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第二章
家族の定義
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「そういえば、観光ついでに提案なのですが、タケルの従魔のスライムに何か目印を付けた方がいいと思うので、従魔用のアイテムショップに行ってみませんか?」
「目印? 何でですか?」
「ダンジョンというのはとかく冒険者が多いのですよ。特に低階層はスキルレベルを上げる為に片っ端から魔物を狩ってしまう方が大勢いるので、うっかりするとライムにも危害が及ぶ可能性があります」
ああ、なんか物凄く分かる気がする。ゲームなんかでもボス戦に向けて敵のいるエリアに行って、片っ端から魔物を倒しつつレベル上げやったもんな。
ダンジョンはそんなレベル上げにうってつけだし、アランも初心者向けの低階層はそんな感じだと言っていたのを思い出す。
「確かに危ないですね、でも目印と言われても一体どうしたら」
「従魔師は自分の従魔に目印として首輪を付けたりして、自分の従魔を害されないようにするものなのですが……」
僕はローブの内ポケットで眠りこけているライムの姿を思い描く。首輪、首輪か……スライムの首ってどこだ?
「首輪は無理ですよね」
ぷよぷよとした弾力のあるライムのボディを思い描くと、そこに首輪を付けたとしてもぷるんと外れてしまう姿しか想像できない。しかもライムは大きくなったり小さくなったり分裂したりするので、どうにも首輪の装着は無理な気がする。
かと言って他の装備品が装着できるかと言えば、一体何を……? という感じではある。服に付けるブローチのような物は裸であるライムには論外だし、髪留めのように毛に留めるタイプのアクセサリーもあのつるっつるボディには装着不可能である。
「そうなのですよね、だから専門のアイテムショップならば何かあるのではないかと思ったのですよ」
ああ、なるほどそういう事か。何か目印をと提案したいルーファウスですら、ライムに何をどう装着させる事ができるのか分からなかったのだな。
「そういう事なら行きましょう、ライムは僕の大事な家族なので怪我をさせる訳にはいきません」
「家族……」
ルーファウスがふと立ち止まる。
「タケルにとってそのスライムは家族なのですか?」
「? そうですよ? 変ですか?」
聖女様がライムを見て卒倒したように、まさかルーファウスまでも従魔はあくまで魔物であって家族ではないとか言い出すのだろうかと僕は少し不安を覚える。今となってはライムは僕の大事な家族の一員だ。蔑ろにされるのはとても悲しい。
「タケルの中の『家族』の定義とはどういうものですか?」
「家族の定義……? え? 何か難しい話ですか?」
「いえ、そのスライムがタケルの家族だというのならば、私はタケルにとって一体何なのかと……」
これはあれだ、恋愛シミュレーションゲームなんかで選択肢が幾つか出てきてルートが決まるやつだ! これは何と答えるのが正解なのだろうか? 仲間ですよ? 家族みたいなものですよ? ダメだ、何を言ってもフラグが立つ気がしてならない。
いや、別にルーファウスが嫌いとかそういう訳ではないけれど、この異世界に来てまだ僅か数か月、ルートを確定させるには早すぎる!
そもそも僕は普通に女の子が好きなのだ、しかも僕の現在の年齢は中身はともかく外身は10歳、ルーファウス相手じゃ犯罪にしかならないだろう!?
ただ最近はルーファウスの顔面が良すぎて、性別が男性でも問題ない気がしてきてはいるのだけど。
立ちそうなフラグを立てるべきか折るべきか、はっきりとルーファウスを振るのは簡単だ、けれど僕はそこに躊躇いもあるのだ。
だって、だってさ! これまでずっとモテない人生、彼女いない歴=年齢を更新し続けてきた人間が、こんなにあからさまな好意を向けられて気にならない訳がないじゃないか! 今となっては恋愛に躊躇する必要もないのだし、新しい人生を謳歌すればいい! のだけれども……
「ルーファウスは僕の魔術のお師匠様で、保護者かなぁ……って」
「保護者……」
あからさまながっかり顔に胸が痛む。
ううう、たぶんここで「ルーファウスも僕の家族だよ」とか言えば喜ぶんだろうなってのは分かるんだよ、だけど自分の気持ちすらはっきりさせる事が出来ていないのに、気をもたせる方が残酷だろ?
「スライムですらタケルの家族になれるのに、私はタケルの家族にはなれないのですか? タケルの中でそのスライムと私に一体何の違いがあるのですか?」
直球きたぁぁ。しかもまた答え難い事を問われて僕は言葉に詰まる。
「え、えっとぉ……ライムは僕が守ってあげなきゃダメな気がするけど、ルーファウスは一人でも大丈夫、っていうか……庇護されてるのは僕の方なので、家族と言うより保護者なのかなって……」
「なるほど、タケルの家族の定義は守るべきモノ、ですか」
あ、確かにそれしっくりくるかも。今までも僕は家族は守り支え合うものだと思って生きてきたし、そういうものだったからな。
「その定義から導き出される答えでいけば、私にとってタケルは既に家族ですね! タケルにとって私が家族ではなくとも、私の家族はタケル、ええ、間違いありません」
なんか、斜め上な答えが返って来た……
「えっと、それで良いんですか?」
「何か問題が?」
めっちゃポジティブシンキング! ルーファウスがそれで良いなら、もうそれで良いよ。僕を家族だと思ってくれるのなら、それはそれで嬉しいし。
「じゃあ、これからはアランもロイド君も家族ですね」
途端にルーファウスの表情が憮然とした表情に変わった。ああ、それは嫌なのか……
「タケルは私の心を弄んで楽しいのですか?」
「え!? 僕はそんなつもりは全然ないですよ!?」
「私、あなたの事は本気で口説くと言いましたよね? ちゃんと意味を理解してますか!?」
してるよ、してる。ただちょっと展開が早すぎるって思わなくないっていうか、ぶっちゃけもっと考える時間が欲しいんだよ、僕は!
万年恋愛オンチ舐めんなよ、こんな時どうしていいか全然分からなくて本気で困ってんだからな!
「時間をください!」
「はい?」
「僕は人生をやり直し始めたばかりで、この世界ではまだ一歳未満の赤ん坊同然なんですよ、そんな性急に色々決めろと言われても無理です! 10年……いや、せめて5年、時間をください」
まぁ、5年経っても15歳の僕と成人済のルーファウスでは僕の倫理的にアウトだけど。
「いいでしょう、私、気は長い方なので大丈夫ですよ、待ちます。ですが、その間私はずっとあなたを口説き続けるつもりなので、そこだけは了承しておいてくださいね」
にっこり。やっぱり美形の笑顔って破壊力凄いよなぁ……有無を言わさぬ迫力があるもんな。
それにしても、ルーファウスは一体僕のどこにここまで惹かれたというのだろうか? 僕がこの世界にやって来て、ここまで執着するほど惚れられる要素なんて僕にあったか? しいて言うのであれば僕の無属性魔法だけど、それって恋愛に直結するようなものじゃないよな?
一体何を想ってそこまで好いてくれるのかと問い質したい気持ちもあるのだが、変にやぶ蛇は突かない方がいい気がして僕は口を閉ざした。
「目印? 何でですか?」
「ダンジョンというのはとかく冒険者が多いのですよ。特に低階層はスキルレベルを上げる為に片っ端から魔物を狩ってしまう方が大勢いるので、うっかりするとライムにも危害が及ぶ可能性があります」
ああ、なんか物凄く分かる気がする。ゲームなんかでもボス戦に向けて敵のいるエリアに行って、片っ端から魔物を倒しつつレベル上げやったもんな。
ダンジョンはそんなレベル上げにうってつけだし、アランも初心者向けの低階層はそんな感じだと言っていたのを思い出す。
「確かに危ないですね、でも目印と言われても一体どうしたら」
「従魔師は自分の従魔に目印として首輪を付けたりして、自分の従魔を害されないようにするものなのですが……」
僕はローブの内ポケットで眠りこけているライムの姿を思い描く。首輪、首輪か……スライムの首ってどこだ?
「首輪は無理ですよね」
ぷよぷよとした弾力のあるライムのボディを思い描くと、そこに首輪を付けたとしてもぷるんと外れてしまう姿しか想像できない。しかもライムは大きくなったり小さくなったり分裂したりするので、どうにも首輪の装着は無理な気がする。
かと言って他の装備品が装着できるかと言えば、一体何を……? という感じではある。服に付けるブローチのような物は裸であるライムには論外だし、髪留めのように毛に留めるタイプのアクセサリーもあのつるっつるボディには装着不可能である。
「そうなのですよね、だから専門のアイテムショップならば何かあるのではないかと思ったのですよ」
ああ、なるほどそういう事か。何か目印をと提案したいルーファウスですら、ライムに何をどう装着させる事ができるのか分からなかったのだな。
「そういう事なら行きましょう、ライムは僕の大事な家族なので怪我をさせる訳にはいきません」
「家族……」
ルーファウスがふと立ち止まる。
「タケルにとってそのスライムは家族なのですか?」
「? そうですよ? 変ですか?」
聖女様がライムを見て卒倒したように、まさかルーファウスまでも従魔はあくまで魔物であって家族ではないとか言い出すのだろうかと僕は少し不安を覚える。今となってはライムは僕の大事な家族の一員だ。蔑ろにされるのはとても悲しい。
「タケルの中の『家族』の定義とはどういうものですか?」
「家族の定義……? え? 何か難しい話ですか?」
「いえ、そのスライムがタケルの家族だというのならば、私はタケルにとって一体何なのかと……」
これはあれだ、恋愛シミュレーションゲームなんかで選択肢が幾つか出てきてルートが決まるやつだ! これは何と答えるのが正解なのだろうか? 仲間ですよ? 家族みたいなものですよ? ダメだ、何を言ってもフラグが立つ気がしてならない。
いや、別にルーファウスが嫌いとかそういう訳ではないけれど、この異世界に来てまだ僅か数か月、ルートを確定させるには早すぎる!
