84 / 317
アオアイの町3 深まる謎
しおりを挟む
「起きて!起きて!どうしたの???」
私は焦った。
もてなしていたつもりだったのに……これでは誘拐みたいになってしまう。
「サロオア!すぐに蘭紗に知らせて!それから医者を!」
慌てて入って来た執事に言いつけると、護衛に命じ2人をベッドに運ばせる。
「何がありましたので?」
使者に伝言を頼んでから走ってきた執事に聞かれる。
すごい剣幕だ。
ああ、私はまたやらかしてしまった。
本当に私は厄介な男だ。
こうやって人に迷惑をかけてばかり。
薫様に会いたかっただけで、こんなはずではなかったのに……
体がぶるぶると震える。
「アーメ様!!しっかりなさい!話すのです、なにがありました!」
執事のサロオアは大声で僕を叱りつける。
子供のころからこうだなあと悲しくなった。
「な、なにをって……お茶をのんで、ケーキを取り分けて……」
「このケーキはどこで? どこでお買い求めに」
「……うちのメイドが教えてくれた……最近有名な……えと」
「全く!ぼっちゃん!!国賓ですよ?薫様は!なぜそのような得体のしれないものを」
得体が知れなくはないはずだ。
だってアオアイの人々は悪意を持って人を陥れるようなことはしない民族だ。
「お茶は!」
「……茶は……客用の……でも入れたのは侍女だから……あと、お酒を少しまぜて……」
私の頬に冷たい物がつたう。
いつの間にか涙が出ていたようだ。
「蘭紗はすぐに来るだろうか……」
「ええ、いらっしゃるでしょう」
「とにかくシャンとなさいませ、ぼっちゃん!あなたはこの家の当主ですぞ!」
「うん……」
私は涙を雑に拭かれて無理やり立たされて、服装の乱れを直された。
廊下で侍女達がバタバタと行きかう足音が聞こえてくる。
医者を連れてきたらしい。
「紗国にも医者がついてきているだろう?その者のほうがよくないか?」
「ええ、それも伝えてありますから、まもなくいらっしゃるでしょう、その前に良いですか確認しますよ?あなたには落ち度はないのですね?すべて偶然なのですね?」
「もちろんだよ!僕は旧友とそれから新しい友に会えて嬉しかっただけだ」
「では、これは事故とういうことで私が話します。よろしいですか?」
私は何も言わずに頷いた。
だって本当にそうなんだから……
◆
結果から言うと、私は非常に怒られた。
父王からも、兄たちからも。
今一番世界から注目を浴びる若くて優秀な王の大事な人を昏睡させてしまったというんだから、それは仕方ない……
けどね、本当に本当になぜこうなったのか全く理解ができない。
ただ、友人をもてなしていただけのはずなのに。
私は今夜、蘭紗も涼鱗も遅くまで会議の準備にかかりっきりになることを予測してたので、その合間にと単純に思っただけで……本当に他意があったわけではないのだ。
「アーメ」
蘭紗と涼鱗は2人とも、それはそれは恐ろしい無表情で私を見つめてくる。
なんというか……学生時代から美しさ麗しさの双璧と言われた2人に、完璧な容姿で立ちはだかられると……私みたいな矮小な者は縮みあがるしか無くなる。
同じ王族じゃないか?と思うかもしれないが……
生まれた時から地位だけでない何かを備えた者と、持たざる者の差はあきらかなのだ。
「ほんとうに申し訳ない……君たち二人が今夜は忙しいと察して、その間暇にならないようお相手をと思ったんだが……」
「まあ、執事からも話は聞いたがな……」
「それにアーメが人を害することなんてあるはずないんだからねぇ、だから信じてるよ、さすがに」
「だが……きっちりと捜査はしてくれよ?」
「もちろんだ、先ほど父王からの使者が到着して、事件は公にしないまま捜査すると」
蘭紗は溜息をついてソファーに腰掛けた。
「……まあ、公にして良いことはないか……」
「ああ、波羽彦のせいにされるかもしれないからねえ」
涼鱗もすぽんとソファーに収まった。
「2人の様子は……」
私が恐る恐る尋ねると……蘭紗は不愛想な様子のまま答えてくれた。
「うちの医者が言うには、睡眠効果のある薬をもられた症状に近いというが……今給仕された茶やケーキを分析しているそうだ。ちなみに魔力などの精神作用の残滓はないようだ」
「でも……お茶を入れたのは古くからこの邸宅にいる熟練のメイドだ、しかもケーキだって今街で評判の店のもので、怪しい出どころではないのだぞ」
「その、街のケーキ屋が怪しいか怪しくないかは……お前の父王の調べを待つとしてだ……まあ、アーメもわざとではないというし、我はお前をどうこうとか思わぬから、少し力を抜け」
「そうだよアーメ……薫とカジャルが心配で気が立ってるだけで、蘭紗も私もお前に怒ってるわけではないんだからね、どちらかというと、君だって被害にあっていたかもしれないんだから」
そうなのだ……
なぜ私だけ無事だったのだろう?
