の沈黙は、先ほどまでのように、絶望の色はなかった。
ターリの意図は不明なまま。
不気味さが、いまだにつきまとっているものの、この宣言自体は歓迎すべきことだった。
勇者ストラムたちは死に、その他の戦力も疲弊、このままではジリ貧。
その中で魔族の親玉が、自分から進んで表舞台から五〇〇年消える。
ターリが今までしてきた悪行が思い出される。
一個師団を消滅させたことや(全滅ではなく、消滅だ。遺体のひとつ見つからなかった)、上級魔族をあと少しで討ち取れる所で、ターリが助太刀に入ったせいで、討伐隊の方が死体になったことは、一度ではなかった。
そんな厄介者がいなくなれば、このあと人類が受ける恩恵は絶大だ。
場にいるそれぞれの者が、目線を交わしあう。
ーー問題は、なさそうだ。
ーー少なくとも、五〇〇年の平穏が約束される。
ーー裏があるとターリは言ったが、いずれにせよ、いま奴がこの世に存在することに比べれば、はるかにマシというもの。
そんな、無言の会話が聞こえてくるようだった。静かな会話は、短い間に発展し、急速に結論を出しつつあった。
一同の沈黙から、緊張感が急速に失われていく。
そんな時だった。
「冗談じゃない」
一人の鋭い怒声が場を切り裂いた。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
不遇職とバカにされましたが、実際はそれほど悪くありません?
カタナヅキ
ファンタジー
現実世界で普通の高校生として過ごしていた「白崎レナ」は謎の空間の亀裂に飲み込まれ、狭間の世界と呼ばれる空間に移動していた。彼はそこで世界の「管理者」と名乗る女性と出会い、彼女と何時でも交信できる能力を授かり、異世界に転生される。
次に彼が意識を取り戻した時には見知らぬ女性と男性が激しく口論しており、会話の内容から自分達から誕生した赤子は呪われた子供であり、王位を継ぐ権利はないと男性が怒鳴り散らしている事を知る。そして子供というのが自分自身である事にレナは気付き、彼は母親と供に追い出された。
時は流れ、成長したレナは自分がこの世界では不遇職として扱われている「支援魔術師」と「錬金術師」の職業を習得している事が判明し、更に彼は一般的には扱われていないスキルばかり習得してしまう。多くの人間から見下され、実の姉弟からも馬鹿にされてしまうが、彼は決して挫けずに自分の能力を信じて生き抜く――
――後にレナは自分の得た職業とスキルの真の力を「世界の管理者」を名乗る女性のアイリスに伝えられ、自分を見下していた人間から逆に見上げられる立場になる事を彼は知らない。
※タイトルを変更しました。(旧題:不遇職に役立たずスキルと馬鹿にされましたが、実際はそれほど悪くはありません)。書籍化に伴い、一部の話を取り下げました。また、近い内に大幅な取り下げが行われます。
※11月22日に第一巻が発売されます!!また、書籍版では主人公の名前が「レナ」→「レイト」に変更しています。

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く


特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
【完結】魔女を求めて今日も彼らはやって来る。
まるねこ
ファンタジー
私の名前はエイシャ。私の腰から下は滑らかな青緑の鱗に覆われた蛇のような形をしており、人間たちの目には化け物のように映るようだ。神話に出てくるエキドナは私の祖母だ。
私が住むのは魔女エキドナが住む森と呼ばれている森の中。
昼間でも薄暗い森には多くの魔物が闊歩している。細い一本道を辿って歩いていくと、森の中心は小高い丘になっており、小さな木の家を見つけることが出来る。
魔女に会いたいと思わない限り森に入ることが出来ないし、無理にでも入ってしまえば、道は消え、迷いの森と化してしまう素敵な仕様になっている。
そんな危険を犯してまで森にやって来る人たちは魔女に頼り、願いを抱いてやってくる。
見目麗しい化け物に逢いに来るほどの願いを持つ人間たち。
さて、今回はどんな人間がくるのかしら?
※グロ表現も含まれています。読む方はご注意ください。
ダークファンタジーかも知れません…。
10/30ファンタジーにカテゴリ移動しました。
今流行りAIアプリで絵を作ってみました。
なろう小説、カクヨムにも投稿しています。
Copyright©︎2021-まるねこ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる