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雨に降られても2
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「どうしたんだ?」
執務室に入るとデスクに座ったまま羽ペンを持ってこちらを見やる蘭紗様と目が合って、少しほっとした。
「あの……実はアイデン王のことで」
「なにかあったのか?」
「ああ、何かというか……薫が気づいたのだがな……紗国の前王のお嫁様がまだ生きている可能性があるのでは?ということだ。生きていればまだ40代だろうし、いやもしかしてまだ30代かもしれんな」
「……な……んだって?」
蘭紗様が目を見開いて喜紗さんを見た。
喜紗さんも一瞬呆けたように止まっていたが、すぐに立ち上がり、文官たちに人払いを命じた。
「薫様……しかし……なぜそのように?蘭紗様はじめ涼鱗様、また暗殺部隊の跳光家までもがあの国を検分したではありませんか?!」
「喜紗どの、少し落ち着かれよ、そうだが……誰もがその前王のお嫁様がもしかして無事にいるのでは?とは思ってもみなかった。阿羅国が歴代のお嫁様をさらい、国に連れ帰っていたとすれば……ここに無事に到着しているお嫁様以外は、皆あの地に一度は降り立ったはずだ。確かに死んだという証言がないのであれば、もしかして生きているかも?という推測が出てもおかしくはない」
喜紗さんはへたりと椅子に座り込んだ。
「そうであるならば……あのように国にまで入り込んでいたのにお助けできなかったもしれませんのですぞ?こんなことがありましょうか?!」
「喜紗どの……いいですか?普通に囚われていたのであれば……すぐに見つかったでしょう。しかし、我らはその可能性を考えなかったという落ち度はあれど、城や要所は隅々まで見ているのだ。それに、完全に協力的であった波羽彦やその一派もそのことには触れなかった……つまり誰も知らないのだ。もしも生きておられるとしても、隠匿されているのだろう」
喜紗さんが弱々しく頭を振った。
「どこに、どんなふうにです」
「だから、それを知るであろう者らに聞かねばならぬということだ。わかるな?」
「……! アオアイの地下牢のやつらでございますな!」
喜紗さんの叫びと共に蘭紗様が立ち上がった。
「そこでアイデンか?」
「そうだ、アイデンが自ら行くと申し出てくれたのだが、勝手に行かれては何か困ったことになりやしないかと、薫も私も心配しているのだよ」
「わかった、すぐに僑を呼べ、アイデン一人で行かせられない。せめて跳光家の誰かを付けて、できれば家長がいいのだが……あやつらから物を聞き出そうというのなら、やはり僑の薬剤が必要であろうしな……侍従長、すぐに離宮に使いをだし、勝手に出発するなと伝えるんだ、そしてこちらにおいで願え」
侍従長が素早く動くのを見て、蘭紗様は一通の書簡を認めた。
アオアイ王に向けての書簡のようだ、横にいた喜紗さんと一緒に国璽を押し、それを蝋封した後、厳重に雨にさらされても濡れないよう梱包されていく。
そうこうするうちに、『じい』とアイデン王が涼しい顔で「なあに?」と言いながら現れた。
「なあに?じゃない……お前のことだから、今すぐ飛び立とうとかしたのであろうが……」
「そうだよ……だって早いほうがいいじゃない。人の生で1日って大事でしょ?早く開放してあげたいじゃない、本当にまだ生きてるのなら」
「まあ、そうだな……」
僕はすくっと立つかわいらしい少年の姿の王を見つめた。
アイデン王って変わってるけど……本当に優しい心根の持ち主だと思う。
彼の言うことは真実をついている。
「しかしお前が突っ走って一人で行ったら、我らがヴァヴェルの王を使いっぱしりにしているように見えるではないか、それでは困るのだよ」
「ふーん……なんだかめんどくさいね……僕は友達のためならそれぐらい別になんてことないんだけどさ」
僕はなんだか笑顔になっちゃったよ。
この人本当に可愛い人だ。
「まあ、我が君はまだ幼体であるからして、考えが幼いのでな、行動が突飛でご迷惑をおかけする」
「いや、前王弟殿下、そのように頭を下げないでいただきたい。我らの方はお願いする立場なのですぞ?頭を下げるのはこちらなのだ」
「ふふ……紗国王はまだお若いのにしっかりとしてなさる。うらやましいことよの」
「こら、じい!僕がだめみたいに!」
「うむ……まだまだ駄目なところだらけですぞ」
ふぉっふぉっふぉっふぉと御老公の笑い声が響き渡り、皆が苦笑した。
「とにかく、アオアイに発つのなら正式な紗国の使者と共にお願いしたい。あとこの書簡をアオアイ王に、これがあればアオアイに上陸する際の許可にもなろう」
蘭紗様が先程の書簡を渡す。
扉がノックされ、入ってきたのは僑先生だった。
「なにかありましたか?」
一応なのだろう、往診セットも持ってきているようだ。
さすが医師!
「実は……もしかして前王のお嫁様がまだ囚われて生きておられるかもしれぬという可能性に思い至ってな」
「は?……心当たりは探しましたでしょう?」
現地に僑先生もいたのだ。
その疑問は当たり前だろう。
「そうだが……我々や、また波羽彦らも知らぬ事実があの国にまだ隠されていたとしても、不思議ではない。そしてそれらは暴かねば闇に葬られるだろう。万が一にもその可能性があるのなら、精査すべきだ、そこでアオアイのだな……」
「はあ……なるほど……それで私が呼ばれたのですか……尋問ですね」
「そうだ」
僑先生はもじゃもじゃ頭をぼりぼりと掻いてから、アイデン王を初めて視認して「わっ」と驚いて、その次にキレイな礼をした。
彼は紗国の古くからある名家・跳光の御曹司なのだ、こういう時にそれが現れるよね。
「まさかアイデン王がおいでとは、失礼をいたしました」
「うむ、別になんの失礼もしてないと思うけど……気にするな」
首を傾げながら僑先生に答えたアイデン王はあくびをしながらソファーに座った。
「まあ、僕がアオアイまで飛ぶんだけどさ、君を連れていけばいいの?」
「は?」
さすがの僑先生も、この言葉にはあんぐりと口を開け、中腰のまま固まってしまった。
「いや、誰を送るべきか……悩んでおるのだが、どうだろう?」
僑先生はコホンと咳払いをして、そして静かに話し出した。
「そういうことであれば、跳光家で承るべきでしょう!尋問に必要な薬物はきちんと揃え渡しますのでご安心を」
「いや、その心配をしているのではなくだな……」
「たぶんあれでしょ?僕と一緒に行くってことは、アオアイまで一日で着いちゃう速さだからさ、その速度の耐えられる人じゃないと……ってところでしょ?」
「察しがいいな、アイデン」
蘭紗様とアイデン王が見つめ合ってニヤリとしている。
ちょっと怖いよ。
「え……一日ですって?……で、一緒にって、いくら鍛えている跳光家でも、さすがに飛翔でそこまでの速さは出せませんからね!」
僑先生が恐ろしそうに震える声で拒否する。
「いや、一緒に飛ぶ必要はない。僕の背にかごでも付けて、そこに乗ればいいじゃないか」
「はぁ?」
僑先生は、またもやあごが外れんばかりに口をあけている。
「蘭紗もそのつもりなのだろう?」
「ああ、そうしないとアイデンが行く意味がない」
「うん、そうだよね」
「だから、その風圧に耐える強靭な体と精神力と、外交に出しておかしくない立場の人間となれば……」
「なるほど、父ですねぇ……」
僑先生はうなだれた。
「父はいま、末っ子のことでイジイジしているので、ちょうどいいかもしれません。どうぞ仕事を与えてあげてください」
「末っ子?とは……阿羅国へやったそなたの弟子のことか」
「はい、父はあの子を実の子同然にかわいがって育てたのでね……抜け殻ですよ」
「ふむ……まあ、そなたの兄でもいいのだが、どうだろう?」
「いえ、跳光家の家長が出張るところです、どうぞ父にご命令を」
「わかった。では準備を頼むぞ僑、それから叔父上、急ぎ跳光家に使者を」
「了解しました」
皆がイソイソと動き出す中、僕と涼鱗さんはなんとなく溜息をついて顔を見合わせる。
「なんだかどっと疲れが襲ってくるよ」
「僕もですよ」
万が一にも先代のお嫁様が生きていらしたとして、どのような状況にあるのか……
そんなこと想像もつかない。
僕が阿羅国にいたときは、息をするのも苦しくて体も自由に動かなかった。
あの重苦しい空気を思い出して身震いがする。
献身的に世話してくれた波羽彦さんがいたから、無事でいられたのだ。
たった数日でそうなんだ。
何十年も前に渡ってこられた先代のお嫁様が生きていらしたとしたら……
果たしてどのような状況なのか……
想像もできなかった。
執務室に入るとデスクに座ったまま羽ペンを持ってこちらを見やる蘭紗様と目が合って、少しほっとした。
「あの……実はアイデン王のことで」
「なにかあったのか?」
「ああ、何かというか……薫が気づいたのだがな……紗国の前王のお嫁様がまだ生きている可能性があるのでは?ということだ。生きていればまだ40代だろうし、いやもしかしてまだ30代かもしれんな」
「……な……んだって?」
蘭紗様が目を見開いて喜紗さんを見た。
喜紗さんも一瞬呆けたように止まっていたが、すぐに立ち上がり、文官たちに人払いを命じた。
「薫様……しかし……なぜそのように?蘭紗様はじめ涼鱗様、また暗殺部隊の跳光家までもがあの国を検分したではありませんか?!」
「喜紗どの、少し落ち着かれよ、そうだが……誰もがその前王のお嫁様がもしかして無事にいるのでは?とは思ってもみなかった。阿羅国が歴代のお嫁様をさらい、国に連れ帰っていたとすれば……ここに無事に到着しているお嫁様以外は、皆あの地に一度は降り立ったはずだ。確かに死んだという証言がないのであれば、もしかして生きているかも?という推測が出てもおかしくはない」
喜紗さんはへたりと椅子に座り込んだ。
「そうであるならば……あのように国にまで入り込んでいたのにお助けできなかったもしれませんのですぞ?こんなことがありましょうか?!」
「喜紗どの……いいですか?普通に囚われていたのであれば……すぐに見つかったでしょう。しかし、我らはその可能性を考えなかったという落ち度はあれど、城や要所は隅々まで見ているのだ。それに、完全に協力的であった波羽彦やその一派もそのことには触れなかった……つまり誰も知らないのだ。もしも生きておられるとしても、隠匿されているのだろう」
喜紗さんが弱々しく頭を振った。
「どこに、どんなふうにです」
「だから、それを知るであろう者らに聞かねばならぬということだ。わかるな?」
「……! アオアイの地下牢のやつらでございますな!」
喜紗さんの叫びと共に蘭紗様が立ち上がった。
「そこでアイデンか?」
「そうだ、アイデンが自ら行くと申し出てくれたのだが、勝手に行かれては何か困ったことになりやしないかと、薫も私も心配しているのだよ」
「わかった、すぐに僑を呼べ、アイデン一人で行かせられない。せめて跳光家の誰かを付けて、できれば家長がいいのだが……あやつらから物を聞き出そうというのなら、やはり僑の薬剤が必要であろうしな……侍従長、すぐに離宮に使いをだし、勝手に出発するなと伝えるんだ、そしてこちらにおいで願え」
侍従長が素早く動くのを見て、蘭紗様は一通の書簡を認めた。
アオアイ王に向けての書簡のようだ、横にいた喜紗さんと一緒に国璽を押し、それを蝋封した後、厳重に雨にさらされても濡れないよう梱包されていく。
そうこうするうちに、『じい』とアイデン王が涼しい顔で「なあに?」と言いながら現れた。
「なあに?じゃない……お前のことだから、今すぐ飛び立とうとかしたのであろうが……」
「そうだよ……だって早いほうがいいじゃない。人の生で1日って大事でしょ?早く開放してあげたいじゃない、本当にまだ生きてるのなら」
「まあ、そうだな……」
僕はすくっと立つかわいらしい少年の姿の王を見つめた。
アイデン王って変わってるけど……本当に優しい心根の持ち主だと思う。
彼の言うことは真実をついている。
「しかしお前が突っ走って一人で行ったら、我らがヴァヴェルの王を使いっぱしりにしているように見えるではないか、それでは困るのだよ」
「ふーん……なんだかめんどくさいね……僕は友達のためならそれぐらい別になんてことないんだけどさ」
僕はなんだか笑顔になっちゃったよ。
この人本当に可愛い人だ。
「まあ、我が君はまだ幼体であるからして、考えが幼いのでな、行動が突飛でご迷惑をおかけする」
「いや、前王弟殿下、そのように頭を下げないでいただきたい。我らの方はお願いする立場なのですぞ?頭を下げるのはこちらなのだ」
「ふふ……紗国王はまだお若いのにしっかりとしてなさる。うらやましいことよの」
「こら、じい!僕がだめみたいに!」
「うむ……まだまだ駄目なところだらけですぞ」
ふぉっふぉっふぉっふぉと御老公の笑い声が響き渡り、皆が苦笑した。
「とにかく、アオアイに発つのなら正式な紗国の使者と共にお願いしたい。あとこの書簡をアオアイ王に、これがあればアオアイに上陸する際の許可にもなろう」
蘭紗様が先程の書簡を渡す。
扉がノックされ、入ってきたのは僑先生だった。
「なにかありましたか?」
一応なのだろう、往診セットも持ってきているようだ。
さすが医師!