その時ドアからノック音が聞こえ、執事が医師からの説明があると伝えられた。
案内されてきたのは私の知らない紗国の医師だ。
私は彼を見て、後光があやふやな色合いでちらちらとせわしなく変わり続ける事に気づき、瞠目する。
こんな風に色が変わり続けるのは……才能豊かな選ばれた子供ならたまにあるが……
珍しい……
医師にしてはふわふわと掴めない雰囲気の男だ……それに、もじゃもじゃの頭を一つにくくっただけのその容貌が印象的で、威厳溢れる医師という職業とは合わない気がする。
「僑」と名乗った医師はソファーに腰掛ける我らに説明を始めた。
「カジャルさんはまもなく目覚められるかと」
「薫は?」
蘭紗の目が見開いて必死の顔だ。
この男がここまで余裕がないのを初めて見た。
「薫様はなぜか昏睡の度合いが深くて……少し時間がかかりそうです……しかし、原因がわからなければ治療のしようもなくてですねえ……今部下たちに急がせてますのでもうすぐ分析結果が出るかと」
「うむ……僑よ、すまなかった。お前も忙しいのに」
「いえ、罪人たちはアオアイの地下牢で預かってもらってますので、まず大丈夫でしょうしね」
地下牢と聞いてぶるっと体が震える。
アオアイ城の地下牢は沈滞石というアオアイでしか取れない特別な石で作られている。
その石に触れている間は魔力が吸い取られ続けるので、魔法も魔術も使えない。異能も出現不可という完璧な牢獄だ。
普通は終身刑の者しか入らない。
なお沈滞石は完全に王族の支配下にあり、外国に持ち出すことも禁じられている。
「ざ、罪人て……阿羅国のあれか?」
「ああ、アーメも聞いているだろう?阿羅彦が本当に生きていたことも」
「一応ね……でも信じがたいよ、いくらなんでも……」
「まあ、本当にそうだな……で罪人とは阿羅彦の裏で威を借りて阿羅国を操っていた主犯格の男とその一派だ」
「アオアイの裁判所に引き渡すのか?」
「国際裁判にかけるほうが良いと思って殺さず捕縛しているのだ。証言もしてもらわねばならんしな」
蘭紗は吐き捨てるように言った。
まあ、殺す方が楽でしたよね……
「波羽彦は元気なのか?」
「体調はそこそこですねえ……あの方は生まれてからずっと阿羅国の、しかも阿羅彦の近くにいたので影響がすごいんです。毒素を抜き切るためにもそれに打ち勝つ薬を飲み続けるしかないので、体の負担はすごいでしょうが……」
蘭紗の代わりに僑医師が答えてくれた。
「とにかく、君たちも船旅の後ずっと忙しかったんだろう?少し休んではどうだ?あの二人の近くに休めるようベッドを用意して……」
「いや、眠れはしないさ……薫が意識不明なのに……そばにいてやりたいので、ベッド脇に椅子でも置いてくれ。あとうちの侍従に頼んで軽食を用意させてくれ……すまんが……しばらく食事は自分たちの国の者が作ったものしか無理だからな」
私は少し動揺したが頷いてそのように執事に命じた。
執事が紗国につたえる間に護衛に命じ、薫様とカジャルの休むそれぞれのゲストルームに椅子を移動させる。
「本当にこんなことになってしまってすまない」
私はもう一度頭を下げた。
「もういいから、それよりお前も休め、ひどい顔だぞ」
蘭紗は私の頭をポンと優しく叩き、涼鱗と僑医師ともにスタスタと廊下を歩いて行った。
後ろ姿が霞むほどの煌めく強い光が蘭紗からも涼鱗からも発せられている。
並みの王族ではない2人が今は王とその参謀だというのだから……
紗国はこの先どこまで栄えるのだろう。
何も持っていない自分が再び情けなくなって悲しくなって……
それを見送り、私は一人取り残されたリビングでいつまでも立ち尽くしていた。
私は焦った。
もてなしていたつもりだったのに……これでは誘拐みたいになってしまう。
「サロオア!すぐに蘭紗に知らせて!それから医者を!」