そもそも僕は普通に女の子が好きなのだ、しかも僕の現在の年齢は中身はともかく外身は10歳、ルーファウス相手じゃ犯罪にしかならないだろう!?
ただ最近はルーファウスの顔面が良すぎて、性別が男性でも問題ない気がしてきてはいるのだけど。
立ちそうなフラグを立てるべきか折るべきか、はっきりとルーファウスを振るのは簡単だ、けれど僕はそこに躊躇いもあるのだ。
だって、だってさ! これまでずっとモテない人生、彼女いない歴=年齢を更新し続けてきた人間が、こんなにあからさまな好意を向けられて気にならない訳がないじゃないか! 今となっては恋愛に躊躇する必要もないのだし、新しい人生を謳歌すればいい! のだけれども……
「ルーファウスは僕の魔術のお師匠様で、保護者かなぁ……って」
「保護者……」
あからさまながっかり顔に胸が痛む。
ううう、たぶんここで「ルーファウスも僕の家族だよ」とか言えば喜ぶんだろうなってのは分かるんだよ、だけど自分の気持ちすらはっきりさせる事が出来ていないのに、気をもたせる方が残酷だろ?
「スライムですらタケルの家族になれるのに、私はタケルの家族にはなれないのですか? タケルの中でそのスライムと私に一体何の違いがあるのですか?」
直球きたぁぁ。しかもまた答え難い事を問われて僕は言葉に詰まる。
「え、えっとぉ……ライムは僕が守ってあげなきゃダメな気がするけど、ルーファウスは一人でも大丈夫、っていうか……庇護されてるのは僕の方なので、家族と言うより保護者なのかなって……」
「なるほど、タケルの家族の定義は守るべきモノ、ですか」
あ、確かにそれしっくりくるかも。今までも僕は家族は守り支え合うものだと思って生きてきたし、そういうものだったからな。
「その定義から導き出される答えでいけば、私にとってタケルは既に家族ですね! タケルにとって私が家族ではなくとも、私の家族はタケル、ええ、間違いありません」
なんか、斜め上な答えが返って来た……
「えっと、それで良いんですか?」
「何か問題が?」
めっちゃポジティブシンキング! ルーファウスがそれで良いなら、もうそれで良いよ。僕を家族だと思ってくれるのなら、それはそれで嬉しいし。
「じゃあ、これからはアランもロイド君も家族ですね」
途端にルーファウスの表情が憮然とした表情に変わった。ああ、それは嫌なのか……
「タケルは私の心を弄んで楽しいのですか?」
「え!? 僕はそんなつもりは全然ないですよ!?」
「私、あなたの事は本気で口説くと言いましたよね? ちゃんと意味を理解してますか!?」
してるよ、してる。ただちょっと展開が早すぎるって思わなくないっていうか、ぶっちゃけもっと考える時間が欲しいんだよ、僕は!
万年恋愛オンチ舐めんなよ、こんな時どうしていいか全然分からなくて本気で困ってんだからな!
「時間をください!」
「はい?」
「僕は人生をやり直し始めたばかりで、この世界ではまだ一歳未満の赤ん坊同然なんですよ、そんな性急に色々決めろと言われても無理です! 10年……いや、せめて5年、時間をください」
まぁ、5年経っても15歳の僕と成人済のルーファウスでは僕の倫理的にアウトだけど。
「いいでしょう、私、気は長い方なので大丈夫ですよ、待ちます。ですが、その間私はずっとあなたを口説き続けるつもりなので、そこだけは了承しておいてくださいね」
にっこり。やっぱり美形の笑顔って破壊力凄いよなぁ……有無を言わさぬ迫力があるもんな。
それにしても、ルーファウスは一体僕のどこにここまで惹かれたというのだろうか? 僕がこの世界にやって来て、ここまで執着するほど惚れられる要素なんて僕にあったか? しいて言うのであれば僕の無属性魔法だけど、それって恋愛に直結するようなものじゃないよな?
一体何を想ってそこまで好いてくれるのかと問い質したい気持ちもあるのだが、変にやぶ蛇は突かない方がいい気がして僕は口を閉ざした。
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