「実は……もしかして前王のお嫁様がまだ囚われて生きておられるかもしれぬという可能性に思い至ってな」
「は?……心当たりは探しましたでしょう?」
現地に僑先生もいたのだ。
その疑問は当たり前だろう。
「そうだが……我々や、また波羽彦らも知らぬ事実があの国にまだ隠されていたとしても、不思議ではない。そしてそれらは暴かねば闇に葬られるだろう。万が一にもその可能性があるのなら、精査すべきだ、そこでアオアイのだな……」
「はあ……なるほど……それで私が呼ばれたのですか……尋問ですね」
「そうだ」
僑先生はもじゃもじゃ頭をぼりぼりと掻いてから、アイデン王を初めて視認して「わっ」と驚いて、その次にキレイな礼をした。
彼は紗国の古くからある名家・跳光の御曹司なのだ、こういう時にそれが現れるよね。
「まさかアイデン王がおいでとは、失礼をいたしました」
「うむ、別になんの失礼もしてないと思うけど……気にするな」
首を傾げながら僑先生に答えたアイデン王はあくびをしながらソファーに座った。
「まあ、僕がアオアイまで飛ぶんだけどさ、君を連れていけばいいの?」
「は?」
さすがの僑先生も、この言葉にはあんぐりと口を開け、中腰のまま固まってしまった。
「いや、誰を送るべきか……悩んでおるのだが、どうだろう?」
僑先生はコホンと咳払いをして、そして静かに話し出した。
「そういうことであれば、跳光家で承るべきでしょう!尋問に必要な薬物はきちんと揃え渡しますのでご安心を」
「いや、その心配をしているのではなくだな……」
「たぶんあれでしょ?僕と一緒に行くってことは、アオアイまで一日で着いちゃう速さだからさ、その速度の耐えられる人じゃないと……ってところでしょ?」
「察しがいいな、アイデン」
蘭紗様とアイデン王が見つめ合ってニヤリとしている。
ちょっと怖いよ。
「え……一日ですって?……で、一緒にって、いくら鍛えている跳光家でも、さすがに飛翔でそこまでの速さは出せませんからね!」
僑先生が恐ろしそうに震える声で拒否する。
「いや、一緒に飛ぶ必要はない。僕の背にかごでも付けて、そこに乗ればいいじゃないか」
「はぁ?」
僑先生は、またもやあごが外れんばかりに口をあけている。
「蘭紗もそのつもりなのだろう?」
「ああ、そうしないとアイデンが行く意味がない」
「うん、そうだよね」
「だから、その風圧に耐える強靭な体と精神力と、外交に出しておかしくない立場の人間となれば……」
「なるほど、父ですねぇ……」
僑先生はうなだれた。
「父はいま、末っ子のことでイジイジしているので、ちょうどいいかもしれません。どうぞ仕事を与えてあげてください」
「末っ子?とは……阿羅国へやったそなたの弟子のことか」
「はい、父はあの子を実の子同然にかわいがって育てたのでね……抜け殻ですよ」
「ふむ……まあ、そなたの兄でもいいのだが、どうだろう?」
「いえ、跳光家の家長が出張るところです、どうぞ父にご命令を」
「わかった。では準備を頼むぞ僑、それから叔父上、急ぎ跳光家に使者を」
「了解しました」
皆がイソイソと動き出す中、僕と涼鱗さんはなんとなく溜息をついて顔を見合わせる。
「なんだかどっと疲れが襲ってくるよ」
「僕もですよ」
万が一にも先代のお嫁様が生きていらしたとして、どのような状況にあるのか……
そんなこと想像もつかない。
僕が阿羅国にいたときは、息をするのも苦しくて体も自由に動かなかった。
あの重苦しい空気を思い出して身震いがする。
献身的に世話してくれた波羽彦さんがいたから、無事でいられたのだ。
たった数日でそうなんだ。
何十年も前に渡ってこられた先代のお嫁様が生きていらしたとしたら……
果たしてどのような状況なのか……
想像もできなかった。
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