慌てて入って来た執事に言いつけると、護衛に命じ2人をベッドに運ばせる。
「何がありましたので?」
使者に伝言を頼んでから走ってきた執事に聞かれる。
すごい剣幕だ。
ああ、私はまたやらかしてしまった。
本当に私は厄介な男だ。
こうやって人に迷惑をかけてばかり。
薫様に会いたかっただけで、こんなはずではなかったのに……
体がぶるぶると震える。
「アーメ様!!しっかりなさい!話すのです、なにがありました!」
執事のサロオアは大声で僕を叱りつける。
子供のころからこうだなあと悲しくなった。
「な、なにをって……お茶をのんで、ケーキを取り分けて……」
「このケーキはどこで? どこでお買い求めに」
「……うちのメイドが教えてくれた……最近有名な……えと」
「全く!ぼっちゃん!!国賓ですよ?薫様は!なぜそのような得体のしれないものを」
得体が知れなくはないはずだ。
だってアオアイの人々は悪意を持って人を陥れるようなことはしない民族だ。
「お茶は!」
「……茶は……客用の……でも入れたのは侍女だから……あと、お酒を少しまぜて……」
私の頬に冷たい物がつたう。
いつの間にか涙が出ていたようだ。
「蘭紗はすぐに来るだろうか……」
「ええ、いらっしゃるでしょう」
「とにかくシャンとなさいませ、ぼっちゃん!あなたはこの家の当主ですぞ!」
「うん……」
私は涙を雑に拭かれて無理やり立たされて、服装の乱れを直された。
廊下で侍女達がバタバタと行きかう足音が聞こえてくる。
医者を連れてきたらしい。
「紗国にも医者がついてきているだろう?その者のほうがよくないか?」
「ええ、それも伝えてありますから、まもなくいらっしゃるでしょう、その前に良いですか確認しますよ?あなたには落ち度はないのですね?すべて偶然なのですね?」
「もちろんだよ!僕は旧友とそれから新しい友に会えて嬉しかっただけだ」
「では、これは事故とういうことで私が話します。よろしいですか?」
私は何も言わずに頷いた。
だって本当にそうなんだから……
◆
結果から言うと、私は非常に怒られた。
父王からも、兄たちからも。
今一番世界から注目を浴びる若くて優秀な王の大事な人を昏睡させてしまったというんだから、それは仕方ない……
けどね、本当に本当になぜこうなったのか全く理解ができない。
ただ、友人をもてなしていただけのはずなのに。
私は今夜、蘭紗も涼鱗も遅くまで会議の準備にかかりっきりになることを予測してたので、その合間にと単純に思っただけで……本当に他意があったわけではないのだ。
「アーメ」
蘭紗と涼鱗は2人とも、それはそれは恐ろしい無表情で私を見つめてくる。
なんというか……学生時代から美しさ麗しさの双璧と言われた2人に、完璧な容姿で立ちはだかられると……私みたいな矮小な者は縮みあがるしか無くなる。
同じ王族じゃないか?と思うかもしれないが……
生まれた時から地位だけでない何かを備えた者と、持たざる者の差はあきらかなのだ。
「ほんとうに申し訳ない……君たち二人が今夜は忙しいと察して、その間暇にならないようお相手をと思ったんだが……」
「まあ、執事からも話は聞いたがな……」
「それにアーメが人を害することなんてあるはずないんだからねぇ、だから信じてるよ、さすがに」
「だが……きっちりと捜査はしてくれよ?」
「もちろんだ、先ほど父王からの使者が到着して、事件は公にしないまま捜査すると」
蘭紗は溜息をついてソファーに腰掛けた。
「……まあ、公にして良いことはないか……」
「ああ、波羽彦のせいにされるかもしれないからねえ」
涼鱗もすぽんとソファーに収まった。
「2人の様子は……」
私が恐る恐る尋ねると……蘭紗は不愛想な様子のまま答えてくれた。
「うちの医者が言うには、睡眠効果のある薬をもられた症状に近いというが……今給仕された茶やケーキを分析しているそうだ。ちなみに魔力などの精神作用の残滓はないようだ」
「でも……お茶を入れたのは古くからこの邸宅にいる熟練のメイドだ、しかもケーキだって今街で評判の店のもので、怪しい出どころではないのだぞ」
「その、街のケーキ屋が怪しいか怪しくないかは……お前の父王の調べを待つとしてだ……まあ、アーメもわざとではないというし、我はお前をどうこうとか思わぬから、少し力を抜け」
「そうだよアーメ……薫とカジャルが心配で気が立ってるだけで、蘭紗も私もお前に怒ってるわけではないんだからね、どちらかというと、君だって被害にあっていたかもしれないんだから」
そうなのだ……
なぜ私だけ無事だったのだろう?
その時ドアからノック音が聞こえ、執事が医師からの説明があると伝えられた。
案内されてきたのは私の知らない紗国の医師だ。
私は彼を見て、後光があやふやな色合いでちらちらとせわしなく変わり続ける事に気づき、瞠目する。
こんな風に色が変わり続けるのは……才能豊かな選ばれた子供ならたまにあるが……
珍しい……
医師にしてはふわふわと掴めない雰囲気の男だ……それに、もじゃもじゃの頭を一つにくくっただけのその容貌が印象的で、威厳溢れる医師という職業とは合わない気がする。
「僑」と名乗った医師はソファーに腰掛ける我らに説明を始めた。
「カジャルさんはまもなく目覚められるかと」
「薫は?」
蘭紗の目が見開いて必死の顔だ。
この男がここまで余裕がないのを初めて見た。
「薫様はなぜか昏睡の度合いが深くて……少し時間がかかりそうです……しかし、原因がわからなければ治療のしようもなくてですねえ……今部下たちに急がせてますのでもうすぐ分析結果が出るかと」
「うむ……僑よ、すまなかった。お前も忙しいのに」
「いえ、罪人たちはアオアイの地下牢で預かってもらってますので、まず大丈夫でしょうしね」
地下牢と聞いてぶるっと体が震える。
アオアイ城の地下牢は沈滞石というアオアイでしか取れない特別な石で作られている。
その石に触れている間は魔力が吸い取られ続けるので、魔法も魔術も使えない。異能も出現不可という完璧な牢獄だ。
普通は終身刑の者しか入らない。
なお沈滞石は完全に王族の支配下にあり、外国に持ち出すことも禁じられている。
「ざ、罪人て……阿羅国のあれか?」
「ああ、アーメも聞いているだろう?阿羅彦が本当に生きていたことも」
「一応ね……でも信じがたいよ、いくらなんでも……」
「まあ、本当にそうだな……で罪人とは阿羅彦の裏で威を借りて阿羅国を操っていた主犯格の男とその一派だ」
「アオアイの裁判所に引き渡すのか?」
「国際裁判にかけるほうが良いと思って殺さず捕縛しているのだ。証言もしてもらわねばならんしな」
蘭紗は吐き捨てるように言った。
まあ、殺す方が楽でしたよね……
「波羽彦は元気なのか?」
「体調はそこそこですねえ……あの方は生まれてからずっと阿羅国の、しかも阿羅彦の近くにいたので影響がすごいんです。毒素を抜き切るためにもそれに打ち勝つ薬を飲み続けるしかないので、体の負担はすごいでしょうが……」
蘭紗の代わりに僑医師が答えてくれた。
「とにかく、君たちも船旅の後ずっと忙しかったんだろう?少し休んではどうだ?あの二人の近くに休めるようベッドを用意して……」
「いや、眠れはしないさ……薫が意識不明なのに……そばにいてやりたいので、ベッド脇に椅子でも置いてくれ。あとうちの侍従に頼んで軽食を用意させてくれ……すまんが……しばらく食事は自分たちの国の者が作ったものしか無理だからな」
私は少し動揺したが頷いてそのように執事に命じた。
執事が紗国につたえる間に護衛に命じ、薫様とカジャルの休むそれぞれのゲストルームに椅子を移動させる。
「本当にこんなことになってしまってすまない」
私はもう一度頭を下げた。
「もういいから、それよりお前も休め、ひどい顔だぞ」
蘭紗は私の頭をポンと優しく叩き、涼鱗と僑医師ともにスタスタと廊下を歩いて行った。
後ろ姿が霞むほどの煌めく強い光が蘭紗からも涼鱗からも発せられている。
並みの王族ではない2人が今は王とその参謀だというのだから……
紗国はこの先どこまで栄えるのだろう。
何も持っていない自分が再び情けなくなって悲しくなって……
それを見送り、私は一人取り残されたリビングでいつまでも立ち尽くしていた。
16
お気に入りに追加
921
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
異世界転移して岩塩を渇望していたらイケメン冒険者がタダでくれたので幸せです
緑虫
BL
#食欲の秋グルメ小説・イラスト企画 用に書き始めたら何故か岩塩メインになった短編(多分)です
母親の葬儀の後、空っぽになったイクトは目が覚めると異世界転移をしていた。異世界転移先で監督者のおじさんローランとスローライフを送っていたが、塩の入手が困難で実はかなり塩味に飢えていた。
そんな時、ローランの息子で冒険者のユージーンがふらりと立ち寄り……?
エロなしです!
今日から始める最強伝説 - 出遅れ上等、バトル漫画オタクは諦めない -
ふつうのにーちゃん
ファンタジー
25歳の春、転生者クルシュは祖国を出奔する。
彼の前世はしがない書店経営者。バトル漫画を何よりも愛する、どこにでもいる最強厨おじさんだった。
幼い頃の夢はスーパーヒーロー。おじさんは転生した今でも最強になりたかった。
その夢を叶えるために、クルシュは大陸最大の都キョウを訪れる。
キョウではちょうど、大陸最強の戦士を決める竜将大会が開かれていた。
クルシュは剣を教わったこともないシロウトだったが、大会に出場することを決める。
常識的に考えれば、未経験者が勝ち上がれるはずがない。
だがクルシュは信じていた。今からでも最強の座を狙えると。
事実、彼の肉体は千を超える不活性スキルが眠る、最強の男となりうる器だった。
スタートに出遅れた、絶対に夢を諦めないおじさんの常勝伝説が始まる。
二度目の異世界に来たのは最強の騎士〜吸血鬼の俺はこの世界で眷族(ハーレム)を増やす〜
北条氏成
ファンタジー
一度目の世界を救って、二度目の異世界にやってきた主人公は全能力を引き継いで吸血鬼へと転生した。
この物語は魔王によって人間との混血のハーフと呼ばれる者達が能力を失った世界で、最強種の吸血鬼が眷族を増やす少しエッチな小説です。
※物語上、日常で消費する魔力の補給が必要になる為、『魔力の補給(少しエッチな)』話を挟みます。嫌な方は飛ばしても問題はないかと思いますので更新をお待ち下さい。※
カクヨムで3日で修正という無理難題を突き付けられたので、今後は切り替えてこちらで投稿していきます!カクヨムで読んで頂いてくれていた読者の方々には大変申し訳ありません!!
*毎日投稿実施中!投稿時間は夜11時~12時頃です。*
※本作は眷族の儀式と魔力の補給というストーリー上で不可欠な要素が発生します。性描写が苦手な方は注意(魔力の補給が含まれます)を読まないで下さい。また、ギリギリを攻めている為、BAN対策で必然的に同じ描写が多くなります。描写が単調だよ? 足りないよ?という場合は想像力で補って下さい。できる限り毎日更新する為、話数を切って千文字程度で更新します。※
表紙はAIで作成しました。ヒロインのリアラのイメージです。ちょっと過激な感じなので、運営から言われたら消します!
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる